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■6993 / 親記事)  女神の島
  
□投稿者/ hime 一般人(17回)-(2012/12/28(Fri) 10:51:14)
     もしあの時引き返していれば、とか、もしあの時点で思いとどまっていれば、とかいう節目が人生にはいくつもあるものです。
     私の場合、最初の「もし」は中学入学式での恵里香との出会いでした。
     もし恵里香と席が隣になっていなかったら……
     絶対にこんなことにはならなかったでしょう。

     恵里香は私などとは違い、豪邸から運転手付きの車で送られてくるようなお嬢さんでした。
     しかも目の覚めるような美人です。
     私達はすぐに仲良くなりましたが、私の家に恵里香を呼ぶことは一度もありませんでした。
     学校の帰りに一緒に車で恵里香の豪邸に行き、そこからまた車で送ってもらっていたのです。
     最初のうちは二人の話題も他愛のないものでしたが、やはり年頃の女の子です。
     関心も話題もセックスに移っていきました。
    「オナニーってしたことある?」と恵里香に聞かれました。
    「ないよ。それって、男の子がすることじゃないの?」
    「違うわよ。女の子もするのよ」
    「うそ。恵里香は?」
    「しないけど……」
    「でしょ。そんなの変だよ」
    「でも、オナニーってセックスの練習でしょ。やっとかないと、濡れなくて本番ですごく痛いんだって。濡れないと麻酔無しの手術みたいなんだって」
    「ちょっと止めてよ、怖いじゃない」
    「怖いでしょ。だから、二人で練習しようよ」
    「何の?」
    「セックスの、よ。もちろん」
     思えばここが二度目の「もし」でした。
     もしここで恵里香の提案を一笑に付していたら……
     私はここにいなかったでしょう。

    「オナニーする前には手をきれいに洗いましょうって書いてあるよ」
     少女向けのちょっとエッチな雑誌の記事を恵里香は見せてくれました。
     私達は石けんできれいに手を洗い、ベッドに置いた雑誌を読みながら、パンティに手を入れました。
    「クリトリスって、わかった?」
    「わかんない。あ、これかなぁ」
    「私、まだわかんない。そんなのあるのかなぁ」
    「ええっと、クリトリスを柔らかに擦ってみましょう、だって」
    「もう見つけたの?」
    「わかんないけど……たぶん」
    「気持ちいい?」
    「全然。やっぱり違うのかなぁ」
    「ねえ、ちょっと触らせてもらっていい? 自分のだけじゃわからないし」
    「いいよ」
     そう言って、私は恵里香の手を受け入れたのです。
     おそらくここにも「もし」が隠れていたのでしょう。
     私達はオナニーを飛び越していきなりセックスの世界に足を踏み入れたのです。

     それからは「練習しよ」が私達の合い言葉になりました。
    「やっぱりムードも大切よね」
     などと、恋人同士のように抱き合い、キスをして、まだ膨らみきってはいない胸を揉みあって切ない声を上げ……
     いつのまにか私が男役になっていて、恵里香をベッドに押し倒すのでした。
     半年も「練習」を繰り返した私達は、もうこれだけで充分濡れてしまっています。
     互いの蜜壺で湿した指で敏感なボタンを柔らかく揉みしだくと、どうしても切ない声が出てしまうのでした。
     そして恵里香は私への愛撫を続けられなくなり、
    「ごめんなさい、して……」
     と両手を私に回し、キスしてくるのです。
     私は恵里香が逝くまで柔らかい愛撫を繰り返します。
     その頃の私達は、恵里香が一度逝けば終わりだと思っていましたから、「練習」時間も短く、他愛のないものでした。
     私は逝ったことさえありませんでした。
     恵里香が私の下で逝くのを感じるので充分だったのです。
     この関係が三年近く続き、私達は高等部に進みました。
     制服もブレザーに替わり、少し大人になった感じがしたものです。
     そんなある日、「練習」しながら恵里香が言ったのです。
    「ねえ、何か入れてみたい。だって、セックスってそういうものでしょ」
    「ダメだよ。処女膜が破れちゃうよ。処女膜は置いておかないと」
    「そうだよね。でも、もっと、犯されてるって感じも練習しておかないと」
