| ショップに着いて沙織は少し戸惑っていた。そこは、あるビルの地下にある見た目にはお洒落なカフェのようなお店で、とてもアダルトショップには見えなかった。 此処は、表向きは普通のカフェの営業をしていて、私たちのように、SMビアンのメンバーにならないと、奥の特別ルームには行けない。 「あら美姫ちゃんいらっしゃい、久しぶりねぇ。」 「ママ、ご無沙汰しています。」 「んふふ、可愛い娘連れてるわねぇ。」 「可愛いでしょう!ついに見つけたのよ、私好みの仔猫ちゃん。」 「いらっしゃい沙織。自己紹介して。」 濡れたオムツが気になるのか、沙織はぎこちない歩き方をしていた。 「初めまして、栗原沙織です。」 「沙織ちゃんね、オーナーママの深山冴子です。宜しくね。」 「よろしくお願いします。」 「ママ、空いてる?」 「ええ、空いてるわよ。どうぞ。」 「碧ちゃん、お店お願いね。」 「はい、ママ。」 店を碧に任せて、三人は特別ルームに向かった。 「碧ちゃんも綺麗になったわねぇ。」 「そうね、そろそろ一年になるかしら?もう立派な奴隷仔猫よ。」 「ママも好い仔猫ちゃん飼ってるわねぇ。」 「んふふ、毎日楽しいわよぉ。」 「私も今は最高の日々を送ってるわ。あの娘は調教始めてばかりだけど。」 「今は何してるのかしら?」 「沙織、今どんな事されてるかママに教えてあげて!」 「えっ、いやっ、はずかしい!」 「ちゃんと言いなさい沙織、私に恥かかせないで!」 「そんなぁお姉さま、許して下さい。」 「そう、そんな我が儘言うならお仕置きよ。」 「お仕置き?」 「そう、もっと素直になるようにたっぷりお仕置きしてあ、げ、る!」 「ああっ、ごめんなさいお姉さま。素直に言いますから、許して!」 「あらあら、お仕置きされちゃうんだぁ沙織ちゃん。」 「ママも手伝ってね。」 「もちろんよ。」 「いやぁ〜、許して下さいお姉さまぁ。」 泣き出しそうな沙織を引っ張って、奥の特別ルームに入った。
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