SMビアンエッセイ♪

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■890 / ResNo.10)  週末H‥尚と雪‥
  
□投稿者/ 乱 一般人(10回)-(2004/10/26(Tue) 18:17:18)
    2004/10/29(Fri) 09:29:59 編集(投稿者)

    片付けの済んでいないテーブルが気になったが寝起きの今はコーヒーが飲みたかった。
    隣りで寝ている尚に毛布を掛けてからインスタントコーヒーを淹れる。
    一口飲むだけで、頭の中が随分とすっきりしてくる。
    「ふーっ」
    一つ息を吐いてから、尚の寝顔を見つめ
    “可愛い顔して寝てる…”
    頬にそっとキスをしてから、残りのコーヒーを飲み干した。
    「さて。片づけますかね。」
    テーブルの上、そのままにされていた食器を手際良く片付ける。
    「良し。終了!」
    キッチン周りの滴を拭き取り片付けを終えた雪は今日、2度目のシャワーを浴びに向った。


    ドライヤーを当て、肩まである髪が殆ど乾ききった頃、脱衣所の扉が開かれる。
    「えー。もう浴びちゃったのぉ?」
    詰まらなそうな顔する尚。
    おそらく、起きて雪がシャワーを浴びている事に気付けば
    一目散に飛んで来るだろうと踏んでいた雪は
    あまりゆっくりとはせず、早めにシャワーを切り上げていたのだった。
    「尚の考えている事なんてお見通しよ♪」
    勝ち誇ったように笑う。
    心の中では小さなガッツポーズ。
    尚と一緒のシャワータイムが嫌いな訳ではない。
    寧ろ、昼間、互いに仕事を持つ身にとっては、この上ない至福の時でもある。
    でも、今日は別。
    「いいもーん。どうせ今日は寝なくても良い日だし♪」
    金曜と土曜が休みの尚。
    そして土曜と日曜が休みの雪。
    そう。
    今日は週に一度訪れる、翌日が互いに休みの夜なのだ。
    「…はいはい。分かっておりますとも。」
    寝かせてもらえないのは承知の上。
    だから、雪としては少しのインターバルが欲しかっただけなのだ。
    その証拠に
    「どれどれ?」
    着ているパジャマの中を弄られ、下着を着けていない事を尚に確認される。
    「ホントだ♪」
    嬉しそうな顔して急いでシャワーを浴びに行く尚。
    “下着を着けていないの確認されるのって…結構恥ずかしいんですけど…”
    自分からSEXを誘う事はあまり無い雪にとって
    尚に指示された訳でもなく、自ら進んで下着を着けずにいる自分が
    如何にも『今日はヤル気満々です』と言っているようで、恥ずかしかった。
    「ゆっくり浴びるんだよ?風邪ひくからね?」
    「ほーい♪」
    そんな雪の気持ちを知っているのかいないのか。
    シャワーを浴びながら楽しそうに鼻歌を唄う尚だった。

    (携帯)
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■891 / ResNo.11)  週末I‥尚と雪‥
□投稿者/ 乱 一般人(11回)-(2004/10/26(Tue) 18:18:16)
    2004/10/29(Fri) 09:44:46 編集(投稿者)

    「あ。こら。頭、びしょびしょじゃない。」
    ゆっくり浴びるんだよ、と言ったにも関わらず
    あっと言う間にシャワーを終え飛び出してきた尚。
    「ほら。タオル貸して。」
    滴の垂れる尚の頭を拭う雪。
    「ドライヤー当てなきゃ風邪ひいちゃうでしょ!?」
    雪は急いでドライヤーを取りに行くと丁寧に肩より少し長めの髪を乾かして行く。
    雪の前で正座をしてドライヤーを当ててもらう尚。
    たまに顔にかかる風に目をぎゅっとつぶったりする。
    まるで、お風呂に入れられたしまった子犬の様。
    大人なのに手の掛る尚に
    「全く…」
    呆れた様に言いながら
    “可愛いんだから”
    ニコニコしている尚を見ながら心の中で呟く雪だった。
    だが、そんな風に思っていた次の瞬間には、
    尚は雪の乳首を指の腹で優しく撫で始めている。
    「………。」
    子犬のような可愛らしさは、少しずつ姿を変えていった。

