[戻]-7720/親
お世話係
omame
2015/08/14(Fri) 16:17:35 編集(投稿者)
聞いていたのは女の子たちのお世話係ということだったけれど、実際には「お世話」をされていたのは私だった。
女の子たちの仕事が何なのか、うすうすは気付いていたけれど、口には出さなかった。
たぶん、嫌な客を取らされた後なのだろう、私への接し方が乱暴だったりするからすぐわかる。
この玲奈ちゃんも、私の控え室に入って来るなり、大粒の涙をポロポロ流して私に抱きつき、いきなりベッドに押し倒して、唇を重ねてきた。
危ない、と思った。
前にもこういうことがあった。
男に酷いことをされた後、同じことを女の子にして気を晴らす……
あの時はペニバンでアナルを犯された。
アナルでなどイケルはずがないのに、イクまで許さないと言って、しつこくしつこく。 ベッドに大の字に縛られているので逃げ場もなく、もう、このまま死んでしまうのではないかと思うくらいの長時間、私は犯され続けた。
私はイッタ振りをした。
「イッタの?」
「うん。良かった」
「じゃあ、もう一回、イキなさい」
それからが本当の地獄だった。
突かれ続けた腸が妙な蠕動を起こし始め、猛烈な便意が襲ってきた。
便秘、というほどではないけれど、三日くらいお通じがないところで、いきなりだった。
けれど恥ずかしくて告げることも出来ず、私は一人、身もだえして苦しんだ。
脂汗が全身を滑光らせたのを、よがっているのと勘違いしたらしい。
「イイのね、こんなのがイイのね」
そう言って、その時の女の子は腰を使いまくった。
「ごめんなさい、もう駄目、トイレに行かせて」
「駄目、もう一回イキなさい。さっきイケたんでしょ」
イッタ振りはバレていた。
完全に懲罰モードに入っている。
「これが入ってる限り、出せないよ〜」
そう言って、グイイと押してくるとき、苦しみは何倍にも増え、まるで、それが口から出てくるかのような圧迫感が感じられ……
耐えられない……
そう思った瞬間、私を貫いていた槍がいきなり引き抜かれ、栓を抜かれた私のそこからは……
「なんてザマなの」
私のそこから固形物が飛び出すたび、その女の子は笑い転げた。
異変に気付いたスタッフが来てくれて私は助け出され、その女の子はクビになった。
私は辞めようと思ったけれど、特別手当をかなり貰って続けることにした。
あの時と同じ雰囲気を、今日の玲奈ちゃんからも感じたのだった。
危ない……
私は本能的に逃げようとした。(続く)
08/14 16:16
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