    「お尻にでも入れてみる?」
     軽い冗談のつもりで私は言いました。
    「アナルセックスって言葉があるくらいだし。やってみようか」
     恵里香は四つん這いになり、お尻を差し出しました。
     もうそんなことは二人の間では平気になっていたのです。
     私はかねて用意していた避妊具を人差し指につけ、目的のそこに触れました。
     けれどそこは堅く締まっていて、とても外からのものを受け入れるようではありませんでした。
    「ダメだよ。入らないよ。力入りすぎてる。リラックスして。好きな子の名前でも呼んでみたら」
    「そうよね。●●くぅん……」
     と恵里香はその頃あこがれていた男の子の名前をつぶやきました。
     私も、
    「恵里香、大好きだよ。ここに入れさせてくれ」
     と男口調で言いました。
    「入れて、お願い」
    「いいんだな」
    「入れて。犯して。恵里香のアナルを犯して」
     堅いつぼみが少しほどけたような感じがして、意を決して指に力を入れると、第二関節まで一気に入りました。
     うぁぁ……と恵里香は動物のような声を上げてのけぞりました。
    「どうしたの? 痛いの?」
    「わかんない。どのくらい入ってる?」
    「第二関節まで。もっと入れる?」
     ここにも「もし」があったと思います。
     ここでもし引き返していれば……

     恵里香はすぐに指だけでは満足しなくなりました。
     次は避妊具に入れたビー玉です。
     これを、クリトリスを刺激しながら一つずつ押し込んで、二十個も入れたら今度は引き出すのです。
     一個出すたびに、恵里香は声をあげます。
     それは鶏のようだったり、オオカミのようだったり、とにかく人間の声ではありませんでした。
     このころには私もこの「練習」が面白くなってきて、次に入れるものを百均で探したりするようになりました。
     百均はそんな目で眺めるとちょっとしたパラダイスでした。
     恵里香がいちばん喜んだのは、何に使うのかわからないひょうたん型の金具でした。
     真ん中に穴が空いてるので、ひもで一列につなげ、お湯で人肌に温めて避妊具に入れ、まるでアナルバイブのようにして犯すのです。
     これを入れながら、
    「恵里香のアナル、良く締まってるね。大好きだよ」
     と男の口調でささやくと、恵里香はさらに動物のような声を上げたのでした。

     そうこうするうち、もう受験の季節になり、恵里香は地元の短大に、私は東京の大学に進んで、二年の間、一度も会うことはありませんでした。
     やはり、もう十八になり、それなりに大人になれば、あの「練習」の異常さに気付きます。
     なにしろ最後の一年間は、汚物がつくのがイヤだからと、私は恵里香に「練習」の前に浣腸を強いるのが常になっていました。
     嫌がる恵里香にイチジク浣腸を焦らしながら差し込み、最低でも五本は入れました。
     もちろん最後はトイレに行かせてあげましたが、きちんと十分間、クリトリスを刺激して何度も逝かせながら我慢させるのは、今考えれば浣腸プレイ以外のなんでもありません。
     そういう変態性に気付いてしまえば、「練習」は消え去るべき過去であり、忘れ去るべき記憶にほかなりません。
     卒業を良い機会に、私達は別れたのです。
     私は東京でボーイフレンドも出来て普通にセックスをして、淡い快楽も知りました。
     恵里香にどんな恐ろしいことが起こっているかもしらずに……

     恵里香に再び会ったのは成人式でした。
     今から思えばこれは恵里香の罠だったのですが、私は友人たちから大量にお酒を飲まされ、正体なく酔っ払ってしまい、恵里香の車に乗せて貰いました。
     そして気付けば……あそこにいたのでした。
     女神の島に。

     気付いたとき、まず見えたのは天井の見慣れない蛍光灯でした。
    「起きたわね」と声をかけられ、そちらを見れば、白衣の女性が立っていました。
     これがゆきちゃんとの出会いでした。
    「今日から三日間、あなたの世話をするわ。私のことはルカって呼んで」
    「ルカ?」
    「そう。ここではホーリーネームで呼び合うことが規則なの」
    「ここ?」
    「そう。女神の島よ」
     そう言ってルカことゆきちゃんはベッドを操作して私の上体を起こしました。
     気付くと私は両手両脚を拘束され、手には点滴を受け……
