SMビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■6928 / ResNo.20)  地下の花壇 9
  
□投稿者/ 左眼 一般人(15回)-(2012/11/15(Thu) 19:50:26)
     彩夏の細い肩に手をかけると、怯えた表情で振り返った。涼子の様な美形ではないし、亜紀のような華やかさもないが、大きな瞳が印象的な、優しい顔立ちをしている。そして、涼子の調教を見て、首筋まで赤らめている顔にはまだ幼さが残っていた。肩にかかる艶やかな黒髪と、透き通るような白い肌をしているが、背中から腰、脚のラインはきゃしゃでか細い。
    「動かないで、そのまま涼子を見ていなさい」「はい」
     彩夏が涼子の調教に目を戻すと、背後から両手で乳房をつかんだ。彩夏は小さな悲鳴を上げたが、体は動かさない。私の片手に収まる大きさの乳房は、弾力があり熱く火照っていた。薄い胸から速くなっている心臓の鼓動も感じられる。乳房や乳首を愛撫しながら涼子の陰部を見ていると、少しずつ蝋燭が短くなってきた。
     涼子はすでに、生徒への性的虐待を告白していた。自分の美しさに憧れる従順な少女に目をつける。特別レッスンで裸にして弄ぶ。弄ばれた少女は、初めて経験した性体験と快楽で涼子に夢中になるが、涼子はすぐに飽きてまた別の少女に手を出す。自殺未遂をした少女も、その中の一人で親に真相が知られ訴訟になりかけていると、告白した。
     蝋燭が短くなり、花びらのすぐ上で炎がゆらいでいる。
    「助けて下さい。全部話しました。嘘はついてないです。怖い、助けて」
    「最後の質問よ。ショーツの染みはどうしてついたの?」
    「裸にした生徒を思い出して、レッスン中に一人でした時に汚してしまいました」
    「レッスン中に何をしたのよ」
    「恥ずかしいけど、オナニーです。生徒の演奏を聴きながら、自分の指で擦りました。熱い、助けて」
     涼子がまた悲鳴を上げた。恐怖で体全体が震え、短くなった蝋燭が揺れ倒れそうになっている。「助けてあげて」彩夏も叫んだが、母は、ぎりぎりまで動かなかった。
    炎が粘膜を焼く直前に、母が蝋燭を抜いた時、涼子は恐怖のため失禁していた。無毛の股間から尿が内腿を伝い、床に水たまりができている。
    「今日はここまでにするわ。後片付けをして、手当をさせなさい」
    「かしこまりました」
     涼子が「花瓶」から出され、呼ばれた女中により、失禁の後始末もされた。
      拘束を解かれた涼子は、全裸のまま母の前に立たされた。無毛の陰部と太腿が、血液の混じった愛液と尿で濡れている。恥辱の後、うなだれている涼子は、それでも美しく、涼子を所有している母を、羨ましいと感じた。
    「ごめんなさい。お漏らし、してしまいました」
     震える声で涼子が言った。失禁した事でさらに、お仕置きが追加されるのではと怯えているようだ。
    「いいのよ。あなたの今日の調教は終り。よく耐えたわ」
     母はマスクを脱いで、涼子に近づいた。残酷な表情は消え、やさしく微笑んでいる。
     涼子を軽く抱きしめ、額にキスをする。
    「耐えた花にはご褒美があるの。お風呂に入って、待っていなさい。今度は天国に行かせてあげる。それと、訴訟の心配はもうしなくていいから安心しなさい」
    「ありがとうございます」涙ぐみながら涼子が頭を下げた。
     女中がバスタオルで涼子の体を包み、調教室から連れ出した。
    「あとはお任せします。娘をよろしくお願いします」
     マスクを脱いで、素顔になった母もマヤに頭を下げると調教室を出た。マスクをつけている間は、残酷で厳しい調教人の人格でいる事が花壇の流儀だ。マスクを脱いだ母は、上品な白神家の奥様に戻っていた。

