[戻]-7742/親
秘書のお仕事1
いちこ
「はい‥‥はい、分かりました‥‥お任せ下さい。」
レイは携帯を切ると、タバコに火をつけた。
歳の頃は20代後半から30代、ダークグレーの髪をショートボブにし、
黒のTシャツに黒のレザーパンツ、どこか中性的な雰囲気がある美女だ。
ハーフなのか瞳の色がグレーに近い。
レイはくわえ煙草のまま、机の上の写真を手に取り、じっと見つめる。
写真には女が写っている。レイはタバコの煙を写真に吹きかけ、呟いた。
「待っててね、子猫ちゃん。」
写真の女、サキはインターネット通販の会社に勤めて三年目だ。
セミロングの髪をライトブラウンに染め、ゆるく内向きにカールさせている。
いわゆるカワイイタイプで、実際よくモテた。
初体験は、高校のとき先輩と。でも卒業と同時に別れた。
大学でも何人かの彼と付き合ったが、続かなかった。今はフリーだ。
最近の男子は情け無いと感じている。最初はいいが、すぐに甘えてくる。
もっと引っ張っていって欲しいのだ。
この会社に入ったのは、マキコ社長が素敵だったからだ。
女社長で男に負けていない。雑誌の取材でも、
「男に負けるな!女性よ、自立しよう!」
とゲキを飛ばしている。
だから仕事は頑張った。新企画も提案して、採用されたこともある。
社長にも頑張りを認めてもらい、秘書にならないかと打診された。
すごく嬉しかった。来週、社長面接がある。
今日も残業して、最後になってしまった。
さぁ、トイレでメイクをチェックして帰ろう。
今日はグレーのパンツスーツに白のブラウスだ。
メイクよし!なかなかイケてるんじゃない。とその時、
外人の女二人が、トイレに入ってきた!
ひとりは、ブロンドのロングヘアー、もうひとりはブルネットでショートだ。
通販会社なので、社内で外人のモデルを見かけるのはめずらしくない。
でもこんな時間は珍しい。そう思っているとブロンドが
「サキさんデスカー?」
「えっ、イ、イエス。」
何故か英語で答えてしまう。するとブロンドが寄ってきたと思ったら、
ブルネットが素早くサキの背後に回りこんだ。
そしてサキの両手首を掴んで、後ろに回し結束バンドで親指同士を拘束した。
「えっ、えつ、な、なにするんですか?」
今度はブロンドがサキの鼻をつまんで上を向かせる。
「んっ、んー。」
苦しくなって口を開けたら、何か液体を飲まされた。
「ゲホッ、ケホッ、ケホッ‥‥」
いったい何が起きてるの?
そしてブロンドが強引にキスしてくる。
後手に拘束されているので、好きなように口中を蹂躙される。
「んー、んー、んっ‥‥」
その間に、ブルネットがサキのスラックスを膝まで下ろした。
「んっ、んーーー!」
そして下着の中に、ヌルっとした丸い物を入れてきて、またスラックスを元に戻した。
サキは強引にキスから逃れて
「何するんですか!外してください、あっ!‥‥」
股間の丸い物が振動を始めた。
ヴーヴーヴーヴー
「ワタシハ、タフィーでース。サキさーん、イッシヨにキテクラさーい!」
ブロンドが名乗ると、ブルネットが、
「ワタシハ、ジーンデス。ソレハ、ビヤクヲヌッタ ローターデス。」
「チナミニ、サイシヨニノンダノモ、ビヤクデース!」
「なっ、なっ‥‥くっ‥‥」
全く理解出来ない!何なのよ!誰なのよ!
うっ、なに? か、感じちゃう!
続く
11/01 12:49
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