    「違和感あるわよね。尿道カテーテルもしてるから。酷く酔ってたからね」
    「私、アルコール中毒で……」
    「違うわよ。あなたは悪魔世界から救出されたの」
    「悪魔世界?」
    「そう。これからオリエンテーションとイニシエーションを行います」
     そう言って、ゆきちゃんは部屋から出て行きました。
     ヴン、と音がして、目の前のモニターに電源が入りました。
     ただの壁かと思っていたそれは、巨大なモニターでした。
    「悪魔世界の不都合な真実」
     という文字が浮かび……
     それから映し出された映像の数々は今でも脳裏に焼き付いています。
     ブレイン・ウオッシング、あるいは洗脳の始まりでした。
     女にとっての地獄があるなら、まさにこの映像がそうで、しかもこれはすべて事実を編集したものでした。
     身代金を払わない両親に送りつけた、誘拐した姉妹のうち一人をもう一人の前でレイプして残虐になぶり殺すビデオに始まり、そこに映し出される女はただ殺されるための存在でした。
    「今でも世界では、こうやって女が殺されている」
     悲しげなナレーションに私は本当に泣き、
    「彼女らのために祈りましょう」
     と言われれば本当に祈りました。
     このとき私は三日間飲まず食わず一睡もせず、この残虐ビデオを見せられたのでした。
     点滴には特殊な向精神剤が入れられていて、脳自体がおかしくなっていたのです。
     最後の方は、ごく普通のセックスビデオだったのに、もう、男そのものに嫌悪を催すようになっていて、そのような男に身体を許すこと自体、許せない行為のように思え、画面に向かって怒りの言葉を投げつけたほどでした。
     男は女を殺す。
     残虐に殺す。
     頭の中を男への嫌悪と、男に身体を許す女への怒りが渦巻いていました。
     長い長いビデオが終わり、ゆきちゃんが入って来たとき、私は号泣しました。
     ゆきちゃんは私の拘束を解くと、やさしく抱きしめてくれました。
    「大丈夫よ。ここにいれば殺されない。あなたは悪魔世界から救われたのよ」
     私は本当に、心からの涙を流しながら、ゆきちゃんに抱かれていたのです。
     そこ、女神の島がどれほど恐ろしい、おぞましい場所であるかも知らないまま……(レズビアン・エロティック・ホラーだよ。心臓の弱い人は読まないで)

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■6996 / ResNo.1)  女神の島2 教え
□投稿者/ hime 一般人(18回)-(2013/01/04(Fri) 10:16:37)
     女神の島には常時三十人ほどの女の子が生活していました。
     皆二十歳前後で、背は高くても百五十五センチ、やせ形の子が多く、それぞれに美人でした。
     外出は許されず、定時に起きて定時に食事を取り、定時に就寝します。
     服はみな同じ麻の貫頭衣で、生理の時以外、下着はつけません。
     それが「自然」だと「教え」が言っているからです。
     毎朝定時に起きて採尿をすませると、女の子たちは「さにわ」と呼ばれる広い部屋に集まって手をつなぎ、丸い輪を作ります。
     そこで「ママ」と呼ばれる女性に続いて「教え」を復唱するのです。
     私は今でもその「教え」を暗記していますが、マスコミでもさんざん報道された後なので、ここでは繰り返しません。
     ただ一つ、理解して欲しいのは、私達はその「教え」を、最初は疑いながら、最後は何の疑いもなく信じ込んでいたのです。
     女神の島は、そのような荒唐無稽な「教え」を私達に信じ込ませる悪知恵や工夫に満ちていました。
     女神の島にはテレビもラジオも新聞も、もちろんネットもなく、携帯もなく、窓さえなく、その日の天気さえ、いえ、今が昼なのか夜なのかもわかりませんでした。
     こうして外部との連絡を一切遮断され、そこで食事に混ぜられた向精神剤や催淫効果のあるホルモン剤の影響を受け、私達は肉体的には極めて健康に、精神的には病んでいました。
     いつ「悪魔世界」の魔の手が伸びてきて私達をさらい、虐殺するか。
     私達はいつも不安に怯えていて、ママに続いて復唱する「教え」だけが私達の唯一のよりどころでした。
    「教え」を守っている限り、「教え」が私達を「悪魔世界」から守ってくれる。
     私達はそう信じていたのです。