    少しの間は耐えられるが、もう知り尽くされた壷だから…
    否応無しに上気してしまう。
    SEXに関してはどこまでも貪欲な尚。
    いや、SEXその物にでは無く、雪があってのSEXにどこまでも貪欲なのだろう。
    「ん…ちゃんと乾かして…から…。」
    「いいもん。乾いてなくたって。」
    「それじゃ…ん…か…風邪…ひいちゃう。」
    「大丈夫。直ぐポカポカになるから♪」
    “確かに…ね”
    既に体がポカポカになり始めている雪は思わず納得してしまった。
    それにしても、半乾きになる位までは乾かしておきたくて
    何時の間にかパジャマに潜り込み、尚に乳首を摘ままれる刺激に
    蜜が溢れ出すの感じながらドライヤーを当てる雪。
    両手が、がら空きの尚はやりたい放題。
    「足、少し開いて♪」
    同じく、正座をしていた雪に言う。
    ドライヤーを当ててもらっている事なんてお構い無し。
    パジャマのズボンに手をかけ、開かれるのを今か今かと待っている。
    それなのに、足を開いたにも関わらず、直ぐには触れて来なかった。
    足の付け根の辺りを、爪で軽く掻くように人指し指と薬指で何度も撫で回す。
    もどかしさが雪を襲う。
    宙に浮いた中指は…わざとなのだろう。
    もう少しでクリトリスという所をたまに触れるだけ。
    それでも、焦らされている雪にとっては堪らない快感が走る。
    「ふぅん…はぁ…ん…あん…。」
    歓喜の声は徐々に高くなり、手にしていたドライヤーは既に的外れな方に風を送っている。
    尚はドライヤーを取りスイッチを切るとゆっくりを雪を押し倒した。
    「あ…。髪は?」
    尚の髪がどんな状態になっているか、分からなくなる程、陶酔していたのだった。
    「もう乾いてる。」
    快感に身を委ねながらも、尚の髪は乾かしきった様子。
    「ん…なら良かった。」
    「雪♪」
    今日したキスの中で、最も深く長いキスをされる。
    その最中に、ずっとずっと焦らされ続けていたクリトリスを一撫でされ
    上げた声は行き場を失い、口の中に篭る。
    「んんんっ!」
    同時に体かピクリと跳ねる。
    「何かね。凄いみたい♪」
    尚がやっと唇を離したのは何度かクリトリスを撫でた後だった。
    「な…ん…何が?」
    雪が訊くと尚は徐に雪のズボンを剥ぎ取る。
    膝を掴み大きく割り開くと指で広げクリトリスを確認し
    「クリキャップが効いたんだね。クリがね、剥き出てていつもより大きくなってるの♪」
    嬉しそうに言い、舌を這わす。
    「あっあっあっ…んんん…」
    いつもより大きくなったクリトリスは尚の唇に挟まれると、
    大きくなった分、今までより扱い易くなったようで
    舌先で突つかれ、撫でられ、クリクリと動かされ…
    「はぁん…ん…いっ…あぁぁん…」
    膝がガクガクと震え出す。一旦唇を離すと
    「気持ちいいんだね?もう痙攣し始めてる♪」
    雪の耳元で囁く。
    「ほら。こんなに溢れてるし♪」
    中には入れず、溢れ出した密を掻き混ぜるように
    わざとヌチャヌチャと音を立てながら指を動かす。
    「凄い音。あんなに溢れたばっかりなのに、またこんなに溢れちゃって。」
    尚をそそる、雪の恥ずかしそうにする顔が見たくてわざと羞恥心を煽る様に言う。
    「これ使ったら、雪はどんな顔見せてくれる?」
    朝から雪の中で蠢いていたローターと、帰って来てから尚の好きなように操られたローター。
    電光を反射して、怪しく光る2つのローターを翳(かざ)し雪の乱れた髪を整える様に撫でながら訊く。
    “…あぁ。それで弄(いじ)られたら…”
    おそらくは、そんなに掛らずしてイッてしまうだろう。
    雪の不安を余所に、ニコリとする尚だった。