引用返信/返信 削除キー/
■6935 / ResNo.21)  地下の花壇 10
□投稿者/ 左眼 一般人(16回)-(2012/11/22(Thu) 15:43:02)
     彩夏の乳房から手を離し、マヤから彩夏が穿いていたショーツを受け取った。ブルーの可愛いデザインだが、国産の質素なものだった。汚れなどはなく、清潔だ。
     自分が調教される順番が来て、彩夏は、細くて白い脚を小刻みに震わせて、怯えている。か細い体と透き通るような白い肌が、調教人の血を熱くする。
     マヤがファイルを見ながら報告を始めた。彩夏は裕福な家の末娘として育てられた。すでに結婚している、年の離れた異母兄姉がいるが、彩夏も先日婚約したという。
    「まだ二十歳の学生なのに婚約したのには訳があります。相手は38歳の有名なIT企業の経営者です。彩夏の実家が、代々経営してきた会社の業績が、悪化しています。倒産を防ぐ手段として、彩夏の美貌が利用される様です」
    「今どき、娘を家の犠牲にする、何てことがあるのかしら」
    「彩夏は今の社長の後妻の娘です。先妻の病死の後、愛人だった若い女と入籍し、その時彩夏を自分の娘として認知しました。ところが、母親は、彩夏を残し別の若い男と駆け落ちしてしまったのです。その後も彩夏は、社長令嬢として育てられ、名門の女子大に進学しましたが、親族のほとんどからつらく当たられ、肩身の狭い思いをしてきたようです」
    「婚約者はいい男なの?」
    「企業家としては優秀のようですが、周囲にいる女達からの評判は最悪です。彩夏もお見合いの後、交際を断ったのですが、異母姉らが強引に話を進め、断れない状況をつくりました。彩夏は随分悩み、それが原因で痩せたようです」
     彩夏の胸を見た。白い乳房の形はきれいだが、その下には肋骨がういている。
    「家とお父様のために、わが身を犠牲にする可哀想なお嬢様って訳ね」
     彩夏の前に立ち、ショーツの臭いを嗅ぐと、かすかな女の香りがした。恥ずかしそうに俯いている彩夏から、もっと濃厚な女の臭いがしているのに気が付いた。
    「私には分かる。あなたは、ただの健気なお嬢様ではない。苛められて感じるマゾヒスト、立派な変態だわ」
     驚いた顔をして彩夏が顔を上げた。
    「涼子の調教を見ていて、あなたは感じていた。自分が責められるところを想像して恥ずかしい所を濡らしていた。深窓の令嬢の正体は変態のマゾね」
     意地悪な言葉で彩夏の顔は真っ赤になる。
    「そんな事ありません」
    「躰を検めれば、分かるわ。脚を開いて腰を突き出しなさい」
    「だめ、許してください」
     彩夏は両手で股間を押えてしゃがみこんだ。亜紀と涼子の調教を見て、逆らうことはできないと分かっているはずだ。自分の性器を観察される事も覚悟していたのかもしれない。しかし私の言葉で、自分の躰の恥ずかしい変化に気付くと、羞恥心が理性を超えてしまったのだろう。
    「花は自分を隠せないの。お仕置きを受けて躰で覚えなさい」
     私の冷たい声で、怯えた彩夏の顔が今度は青ざめた。大きな瞳には涙が浮かんでいる。
    「花瓶をお使いになりますか?」マヤが事務的な口調でお伺いを立てる。
    「この子には花瓶より、縄が似合うわ」
    「かしこまりました。私にお任せ下さいませ」
     マヤが棚から、赤い縄を2本取り出した。古くからある縄で、花達の涙と汗、それに愛液で所々黒く変色している。
     マヤは、天井にぶら下がった滑車に2本の縄を取り付けた後、彩夏の黒髪をつかんで立ち上がらせた。彩夏は恐怖で抵抗できず、マヤの流れるような動作で縄を掛けられ、天井の滑車に繋がれた。
     マヤの縄は、先代の女主人が考案した2本の縄を使う手技を用いていた。花を拘束するだけでなく、花に恐怖と苦痛、羞恥を与え、より美しく見せる工夫がされている。
     彩夏は、両手首に掛けられた一つ目の縄で天井に繋がれ、つま先立ちになっている。もう一つの縄は、胸から腰、左脚に巻かれ、左の足首を締め上げた後天井の滑車に掛り、先端はマヤに握られている。マヤが握っている縄を引けば左脚が開き、上に引き上げられる仕掛けになっている。右脚と下腹部には縄は掛っていない。
    赤黒い縄が、透き通るような白い肌を緊縛し、か細い肩、小さな乳房、くびれたウエスト、すらりと伸びる左脚に、毒蛇の様に巻き付いていた。
     彩夏はまだ幼さの残る顔を紅潮させ、拘束されていない右足を寄せて股間を隠そうとしていた。
     私は棚から、鞭を取りだし彩夏の前に立った。
    「鏡の自分をご覧なさい。縄が良く似合っているじゃない。これからあなたの一番恥ずかしい所を見せてもらうわ」