     いえ、もうひとつのよりどころがありました。
     セックスです。
     もちろん女同士の。
     ここにももちろん女神の島のルールがありました。
     特定の相手を作ってはいけないのです。
     毎朝、食事の後に、その日のパートナーが発表されます。
     後述するように、例外はもちろんありますが、原則としてこのパートナーと一日中、就寝時間まで、食事以外の時間、いちゃいちゃとして過ごすのです。
     本当に、それ以外、することがないのです。
     おまけにホルモン剤の影響で私達はいつも欲情しているようなものですから、それでも飽きることがなかったのです。
     毎日違った女の子を抱いていて、ふと、皆処女であることに気付きました。
     そうです。
     私以外、皆、処女なのでした。
     中にはキスもここで初めて経験したという子までいました。
     私のようにヴァギナ以外の女の下半身を知り尽くした子など一人も居らず、必然的に、私の人気は高まりました。
     なぜそんなことがわかるかというと、原則には例外があり、日曜だけは好きな相手を選んで良く、複数プレイも許されていましたから。
     日曜には私に虐めて欲しい女の子がそれこそ門前に列を成したものです。
     私のようにサドっけのあるタチにとっては女神の島はまさにパラダイスでした。
     あの日が来るまでは……(だんだん怖くなるよ。感想待ってるね)
     
引用返信/返信 削除キー/
■6997 / ResNo.2)  女神の島3 濡れ衣
□投稿者/ hime 一般人(19回)-(2013/01/04(Fri) 15:16:04)
     月に一度の注射と検査もありました。
     検査とは、私達が社会復帰できるかどうかを調べるのです
     どうやって?
     もうさんざん報道されたからご存じでしょうが、産婦人科の、例の診察台に上がるのです。
     大股開きで内診を受け、社会復帰できる状態であるか調べる……
     笑わないで下さいね。
     私達にとっては女神の島の「教え」がすべてだったのです。
     当時の私達に、内診で何を調べているのかと聞かれれば、即座に、「社会復帰できるかどうか」と答えたことでしょう。
     内診で「何」を調べたら「社会復帰できるかどうか」がわかるのか、などという疑問はあらかじめシャットアウトされていました。
    「教え」自体を問うという発想自体がなかったのです。
     注射と検査の日は個人によってバラバラで、恐らくそれが月のものと関係しているだろうということくらいは気付きましたが、それでストップです。
     注射が何なのか、検査でいったい何を調べているのか、すべて「教え」にそう書かれてあるから、で終わりでした。
     陰惨な話になりそうなので、話をセックスに戻しますね。
     みんな処女だったし、私も数えるほどの経験しかなかったから、セックスはほとんどクリトリスと乳首しか使いませんでした。
     それに何より「教え」ではヴァギナは男を悦ばすための道具とされており、ヴァギナの快楽は偽りだとされていました。
     実際には出荷前の商品に傷つけて欲しくないという……
     すみません。
     また筆が走りすぎましたね。
     話を戻します。
     女の子の中にはまだ逝ったことのない子もいました。
     そんな子には、トイレのウオッシュレットでビデの水をクリトリスに当て続けるように命じます。
     そしてやさしくキスして胸を揉んであげれば、三十分も経たずに必ず逝くことができます。
     けれどこの方法は全然ムーディじゃないので、私がママたちと相談して作ったのが、マスコミが拷問台だとやかましく報道した例のハリツケです。
     女の子を大の字に拘束して、ウオッシュレットの様なノズルで、クリトリスに水を当てるのです。
     性器をモニタリングしてクリトリスの位置を正確にとらえた上で水圧をかけるので、腰をどれだけ動かしてもクリトリスへの刺激は続きます。
     女の子の様子を見ながら、強めたり、弱めたり、水圧の種類を変えたりと、自由自在に虐め抜くことが出来ます。
     このハリツケが六台六角形に並び、最大六人の女の子が随喜の涙を流して悦びの叫び声をあげている様は、確かに拷問そのものでした。
     けれど違うのは、私は絶対に苦痛は与えてはいません。
     ましてや、これを使ってスパイの性器を破壊して何人もなぶり殺したなど、全くの濡れ衣です。