    (携帯)
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■900 / ResNo.12)  週末J‥尚と雪‥
□投稿者/ 乱 一般人(12回)-(2004/10/27(Wed) 08:07:28)
    2004/10/29(Fri) 09:56:04 編集(投稿者)

    ローターの1つは雪の乳首に狙いを定めた。
    乳首の縁を撫で回し、乳首を奮い立たせるように。
    もう1つのロターは、暫くの間、お臍の周りを撫で回していたが、
    徐々に下がり、クリトリスを目指して行った。
    そのローターが微かに中心部を触れ始めた。
    「ここ?ここ?」
    尚が訊きながらクリトリスの横に、ローターの先を当てる。
    「はぁん…あん…」
    雪の望む刺激には、まだ程遠かったが、それでも体はヒクヒクと反応を見せている。
    「それとも…こっち?」
    中心だけを避け、クリトリスの周りをあちこち突ついて来る。
    「ひゃん…あぁん…いっ…はぁ…」
    それに合わせて雪の歓喜の声は泣き声の様になってくる。
    「良い声が出てきたよ、雪。大好き♪」
    息が止まりそうな程の深いキスをされる。
    口の中で動く尚の舌はまるで別の生き物の様に雪の舌に絡み付いてくる。
    すると、乳首の縁だけを刺激し続けていたローターが乳首を正面から捕らえ始めた。
    待ちわびていた刺激に体が仰け反る。
    「あぁん!」
    「ちょっとずつね♪」
    そう言うとクリトリスの周りを突ついてローターが中心を狙い始めた。
    蜜壷にヌチュっと頭を少しだけ入れた後、そのまま真っ直ぐにゆっくりと這い上がって来る。
    クリトリスに当ると、直ぐに外され、また蜜壷へ。
    同じように頭を少しだけ入れると、そのまま真っ直ぐにゆっくりと這い上がり、
    クリトリスに当ると、また蜜壷へ、と。
    それを何度も何度も繰り返される。
    「はぁん…あぁぁ…いっ…や…あん…」
    溢れる出た蜜は床に溜り始め、ガクガクと震える膝は、どんなに抑制しても止める事が出来ない。
    頭を振り乱す雪。
    “おかしくなっちゃう…”
    それを悟ったのか、尚の持つローターはクリトリスを確実に狙って来るようになった。
    当てては外されていたのものが、クリトリスの上を撫でるように通過する様になったのだ。
    初めの内は、あっと言う間に通り過ぎてしまっていたが
    何度も何度も執拗に繰り返して行く内に、
    クリトリスの上で留まる時間が少しずつ、少しずつ長くなってくる。
    それと同じくして、ローターがクリトリスに届くまでの時間も長くなっている。
    より深い絶頂を迎えさせる為に、尚は雪にインターバルを与えているのだ。
    「あぁぁぁ…」
    ローターがクリトリスに留まる時間が長くなるに連れ、雪の泣き声も語尾を延ばして行く。
    『いかせて』と懇願する寸前に、クリトリスからローターを外す尚。
    ギリギリのところまで雪を追いつめる。
    ほんの僅かな、コンマ数秒越えただけでも、雪は簡単に絶頂を迎えてしまうだろう。
    その寸前で止める。
    雪の体を知り尽くした尚だから出来る技。
    より綺麗な雪を見たい尚が体で習得したコンマ単為の時間間隔。
    「雪。今日は本当に綺麗♪」
    2つのローターのスイッチを切ると
    「あたしでイッて。」
    雪を余りにも綺麗に乱れさせた玩具へ嫉妬する様に言う尚だった。

