SMビアンエッセイ♪

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■7220 / 親記事)  大人のオモチャ
  
□投稿者/ hime 付き人(60回)-(2013/09/11(Wed) 08:32:36)
     うちの会社はまあ、大企業とは言えないけれど、中堅の中ではそれなりに知られたメーカーだろう。
     小型モーターの性能には定評があって、ある特殊な用途のもののシェアは全国、というか、世界の七割を占めている。
     で、その納入先の企業から、女性社員をアドバイザーとして派遣してくれないかという依頼があり、なぜか私が選ばれた。
    「あなたを推薦したのは私なの。あなただったら大丈夫。というより、あなたしかいないわ」と課長は言った。
    「何の会社なんですか?」
    「まあ、行ったらわかるから」
     課長はいつもの酷薄な笑みを作った。
     実はあんまりこの課長とは仲が良くない。
     今回の出向も、課長が私を追い出したのだとふんでいる。
    「女性ばっかりの会社だから、すぐに馴染むと思う。簡単なプロジェクトだし、すぐに戻って来れるわ」
     この段階で、かなりアヤシイと思った。
     やっぱりアヤシかった。
    「セイグ」と聞いて、それが「性具」であり、大人のオモチャだと気付く人がどれほどいるだろう。
    「女性向けのセイグを開発してるんです」
     は?
     という感じだった。
     目の前に次々と並べられる禍々しいと言っていいそれに、私はどう反応して良いかわからず、ただ息を飲んだ。
    「御社のモーターは実に素晴らしいんですよ。特に、ネオジム磁石を使った超小型のモーター……」
     そう言って、社長と名乗る、私と同じくらいに若い、おそらく二十代前半の女性は、指ほどの太さの棒を手に取った。
     外見はそれほど禍々しくない。
     スマートで、ピンクと水色の二種類がある。
    「使ってみます?」
     さりげなく聞いてくる。
    「いえ、私は……」
    「男性自身や、オナニーとは全く違いますよ。どうぞ、いいから、持って帰って使ってみて下さい。明日、感想を聞かせて下さいね」
     感想って言ったって……(続くよ。感想待ってるね)
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■7221 / ResNo.1)  Re[1]: 大人のオモチャ
□投稿者/ 沙子 一般人(5回)-(2013/09/11(Wed) 10:55:56)
    えっ!
    もう次が始まったの!
    今度は、どんな責められ方をするのか楽しみ!
    私も使ってみたい!
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■7222 / ResNo.2)  大人のオモチャ2
□投稿者/ hime 付き人(61回)-(2013/09/11(Wed) 14:50:24)
     結局使う気にならず、引き出しの奥に隠して、翌日は何食わぬ顔で出社した。
    「どうでした?」
     社長はにこやかに、まるで普通のマッサージャーの感想でも聞くかのような口調で聞いてきた。
    「いえ、あの」と私は口ごもった。
    「使ってないんですか?」
     重い詰問調だった。
    「は、はい。なんとなく、その気に……」
    「これは仕事ですよ。何を考えてるんですか。みんな真剣なのよ。じゃ、沙子!」
    「ハイッ!」
     これも二十代前半と思われる女性が立ち上がった。
    「これ、ここで使ってみて」
    「ハイッ!」
     沙子さんは自分の席でスカートの下を脱ぎ、来客用のソファに脚を広げて座った。
    「みんな真剣にこの仕事に取り組んでるんです。じゃ、始めて」
     沙子さんが自分のスカートをまくり上げると、とても正視できない部分が現れた。
     そして、社長が渡したそのセイグを少しずつ飲み込んだ。
     私はあまりのことに目をそらした。
    「ちゃんと見て。仕事なんだから」
     私は言われるがままそこを見た。
    「コードレスなの。これがリモコン。さあ、あなた、操作してみて」
     リモコンを渡された。
     丸いダイヤルがスイッチのようだった。
     私はグイッとダイヤルを回した。
     キャァァァアァアァ
     沙子さんが身体を反らせて叫んだ。
    「いきなり強はダメ! 弱めて! 早く、早く!」
     そう言われたって、何をどうしたら……
     オロオロしている間に、何か別のスイッチを触ってしまった。
     ア、ア、ア、ア
     沙子さんは身体を硬直させて叫び、私がオロオロする間に白目を剥いてしまった。
     スカートを伝って床に水たまりが広がった。