     確かに一人、私の目の前で死にましたが、あれは事故です。
     他にスパイとされてなぶり殺された女の子たちの現場には私はいませんでした。
     私がスパイ狩りの陣頭指揮を執っていたなど、すべて検察のでっち上げです。
     もちろん、首謀者たちが逃亡してしまった以上、証言するのは下っ端と女の子たちだけで、私には反証するだけの証拠を用意することは出来ません。
     けれど、こうやって死刑執行を待つだけの日々に、せめて皆さんには「女神の島」事件とは何だったのか、その真実を知っていただきたく、こうしてペンを走らせているのです。(まだまだ続くよ。感想待ってます)
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■6998 / ResNo.3)  女神の島4 スパイゴッコ
□投稿者/ hime 一般人(20回)-(2013/01/04(Fri) 16:26:15)
     スパイと言えば、確かにスパイゴッコはみんな好きでした。
     女スパイを私が拷問にかけるというシチュエイションで、例のハリツケや、アナル用のディルドゥを使って責め立てるのです。
    「早く白状しなさいよ」
    「私はスパイなんかじゃありません」
    「じゃ、身体に聞いてみようか」
     こんな具合です。
     これを六人同時にやります。
    「アンタが白状しないと、みんなの責めは終わらないよ」
     そう言って、一人に責任を負わせてやると、その子は泣きながら、
    「知らないんです、何も」
     と言って必死で快楽に耐え続けます。
     これはものすごい人気の遊びで、日曜には一人三十分に制限して、私は一人で女の子たちを責め続けたのでした。
     責め具とされたアナル用のディルドゥも、一人一人の状態に合わせた特注です。
     アナルで感じるようになるまで、根気よく、やさしく、徹底的に責め立てるための道具です。
     後に女の子たちが解放され、様々な性具が見つかり、これを見た保護者の中には卒倒した人もいたそうです。
     けれど、その保護者が想像したような使い方は一切してはいないのです。
     ただ、後になって女神の島の日々を振り返って、自ら進んでそのような行為を求めたことを恥じた女の子たちが、検察の誘導もあって口裏を合わせて、全部の責任を私に負わせただけの話です。
     スパイと疑われていかがわしい拷問を受けた、と。
     そしてその拷問の実行犯は私だ、と。
     こうして私以外の女の子はみんな哀れな被害者になりおおせたのでした。(今日は一人だから筆が進んだ。さて、そろそろ子供が帰ってくるよ)
引用返信/返信 削除キー/
■7002 / ResNo.4)  女神の島5 ゆきちゃん
□投稿者/ hime 一般人(21回)-(2013/01/07(Mon) 08:26:28)
     ゆきちゃんはみんなと一緒に虐められているときはドMと言って良いほど従順で大人しい子でしたが、私と二人きりになると豹変しました。
     日曜はみんなを虐めるのは夕食までで、その後はゆきちゃんと二人で過ごしました。
     ゆっくりお風呂に入り、さっぱりすると、二人でダブルベッドの部屋を貸し切りにします。
     就寝までの数時間、ゆきちゃんに虐めて貰うのです。
     ここでは今度は私が無実の罪を着せられて尋問されます。
     ベッドについている手かせ足かせで大の字にされ、ゆきちゃんに聞かれるのです。
     もちろん、私は全裸です。
    「今日、何人のスパイを殺したの?」
    「殺してません、事故なんです」
    「事故でも死んだんでしょ、何人死んだの?」
    「六人です」
     ゆきちゃんの手が私の胸をゆっくりと揉みしだき、やわらかい唇が頬に触れます。
    「拷問しながら、濡れたでしょ」
    「濡れてません」
    「今も、拷問するところを想像して濡れてるくせに」
     ゆきちゃんの指が私のいちばん柔らかいところに触れます。
    「濡れてるじゃない」
    「ごめんなさい」
    「お仕置きよ」
     そういって、ゆきちゃんは私にアナル用のディルドゥを見せつけます。
    「そんなのイヤです。やめて下さい」
    「ダメよ。今日はたっぷり虐めてあげる」
     ゆきちゃんはディルドゥを口に含み、最高にセクシーな笑みを見せます。
     もちろん唾液だけでは無理ですから、たっぷりのローションを塗り、それは目的の場所を犯してきます。