引用返信/返信 削除キー/
■6940 / ResNo.22)  いよいよ・・・
□投稿者/ Rui 一般人(5回)-(2012/11/26(Mon) 19:59:02)
    主人公の責めが始まるんですね。
    まだ不慣れな彼女と彩夏の変化が楽しみです。
引用返信/返信 削除キー/
■6945 / ResNo.23)  地下の花壇 11
□投稿者/ 左眼 一般人(17回)-(2012/12/06(Thu) 19:50:40)
     マヤに命じて縄を引かせた。彩夏の悲鳴が響き、左脚が無惨に開いて、吊り上げられた。陰毛の中の秘部が露わになる。花びらはきれいなピンク色で、清楚な彩夏にふさわしい色と形をしている。しかし、躰の反応は正直だ。クリトリスは充血し、花びらの奥から愛液が滲み出ている。愛液は花びらと内腿を濡らし、あどけない彩夏から濃密なメスの臭いを漂わせていた。
    目を硬く閉じて、顔を赤らめている彩夏は、清楚であどけない少女に見えたが、同時に縛られて感じているマゾヒストのメスでもあった。
    「目を開けて自分の姿を見なさい」
     彩夏は、目を閉じたまま首を振り、「許してください、見ないでください」と哀れな声をだした。
     無言のまま、鞭をしならせて、彩夏の尻を打つ。悲鳴が、響き渡り、白い尻に血の滲んだ鞭の痕ができた。
     彩夏は目を開いて、鏡を見た。鏡に映った自分の秘部を見て、また哀れな声を出す。
    「見ます。見ますから許して下さい。鞭はもう嫌です」
    「逆らった罰よ。あと4回鞭をあげるわ。お漏らししない様、下腹に力を入れておきなさい」
     今まで、経験した事のない痛みと恐怖で、泣き叫ぶ彩夏の表情に、私は強く魅かれていた。しならせた鞭を、白い尻と内腿に、ゆっくりと時間の間隔を空けて、当てた。鞭が当たる瞬間に、大きな悲鳴が上がり、次の鞭が来るまでの間、怯えた泣き声が続いた。
    5回目の鞭が、左の内腿に当たり、悲鳴を上げた後、彩夏は自分で立てなくなっていた。マヤに命じて、手首を吊るしている縄を緩めると、そのまま床に倒れこんだ。左脚は天井から吊るされたままだ。
    「膝を立てて右脚を開きなさい」「はい」
     彩夏は右の膝を立て、脚を開いた。吊り上げられた左の脚との間で、花びらが再び露わになった。彩夏は仰向けで脚を開き、羞恥に耐えている。縄で縛られ鞭を受けた事がよほどショックだったのだろう。涙の浮かんだ大きな瞳には、怯えと恐怖が浮かんでいる。
     彩夏の股間に手を伸ばした。愛液で濡れた花びらを指で左右に開くと処女膜の襞が見えてきた。きれいなピンク色をしているが滲み出ている愛液で濡れ、花びらを開かれた刺激で、ヒクヒクと震えている。
    「あなたの女の子の部分、奥までよく見えるわ。鞭で打たれて、こんなに濡らしているなんて。いやらしいお嬢様ね」
     私の意地悪な言葉に、顔をさらに赤らめながらも、懸命に肯き服従の態度をとろうとしている。
    「処女膜がヒクヒクしているわ。あなた今、感じているの」
     この質問に、彩夏は声を出せなかった。首を横に振り、怯えた表情で私を見つめる。
    「ここでは、あなたは私の花。花の体も心も、わたしの所有物なの。隠し立ては許されないわ」
     そう言いながら、花びらをなぞり、人差し指を奥に進めた。膣の入り口は濡れているのに硬く、挿入するのに抵抗がある。泣き声の様な喘ぎ声を、彩夏が出し始めた。
    「許してください。感じていました。私はいやらしい子です。ああっ。そこはだめです。いやぁ」
     指の先端が、かろうじて彩夏の中に入る。ゆっくりと回し敏感な粘膜を刺激すると、彩夏は腰を反らせて、喘いだ。「あっ、あっ、あっ、」
    「今も感じているのって、訊いているの」
    「感じています。私はいやらしい女です。ごめんなさい。許して」
     果てそうになる前に指を止めて、手を離すと、切なそうに腰を揺すりだす。敏感になった性感が中途半端なままで、刺激を止められたため、身の置き所が無くなった様子だ。
    「鏡を見てごらんなさい。恥ずかしい所から、たくさんよだれが出ているわ。初めてで、こんなに感じるなんておかしい。あなた今まで誰かに責められて、感じる様調教された事があるのね」
     彩夏は答えられない。隠しておきたい秘密があるのだ。

