■128 / inTopicNo.1)  追憶  
□投稿者/ 絢 一般人(1回)-(2004/03/03(Wed) 14:01:34) 

「だいぶいい子になったね。」 今日も沢山可愛がって愛してあげた彩は、肩で小さく息をしていた。 潤んだ瞳の奥に、まだ少しの反抗心を宿したまま。 「可愛いよ...。」 彼女が懸命に保とうとしている小さな自我は、本当に愛しい。 簡単に屈するような子なら、こんなにも愛しいとは思わない...。 「おはよ、小川っち」愛しい彩。 名前を小川彩といって、学校ではこう呼ばれている。 私は彩と同じ高校の同じクラスに通う、普通の友達。 彼女はそう思ってたんだと思う。 愛しい彩。 私はいつからか、貴女を堕としてあげることを考え始めてた。 彩は強がりで背伸びしたがりだった。 私にはそうだとわかることでも、周囲にはそれが生意気だとしか映らなかったのかもしれない。 その彩も、私には時折素直な一面を見せてくれる。 それこそが彼女の運命を変えてしまうなんて、当然少しも思わずに。 『京ちゃん。』背後から、可愛い彩の声がする。 「どうしたの?」 自分の中に突き上げる衝動のような何かを抑えながら、私は振り返りもせず言った。 『この前の模試、数学が思ったよりひどかったから教えてほしいなって思って...。』 「...いいよ。」 私は振り返り、彩を優しく見つめる。 この時の私には、何か確信めいたものがあった。 「生徒会室でもいい?教室はまだ人残ってて騒がしいし、私もまとめなきゃいけない書類とかあるから。」 昔から委員長だの部長だの、今に至っては生徒会長なんて肩書きの私は、元々人から頼られやすいみたいだった。 とりわけ学校では一番仲がいい彩にとってはなおさら。 『うん、ありがとう京ちゃん。』 彼女は何の疑いもなく、私についてくる。 「適当に空いてる席使って。」 『うん。』彩は壁際の席へ座ると、模試の答案や教科書やらを机へ出し始めた。 私が入り口をロックしたことにも気付かず。
■129 / inTopicNo.2)  追憶 2 □投稿者/ 絢 一般人(2回)-(2004/03/03(Wed) 14:07:13) 彩の後ろへ立ち、彼女の質問に答えてあげる。 彩に近付くたび、その匂いを受けるたび、衝動だけが膨らむ。 「他にわからないトコは、彩...?」 耳元でそう囁く。 貴女を、呼んだことのない名で呼びながら。 『ん...。き、京ちゃ...?』彩が真っ赤になる。 「無いの...?」 今度はその耳を甘噛みして、軽く息まで吹き掛けて囁く。 『な...無い...よ...』 「じゃあこの問題は?」 言いながらブラのホックをはずす。 『京ちゃ...やだ...!』 彩は反射的に席を離れ、立ちすくんでいる。 その一方で、私に焦りや迷いはなかった。 『何で...?』まだ。 『何で京ちゃんにこんなことされなきゃなんないの...!?』まだまだ。 『京ちゃんおかしいよ...!』 彩の叫びを、私は顔色一つ変えずにただひたすら受けている。 『こんなのやだよ...!』 そして...。 「彩。」一言、そう発する。 『あ...。』それだけで彩は座り込む。 目を潤ませ、顔を真っ赤にし、足を固く閉じて。 「彩。」その言葉が、呪文の様に彩に染みていく。 『そんなに、呼ばないで...。』 彩はやっとの思いでそれだけを吐き出した。 私は一瞬優しく微笑んで、彩に近付いていった。 「呼んでほしいくせに...。」 私は、懸命に閉じている彩の大腿の間に、そっと指を差し込む。 「ほら...。」 私の指に絡み付いた彩の愛液は、窓からの夕陽に照らされて光る。 私はそれを彼女に見せつける様に舐め取っていった。 『京ちゃ...』 「これからもっと、私に素直になるような体にしたげるよ、彩...。」 真っ赤になってる彩の耳を、また甘噛み。 『や...ぁ...』 「嫌?」 彩の知らない眼で、私は彩に問い掛ける。 「嫌なの...?嫌ならしないよ。」 それでも私の手は、制服の上から、彩の固くなった乳首に爪を軽く立てている。 『あ...、んは...っ』彩の体が、少し熱い。