     今日のディルドゥは数珠型です。
     数珠が一つ埋め込まれるたび、空虚が埋められる鈍い感覚があり、それを出したいという気持ちと、このまま埋め込まれていたいという気持ちがせめぎ合います。
     膣とは、ましてやクリトリスとは全く違う感覚です。
     これを快楽と言って良いのかわからないほど、しずかで安らかな一体感です。
    「根元まで入ったよ、ほら」
     ゆきちゃんがディルドゥをツンツンとつつくと、脳天にまで至るかと思うほどの刺激が下腹全体に広がります。
    「こういうのも、好きだよね」
     回転しながら引き抜かれます。
     一週間便秘した便が一気に出た、と言っては不潔すぎますが、とにかくそのような感覚で、しかも自分で望んで出したのではなく、相手任せでいきなり訪れた感覚です。
     快楽と言って良いのか、とにかく、あまりのことに、頭が真っ白になり、
    「うお〜〜〜〜っ」となりふり構わぬ声が出てしまいます。
    「まだまだよ、夜は長いわ」
     ゆきちゃんはその責め棒を再び入れながら、やさしくキスしてくれるのです。
    「もっと、虐めて」
     私はドMになって言うのです。
    「どうしようかなぁ」
    「虐めて下さい」
    「もっと?」
    「もっと、ああ」
     やさしい言葉責めの間にも、再び責め棒は私の身体を貫いて行くのです。
     私の場合、アナルだけで逝けるようになるまでに二月かかりました。
     毎日やっていればもっと早く逝けたのでしょうが、私のその場所をゆきちゃん以外の女の子に触らせたくはなかったのです。(続くよ。感想待ってます)

引用返信/返信 削除キー/
■7004 / ResNo.5)  女神の島6 貝合わせ
□投稿者/ hime 一般人(22回)-(2013/01/08(Tue) 09:02:46)
     恵里香とはもちろんレズの関係ではなく、単にセックスの練習という意識でしたから、本格的なプレイなどしたことはありませんでした。
     それに、私自身、女性器は不潔な部分という意識がどうしてもあって、人のものを触ることは出来ても、自分のものを触らせることには抵抗がありました。
     私がずっとサドのタチだったのにはそういう理由もありました。
     だから、性器同士を擦り合わせる「貝合わせ」などもってのほかです。
     相手が良くても、こちらが申し訳ない。
     と思っていても、四肢を開かれて拘束されていては抵抗できません。
     ゆきちゃんとのラストは必ず貝合わせでした。
     ゆきちゃんの柔らかく熱い部分が触れると、もうそれだけで逝きそうになります。
     いえ、正直に言います。
     アナルだけで何度もじれったく逝かされた後なので、クリトリスに何が触れてもその瞬間、激逝き状態になってしまうのです。
     どれだけ我慢しても声が出て、腰が浮いてしまいます。
     この状態で強く押しつけられ、激しく腰を使われると、もうダメです。
     何も考えられません。
     そこにはアナルで逝くときのような安らかさは微塵もありません。
     ただひたすら、麻痺のような快楽が、ゆきちゃんが許してくれるまで続きます。
     本当はホーリーネームで呼ばないといけないのに、二人だけの時は「ゆきちゃん」と本名を呼びます。
    「ゆきちゃん、もう許して」
    「ダメよ。私が逝くまで」
    「ゆきちゃん、早く逝って。私もう、死んじゃう」
    「こんな恰好で死ぬなんて、恥ずかしいわよ〜」
     そう言って、今度はネットリとした腰使いで押しつけてきます。
     ビチビチと音がして、二人の愛液が混じり合い、したたり落ちるのが感じられるほどです。
    「逝く、逝く、逝く、死んじゃう。もう許して」
    「ダメよ。私まだ逝ってない」
     よく考えれば不潔きわまりない行為ですが、私達にとっては聖なる儀式でした。
     そしてある日、ゆきちゃんは姿を消しました。
    「女神の島」からの卒業です。
     それは私にとっても運命の日となりました。(続くよ。感想待ってるね)
引用返信/返信 削除キー/
■7005 / ResNo.6)  Re[6]: 女神の島6 貝合わせ
□投稿者/ ゆき 一般人(10回)-(2013/01/09(Wed) 18:15:51)
    hime様、違うお話を書いて下さっていたんですね(*^_^*)
    冬休みでもうしばらくないのかと思ってアクセスしていませんでした。
