[戻]-1119/親
クリスマス色の夜に‥尚と雪‥
乱
窓から外を覗くと
「あ。降ってきた。」
雪が降り出していた。
クリスマスにはまだ少し早い、12月初旬。
それでも巨大なクリスマスツリーの点灯式の様子がニュースで流され
街のあちこちも、先を競うようにして、クリスマスカラーで彩られ始め
ロマンティックな雰囲気が作られる時季。
尚が有給を取って計画した旅行。
この戸建てのペンションも、それに遅れることなく、
玄関にはクリスマスリースが飾られ
暖炉の炎がゆらゆらと揺れる部屋には
電飾が煌びやかに瞬く白いクリスマスツリーが置かれていた。
そして。
その暖炉の前には体にバスタオルを巻いた…
雪。
「やっぱりこのペンションにして正解だったね♪」
そう言って、雪の体に巻かれたバスタオルへ指をかけ、スルリと落とす。
白いガーターと、それとお揃いのガーターベルトだけを身に纏った雪。
照明の類いを消し、クリスマスツリーの電飾と、
暖炉の揺れる炎に照らせれ浮かび上がる雪の姿は
それだけで尚を壊してしまいそうな程、美しいものだった。
「凄く綺麗…」
雪の肩を掴み、ゆっくりとキスをする。
啄むようなキスを繰り返し、徐々に深く長いものへと。
「ふぅん…」
口内を支配された雪は、鼻から声を漏らし始める。
「今日は少しきつくしちゃうかも。許してね?」
そう言ってから、尚は雪に赤い首輪をはめた。
下等な動物を連想させる首輪。
それをされる者は絶対の服従を心に誓う。
尚が首輪を使うことは少なかった。
雪を自分に従わせたいと思っている訳ではないからだ。
首輪を付けたからと言って、それは変わるものでもなかった。
ただ、普段あまり使わないせいなのか、
使った時は、いつもより少し、ほんの少し、ハードになる尚だった。
首輪をされた時点で雪もそれを覚悟し…期待していた。
その証拠に、蜜壺からは蜜を垂らし始めてしまっていたのだ。
(携帯)
12/02 12:11
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No1263
由兎魔さんへ
乱
(12/24 00:02)
No1259
A回目の登場です…
由兎魔
(12/22 23:16)
No1256
ユエさんへ
乱
(12/22 16:20)
No1251
久々です
ユエ
(12/22 02:11)
No1248
あとがき
乱
(12/21 19:14)
No1247
クリスマス色の夜に・・尚と乱・・
乱
(12/21 19:13)
No1246
クリスマス色の夜に 最終章・・尚..
乱
(12/21 19:10)
No1226
クリスマス色の夜にI・・尚と雪・・
乱
(12/20 22:39)
No1225
クリスマス色の夜にH・・尚と雪・・
乱
(12/20 22:38)
No1224
クリスマス色の夜にG・・尚と雪・・
乱
(12/20 22:36)
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