    「あ〜あ」と社長は言った。「これは酷いわ。気持ちいいどころか、拷問になっちゃったじゃない。目が覚めたら、沙子にちゃんと謝ってね」
     そう言って、私の手からリモコンを取り、スイッチを切ると、沙子さんのそこからセイグがボトリと落ちた。
     社長はそれを拾い、私に渡した。
     体液で濡れたそれは何かの生き物のようだった。
    「スイッチ入れるよ」
     いきなりそれは激しくバイブを始め、しかも、くの字型に曲がったかと思うと、尺取り虫のようにうねるのだった。
     そして社長が、私が間違えて押したボタンを押すと、特定の場所がふくらんで激しくバイブを始めた。
    「Gスポットよ。これで指でクリトリスを押さえていたら、一発で逝っちゃうわ」
     なんだかよくわからないけれど、すごいセイグだということはわかった。(続くよ。感想待ってるね)


    (続くよ。感想書いてくれた子は出来るだけ登場させていくよ)
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■7223 / ResNo.3)  大人のオモチャ3
□投稿者/ hime 付き人(62回)-(2013/09/12(Thu) 08:54:41)
     私がポカンとしていると、社長は、唐突に、
    「あなた、もしかして処女?」
     と聞いてきた。
     一瞬ムッとしたけど、事実だからしょうがない。
    「はい。なんとなく機会を逃してしまって」
     これはまあ、半分事実、半分嘘。
     実際には、男というものに全く関心を持てずに来たから。
     レズビアンじゃないかと思ったこともあったけど、レズって互いの陰部をいじりあったり、果ては舐めあったりするなんて、不潔すぎて信じられない。
     絶対に違う。
     だから、単に、好きになるような男が現れなかっただけ。
     そりゃ、好きな女の子はいたけど、それは思春期特有の現象であって、彼女と性的に触れあおうなんて考えたこともない。
    「三村!」と社長が名前を呼ぶと、これもまた若い女の子が「ハイッ!」と立ち上がった。
     ショートカットで、精悍な顔つき、レズなら男役でモテモテだろう。
    「開発室で色々教えてあげて」
    「ハイッ! じゃ、行きましょう」
     まるで宝塚の男役のような身振りで、私は開発室にエスコートされていった。
     その部屋の真ん中にはダブルベッドがドーンと置かれ、壁には歴代のヒット作が額に入れて飾られていた。
    「性具にはローター系と張り型系があるんっす、ご存じでした?」
    「全然、全く」
    「オナニーは、どうしてます?」
     また、聞きにくいこと、答えにくいことを堂々と、真っ昼間から……
    「どうしてって……?」
    「やったことは?」
    「ありますけど……」
    「指は使いますか?」
     もう、やだなぁ……そんなこと……
    「いえ……枕を脚に挟んで……」
    「擦りつけるわけですね」
     そうだけど……
    「自分で自分の性器を触ったことは?」
     あるけど、お風呂とかで……でもそんなこと、口に出来ない。
    「……わかりました。いちからやっていきましょう。まずはローター系ですね。これで、だいたいの感覚を掴んで下さい」
     三村さんは棚からピンク色の小さな卵形の道具を出して来た。
     コードの先にはリモコンがあった。
    「古典的な性具ですけど、今でも圧倒的な人気を誇ります。消毒してありますから、このまま、パンティに入れて、クリトリスあたりに当てて下さい」
    「今ですか!」
    「そうですよ。そのための開発室なんですから。大丈夫、完全防音ですから、どれだけ喘いでも外には聞こえません」
     そんな問題じゃ……
    「私なら気にしないで下さい。慣れてますから」
     慣れてって……そんな問題じゃ……(続くよ。感想待ってるね)
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■7227 / ResNo.4)  大人のオモチャ4
□投稿者/ hime 付き人(63回)-(2013/09/12(Thu) 15:36:20)
    「さあ、ベッドに上がってリラックスして下さい」
     そう言われたって……
     三村さんは自分も靴を脱いでベッドに上がった。
    「さあ」
     私も仕方なく靴を脱いで、スカートにシワが寄るのがイヤで座り方に気をつけながらベッドに上がった。
    「そのまま横になって……はい、そうです……最初はスカートの上からでもかまいませんよ」
     スイッチを入れて、なんだか手から逃げていきそうなそれを、スカートの上からその部分に当ててみた。
     なんだかくすぐったくて、よくわからない。
     何分か経ったけど、何も起こらない。
    「うーん」と三村さんは言った。
    「僕がお手伝いしましょうか?」
     え? 今、「僕」って言った?
