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■7743
/ ResNo.10)
Re[10]: お仕置き
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□投稿者/ omame
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一般人(11回)-(2015/11/02(Mon) 09:21:46)
いっていっていきまくり、さんざん醜態をさらして、そのほとぼりを冷ますかのように、シャワーで私のそこが洗われた。
そして美香は私の部屋から持って来た例のものの中身をガラスのボールにあけた。
「これから入れてあげる。でも、これだけじゃつまらないから……」
そう言って、袋から白い粉をボールに入れてかき混ぜた。
そしてガラスの浣腸器に吸い取った。
「これ、浣腸のグリセリンと反応して、人間の体温で柔らかいゴムみたいな固まりになるの。でもね、腸壁に吸い付いて、自力では排泄できないのよね」
ヤメて、ヤメて、そんなもの入れないで、入れないでぇぇ……
入ってくる、入ってくる、冷たい薬液が……
自分でやったときと同じ、我慢できない便意。
出したい、出したい、でも、出せない!
「しっかり固まるまで、待ちましょうね」
一人の時の何十倍もの強烈な便意!
でも、いくら力んでも出せない!
「お願い、お願い、助けて!」
「自力では絶対に出せないわ。誰かにお願いして、少しずつ掻きだして貰わないと。それも、入れたときのキレイな薬液じゃないわ。あなたのお腹の中のウンチと混じり合った、汚い汚いものよ。それを指で掻きだして貰わないといけないの。そうしないと、そうね、だいたい2時間くらいで、口からウンチを吐き出して死ぬわ」
「やめて! お願いだから、助けて」
耐えられない、本当に耐えられない腹痛だった。
「お客様にお願いしたら?」
お客様に?
「鏡の向こうのお客様の中に、あなたの汚い肛門に指を入れて、汚い汚い汚物を掻きだしてくれる方がいらっしゃったら、もしかしたら助かるかもね」
何を言ってるの?
「さ、言いなさい、私の肛門に指を突っ込んで、汚物を掻きだして下さい、って」
言えるわけないじゃない、そんなこと、でも、でも……
耐えられない……
「わ、わたしの肛門に指を……」
美香はそれを何語かに翻訳した。
鏡の向こうでどよめきが起こった。
「突っ込んで……」
爆笑だった。
「汚物を掻きだして下さい……」
もう押さえようのない騒ぎになった。
言葉は分からないけれど、誰が行く、と言うことで揉めているらしいことはわかった。
もう耐えられない腹痛は限界に達し、何も考えられなかった。
ドアが開き、東洋系の美人が三人入って来た。(つづく)
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■7744
/ ResNo.11)
Re[11]: お仕置き
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□投稿者/ omame
@
一般人(12回)-(2015/11/02(Mon) 14:23:09)
三人が何を言っているのか分からないことだけが救いだった。
何をされているのかもわからない。
ゴム手袋をした汚れた手が、不必要な場所もいじり回し、私の反応を見ているのも不快で堪らない。
私の腸が蠕動し、大きな固まりがほじくり出されると、鏡の向こうで歓声が上がった。
「腸の中で、身体中の水分を集めてるからね。バケツいっぱいは出てくるわよ。ああ、それにしてもなんて匂いなの。少しは恥を知りなさいよ」
「ごめん、なさい」
なんで私が謝らないといけないの!
でも、こんな格好で、こんなことをされていては、全て自分が悪いような気がしてくる。
まさに排便の手伝いにほかならないから。
そしてふと足下を見れば、たしかに汚物に他ならないそれが、尋常でない量、積まれていた。
恥ずかしい。
死ぬほど恥ずかしい。
顔を背ける、その間にも、三人の女は何やら「チャーチャー」言いながら、私のお尻を掘り続けるのだった。
二十分ほど掘られ続け、最後に本当の浣腸が入れられ、これは恥ずかしいことに自力で噴出して、ショーは終わった。
スタッフと思われる女性たちが私を椅子から降ろし、浴室へと導いてくれた。
そこにあったペットボトルの水を、わたしは貪るように飲んだ。
丸い湯船にはお湯が溢れ、私はガチガチになった身体を浮かべてほぐした。
何も考えたくなかった。
「入るわよ」
美香が入って来た。
もちろん全裸だった。(続く)
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■7748
/ ResNo.12)
Re[12]: お仕置き
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□投稿者/ omame
@
一般人(13回)-(2015/11/05(Thu) 08:12:56)
「いくら欲しい?」
湯船に入ると美香は言った。
やっぱり、その筋の仕事だったんだ。
騙されたことにはむかつくし、許せないと思ったけど、そんなことを今さら言ってもしょうがない。
取り返す。
お金で。
「百万円かな」
美香はキョトンとして、そして笑い出した。
「何よ。そのくらいの価値はあるでしょ。あんなことまでされたんだから……」
美香は笑いを堪えながら、
「あなた、スタッフたちに、絶対そんな金額言っちゃ駄目よ。あなたクラスの女性が百万なんて……」
そしてまた笑った。
「失礼な……」
私が言うと、美香は、
「ごめん、ごめん。あなた自分の価値がわかってないわ。今日、いったいいくら、売り上げがあったと思うの?」
「知らないわよ、そんなの」
「四千万よ」
ハァ?