    (携帯)
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■906 / ResNo.13)  またレスしちゃいました☆
□投稿者/ ユエ 一般人(2回)-(2004/10/28(Thu) 12:18:55)
    お久しぶりです。
    ストーリーよすぎです(*^_^*)
    雪をもっといじめちゃってほしーい!
    こんな愛され方(?)してみたいなぁって思っちゃいます。
    なんか興奮してきちゃって、自分まで熱くなってきちゃう(>_<)
    続きがすっごく気になります。
    頑張って下さい(^o^)

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■912 / ResNo.14)  こんにちは♪
□投稿者/ 乱 一般人(13回)-(2004/10/28(Thu) 17:45:28)
    2004/10/28(Thu) 18:02:37 編集(投稿者)

    感想ありがとうございます(^-^)
    これでも一応ビアンSM小説のつもりです。
    ユエさんを熱くする事が出来たのならこの上ない喜びです♪
    実はお話の方は出来上がっていたりして…(^_^;)
    ただ、ここまで投稿させていただいたお話の誤字脱字の多いこと多いこと…(>_<)
    少し編集させていただいて、タイトルなんかもしっかり入れさせていただいて、それから一気に最終章まで投稿させていただこうと思ってます。
    雪の様に、少しだけ焦らさせて下さいね♪

引用返信/返信 削除キー/
■921 / ResNo.15)  週末K‥尚と雪‥
□投稿者/ 乱 一般人(14回)-(2004/10/29(Fri) 10:05:05)
    顎が上がり荒く呼吸をする雪をまじまじと見つめる尚。
    雪の瞳は潤んでいて半分開いた口からは桃色の吐息が漏れている。
    体も全身がほんのりと色づいていて
    もう、おそらく、何処を触れても尚の望む反応を見せるだろう。
    しかし、尚は直ぐに触れようとはしなかった。
    『あたしでイッて♪』
    そう、言っておきながら…

    この期に及んで…視姦だ。
    尚の目は雪を嬲る。

    大きく足を開き、ダラダラと蜜を垂らす蜜壺。
    ツンと立ち上がり上を向く乳首。
    艶かしくくねる腰。
    物欲しそうな雪の潤んだ瞳。
    大きく膨れたクリトリスは自身の蜜でヌラヌラと輝き
    尚には、それがまるでダイヤモンドの輝きにさえ見えてくる。
    雪の全身が尚を欲しているのだ。
    「はぁ…ん…」
    待ち焦がれ、声が漏れる。
    尚はその全てに魅せられて行く。
    「……綺麗。」
    雪がイッてしまったら、この美しさは少しお預けになる。
    それが寂しくて、惜しむように、ゆっくりと雪に触れ出す。


