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Re[20]: 義姉×2
Honoka
夕食後まだ早い時刻、ソファに座って雑誌を読んでいれば、
ライサお姉さんがニコニコしながら私の脇に腰を下ろした。
手にしていた雑誌を置き、問うように視線を向ければ、寄せられる笑み。
「唯ちゃん、そろそろ良いかな?」
一瞬、何のことだか判らず問い返した。
「ぇ、何でしょうか?」
「愛して欲しいんでしょ。」
「今ですか、はい。」
時計を見ればまだ8時前、こんなに早い時間に、とも思ったけれど、誘ってくれたのが嬉しかった。
ライサお姉さんが姉に声をかけて、三人で寝室へ移動した。
バスローブのままベッドに上がれば、小さくベッドが揺れてライサお姉さんがすぐ脇に腰を下ろす。
「其の前にお願いがあるんだけど、良いかな唯ちゃん。」
「はい、何でしょう?」
「イリーナがね、もっと上手に唯ちゃんを愛してあげたいんだって。
だから、愛し方の練習に付き合ってくれないかな。もちろん明日以降だけどね。」
「え、それって…もっと愛してくれるってこと、ですか?」
「そう。たくさん愛してあげたいから。」
「嬉しい、それなら喜んで。」
「ありがとう唯ちゃん。じゃあ、その時にまたお願いするね。」
「はい。」
これから二人に愛してもらえるのが嬉しくて舞い上がっていた。
だから二人の姉がちらと視線を交わして微笑んだのに気づかなかった。
11/24 12:39
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