[]-1478/親
乙女たちの夜
りあ

2005/01/25(Tue) 01:04:55 編集(投稿者)
2005/01/25(Tue) 01:04:46 編集(投稿者)

「あぁんっ姫美っ・・ぃ・・っ!」
「んっん・・イくよぉりえっ・・!」
部屋じゅうに二人の喘ぐ声がこだまする。
そして、りえと姫美は、同時に果てた―――――。

 * * *

りえは、さくら女子高校の一年生。
女子高となれば、やっぱり女の子を好きな女の子も結構いて、りえもその中のひとりだった。
セミロングのこげ茶のやわらかな髪、身長は158cm、愛らしい笑顔、誘うような瞳。
そして、形の良い大きめのバスト。
そんなりえは、人気者だった。
中学のときから、どちらかというとボーイッシュな子に気にいられ、からだの関係をもったこともある。

その日、いきなり同じクラスの姫美に話しかけられた。

「ねぇ、りえ、今日空いてる?よかったら泊まりに来ない?今日、父も母も帰ってこなくて暇なの。」
 
姫美は、お嬢様。栗色のゆるやかにウェーブした長い髪。長いまつげ、茶色い大きな瞳。
その華奢なからだに似つかわしくないたわわなバスト。
口元はいつも微笑んでいて、ピンクの唇が魅力的な子である。

お泊まりなんて・・、りえは考えた。
ドキドキして眠れなくなっちゃうかもしれない。
でも、姫美の豪邸に行ってみたいっていうのもある・・・。

「うん、行きたい・・!でも塾があるから10時くらいでもいい?ご飯は食べてくから。」
「ほんと?!嬉しいっ。じゃぁ10時ね。待ってる・・・」

姫美が怪しく微笑んだことに、りえがは気づいていなかった―。

01/25 01:03
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