| 「なにしに来た?もう会わないよ!」 「お願い。開けてください。あたし、会社辞めたの。もうチーフとは会わない。」 「‥‥‥‥‥‥。わかった。そこで全部脱ぎなさい!」 「えっ、ここで?‥‥‥‥わかりました。」
彼女の家はマンションの5階の突き当たりの部屋だ。 もし誰か来たらどうしよう?とドキドキしながら脱いだ。 全て脱いで前を隠しながら、
「脱ぎました。入れてください。」 「そこでオナニーしなさい。」 「えっ、無理です。誰か来たら‥‥」 「なら、開けない。」
仕方がないので、ぎこちなく始めようとしたその時、 誰かが階段を登る足音が聞こえてきた。
「だ、誰かきます。お願いです。開けてください。」
もうかなり近い。階段を登りきり廊下に出たら丸見えだ。 あたしは必死に彼女のドアを叩いた。 もうだめーと思った時、ガチャリと解鍵の音が聞こえた。 あたしはドアを開け、中に滑り込んだ。 玄関で彼女が仁王立ちしていた。
「言いつけを守れなかったわね?お仕置きよ。」
彼女は裸のあたしに首輪と手錠を付け、椅子の背もたれに手錠を固定した。 そしてあたしを前屈みにさせて、お尻を突き出すように命令した。
ヒュンッ! バシッ! 「ああー!」
彼女があたしの背中にムチ打った。たちまち背中に赤い筋ができる。
ヒュンッ!バシッ!ヒュンッ!バシッ!
「ああー、ごめんなさい、ごめんなさい。」
ヒュンッ!バシッ!ヒュンッ!バシッ!
「アヒィー!」
あたしの背中に赤い筋が、いくつも重なってゆく。 痛さのあまり涙を流しながら、彼女に許しを請う。
「あぅ、許してください。ごめんなさい。ごめんなさい。うぅぅ。」
やがて彼女はムチを床に落とした。そして近づいてくる。 その時、あたしは彼女の異変に気づく。
うそっ!泣いてる?
グスン、グスンと言いながら、あたしの背中に舌を這わせる。 あぁ、彼女が泣いている。あたしは痛さとは違う意味の涙を流した。 もし将来結婚して子供が出来ても、彼女とは別れられないと強く思った。
完結
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