    「あ、ごめんなさい。この仕事するときは男言葉使ったりするんですよ。男言葉の方がリラックスできるっていうモデルさんがほとんどなんで」
    「モデルさん?」
    「ええ、試作品を試して貰うのに、専属のモデルさんを使ってるんで。モデルさんって言い方は本当は変なんですけど、呼びにくいでしょ「性具の被験者」なんて」
     奥が深すぎる……
     それにしても「手伝う」って、いったい……
    「最初は僕が指でしてあげますね」
     え? え? え?
     意味不明なんですけど……
     三村さんはそこの洗面所で手を洗い、消毒して……
    「そのままで良いですよ。ローションが最初冷やっとします」
     いつの間にかスカートの中に手が!
     なんという早業!
     冷やっとした!
     看護婦以外、誰にも触れられたことのない、そこが!
     何? 何? 何してるの?
     オナニーどころじゃなく、感じる!
     声が漏れる。
     これが喘ぐってことなの?
     いい、いい、いい!
     これがイイってことなのね。
    「もっと、もっとして、もっと」
    「イイですよ。リラックスして感じて下さい。こんなのはどうですか?」
     もうどこをどうされているのかわからない。
     とにかくイイ!
    「すごくイイ!」
    「ここをこうしてみましょうか」
     あ、あ、あ、あ!
     もう返事も出来ない。
    「こんなのはどうでしょうね」
     腰が跳ね上がる。
     もう何も考えられない。
    「好きにして、あなたの好きにして!」
    「わかりました。とことん、やってみましょう」
     その日は指だけで数え切れないほど逝かされた。
     自分の席に戻ったとき、みんなが好奇の目で見るんじゃないかと不安だったけれど、そんなことを思うのは私だけで、こんなのはこの会社では日常茶飯事、誰も変な目で見たりはしなかった。(続くよ。感想待ってるね)

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■7228 / ResNo.5)   大人のオモチャ5
□投稿者/ hime 付き人(64回)-(2013/09/13(Fri) 08:29:49)
     翌日も朝から三村さんの「講習」だった。
    「今日はローター系を試してみましょう」
     昨日試して何の変化もなかった奴だ。
    「今日もお手伝いしますから、そこに横になって下さい」
     ドキドキする。
     昨日のようなことが起きるんだろうか。
     パンティの中にそれが入れられ、そこに当たるのがわかる。
     今朝はちゃんとお風呂できちんと洗ってきた。
    「じゃ、行きます。リラックスして下さいね。弱いのからやりますよ」
     ヴンと、モーターが動いたのがわかった。
     昨日のスカートの上からよりも遙かに心地の良い刺激だ。
    「少し強くしますよ」
     あ、と声が漏れる。
     指とはまた違う、痺れるような感覚。
     けれど、振動は次第に弱くなって……
     どうしたの?
    「強くして欲しいですか?」
     焦らしてる!
     焦らされてる!
     そう思うと、それだけでジュンって……
    「続けますか?」
    「続けて、お願い。強くして」
     あああ、振動が強くなると、言葉が出ない。
     腰が浮き、堪らない状態になる。
     その瞬間、モーターが切られた。
    「逝く前に他のも試しましょうね」
     三村さんはローターを引き抜いた。
     この子、完全に私をオモチャにしてる……
     そう思った瞬間、何も触れていないのに逝った。
    「あれ、逝っちゃいました? 許可してないのに。これはお仕置きしちゃおうかなぁ」
     三村さんのイタズラっぽい笑顔に、私はもう一度逝きそうになった。(続くよ。感想待ってるね)

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■7229 / ResNo.6)  Re[5]: 大人のオモチャ5
□投稿者/ 沙子 一般人(6回)-(2013/09/13(Fri) 10:18:14)
    えっ!
    やっぱり私が登場してる!
    恥ずかしい!
    私、そんなに早くいっちゃうなんて。
    でも、気持ち良さそう!
