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Re[5]: 義姉×2
Honoka

シャワーを浴びてバスローブを羽織り、リビングに戻ったのは日が傾き始めたころ。

「長かったわね。」

ライサお姉さんの声に、姉が答える。
其の脇で頬を染めてうつむいた。

「ゆっくりシャワーを浴びてたの。」
「そう、逆上ちゃったのかと思って心配しちゃった。」

何かを察したようにライサお姉さんが微笑んでいた。



荷物は既に部屋に運ばれていた。
広々とした寝室、姉と共用の大きなベッドも豪華。しかも天蓋付き。

「ずいぶん前に間取りを決めたから姉さんと私の部屋しかないの。
 だから、私の部屋のベッドを大きくして唯と一緒にしてもらったの。」

耳朶で甘い吐息が囁いた。

「唯、今夜から此処でいっぱい愛して上げる。」

抱きしめてくる姉の腕の中で熱っぽい青い瞳に見詰められ、顔が火照る。
視界の端で金糸が揺れていた。


08/09 14:44
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