    頬から顎、耳から首筋へと指を這わすとそれだけで体をヒクヒクさせる雪。
    乳首をクリクリと優しく転がしながらゆっくりと唇を重ねる。
    軽いキスを繰り返した後、口内の全てを支配するように深く舌を絡ませる。
    「ん…んん…ふぁん…」
    尚は、ずっと綺麗な雪を見ていたくてゆっくりと攻めて行く。
    絡めていた舌を抜き取ると
    「はぁぁん…ん…」
    雪の泣き声が大きく漏れる。
    抜き取った舌は、そのまま耳へ首筋へと這う。
    「あっ…あん…」
    最大限に立ち上がった乳首も両方、ゆっくり丁寧に舐め、転がす。
    「はぁぁん…」
    弄られていない下半身はより深い刺激を求めているのだろう。
    腰は激しくくねり、雪が声にしなくても
    『こっち。こっちなの…』とねだっている様だった。
    それでも尚は、乳首ばかりを弄り続ける。
    たまに下腹部、毛を剃り落とされている丸見えの割れ目の少し上辺りまで指を這わせるが、
    それ以上は進めない。
    雪が声にするのを待っているのだ。
    「あっ…あっ…あぁぁぁ…もうっ!!!」
    「もう…何?」
    「……弄って…」
    か細い声で言う雪。静かな部屋の中ではそれでも充分聞き取れるのに
    「何?」
    訊き直す尚。
    「…弄って!」
    通る声ではっきり言うと、恥ずかしさを噛み殺す様に唇を噛む。
    尚の大好きな表情だ。
    「弄ってるよ。乳首♪」
    暗に、雪に何処を弄って欲しいのか言わせる。
    もう雪に躊躇いはなかった。
    「あ…ん…ク…クリを…お願い…」
    乳首からの刺激に甘い吐息を吐きながら言う。
    恥ずかしくて唇を噛み、泣きそうになっている雪が途轍もなく綺麗見える。
    それだけで尚は十分だった。
    後は、自分の言葉で雪により辱めを与える。
    「クリキャップに吸い付かれて剥き出ちゃって凄く大きくなって、
    雪から溢れちゃった液でヌラヌラ光ってるクリを弄って欲しいのね?」
    恥ずかしい言葉を並べられ、雪は尚を直視する事が出来ず
    ただ「うん。うん。」と首を縦に振る。
    そこでやっと、尚の舌は、ゆっくり、ゆっくりと雪の中心へと向い始めたのだった。

    (携帯)
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■922 / ResNo.16)  週末−最終章‥尚と雪‥
□投稿者/ 乱 一般人(15回)-(2004/10/29(Fri) 10:15:47)
    腰を掴むと足を高々と上げる。
    上げられた足は雪の頭を挟む様にして力無くダラリと落ちる。
    「見て♪」
    剥き出て大きく膨れたクリトリスが雪からも見える様に指で広げる。
    「凄いでしょ?これが雪のクリだよ。ね?ヌラヌラ♪」
    そこにあるクリトリスは雪の思いが吹き出たように膨れ上がっていた。
    『弄って!』そう主張しているように見える自分のクリトリスのはしたなさが
    雪に更なる辱めを与える。
    「は…あぁ…」
    今の雪を象徴するクリトリスを尚が舌の先で突つく。
    「あぁぁ!」
    激しく痙攣する雪の体。頭を左右に大きく振る。
    尚は雪の両方の乳首を摘むと小刻みに震わせ、天辺を爪で優しく掻きながら
    「雪。広げて♪」
    乳首を刺激する為に両腕が使えない尚は雪に言う。
    “自分で広げるなんて…”
    恥ずかしくて動けずにいる雪に更に繰り返す。
    「クリの隅々まで弄れるように雪が広げて♪」
    「う…ん…はぁ…」
    体をヒクつかせながら返事をし、おずおずと広げ出す。
    「もっと。もっとおもいっきり♪」
    尚に促され続け、雪のクリトリスは自らの手によって最大限に広げられる。
    ピンと張った皮膚の上でクリトリスがだけが異様に目立つ。
    「ずっと見てて♪見てなかったら弄ってあげないからね?」
    雪は、視線をクリトリスに送る事で尚に返事をした。
    「そうそう。ずっとだよ♪」
    尚の舌は溢れた蜜を掬う様にしながら這うと、クリトリスの周りを舐めまわし
    舌を離さずに狙いを定めるように動きを止める。
    それを見ている雪は次に来る刺激に期待して舐められる前から泣き声を上げてしまう。
    「はっ…あっ…」
    尚は舌を震わせながらゆっくりと、雪の期待に応えるように
    確実にクリトリスを捕らえる。
    「ぁぁはぁあぁぁぁん…」
    尚の望む反応が見れると、舌の震えを止め、
    その舌はゆっくり円を描きながらクリトリスから離れる。
    「ひゃ…ん…い…あぁん…」
    ねだるような雪の泣き声。
    離れ切った所で、今の刺激で溢れ、クリトリスに向って流れ出た
    雪の蜜を吸い取る様に、クリトリスに吸い付き唇を離して行く。
    「あぁ…はぁん…ん…」
    それを何度も繰り返す。
    クリトリスの周りを舐め回し舌を震わせクリトリスを舐め上げる。
    溢れた蜜を吸い取る様にクリトリスの吸い付いては離して行く。
    何度も何度も執拗に繰り返す。
    「あぁぁぁぁ…ん」
    イケそうでイケないもどかしさ。
    クリトリスを離れてしまう舌を追うように雪の腰をくねり始める。
    それを確認してからペロリペロリと、
    小猫がミルクを飲むかの様な舌使いでクリトリスだけを舐める。
    「あぁん…あぁん…あぁん…」
    舌の動きに合わせて、雪は泣き、もっともっと激しく強い激が欲しいと、腰をくねらせ
    「もうっ…ふぁん…駄目っ…い…いかせてっ!」
    とうとう懇願する雪。
    最期の最期まで雪の羞恥心を扇ぐ事を忘れない尚は
    「イキたいんだね?雪の大きく膨れてヌラヌラしたクリトリスを弄ってイカせて欲しいのね?
    分かったよ。あたしの舌で雪のクリトリスをたっぷり可愛がってあげる♪」
    そう言ってから、クリトリスを唇に挟み吸い付くと、舌先を激しく震わせた。
    「あぁぁ…そっ・・・それっ…あっ…い・・・いぃぃぃ…」
    雪は今にもイキそうなのを、耐えられるだけ耐えた。
    耐えた分だけ反って来る、絶頂の深さを知っているから。
    「あっあっあっ…いっ…駄目っ…イク―――……。」
    体を痙攣させ、深い絶頂を迎える雪。
    蜜壷からは濃厚な蜜がダラダラと溢れ出す。
    それは、まるで喜びの涙の様に、止めど無く溢れ続ける。
    雪が体を離すまで、乳首とクリトリスを転がし続ける尚。
    「あっあっ…ま…また…またイッちゃうぅん…あぁぁん…」
    イク回数を重ねる内に、あれだけ深い絶頂を迎えたにも関わらず
    その深さはどんどん増して行く。
    イッてから、次の絶頂を迎えるまでの時間はどんどん短くなり
    止めど無く襲う快感に泣き声も追い着かなくる程、イキ続ける雪。
    言わば、『イキっ放し』の状態。
    今まで焦らされた物が纏まり、間隔を空けずに大きな波となって何度も打ち寄せてくるのだ。
    「あっ…来るっ…来るっ…あぁぁん……」
    最期に大きく体を痙攣させると雪の体はやっと尚から離れた。
    漸く、満足出来たようだった。
    ひょっとしたら、雪は尚よりずっと、SEXに貪欲なのかもしれない。