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■7231 / ResNo.7)  Re[5]: 大人のオモチャ5
□投稿者/ 千尋 一般人(1回)-(2013/09/15(Sun) 03:51:16)
    続き、楽しみにしています^^
引用返信/返信 削除キー/
■7232 / ResNo.8)  大人のオモチャ6
□投稿者/ hime 付き人(65回)-(2013/09/15(Sun) 14:00:43)
     三村さんはベッドの端から鉄の鎖を引き出した。
     え?
    「お仕置きモードに入っちゃいますね」
     お仕置きって?
    「好きでしょ、お仕置き」
     何で知ってるの?
     お仕置きって言葉がいちばん感じるってこと……
     両手を頭の上に伸ばした格好で固定された。
    「パンティ脱がしちゃいますね」
     え?
     そんな……
     でも、抵抗できない……
     何が起こるのか楽しみで……
     両足首も固定された。
     脚をかなり開いた格好で……
    「素敵ですよ」
     三村さんは耳元で囁いた。
    「僕一人じゃ、もったいないな。観客を呼びましょう」
     そ、そんな、観客なんて……
     でも、逆らえない。
     三村さんが内線で電話をすると、すぐに二人がやってきた。
     沙子さんと、もうひとり。
    「千尋って言います。お願いします」
     こんな格好で、どんな挨拶したら良いの。
     沙子さんは無造作に私のスカートをまくり上げた。
    「あら、もう脱いじゃってる。
     そう言って、私のそこに顔を……
    「あ、さっき逝ったでしょ。そんな臭いがしてる。千尋も嗅いでみて。逝きたてのここの臭い」
     千尋さんまで私の……
     あ、何かが触れる。
     あ、すごい……気持ちいい……
    「逝きたての味ですね」
     千尋さんは言い、沙子さんにキスした。
     かなり濃厚なキスで、見ているだけで逝きそうになる。
    「あれあれ、お二人さん始めちゃいましたね。じゃ、僕らもやりますか」
     そう言って三村さんは私のそこに不思議なものをあてた。
    「新製品なんですよ。ローター系では画期的なんですよ。この二つの突起がクリトリスを挟んで、微妙にずれる振動で徹底的に責めるんです。じゃ、あてますよ」
     生暖かいそれが、そこに触れるのがわかった。(続くよ。感想待ってるね)
引用返信/返信 削除キー/
■7233 / ResNo.9)  大人のオモチャ7
□投稿者/ hime 付き人(66回)-(2013/09/15(Sun) 15:32:41)
     出そうとした声が出ない。
     喉の奥をふくらませて耐えるしかない、この感覚。
     何なのこれは?
     わかる、確かにクリトリスそのものが、そこに何千とある神経がすべて刺激されているのが。
     それも、ものすごく適切な強さと位置で……
     あ、あ、あ、あ
     やっと声を絞り出すことが出来た。
    「これからよ。さあ、始まるわよ」
     沙子さん、千尋さんはキスを止めて私の顔をジッと見入った。
     恥ずかしい、見ないで、こんな顔。
     目を閉じる。
     ずん、と私のそこを激しく鞭打たれた、ような感じがしたけど、それは私の錯覚だった。
     単にローターが不思議な動きをしただけ。
     しかも激痛ではなく激快楽とでもいうようなものを伴って。
    「二つの微小モーターが違った振動数で刺激してるんです。その波が重なるとものすごい衝撃に感じられるんです。これはランダムなんで、いつ来るかわかりません」
     来た!
     今度はズンズンズンと三回も重なって!
     声も出ない、脚が痙攣する……
     もう耐えられない……
    「ダメ……」と口にしようとしたのに、その言葉は沙子さんの唇にふさがれた。
     もしかしてファーストキス?
    「これはお仕置きなのよ」と千尋さんの声がした。
     千尋さんは私の胸を揉んでいる。
     感じる……
     初めて胸で感じる……
     もう、どうにでもして……
     こんな甘美な拷問……
     あ、逝く、逝く、逝く……
     逝って逝って逝きまくりの状態になり、ベッドには大きな恥ずかしい染みが残った。
    「明日は張り型系で頑張ってみましょう」と服を整えた私に三村さんはニッコリと笑った。
    「良いわね」と沙子さんは言った。
    「ホントに羨ましいわ」と千尋さんも言った。(続くよ。感想待ってるね)

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