■130 / inTopicNo.3)  追憶 3 □投稿者/ 絢 一般人(3回)-(2004/03/03(Wed) 14:10:54) そして私は手を離し、彩の体からも離れてみる。 『京ちゃ...ん』 「何?」 そっけなく言い放つ。 『行かないで...』 「...。」 『もっと...して...』 愛しい彩が目を潤ませて、私にそう懇願してる。 ああもう、この押し上げる衝動のなすがまま、今すぐ彩を可愛がってしまいたい。 それをどうにか抑えて私は続けた。 「何を?」 『今の続き...して...』 彩が精一杯なのが痛いほど伝わってくる。 けれど。 「それじゃわかんないよ。きちんと言わなきゃ。」私はまだ続ける。 『言え...ないよ...』少し反抗的に、彩は呟く。 「...。」私はまた、彩から離れる。 『や...。京ちゃん...』 「何?」彩に、さっきと同じ眼を向けて。 『もっと...私の...』 彩の自我と本能の葛藤が見える。 愛しい彩...。 『もっと...胸触って...!お願い...』 「胸だけでいいの...?」 今にも泣きそうな彩を抱き締め、今度は制服の下に手を入れる。 直に触れる彩の胸。 可愛らしい乳首を、まずはそっと擦りながら、初めて彩にキスをする。 彩の甘い舌を味わってると、彩もぎこちないけれど懸命に私の舌を欲しがった。 教室は、舌の絡み合う音と彩の喘ぎで充満する。 「彩...」 『ああぁ...っ、ん...京ちゃん...っ』 「彩...」 少し手の速度を上げる。 『京ちゃ...、ひぁ...っ、もっと...してぇ...』 彩が想像以上に淫乱に乱れる。私の腕の中で。 「して下さい、でしょ?彩...。」 もう衝動が止まらない私は、また彩にキスをする。 唾液を長く引かせて口を離した途端、彩は言う。 『して...下さ...。お願...あぁっ』 「可愛い声だね彩...。もっと聞かせて...。」 制服を上へあげて、今度は舌で乳首を可愛がる。 「余った指、どうしようか...?」 『はぁ...っ、あ...』 すると彩は泣きながら、私の手を自分の下の口へと運んだのだ。
■131 / inTopicNo.4)  追憶 4 □投稿者/ 絢 一般人(4回)-(2004/03/03(Wed) 14:23:30) 彩が私の手を運んだ先は、その脚をつたって床まで微かに濡らす程の状態になっている。 「ここを?」 『触って下さ...』 「きちんと私の目、見て。」 彩の言葉をかき消す為、私は彼女の顎を持ち上げる。 濡れた手で。 「じゃないとしたげないよ...?」 『...』 体を弄ばれることはおろかキスすら初めての彩が、痛いくらいの羞恥心に泣いているけど甘やかさない。 愛しいから。 まだまだ、堕としてあげる。 『私のここ...、いっぱい触って下さ...い』 彩は再び、私の手を運んで言った。 たまらない...。 今の彩の全てに、私はどうしようもなく欲情する。 自分がひどく満足気な笑みを彩に向けてるのがわかる。 「いい子だね。今からもっとたくさん鳴かせたげるよ...。」 私は自分の制服の白ネクタイを取り、彩の手首とドアノブとを結ぶことで彼女を軽く拘束する。 彩の制服はたくし上げられ、胸は私の唾液で光っている。 「脚、開いて...。」 彩の厭らしくも綺麗な姿を、私は立ったまま見下ろして言う。 『...』顔を背けながらおずおずと脚を開くが、気が付いたように顔の向きを戻し私の目を見つめる彩。 震えながら。 「可愛い...。ここが膨らんでるのわかる?」 彩の小さな蕾を軽く擦ってあげる。 『ああぁ...っ!』 「そんなに気持ちいい...?軽く触っただけなのに。感じやすいんだね、彩...。」 彩の下の口からは淫らな粘着音をたてながら、また愛液が流れ出してくる。 「これからもっと感じさせるよ...。耐えられる?」 私はクスクスと笑いながらある鍵を取り出す。 この部屋には会長用の机があって、その引き出しの鍵だ。 引き出しの奥から、彩に見えない様に目的の物を出し、また彩のところへ戻る。 「いい子にできたご褒美だよ、彩...。」 彩の、割れそうなくらい膨らんだ蕾へローターを押し当てた。 もちろん、下の口にはバイブをあげる。 『ひぁっ...!や...あああぁっ!』 彩が快感に鳴き、泣く。 痛みや自我などは、その前には意味を為さない。 「ああ...彩可愛い...。 そんなに感じる...?」 彩の口からこぼれ続ける唾液を舐め取り聞くけれど、彩は何一つまともに言葉にならない。 『京...ちゃぁ...ああぁ...っ!い...イっちゃ...』 「イきそう...?クス、まだダメ。まだイかせてなんてあげない。」 そう言って、彩から二つの機具を外す。 「こんな機械でイきたいの?それとも私にイかせてほしい...?」 『京ちゃん...に...、イ...かせて...ほし..い...』 彩の肩が上下する。
