| 久しぶりにもとの会社に行き、課長と話をした。 「どう? 楽しくやってる?」 口元にいやらしさが漂っていた。 「はい。みんな優しくしてくれてます」 「で、扱ってる商品は、どう?」 「どう、とは?」 「試してみたり、した?」 何を聞くのよ、いったい。 と思ったけど、ここは堂々としなきゃ。 何もやましいことなんか無いんだから。 「ええ。すごく良い商品ばかりだと思いますよ。課長も使ってみます?」 そう言って、私は預かってる試作品をバッグから出した。 高性能のモーターを使った、画期的なヴァイブだった。 まだ試してはいなかったけれど、説明を聞いただけで、おそらく凄まじい効果のあるシロモノだと想像はついた。 課長は一瞬ひるみ、それでも、 「いいの? 実は私、そういうの触ったこともなくて」 興味津々という顔で言った。 「いいですよ。差し上げますから、今度感想を聞かせて下さい」 課長はそれを手に取り、ちょっと頬を染め、引き出しにしまった。 それから半年、これまでの商品や試作品を試すのが仕事という夢のような毎日を過ごしていたある日、事件は起こった。 ライバル会社が明らかにウチの商品のパクリを出して来たのだった。 しかも発売前の。 これは極秘プロジェクトだったので、それを知るものはごく一部で、まず疑われたのはモデルさんだった。 李海ちゃんという女の子で、二年前に何気なくバイトで応募してきた女子大生だった。 感想を的確に言葉に出来るので重宝していたが、ライバル社でもバイトしていることが発覚して、その時に他では仕事しないという誓約書を取っていた。 みんなが「お仕置き部屋」と呼んでいる、SM仕様の娯楽室に私も呼び出された。 もうすでに李海ちゃんは全裸でX字に拘束され、 「私、何も知りません。ホントです」と言って泣いていた。 三村さんは冷酷に、 「みんなが見てる前で、もっと恥ずかしいことをしてやろうか。さあ、白状しなさい」 そう言って、一本鞭で李海ちゃんのお尻を打った。 ほとんど音はしなかった。 音になるエネルギーがすべて肉に打ち込まれた、無駄のないプロのワザだった。 李海ちゃんも声も出せなかった。 ただ、想像を絶する痛みであることは、迸る奔流でわかった。 一発で失禁するほどの激痛なのだった。 「止めて下さい!」 李海ちゃんは泣きながら叫んだ。 それから三発、連続して打ち込まれた。 ウオ〜〜と、声にもならない獣のような声がして、李海ちゃんはガックリとなった。 気絶したのだ。 沙子ちゃんと千尋ちゃんは失禁を始末すると、不思議な装置を李海ちゃんの足下に置いた。 三村さんは李海ちゃんの頬を打ち、目を覚まさせると、 「おい、ホントの拷問はこれからなんだよ。勝手に寝てんじゃねえ」 沙子ちゃんは高圧浣腸のバッグをセットし、千尋ちゃんはそのノズルを李海ちゃんの、おそらくアナルに突き刺した。 李海ちゃんの絹を裂くような叫び声が上がり、あっという間に1リットルはある薬液が体内に流れ込んだ。 そして不思議な装置の出番だった。 台車にハンドルの付いた長い棒のような装置で、一番先には透明な液体の入ったペットボトルが装着されている。 ハンドルを回すと、ペットボトルは上へと動く。 沙子ちゃんは李海ちゃんの身体の位置を調整して、そのペットボトルの先が、アナルに当たるようにしていた。 千尋ちゃんがハンドルを回すと、その先はアナルに埋まり…… 「止めて下さい! お願いです、こんなの、こんなの酷すぎます」 ペットボトルは無情に上昇を続け、李海ちゃんはつま先立ちになった。 おそらくアナルは限界まで広げられ、自力での排泄は無理だろう。 ペットボトルの中の液体は次第に茶色に濁り始めた。 「トイレに、トイレに行かせて下さい! こんなのあんまりです」 「白状したらな」 「そんな、私、何も知りません」 「いつまでしらばっくれていられるかな。さあ、これがお前が漏らした秘密で作られた、激快ヴァイブとやらだ。試してみろ」 ライバル会社のそれを、三村さんは、この状態の李海ちゃんに装着した。 三村さんがスイッチを入れると、李海ちゃんの身体は一気にのけぞり、ペットボトルの液は茶色を深めた。 「さあ、白状しろ、白状したらペットボトルを抜いてやる」 この状態で李海ちゃんは二〇分耐えた。 「もうダメです。そうです、私が漏らしました」 「やっぱりな。じゃ、これからは拷問じゃない。お仕置きだ」 そう言って、三村さんはヴァイブを引き抜き、新しいものと替えた。 「ウチのはオリジナルだからな。こんなパクリとは違う。しっかり味わえ」 スイッチを入れると李海ちゃんは激しくジャンプをした状態になり、ペットボトル装置は横倒しになった。 そして体内にあったものは流れだし、強烈な悪臭を放った。 女として最悪の事態の中でも、まるでそれを味わうかのように、少しずつ、少しずつ漏らしながら、李海ちゃんは全身を震わせて逝き続けた。 この醜態のすべてはビデオに撮られ、ライバル会社に送りつけられた。 身も凍るような事件だったけど、実はかなり興奮して、私は思い出しながら何度も何度もオナニーにふけった。(続くよ。感想待ってるね)
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