| 「さて、それじゃまずはこれを使わせてもらいましょうか。」 そう言って優衣は由利が持ってきた筆と媚薬を手に取った。 「いや、やめてっ!!」 由利が抵抗するが、両手両足が縛られた状態での抵抗などたかが知れていた。そして、優衣はあっさりと由利の体に媚薬を塗り始めた。 「あんっ!」 「あれ、感じちゃいました?まだちょっとしか塗ってませんよ。それにアソコがびしょ濡れですけど、ひょっとして縛られて興奮しちゃいました。だとしたら先輩はどうしようもないマゾですね。」 「ちがっ...はぁん....」 「違いませんよ、両手両足縛られて後輩に馬鹿にされなが弄れて感じるなんてどう考えてもマゾでしょ?」 優衣が蔑むように言った。 「ふざけ..ああっ...」 「そうだ、ドMの由利先輩にチャンスをあげます。『私はマゾの変態女です』って言ってください。そうすればあまり酷いことはしないであげますよ。」 由利は迷ったが、自分の身を守るためにプライドを捨てることにした。 「わ..わたし..は....マゾ...の変態女..です...」 由利は目に涙を浮かべながら消え入りそうな声で言った。 「よく言いましたね、ヘンタイの由利先輩。けど、そんなんじゃダメですよ。もっとはっきり言ってくれないと。」 「なっ!?...分かったわよ..」 優衣の台詞に由利は絶句するが、諦めて優衣の言う通りにすることにした。 「それじゃ、どうぞ。」 「私はマゾの変態女です!これでいいでしょ!!」 由利が半ば自暴自棄に言った。 「はい、そうですね。まあいいでしょ。けどよく考えたらこの程度で許してあげちゃうのはなんか甘い気がするんですよねぇ。」 「ふざけないで!これ以上何やらせようっていうのよ!!」 由利が激昂する。 「まあ、約束しましたし、仕方ないですね。許してあげます。けど、私が何て言ったか覚えてますか。それほどひどいことはしないって言いましたよね。つまりはちょっとくらいは酷いことをするってことですよ。」 「えっ!?」 由利が驚愕する。解放されると思っていたのだろう。 「何驚いてるんですか。まさかあの程度で解放されるとでも?責めてるときは散々酷いことをしてたくせに自分が責められたら随分考えが甘いんですね。よく考えればわかることじゃないですか。」 確かにその通りだ。由利は心の中で舌打ちをする。完全に自分のミスだった。 「くっ...」 「それともドMの由利先輩はこれから何をされるかを考えて興奮してたんですか?」 「うるさいっ!」 「そんな口をきいていいんですか?それにそんな恰好で凄まれてもねぇ。」 確かにその姿は優衣から見たらひどく滑稽だった。両手両足を縛られた全裸の女。どう考えても威圧感など皆無だった。 「そんな態度の悪い変態さんにはお仕置きしないと。えいっ!」 「ああぁん!」 優衣が由利のおしりを叩いた。パチンッと音が鳴る。 「なにを...ああぁん」 優衣はひたすら由利の声を無視して、おしりを叩き続けた。そして由利のおしりはすっかり紅くなっていた。 「もうやめて!」 「この程度じゃやめませんよ。まだまだこれからです。」
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