| 一段落つくと、亜里砂さんはスマホの動画を再生した。 私が、紛れもない私が、「私のマ●コ舐めて」と絶叫しながらよがっていた。 痴態…… 言葉だけは知っていたけど、まさか自分がこのような痴態を演じることになろうとは…… 「これ、ネット上に公開しちゃおうかな」 「止めて下さい!」 私はもう泣き出していた。 「いいわぁ、この泣き顔。もっと泣かせてあげたい」 「お願いします、止めて下さい」 「じゃ、私たちのM女になるのね」 「……」 「どうなの?」 「ぐ、具体的には、どうしたらいいんですか?」 「なってからのお楽しみよ」とユキは冷たく言った。 いつもとは別人だった。 「ユキちゃんは、私たちの仲間の中で唯一のS女なの。Sな女の子って珍しいのよ。女の子ってたいてい受け身で、どっちかというとMじゃない? M同士で何やったって、けっきょくはゴッコでしかないのよね。ユキちゃんは違うわ。殺気がある」 「ユキ……」 「隠しててごめんね。でも、私基本的に女好きじゃないの。さっきのも虐めるのが楽しいだけで、性的にはちっとも興奮しないの。全く濡れない。ましてや、女に身体を触られるなんてゾッとする。本当は女とキスもしたくないのよ。これはもうサービスね」 「これこれ、堪らないわぁ、この冷たさ」 「ユキ……」 「この冷静な醒めた頭でM女を躾けていくのね、最っ高! はやく見たいわぁ」 「ここじゃ無理ですよ」 ユキは冷たく言った。 「わかってる。明後日の土曜日にラブホのSMパーティルームをとってるから、午後から一日かけて楽しみましょ」 な、な、な、何を勝手に! 「ちゃんと用意して下さいよ、バイブと鞭とロウソクと……」 「浣腸ね。もちろんよ。イチジクだけじゃなく、いろんな種類のを取り寄せたから、きっと楽しめるわよぉ」 はぁ? い、意味不明…… それって、私が関係するのですか? 「じゃ、詳しいことはメールするわ。じゃ、おねがい」 亜里砂さんは今度はユキの左手を自分のスカートの中に入れた。 「その娘と同時に逝かせて」 ユキは私の…… 逆らえない。 あの快楽をもう一度味わえると思うと…… 亜里砂さんの愛液に濡れた指が…… も、もうだめ、逃れられない。 「二人ともお仕置きだ。さあ、抱き合ってキスしな!」 私たちは言われたとおりにした。 亜里砂さんの舌が私の口を犯した。(続くよ。感想待ってるね)
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