    暫く放心状態の雪だったが、30分後には、今日、3度目のシャワーを浴びに向っていた。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■923 / ResNo.17)  週末‥尚と乱‥
□投稿者/ 乱 一般人(16回)-(2004/10/29(Fri) 10:25:58)
    “…凄いね”
    “そう?いつもの事だよ”
    “今日はまだ続くんでしょ?”
    “勿論♪週末だし♪”
    “雪はまだイケるの?”
    “うん。今、シャワー浴びてるでしょ?あれはね、この後もOK!ってサイン”
    “え?そうなの?”
    “そう。無理な時は寝ちゃって起きないし”
    “へー。でも、今日はやり尽くしたんじゃない?クリキャップも、新ローターも使ったし”
    “え?まだまだだよ。今日はまだクリでしかイッてないから雪はもう眠れないだいろうし。
    寝室にはまだ使ってない玩具眠ってるし”
    “まだあんのかい?尚は、玩具マニア?”
    “違うよー。失礼だなぁ。それを言うなら雪マニアって言って欲しいな”
    “雪マニア?”
    “うん。雪を綺麗にしたいだけ。玩具はその為に使うだけだよ”
    “そうなの?”
    “そうだよぉ。指なら指ならではの、舌なら舌ならではのね乱れ方をするから。雪は♪”
    “へー”
    “だから、玩具なら玩具ならではの乱れ方”
    “それで、新しいローター?”
    “そうだよ。ただずっと動きつづけるローターとあたしが操作するローターでは雪の乱れ方が違うの。どっちも綺麗だけど♪”
    “はいはい。ご馳走様。ま、確かに、綺麗だったけどね”
    “駄目だからね!”
    “はい?”
    “雪はあたしのだからね!乱には渡さないよ!”
    “乱にはどうする事もできませんから…”
    “それもそっか♪”
    「尚ぉ?誰としゃべってんのぉ?」
    “やばっ、雪だ”
    “今日はもうお終いっ”
    “え?だってまだ続くって…”
    “折角の週末なんだからっ!もう2人切りにしてよー”
    “えー。見たいよー!”
    “じゃあ雪にバラしちゃうよ。「乱」て名乗る奴があたし達の事、覗いて投稿してるって”
    “わ、分かりましたよ。帰りますっ!”