    私は「女神の島」の主人公の私と正反対です。
    相手の秘部に触れるのは抵抗があって、自分は曝け出せるんです。
    このお話のゆきちゃんみたいに両方出来たら、もっと世界は広がるのかも。
引用返信/返信 削除キー/
■7006 / ResNo.7)  久しぶり
□投稿者/ hime 一般人(23回)-(2013/01/10(Thu) 09:22:18)
    ゆきちゃん
    読んでくれてありがとう。
    ちょっとハードなサスペンスものを書きたくなっちゃって、新しいのを始めたの。
    ちなみに、昨日、幼稚園の懇親会でお話しした担任の先生の名前が「ゆきの」さん。
    「ゆきちゃん」先生って呼ばれてるよ。
    すごく可愛い子。
    あんな「ゆきちゃん」を虐めたり、虐められたり……
    もう、昨日は妄想全開になっちゃった。
引用返信/返信 削除キー/
■7013 / ResNo.8)   女神の島7 本当の拷問
□投稿者/ hime 一般人(24回)-(2013/01/11(Fri) 09:52:42)
     悪魔世界で生きていける強さを身につけた女の子はこの女神の島を卒業していく……
     そう、私達は信じ込まされていました。
     もし検察の言うことが真実なら、卒業とは「出荷」に他なりません。
     タイプなど相手のニーズに合わせて私達は選ばれて出荷されて行ったのです。
     どこかの売春宿に。
     月一回の検査も性病予防のためだし、膣を使った遊びが厳禁だったのも、「処女」という価値を守りたかったからだと検察は主張しています。
     だとしたら卒業していった女の子達はどこに消えたのでしょう。
     ここ中国では……言い忘れていましたね。
     女神の島は中国にあったのです。
     中国のある島に日本人の女の子だけを集めた洗脳施設として作られていたのです。
     私達は全く気付きませんでしたが……

     さて、ゆきちゃんが卒業して三日後くらいに、私はママ達から呼び出されました。
     例のハリツケの並ぶ拷問部屋に行くと、シュバというホーリーネームの女の子がまさにウオッシュレットの刑を受けているところでした。
     ただ、ヨガリ方が尋常ではなく、白目を剥いてヨダレを垂らし、全身は硬直して血の気を失い、明らかに瀕死の状態でした。
    「こいつ」とママの一人は言いました。ママは三人いましたが、みんな身長百八十近い、レスラーみたいな体格の、今思えばバケモノでした。
    「なかなかしぶといじゃないか。どうする?」
    「一旦スイッチ切って下さい。このままじゃ死んじゃいます」と私は言いました。
    「やっぱり、お前も公安のスパイか」
     意味のわからないことをママの一人が言いました。
    「スパイじゃないなら、こいつを吐かせてみろ」
     有無もなく、ハリツケの足下の操作盤の前に座らされました。
     私はとにかくシュバを助けたかったので、スイッチを切りました。
     ガクン、とシュバの硬直が解け、頭が下がりました。
     ところがゆっくりあげた顔はまさに修羅の面で、見慣れたシュバの顔ではありませんでした。
    「お前ら、もう終わりなんだよ。みんな死刑だ」
     声も変わり果てていて、私はビックリして手元が狂い、思わず手元のボタン操作を間違ってしまいました。
     チュン、と一瞬でした。
     すぐに私の頭にシュバの血と内臓が降りかかって来たのです。
     ママ達はハリツケの拷問装置をさらに加工して、ウオッシュレットどころか、大理石も両断できるウオーターカッターを取り付けて高圧の水でシュバを責めていたのです。
     私が触ったスイッチは普段なら水圧を変えるだけの安全なボタンだったのですが、このときは最高水圧に切り替えるものだったのです。
     この最高水圧はシュバのクリトリスから背中を貫き、脳天まで一気に両断したのでした。
     その様子は公判に提出された例の防犯ビデオにも映っています。
     これと、女の子達を虐めているビデオとがセットになって、私の罪状が決まったのですが、それはまた後の話です。
     私は何が起こったかわからず、呆然と座っていました。
    「こいつ、口をふさいだぞ」
    「やっぱりこいつもスパイだ」
     私は今度は拷問台のある部屋に連れて行かれました。
     血が流れても大丈夫なように作られた、排水溝のある拷問台です。
    「あと、何人スパイがいる?」
     そんなの、意味がわかりません。