■132 / inTopicNo.5)  追憶 5 □投稿者/ 絢 一般人(5回)-(2004/03/03(Wed) 14:43:02) 追憶U 8 「誰にもあげないし誰にも触れさせない...。」 自分を抑える術を、私は知らない。 彩の下着を、つい剥ぎ取る様に脱がせてしまう。 「私以外感じない体にしたげるよ...」 下着に押さえられていた彩の愛液が、溢れる様に流れ出る。 『見...ないで...ぇ』 「よく見えるよ...。クス、見られると感じるの?」 彩はホント、素直じゃない。 そこが愛しい反面、私の支配欲まで掻き立ててしまうのに。 「こうすれば見えないでしょ...?」 私は脱がせた彩の制服から白ネクタイを取って、彩に目隠しをしてしまう。 それが余計に、彩を引き立てる気がした。 『京ちゃ...ぁ』 見えないことが彩の本能を刺激したのか、彩の愛液はとうとう音を立てながら溢れてきた。 「くちゅくちゅいってる...。」 『指...』 「何...?」 『京...ちゃんの...指、ください...ぃ』 耐えきれなくなったのか、彩が欲望を口にする。 普段ならここで可愛がるところだけど、今日はもう一押ししてみる。 「どこに?彩の指で教えて...。」 聞きながら、私は尚も的はずれな場所を擦る。 『やあぁ...ん、ここ...ぉ』 堕ち始めた彩は、容易く自分の秘部に指を置き、私に示す。 「指、そのまま中に入れて...。」 一瞬ためらう様な素振りを見せるけれど、それを許さずに私は続けた。 「...早く」 『は...ぁぅ』まずは一本。 自分の指を入れたことなど無いのだろう、昨日三本入れた時より辛そうだった。 「もう二本入れて。」 それでも私は彩に言う。 『ふ...ぁ、...っ』 体がそれを躊躇するからか、彩の二本の指はなかなか奥へと入らない。 たまらず私は自分の指を三本入れてあげた。 『ああ...っ!はぁ...っう』 彩の一本を加えた四本の指が、彩の内部でじゅぷじゅぷと踊る。 間髪入れず、空いた左手にローターを持って彩の蕾に当て、私は彩にキスをする...。
■133 / inTopicNo.6)  追憶 6 □投稿者/ 絢 一般人(6回)-(2004/03/03(Wed) 14:45:16) 追憶U 11 快楽と苦痛で、彩の方はキスにもならない。 喘ぎを洩らす為だけに開かれたその口を、構わず私は味わう。 『んん...っぅ...』 「彩...。」 何だか無性に、彩の名前を呼びたくなる。 『ひあ...ぁっ、ああぁ...ぅ!』 「彩...。」 踊る様に悶える彼女がたまらない。 「四本はやっぱりきついみたいね。締め付け、すごいよ...?」 『ああ...っ、は...』 吐息が荒くなり、彩がイキそうになってるのがわかる。 「私に断りも無しにイクつもり?」 手の速度を緩めて問う。 『や...ぁだ、止めな...いで...。イかせ...て...下さ...』 あの彩が自分で腰まで使って懇願する そんな彩がひどく可愛かった。 「いい子だね、彩。じゃご褒美...。」 再び手の速度を上げる。 『は...うぁ...っん』 もう用を為さない目隠しも取ってしまう。 ...だって彩の可愛い顔が見られない。 「彩...」彩のイきそうになる切ない表情。 「彩、彩...っ」 『京ちゃ...あ、くふ...っ』 彩が私の腕であまりにも乱れるから...。 『京ちゃ...ぁ...っ』 泣く様に鳴くから、彩の耳元で私は荒げた息を吐いて感じてしまう。 『やぁ...っ、イ、イっちゃ...ああぁっ!』 彩は完全に私の指を飲み込んで果てる。 指が、痛いくらい、締め付けられる...