    そんな訳で邪魔者、乱はお暇(いとま)。

    外はもう白々としていて、間もなく朝が来ようとしている。
    尚と雪の部屋では桃色のハートマークが飛び交い、
    部屋に収まり切れないハートマーク達は外へ溢れてしまっている。
    上空から見下ろすと、他の家、部屋、所々で桃色のハートマークが飛び交っているのが確認できる。
    週末を楽しむ恋人達が時を忘れて愛の滴を垂らしているのだろう。
    しかし…外にまで溢れさせているのは、この2人の部屋ぐらいだ。

    寝室で続けられる尚と雪の情事をお届け出来ないのは残念。
    まだまだ眠っている玩具が使われる姿も見たかったし
    和室の寝室には不釣り合いな一人掛けソファーからも
    怪しげな匂いがプンプンしてたのだが…。

    それはまた今度♪

    週末‥尚と雪‥


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■924 / ResNo.18)  週末‥尚と雪‥あとがき
□投稿者/ 乱 一般人(17回)-(2004/10/29(Fri) 10:33:04)
    2004/10/29(Fri) 10:33:41 編集(投稿者)

    −あとがき−

    ここまで読んで下さった方へ。
    いっらしゃるか、わかりませんがお付き合いくださりありがとうございました。
    話を書くのは初めて事ですし、この板の使い方も理解出来ていない状態で
    あまり深く考えず投稿させていただいてしまいました。
    その結果、投稿させていただく度、誤字脱字、支離滅裂な文章に気付き
    慌てて編集したりと、てんやわんやでございました。
    お陰で殆どのページを編集する結果に…(なんてこった)
    最終章を投稿させて頂くにあたり、加筆修正などもさせていただきましたが
    至らぬ点があるようでしたら、お詫び申し上げます。

    書いていて思ったのは
    SM小説と言う、嗜好の偏りがちなジャンルの中でも
    更に、細かく、嗜好が分かれるのだろうと言う事です。
    どうやら乱は、明るく楽しく元気なSMが好みの様です。(笑)
    勿論、そこにはちゃんと愛がある事が前提ですが。

    尚と雪。
    2人を動かす事がとても楽しかったです。
    自分勝手な話ではありますが、もう少し、この2人を
    動かしたく、また、投稿させていただきたいと思っています。
    この先もお付き合いいただけたら嬉しく思います。

    今回、あまりの文章の酷さに申し訳なく思い
    一言お詫びしたかったのと
    新参者の私、乱の文章を、ここまで読んでくださった方へ、感謝の思いを伝えたく
    この様なあとがきを添えさせていただきました。
    読んでくださった方が少しでも溢れてくれたのなら嬉しく思います。
    ありがとうございました。



    (携帯)
完結!
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■925 / ResNo.19)  かなり萌えます・・
□投稿者/ 由兎魔 一般人(8回)-(2004/10/29(Fri) 19:39:35)
    めっちゃ興奮します////ぜひ続きが読みたいです☆待ってますんでよろしくお願いします♪
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