    「身体に聞いてやるよ」とママの一人が言いました。
     私がいつも、ゴッコで使っている台詞でした。
     これが当事者にとってどれほど恐ろしい台詞か、初めて判りました。
     私は嫌も応もなく拷問台に縛り付けられました。
    「これから大手術してやるよ。お前は麻酔無しに手足をもがれてダルマになるんだ」
    「そんなのイヤ!」
     必死に叫びましたが、ママ達はニヤニヤと笑いながら手術用具らしいものをテーブルの上に並べるのです。
    「許して下さい、お願いします」
     私は泣き叫びました。
     けれどママ達は、まるで料理教室のように歓談しながら手術の用意を進めるのです。
    「そうだ」とママの一人が言いました。
    「私、一度試してみたかったんだよね。ここにタバスコを塗り込んだらどうなるか」
     そう言って、私の最も敏感な部分を指さしました。
    「良い機会じゃん、試してみようよ」
    「タバスコって生ぬるいよ。ジョロキアソースってあったよね。タバスコの一万倍辛い奴。ドクロマークのついてた。あれでやろうよ」
     私が泣くのもかまわず、ママ達は嬉々として手術用手袋をして、その恐ろしいソースを手に取ったのです。
     そしてその手が……
     最初はヒヤリとした感触でした。
     これなら耐えられる、と思った瞬間、まるでバーナーで焼かれたような熱さが襲ってきました。
     ギャァ〜〜〜と、叫ばずにはおれない苦痛です。
     生まれてこのかた味わったことのない、形容のしようのない激痛です。
     私が藻掻き苦しむ様がよほど面白いのか、三人は手を止めて笑い転げました。
    「ひ〜ダメだこりゃ。面白すぎて手が止まる」
     そこに、いつもは先生と呼ばれてみんなから慕われている女医さんが入って来ました。
     ちょっと華奢な感じの、三十前後の美人でした。
     気さくにみんなの相談相手になってくれる、誰にも優しい先生でした。
    「なにやってんのよ、あんたたち!」
     と、先生はママ達を一喝しました。
    「助けて、先生、ママ達が……」
    「拷問は遊びじゃないのよ」と私を無視して先生は言いました。
    「この子、感じちゃってるじゃない。ふざけないで」
    「そんな先生……」
     先生はママ達が何をしているのか聞くと、
    「目の付け所は悪くないわね。けど、生ぬるいわ。そんなことで訓練された公安のスパイが口を割るわけがないでしょ」
     そう言って、綿棒にジョロキアソースを浸しました。
     激痛に身体を硬直させて耐えている私に近づき、先生は、
    「こんな程度でショック死しないわよね。訓練受けてるだろうし」
     そう言って、その恐ろしい綿棒を私の尿道に押しつけ、グリグリと突っ込んだのでした。
     これはもう、耐えられる痛みではありません。
     もはや叫び声も出ません。
     拷問とセックスは似たもの同士だと思っていましたが、甘かった。
     拷問は、淡々と、静々と、進むものです。
     粛々とした激痛には声も出ません。
     けれど、その淡々とした激痛にも波がありました。
     ふっと、気が遠くなり、楽になりそうな瞬間が来るのです。
     けれどそれを見計らって、先生はさらにグリッと責めて来ます。
     もはや激痛に声さえも出ず、目で許しを請うだけです。
     この痛みがずっと続くのだと思うと、そこには絶望しかありません。
    「今白状したら、空気注射で楽に殺してやるよ。でなきゃ、ダルマにして舌を抜いて最下層の売春宿に売り飛ばすよ。ダルマになって死ぬまでゲスな男たちの相手してろ」
     先生は綿棒をさらに深く突き立てました。
     下半身をノコギリで両断されたかと思うほどの激痛が走り、私の脳の回路はここで切れ、気付いたら地元警察の病院でした。
     ちなみに拷問を受けた私の性器はグローブみたいに腫れ上がっていたそうです。(続くよ。つぎは休み明けかな)
     
引用返信/返信 削除キー/
■7014 / ResNo.9)  Re[7]: 女神の島7 本当の拷問
□投稿者/ ゆき 一般人(11回)-(2013/01/13(Sun) 13:21:27)
    本当に拷問ですね。
    快楽がない痛みは想像しただけで、身体が震えちゃいます。
引用返信/返信 削除キー/

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