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■7853 / ResNo.10)   ただれた関係11
  
□投稿者/ いちこ 一般人(11回)-(2016/06/23(Thu) 22:36:51)

    「なにしに来た?もう会わないよ!」
    「お願い。開けてください。あたし、会社辞めたの。もうチーフとは会わない。」
    「‥‥‥‥‥‥。わかった。そこで全部脱ぎなさい!」
    「えっ、ここで?‥‥‥‥わかりました。」

    彼女の家はマンションの5階の突き当たりの部屋だ。
    もし誰か来たらどうしよう?とドキドキしながら脱いだ。
    全て脱いで前を隠しながら、

    「脱ぎました。入れてください。」
    「そこでオナニーしなさい。」
    「えっ、無理です。誰か来たら‥‥」
    「なら、開けない。」

    仕方がないので、ぎこちなく始めようとしたその時、
    誰かが階段を登る足音が聞こえてきた。

    「だ、誰かきます。お願いです。開けてください。」

    もうかなり近い。階段を登りきり廊下に出たら丸見えだ。
    あたしは必死に彼女のドアを叩いた。
    もうだめーと思った時、ガチャリと解鍵の音が聞こえた。
    あたしはドアを開け、中に滑り込んだ。
    玄関で彼女が仁王立ちしていた。

    「言いつけを守れなかったわね?お仕置きよ。」

    彼女は裸のあたしに首輪と手錠を付け、椅子の背もたれに手錠を固定した。
    そしてあたしを前屈みにさせて、お尻を突き出すように命令した。

    ヒュンッ!
    バシッ!
    「ああー!」

    彼女があたしの背中にムチ打った。たちまち背中に赤い筋ができる。

    ヒュンッ!バシッ!ヒュンッ!バシッ!

    「ああー、ごめんなさい、ごめんなさい。」

    ヒュンッ!バシッ!ヒュンッ!バシッ!

    「アヒィー!」

    あたしの背中に赤い筋が、いくつも重なってゆく。
    痛さのあまり涙を流しながら、彼女に許しを請う。

    「あぅ、許してください。ごめんなさい。ごめんなさい。うぅぅ。」

    やがて彼女はムチを床に落とした。そして近づいてくる。
    その時、あたしは彼女の異変に気づく。

    うそっ!泣いてる?

    グスン、グスンと言いながら、あたしの背中に舌を這わせる。
    あぁ、彼女が泣いている。あたしは痛さとは違う意味の涙を流した。
    もし将来結婚して子供が出来ても、彼女とは別れられないと強く思った。

    完結

完結!
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