引用返信/返信 削除キー/
■6946 / ResNo.24)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 一般人(18回)-(2012/12/06(Thu) 19:52:45)
    楽しんでいただければ嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/
■6958 / ResNo.25)  Re[2]: 地下の花壇 11
□投稿者/ Rui 一般人(6回)-(2012/12/12(Wed) 15:52:45)
    今まで見ているだけだったのに、主人公の上手な責め方。
    お嬢様であるが故の上品で残酷な感じがゾクッとします。
引用返信/返信 削除キー/
■6963 / ResNo.26)  地下の花壇 12
□投稿者/ 左眼 一般人(19回)-(2012/12/15(Sat) 10:53:30)
    「花は、自分を隠す事ができないの。可哀想に、まだ分からないのね」
     彩夏は大きな瞳を潤ませて首を振っている。鏡に映しだされた、きれいなピンク色の花芯は処女のものだ。だがそこから、とめどなく愛液が滲み出て、尖ったクリトリスを濡らしている。
    「剃毛して、もっと正直にお話しできるように調教するわ」
     マヤの方を振り向いて、陰部の剃毛を命じた。
     右膝を開き、左脚は吊り下げられた状態で、彩夏の剃毛が始められた。陰毛を剃り性器を露出させる事で、花の羞恥心をあおり、性感を敏感にさせるのが、花壇のやり方だ。
     涼子も剃毛の羞恥で、性感が高められ、蝋の熱さで花びらを濡らしていたが、その姿は妖しいまでに美しかった。性感を高める事で、花はより美しくなる。
     剃刀が動く刺激で、愛液がさらに滲み出てきた。泣き声の様な喘ぎ声も大きくなる。
     陰毛が剃り落とされた性器が、天井の鏡に映った。幼さの残る可愛い顔立ちに不釣り合いな、濡れそぼった花びらや尖ったクリトリスが露わになっている。
    「目を開いて鏡を見なさい」「はい」
     彩夏が大きな瞳で自分の躰を見つめる。長い黒髪が乱れ、肩や胸の白い肌の上にもかかっている。白い乳房の上の乳首は、ピンク色に充血し尖っている。細いウエストの下で、左脚が吊り上げられ、開いた右膝との間に剃毛された秘部が露出している。幼女の様な無毛の割れ目の間から、濡れて充血した花びらやクリトリスが覗き、鏡に映っている。
    「いや、恥ずかしい」彩夏は、目を逸らし、小さな悲鳴をだしたが右脚は動かさない。鞭の痛みと恐怖がまだ、効いている。
    「恥ずかしい事をされてこんなに濡らしている。あなたをこんな躰にしたのは誰?」
     彩夏が悲しげな表情で首を振る。
    「もう一度吊し上げますか?」マヤが冷たい声を出すと、彩夏がすがるような表情で私を見た。
    「お許しください。私は、初めから、いやらしい子です。変態です」
    「別の方法で、白状させるわ。つぼみ用の肥料箱を持って来て」
    「かしこまりました」
     マヤは一瞬だけ意外そうな表情をしたが、すぐに棚から「肥料箱」を持って来て私の前に置き、蓋を開けた。
     肥料箱には、苦痛を与えるための道具ではなく、悦びを与える性具や薬品が揃えられている。「苦痛を与える場面で悦ばせてどうするのか?」とマヤは思ったのかもしれない。
     私は指を彩夏の中に入れ、果てる前に刺激を止め、手を離したときの彼女の表情を思い返していた。身の置き所を無くしたような切ない表情。鞭による痛みよりも、オーガスムスに達する手前で放置されるつらさが、彩夏にふさわしい調教法だと感じたのだ。

