[]-6863/親
義妹・・・
なつ

結婚してから妹ができた。

一人っ子だった私にはそれがとても嬉しいことだった。
純粋にあの日までは・・・。



その日は彼が出張で私一人になってしまうので義妹である南那(なな)ちゃんが泊りにきてくれることになった。
だけどそれはいままでも時々あったこと。
私も楽しかったし南那ちゃんが私を慕ってくれることが嬉しかった。

『お義姉さんほんと料理上手だね〜。ごちそうさま。』
ちゃんと手を合わせてにこっと笑う。
『じゃあ片付けは私がするからお義姉さんは先にお風呂入ってきてよ。』
『あ・・・いいわよ。私がするから南那ちゃん先に入ってきて。』
『ううん。どうせお兄ちゃんは家事の手伝いなんかしないでしょ?だからかわりにしてあげる。たまにはゆっくりして。』
言いながら片付けを始めるので私は素直に甘えることにした。
『・・・じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな。』
そして私はバスルームに向かった・・・。

『・・・ふう』
全身伸ばして入れる湯船にゆっくりつかると思わずため息がでる。
『お義姉さん』
『?・・・南那ちゃん?・・・どうしたの?』
なにかわからないことでもあったのかしら・・・
『南那も一緒に入っていい?』
『え?』
『ここのお風呂って広いしいいでしょ?』
無邪気に言われて断れるわけもなく私は仕方なくOKした。
ホントはもう少しのんびりつかっていたかったんだけどまぁ・・・たまにはいいかな。
『おじゃましま〜す』
うきうきとした感じで南那ちゃんがなにもどこも隠そうともしないで入ってくる。
少し苦笑してしまうが今どきの女の子ってこんなものなのかな。
そして身体・髪・・・全身を洗い終えて湯船につかっている私をみた。
『はいっていい?』
『どうぞ』
必然的に向い合せになってなんとなく目のやり場に困る私に対して南那ちゃんはじっと私を見つめる。
『・・・南那ちゃん・・・その・・・そんな見ないでくれるかな?』
いくら同じ女性・・・それも義妹でもこうまで見られると落ち着かない・・・
『お義姉さんきれいだな〜』
『え?』
『おっぱいもおっきくてでもとってもきれいな形。それにウエストはきゅって引き締まってて・・・』
『・・・さ、先にあがるね。』
なんとも居心地悪くなってきて・・・私は腰を浮かせた。
だけど・・・
『待って・・・』
ギュッと手首をつかまれた。
『南那の最初で最後のお願い・・・きいて』
ふりほどこうとしたけど・・・南那ちゃんのその表情をみるとできなかった・・・
『おね・・・がい?』
『たぶんなんとなくわかってると思うけど・・・私お義姉さんがずっと好きだったの』
私はなにも言えず南那ちゃんを見つめた。
『お兄ちゃんのお嫁さんだからダメだって思うんだけど・・・でも・・・』
のどがカラカラになる・・・。声がでない・・・。
『だから今日・・・ううん今だけでいいから・・・お義姉さんに触れたいの』
どういえば・・・何を言えばいいのかわからなかった・・・


09/05 22:20
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ふぁん
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なつ
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Re[7]: [7]: 義妹・・・

たぬき
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[7]: 義妹・・・

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