■134 / inTopicNo.7)  追憶 7 □投稿者/ 絢 一般人(7回)-(2004/03/03(Wed) 14:49:47) 追憶U 13 しばらくぐったりしていた彩がその呼吸を整えるにつれて、 気が付いた様に顔を赤くしてブラと下着を着け始める。 「彩。」一言だけでその小さな体を固くしたのがわかる。 「勝手にそんなことしていいんだっけ...?」 『...。』 「恥ずかしくなったんだ...?」 机から取ったハサミで、先ずはブラを切ってあげる。 『...!』声にならない声。 そんな彩も愛しい...。 「ここ...、ぐちゃぐちゃのまま下着着けたら気持ち悪いでしょ?」 その下着も切り裂いてあげると、彩はまた、トロトロと愛液をこぼす。 「ほら、ね...。」 「いけないコトした時はどうするの...?」 『ご、ごめんなさ...ぃ』 下着を切り裂かれた恐怖と羞恥からか、泣きながら、それでも目線は私を外さずに謝る。 「クス、いい子だね。一回は許したげるけど二度目はきつーくお仕置きだよ...。」 軽く頭を撫でてあげてから、私は彩の愛液を吸い始めた。 『きゃぁぅ...っ』 「ん...ぅ、彩...。」 『ふぁ...っん』 彩が私にしがみついて泣いている。 「気持ちいい...?」 『気持ち...いぃ...ああっ、京ちゃ...ダメぇ...っ』 そう言って、彩が大量の蜜を私の口へと流し込んできた。 『ごめんなさ...』 「...。」構わず私は、彩が流したものを飲み干す。 『我慢出来なくて...勝手に...』 「今日はもっとイかせたげるよ...。泣いても、失神しても、私の気が済むまで何回も何回でも...ね。」 こんな無責任なコトを私は言う。 気が済むはず無いのに。 彩を壊しても、それでもまだ彩を欲してしまうだろうのに...。 『嬉しい...。』思いもよらない言葉を彩は言う。 「そんな玩具みたいな扱いされて嬉しいの?」 『京ちゃんの玩具なら...いいよ...。』 自分が段々、服従することに快楽じみたものを覚えているのを知らずに彩はそう言う。
■135 / inTopicNo.8)  追憶 8 □投稿者/ 絢 一般人(8回)-(2004/03/03(Wed) 14:52:19) 追憶U 16 「玩具みたいに扱われると感じる...?」 『...』従順とは言わないまでも素直にはなってきてるのに、羞恥心だけは強情なくらい残ってる。 「今日は下着無しで帰るんだよ?」 『...!』 「でも明日休みだから一緒に下着見に行こう?私が買ってあげるよ。彩に似合う可愛いの...ね。」 そして最後に意地悪く微笑んでこう付け加える。 「だから明日も下着付けないでおいで...。」 『...ぁ』 「それとも来ないとか言うのかな...?」 『ゃ...だ、行く...行きます...。』 「いい子だね。」 手元にローターがあったので、何となく彩の中へと入れてみる...。 まだ息も整わない彩は、すんなり受け入れてしまう。 『ひぁ...っ、ああぁっ!』 「彩の下の口って、あげれば何でも食べちゃうみたいね...。」 私の指とローターが、彩の内部を進む。 『ああぁ...っぅ』 狙いを定めた箇所で、彩は予想通りの反応を示す。 「...やっぱりね。」 そして私は彩から一度抜け出す。 くちゅ...っという音と共に、白濁しきった液をからめた指とローターが顔を出した。 『や...、抜かな...いで...。』 「彩のG、見つけた。」 『...!』 「抜かないでどうしてほしかったの...?言って...?彩はちゃんと言えるでしょ...?」