引用返信/返信 削除キー/
■6980 / ResNo.27)  Re[2]: 地下の花壇 12
□投稿者/ Rui 一般人(7回)-(2012/12/20(Thu) 15:24:31)
    焦らし責めが与えられるなんて素敵です。
    SMの中では苦痛系の方が多いですから。
    同じ花達の中でも自分だけが逝くことを許されないと思ったら、
    絵的には美しい生き地獄ですね。
引用返信/返信 削除キー/
■6988 / ResNo.28)  地下の花壇 13
□投稿者/ 左眼 一般人(20回)-(2012/12/26(Wed) 20:30:40)
     古びた肥料箱の中から、いくつかある媚薬のうちの一つと、振動棒を取り出した。
     取り出した媚薬は塗り薬だが、亜紀に使用した薬と違い刺激は強くない。効き始めると局所が火照り、感覚が鋭敏になるだけだ。性感を高め、悦びを増す事ができる。ただその媚薬をつけた後に何もしないと、少しずつ痒みが出てくるのが特徴だ。指や道具で刺激すると、悦びが得られるが、放置されると身の置き所を無くすような、むず痒さが出てくる。
     振動棒は、今でいうバイブレターだ。経験のない、つぼみにも使えるよう小型で、振動も強くない。先端が細くなっていて挿入しやすくなっている。
     彩夏が、両手首と左脚を吊るされ、右膝を立てて横たわったまま、顔を上げてこちらを見ていた。潤んだ瞳には、羞恥と不安だけでなく、何かを期待する光があるのに気付いた。
     無毛で剥き出しになった性器が、濡れたピンク色の襞を覗かせている。
    「上のお口が素直じゃないから、下のお口に訊いてみる事にするわ」
    そう言いながら、媚薬を塗りつけた振動棒を粘膜に当て、挿入を始めた。
    「あっ」小さな悲鳴があがり、彩夏の花の中に振動棒が入って行く。濡れた粘膜にそってゆっくりと奥まで挿入した。悲鳴を上げた後、彩夏は歯をくいしばって、自分の中に入った性具の感覚に耐えている。
    「ぬるぬるしているから、簡単に入ったわ。いやらしいお嬢さんにふさわしい調教をしてあげる」
     媚薬の効果が出てくる時間をおいて振動棒のスイッチを入れた。
     彩夏の表情が徐々に変わってくる。挿入された時の、おぞましい感覚をこらえる苦痛の表情が、しばらくして戸惑いの顔になった。そして戸惑いの表情が、恍惚の表情に変化していく。令嬢の慎みなのか、彩夏は悦びの声を出すのを我慢していた。歯をくいしばり、腰を切なげに動かしている。躰は正直で、愛液が内腿をつたい床まで濡らしていた。
    「これだけ濡らしているのに、恥ずかしい声は聞かれたくないのね」
     振動棒を手で、前後に動かし始めると、彩夏はたまらず悦びの声を出した。恥ずかしげに動いていた腰の動きも徐々に、大胆になってくる。
    そのうちに、「あーっ、あーっ、ああっ」喘ぎ声を出しながら、ピストン運動する振動棒に合わせて腰を振り始めた。刺激を強めていき、もう少しで果てる直前に、突然振動棒を抜く。
     性具を抜かれた事に気付かずに、何度か腰を振った後、彩夏は動きを止めた。しばらくして我に返ると、顔を真っ赤にして情けない表情になった。さらに時間が経つと赤らんでいた顔が青ざめてくる。剥き出しになったままの秘部からは愛液が出続け、クリトリスも充血し尖ったままだ。
     絶頂の直前に止められた刺激と悦びは、性欲を刺激する痒みに変わっている。媚薬と性具で高められた性欲が、深窓の令嬢の心を支配しようとしていた。
    「お願いです。止めないで下さい。どうにかなりそうです」
     哀れな声を出し、切なげに吊るされた左脚に右脚を擦りつけ腰をよじり始めた。

引用返信/返信 削除キー/
■6989 / ResNo.29)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 一般人(21回)-(2012/12/26(Wed) 20:33:49)
    今日更新しました。楽しんでいただけると嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/

<前のレス10件 | 次のレス10件>

スレッド内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 >>

このスレッドに書きこむ

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -