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■672
/ ResNo.10)
NO TITLE 10
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□投稿者/ ORE
一般人(12回)-(2004/09/02(Thu) 21:31:51)
あらわになった由希の上半身。
由希は恥ずかしさで身をよじってうなだれる。
白い肌はみずみずしく、突き出た胸が揺れている。
舐めるような岬の視線が肌を焼き、由希は我慢できないほどの欲望に支配されつつあった。
わたしの憧れの人が、わたしを見て欲情している。
この人に触れられたい。
嫌われたくない。
「由希、嫌なの?私にどうされたいの?」
「い、いやじゃない・・・好きなように・・・して・・・ください」
「ちょっと縛られて見られるだけで感じてるの?会社ではあんなに真面目な良い子がこうなるなんてね」
岬こそ・・・あなたこそ。あんなに知的で冷静なあなたがこんな顔を持っているなんて。
岬はわたしをからかいたいだけなのか、本当に意地悪なのか、本当に好意があるのか。わからなくなる。
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■673
/ ResNo.11)
NO TITLE 11
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□投稿者/ ORE
一般人(13回)-(2004/09/02(Thu) 21:33:02)
岬は、由希の身体にゆっくりと指を這わせ、くすぐるようになぞる。
鳥肌が立つほど優しく、そして軽く、岬の指先が由希の身体をなぞる。
縛られた両手の指先が、だんだんと痺れてくる。
血液の流れは停滞しているのに、神経だけはどんどん研ぎ澄まされてゆく。
痺れ、麻痺していきそうな感覚。
背筋に沿って岬の指がおりてゆく。由希の息遣いは荒くなる。
指一本で触れられているだけなのに、全身に快感が走る。
もっと欲しい。岬の掌全体からの愛撫が欲しい。
手の自由を奪われ、相手を抱き寄せる事ができないもどかしさ。どうしようもない焦燥感。
「あぁ・・・もっと・・・・」思わず声に出して言う。
淫らになり始めたその声を聞くと、岬は爪の跡がつくほどに指先に力を込めた。
「あぁっ!痛い!」
由希の身体にうっすらと赤い線が描かれる。
「あ・・・やめて・・・」
優しい愛撫でもない、意地悪な指の落書き。
由希の要求など聞き入れるつもりはない、と言わんばかりの表情を浮かべた岬は、由希の
瞳を見ながらますます指先に力を入れ、由希の白い体に爪の跡をつける。
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■675
/ ResNo.12)
NO TITLE 12
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□投稿者/ ORE
一般人(15回)-(2004/09/02(Thu) 21:41:20)
痛くしたかと思えばまた優しく、まるで手綱を操るように感覚を操る岬。
へそから乳房に登るように指を這わせると、そのままいきなり乳首をつまみ、ぐりぐりと転がした。
岬の細い指先が、硬くなった由希の乳首を挟み、引っ張る。
「は・・・あぁぁ・・・!」由希は思わず荒い息と喘ぎ声を漏らし、身体をくねらせる。
予期せぬ痛みと快感。
下半身にまで電流が走る。
恥ずかしいほどに硬くなった乳首が、千切れるほど強く弄ばれる。
次の瞬間には柔らかく口に含まれ、しっとりと暖かく濡れた感触が乳首全体を包む。
岬の口の中で、舌の上で、ゆっくりと転がる。
次の瞬間には、噛み切るほどに強い痛みを与えられる。
「あぁ・・・!岬・・・駄目・・・痛い・・・岬」思わず岬を呼び捨てで懇願する由希。
岬は残酷な笑みを浮かべ、乳首から口を離して顔を上げた。
「私にそんな口のきき方、どうしたの?上司を呼び捨て?言葉遣いもわからなくなるくらい感じてるの?」
職場の岬、部下を厳しく叱咤する上司としての岬。
あの隙の無い岬の姿がよみがえり、由希は怖くなった。
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■676
/ ResNo.13)
NO TITLE 13
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□投稿者/ ORE
一般人(16回)-(2004/09/02(Thu) 21:42:43)
「会社で私の顔が怖くて見れなくなるようにしてあげる」
「ああ・・・イヤ・・・やめて・・・ください。ごめんなさい」
岬は満足げに頷くと、「良い子にしててね」と囁きながら由希のスカートを剥ぎ取り、下着をも一気に脱がせた。
下着は湿り、恥ずかしい染みが滲んでいた。
「由希、やっぱり良い子じゃなくて駄目な子じゃない。下着を汚して」
目の前に突き出された下着からは、女の匂いがした。
全身があらわになった由紀は、脚を絡ませながら下半身を隠そうとした。
身をよじり、岬の視線から逃れようと必死だ。
手の自由を奪われ、衣服やシーツを引き寄せて隠すこともできない。
ベッドの上に投げ出された身体は、どう折り曲げても隠し場所が無い。
「さぁ、由希。ミスを埋めるにはどうしたらいい?ただ謝ればOKじゃない私のやり方、知っているはずよね?」
京子はもう恐ろしさと恥ずかしさで消えてしまいたい気持ちで一杯だった。
屈辱感さえ感じる。
それなのに、この異常な状況に感じてしまっている自分。
全てお見通し、言わんばかりに超然とした態度の岬を前にすると、身体の力が抜けてしまいそうになる。
理性と闘うのをやめ、もうこのまま恐怖と快楽に溺れてしまいたくなる。
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■677
/ ResNo.14)
NO TITLE 14
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□投稿者/ ORE
一般人(17回)-(2004/09/02(Thu) 21:43:18)
しかし岬もまた、押し上げてくる残酷な欲望と理性の狭間にいた。
理知的な上司としての自分と、理性を捨てた獣のような女の自分。
何もかもかなぐり捨てて、嗜虐の性と愛を開放してしまいたい衝動。
苦しいほどの葛藤と欲望が入り乱れる。
従順な部下であり職場の仲間にこんな事を。
しかし、由希にもっと快楽と苦痛を与えてやりたい。
由希の・・・快楽と苦痛に歪む顔がもっと見たい。
たとえそれが間違った方法でも、由希を求め愛したい。
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■678
/ ResNo.15)
Re[2]: 感想です
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□投稿者/ ORE
一般人(18回)-(2004/09/02(Thu) 22:00:26)
感想ありがとうございます。
続きを投稿したので読んでみてくださいね!
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■681
/ ResNo.16)
NO TITLE
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□投稿者/ えむねこ
一般人(1回)-(2004/09/04(Sat) 07:39:03)
凄いいいです♪続きがたのしみです
(携帯)
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■685
/ ResNo.17)
NO TITLE 15
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□投稿者/ ORE
一般人(19回)-(2004/09/07(Tue) 16:30:20)
すでに、由希の目には服従の色が浮かんでいる。
岬に対する畏敬の念と脅威。
淫らな好奇心。
恐ろしさと、危険な快感に溺れそうな自分に屈しまいとしながらも、もう一方では無力な自分を受け入れようとしている。
そして、岬の欲望をも。
由希は岬の感触を求めていた。
恐怖と期待が入り混じる。
恐怖の影に、艶っぽく淫靡な光が宿る。
怖いもの見たさにも似た好奇心と、憧れ続けた人への愛情の自覚。
何もかもを受け入れようとする覚悟。
一瞬時が止まる。
全ての思考を急回転させ、そして止める。
小さな吐息の後、岬は由希の脚を開かせた。
羞恥心で顔を背け、目を閉じる由希。
「由希、目を開けて。私の目を見て」強い口調で岬が言う。
神々しいまでに毅然とした岬の姿に、由希は眩暈をおぼえる。
支配欲と、愛情に満ちた岬の瞳。
身体の力が完全に抜ける。
「お願い・・・」由希が求める。
岬はベッドサイドの化粧台にあった香水の瓶を掴むと、首筋にしゅっと一噴きした。
そして瓶に蜜を絡みつかせるように、由希の股間に押し当てた。
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■686
/ ResNo.18)
NO TITLE 16
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□投稿者/ ORE
一般人(20回)-(2004/09/07(Tue) 16:34:13)
冷たいガラスの感触。
いつもは微かにしか香らない岬の匂いが、濃厚すぎるほど空気中に満ちる。
「あ・・・!いやっ!そんな・・・」言う間もなく、岬は由希を押さえつけ、香水の瓶を由希の中に押し込んでいく。
異物が入って行く感覚。
「こんなの・・・いや・・・いやぁっ!」
由希は悲鳴に近い泣き声をあげた。
屈辱と絶望的な叫びにも似た懇願の悲鳴。
岬は無言のまま、苦痛と悔しさに歪む由希の顔を見ていた。
刺すほどに見つめる瞳は潤み、苦悶の表情を浮かべた由希の姿を映す。
どんな抵抗さえ無駄と思える、犯すような視線。
由希は、弱々しく消え入りそうな声を出しながら、岬とは正反対の目をした。
涙を一杯にうかべた瞳は、切なく岬にすがっていた。
「ぅ・・・あ・・・やめて・・・あぁっっ」
無様に異物を股間に埋め、抗う術を知らない由希は、それを自分で抜く事もできない。
「いやぁ・・・・」首を振ると、溢れ出した涙が頬を伝う。
頬から耳たぶへ、そしてベッドに広がる由希の髪へ落ちて行く涙。
由希、こんな事・・・許して。
・・・でも・・・感じて。
両脚をよりいっそう開かせ、腿の間に岬が顔を埋める。
岬は香水の瓶が入っている部分を舐めた。
ガラスの堅い感触と、由希の柔らかい部分の境界線。
舌がひだを広げながら這うように進み、その先にあるクリトリスまで達する。
「んっっ・・・ぁぁああ・・・!ぅぅ・・・」
由希は呻いた。
抵抗する心とは裏腹に、身体は快感を押し殺すことが出来ず、素直に反応している。
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■687
/ ResNo.19)
NO TITLE 17
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□投稿者/ ORE
一般人(21回)-(2004/09/07(Tue) 16:35:48)
ガラスにまで熱を伝えるほど、由希は濡れていた。
溢れ出す体液は体温と同じ熱を放ちながら、ぬるぬるとガラスの瓶を伝って滴った。
その蜜はアナルを伝い、太ももの内側を伝い、シーツの上に染みを落とす。
「ベッドが汚れるわ、由希」
わざとらしく、意地悪な岬の言葉に、由希は小さな怒りさえおぼえた。
淫らに感じてしまっている自分に、そして自分を好きなように弄ぼうとしているだけかもしれない岬に。
いつもあんなに知的で冷静な岬が、こんなサディスティックな欲望の持ち主だったなんて。
わたしの憧れの人が、わたしを痛めつけようとしている。
憧れの人の前で、淫らに悶え、こんな姿態を晒し、体液を滴らせている。
嫌なのに「もっと」と心の中で叫んでいる自分に気がついて驚く。
岬の舌はクリトリスを擦り上げ、摩擦するように振動を与える。
赤く充血した突起を、蜜を吸うように口に含み、歯を立てる。
「あぁぁぁ!あぁぁ・・・んっ・・・はぁっ」悲鳴は喘ぎ声にかわり、荒い息が漏れる。
快感の電流が、身体の中心から末端に向かって走る。
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