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Re[9]: 義姉×2
Honoka
次の日の昼下がり、そっと背後から細い腕に絡め取られた。
ライサお姉さんだった。
姉が席を外したのを見計らっていたよう。
仄かな良い匂い。
大人の雰囲気に包まれて、首筋に零される吐息に肌がざわめく。
「綺麗な体してるのね、唯ちゃん。」
部屋着の上から優しく弄ってくる掌と押し付けてくる体の柔らかさ。
「ぁ…」
姉の抱擁とは違う、真綿で包まれる、そんな抱擁。
優しく抱きしめられて心地よさに身を委ねてしまう。
柔らかな愛撫に頭の中に霞が掛かり始め、
拒否とか抵抗とか思いつきすらしない。
眼に見えない蜘蛛の糸で気づかぬうちに絡め取られていくよう。
高鳴る胸の鼓動、無意識にライサお姉さんのバスローブを握り締める。
青い瞳を見詰めたまま腕の中で蕩けていく意識。
愛撫してくる指先が…止まった。
「姉さん!、唯に手を出さないでって言ったでしょ。」
リビングに響く姉の鋭い声。
ずかずかと歩み寄ってきた姉に腕を引かれ、ライサお姉さんから引き離された。
「唯、ダメよ。姉さんは、ダメ。」
「ぁ…、え?」
09/08 23:38
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