「爆買いの中国人相手なのよ。一人百万円。最後にあなたのウンチを掘った連中は一人五百万円払ってるわ。そのくらいの価値があるのよ、あなたには」
私は言葉を無くした。
「今日の売り上げの半分、二千万あげる。だから、来週もやって」
お尻がまだジンジンしていたけれど、私には断る言葉が無かった。
察した美香は私の首に手を回し、優しくキスしてきた。
美香は恐ろしいほどのテクニシャンで、私はその夜、用意されたベッドで一睡もせずに、指と舌と唇でいき続けた。
この先、どんな地獄が待っているとも知らずに……(続く)
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■7749
/ ResNo.13)
Re[13]: お仕置き
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□投稿者/ omame
@
一般人(14回)-(2015/11/06(Fri) 10:08:57)
金は人を狂わせる。
美香はすでに狂っていた。
もう一生遊んで暮らせるだけのお金を手にしていながら、それでも貪欲に商売の手を広げ、同じようなショーを闇でやっていた中国人のグループと抗争状態に入った。
美香は中国人の殺し屋を雇い、抗争相手の女主人を拉致してきた。
闇のショーが開かれた。
全裸で大の字にハリツケにされた女主人の前に、女の殺し屋がナイフを持って現れた。
女主人は泣きながら情けを乞うのだったが、意味はなかった。
まずは、右の乳房がいきなりそぎ落とされた。
出血するより先に、もう一人の殺し屋の持つガスバーナーが傷跡を丁寧に焼いた。
異臭が、狭いステージと客席に満ちた。
絹を裂くような叫び声が続いた。
殺し屋はナイフを持ち替え、女主人の足下にしゃがんだ。
叫び声がいっそう高くなった。
ベチャッと床に投げられたそれは、女主人の性器だった。
女の殺し屋の冷徹な仕事だった。
出血が脚を伝い、床に至った。
もう一人の殺し屋が、性器のあった部分に何やら細工をして、そこもまた丁寧に焼くのだった。
あとで聞けば、焼く前に細いパイプを入れて尿道を確保したのだという。
尿道も焼いて塞いでしまうと、一月ほどで死んでしまうのだという。
これでショーは終わりだった。
美香はショーの様子をビデオに撮り、抗争相手に送りつけた。
回復した女主人は、アクリルで固められた乳房と性器と共に並べられ、格好の見世物となった。
もちろん精神は壊れており、爆買い中国人のどんな求めにも応じて全裸でポーズをとった。
抗争相手の中国人グループは震え上がり、美香の縄張りから撤退した。
これに味を占めたのが、美香の破滅の始まりだった。(続く)
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■7750
/ ResNo.14)
Re[14]: お仕置き
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□投稿者/ omame
@
一般人(15回)-(2015/11/07(Sat) 11:19:38)
ある日、私たちは黒ずくめの一団に拉致された。
拉致、というのももどかしい、あっという間の出来事だった。
それもそのはず、美香が雇った殺し屋のグループがお金で寝返っただけの話。
内情を良く知っているから、仕事も簡単だった。
私たちは袋に押し込められ、港から舟に乗せられた。
船底で、私たちは身を寄せ合って泣いた。
行く先が中国だということは明らかだった。
けれど、その予想も甘かった。
私たちが押し込められていた船底に、例の女主人が現れ、正気の口調で何やら指示した。
美香の右腕だったキコという女が引き出された。
女の殺し屋の一団が、泣き叫ぶキコを丸裸にして板に縛り付け、あっという間に両腕両脚を切り離し、傷跡を縫合し、止血した。
キコのダルマが出来上がった。
ダルマは私たちのもとに返された。
恐ろしくて誰も声もかけられなかった。
「一人残らず、こうしてやる。そして、お前らみんな、大陸の最低の売春宿に売り渡してやるよ。そこで死ぬまで、最低の客を相手にするんだ。でも安心しな、こうされた女はたいてい五年以内に死ぬから。五年間、耐えるんだね」
女主人はそう言って不気味に笑った。
「ああそうだ、お前だけは、許さないよ」
女主人は美香に言った。
「私と同じ目に合わせてやる」
美香の絹を裂くような叫び声が船底に響いた。
「ふ、お仕置きだよ。今日はアンタの目玉をつまみに旨い酒を飲もうかね」
(終わり)
完結!
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■7764
/ ResNo.15)
感想です
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□投稿者/ yuri
一般人(1回)-(2015/11/26(Thu) 22:23:33)
omame様の作品
連続で読ませていただきました。
すごく興奮しました。
また、書いてくださいね。
楽しみにしています♪
完結!
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■No7748に返信(omameさんの記事) > 「いくら欲しい?」 > 湯船に入ると美香は言った。 > やっぱり、その筋の仕事だったんだ。 > 騙されたことにはむかつくし、許せないと思ったけど、そんなことを今さら言ってもしょうがない。 > 取り返す。 > お金で。 > 「百万円かな」 > 美香はキョトンとして、そして笑い出した。 > 「何よ。そのくらいの価値はあるでしょ。あんなことまでされたんだから……」 > 美香は笑いを堪えながら、 > 「あなた、スタッフたちに、絶対そんな金額言っちゃ駄目よ。あなたクラスの女性が百万なんて……」 > そしてまた笑った。 > 「失礼な……」 > 私が言うと、美香は、 > 「ごめん、ごめん。あなた自分の価値がわかってないわ。今日、いったいいくら、売り上げがあったと思うの?」 > 「知らないわよ、そんなの」 > 「四千万よ」 > ハァ? > 「爆買いの中国人相手なのよ。一人百万円。最後にあなたのウンチを掘った連中は一人五百万円払ってるわ。そのくらいの価値があるのよ、あなたには」 > 私は言葉を無くした。 > 「今日の売り上げの半分、二千万あげる。だから、来週もやって」 > お尻がまだジンジンしていたけれど、私には断る言葉が無かった。 > 察した美香は私の首に手を回し、優しくキスしてきた。 > 美香は恐ろしいほどのテクニシャンで、私はその夜、用意されたベッドで一睡もせずに、指と舌と唇でいき続けた。 > この先、どんな地獄が待っているとも知らずに……(続く)
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