■136 / inTopicNo.9)  追憶 9 □投稿者/ 絢 一般人(9回)-(2004/03/03(Wed) 14:57:54) 追憶U 18 『...』 これも予想通りだけど、彩はすんなり願望を口にしない。 「彩の匂いがするの、わかる...?」 愛液が飽和状態まで絡まる指を差し出す。 「目...、背けないの。快楽を得ることが悪いワケじゃない事、もう覚えていい頃でしょ...?」 ここで右手の指を彩に入れる。 今まで思惑も無しに左手を使ってたワケじゃない。 『...はぁぅ』 中を軽く擦る様に動かすだけでも、じゅぷ...っと淫らな音を出す。 差し出す指は彩の唇をかすめる様に。 「舐めて...。舐めながら、中の指をどうしてほしいか言ってごらん?上手に出来たら、沢山してあげる...。」 追憶U 19 彩は目を細め、ゆっくりと舌を出して私の指を舐め始める。 顔を赤らめながらも、指先から根元までを丁寧に。 時折口に含んだりまでして...。 それはひどく綺麗な画に写った。 私を震わせる程に。 『もっと...奥...突いて下さ...い。』彩が懇願してる。 この画が予想以上の衝動を突き上げてしまった所為で、ふと私の気が変わる。 私は再び彩から指を抜き、言った。 「彩、凄く可愛いよ...。奥、突いて欲しいんでしょ?じゃあもっと脚開いて。私によく見える様に...。」 『...!』 彩は約束が違うといった顔で私を見るけど、異を唱えられずにいる。 追憶U 20 そう、だって彩は私の玩具...。 これが何より彩自身が一番認識してる証拠。 「脚開いて終わりじゃないからね...?開いたらその中の花弁も自分で広げて、して欲しいコトを私にお願いするの...。」 彩が益々赤くなる。 それにしてもあの強情な彩が、それでも大分いい子になったことに、私は少し恍惚とした感情を覚える。 『...。』 「ほら、早く...。舌まで止まってるよ?どうしたの?それとも、その格好のまま放っておかれたいの...?」 彩をいたぶる言葉なんて、溢れる様に出てきてしまう。
■616 / inTopicNo.13)  追憶 10 □投稿者/ 絢 一般人(4回)-(2004/08/12(Thu) 12:00:55) 彩は再びおずおずと私の指を舐め始める。 「そう、それから...?」 彩は脚を開き、その内側の花弁を指で広げる。 そして一旦口を私の指から外し、これでいいのかを尋ねる様な視線を投げ掛けてきた。 私は黙って、ただ静かに微笑む。 それが合図だった様に、彩は言った。 『京ちゃんの指で...私のなか、突いて...かき回して下さ...ぃ』 指の下から上目使いで、乞う様に私を見つめる彩。 「私の言い付け、きちんと実行できたね、彩...。」 彩の頭をそっと撫でる。 彩は私の指を、またいやらしく舐め始める。
■617 / inTopicNo.14)  追憶 11 □投稿者/ 絢 一般人(5回)-(2004/08/12(Thu) 12:02:28) もどかしさを堪えきれず、私の指を、ねだる様に彩は泣きそうな表情で舐める。 『お願...い...』 もう声にならないほど。 私はそんな姿を綺麗と感じてしまう。 どうしようもないほど愛おしいと思ってしまう。 そして感じてしまう... 「おいで...。約束通り沢山ご褒美あげる。」 外は橙の空が西へと遠ざかって、夜の闇と溶け合い始めてる。 「彩」 彩を初めて鳴かせたあの日から、季節が一つ過ぎた。 『...』 彩は私の声ただそれだけに目を潤ませ、喜びに体を小さく震わせる。 「だいぶいい子になったね」 (携帯)