じらし・・・ じらす・・・ 		投稿者:Haruki 投稿日:2002/08/05(Mon) 22:47 No.469 


私の願望は膨らむばかり 中学生活最後の夏休み初めての休日 忘れっぽい彼女との約束をしたのは一ヶ月前 何度か約束を保留して そのまま消えてしまったものもあった 忘れているかなぁ なんて  卑屈になりながら過ごしていた 彼女と同じクラスという条件で育まれた友好関係 ・・・でも、彼女は覚えていてくれた それだけでも私は嬉しかった あやはストレース 私はビアン 「何時にする?」 夏休み一週間前のお昼休み  思い出したような彼女の言葉 しばし期待をしつつ 私はいつものようにはぐらかす  驚きのお顔で 「なにが?」 顔の演技には自信があった 彼女は案の定すこしむすっとしたような顔になって 「やっぱ、いいや。」 彼女はふっとあざ笑ったような  にやりとたくらみの笑顔 私の大好きな表情   ・・・ でも、ここが貴女の甘いところ  目頭が 悲しいって私に囁いているよ? 私は彼女とのやりとりに胸躍られながら  無邪気な笑顔を作ってみる 「嘘 嘘 ちゃ〜んと掃除してますよ。」  貴女がスキンシップが好きなのを皆知っている 抱きつかれたり 腕を組まれたり  でも、皆は知らない 彼女の意外な弱点を 私は座っているあやの後ろに移動して 頭の上で髪を触って 顔を覗き込んだ 「一時半に私んちね?」 あやは まだまだ演技を続けてる むすっとした顔の中に喜びが混じっているのを私は知っている 貴女の甘いところは目頭ですもの 「ね?ね? いいでしょー 約束でしょー。」 私は髪を触りながら あやの髪を 撫でたり といたり  貴女はサドを演じていて Mの私で遊んでる 私はマゾのふりして Mの貴女で遊んでる あやはしょうがないなーという顔をして あやはうっとうしいなーという顔をして 「はい はい 解りました。」 だって むろん 彼女の目頭が嬉しそうに微笑んでいたのは 言うまでもあるまい こうして 家には誰も居ない 初めて私の部屋に愛する彼女を通しいれる日取りが決まった ------------------------------------------------------------------------------- じらし・・・ じらす・・・ (U)  投稿者:Haruki 投稿日:2002/08/07(Wed) 22:27 No.474 部屋は2日がかりで片付けた  掃除機もかけた  日記帳は隠した 1時半・・・ 1時45分・・・ 2時・・・ 「なんで、こんなに遅いの。」 心配ではなく アイツの性格が過ぎった (忘れたんじゃ ないだろうな・・・)  イラついた 腹が立った ・・・ 涙が出た このタイミングで電話があるなんて・・ 受話器を取った 「はい」  「「あやだけど」」  「・・・ は〜い?」 嫌味たっぷりで言ってみる 「ネコが居なくなっちゃって」  「・・・ ふ〜ん。」 私の遣る瀬無い声に彼女がガッカリといった感じで言う 「あんたって、ネコのことどうでもいいんだ。」 私は自分が今どれだけ醜い顔を 彼女にさらしているのかが解った でも、この時はそんなこと考えてらんなかった 「・・・ えっ!? ネコちゃん失踪!? へー 大変だねー 頑張って捜してねー」 ‘‘ガチャン,,  わざとらしく 嫌みったらっしく言ってみた 後悔が後から 体を支配していって  彼女は きっと、このまま家には来てくれなくて  気まずい思いをするんだ 絶望的な身近な未来が見えた  涙が頬を何度も伝って  顎にたまって 落ちていった チャイムが鳴った 彼女だった 「はい」  「あや 自転車何処置けばいい?」  「あっ、うん・・ ちっと まって・・」 私は涙を拭き取った 目が赤かったけど  寝不足だと言ったら問題は無いだろう 自転車を家の前に止めて 彼女を家に入れた 私は びくびくしながら 聞いた 「猫は・・・?」  「妹が捜している」  「そう・・・」 それから私がいつもよりずっと喋らないから 彼女がずっと喋っていて 私もだいぶ気を取り直していた 今日は 彼女に化粧をしてもらう約束だ なにもいじっていない 化粧などしたことのない 化粧水さえ持っていない  女らしさを嫌う彼女を どこまで女性に出来るのか 私は興味があった なにより 恋焦がれる 彼女の肌に触れることの出来る いつもなら正視することのできない顔を真っ直ぐ見ることができる それだけで・・・ 私の心臓は鼓動を早めた 彼女を部屋に招き入れた BGMは鬼塚ちひろのアルバム曲「ROLLIN」 洗顔させ パックさせ 下地を塗り ファンデー  ハイライト アイライン アイカラー マスカラ  眉マス 口紅 グロス マスカラ(2重 出来る限りのことをし尽くした 彼女は・・・ 美しく 可愛らしく カッコよくて・・・ 私は彼女の顔に魅入られたまま しばし固まってしまった 私の理性はぶっち切れた 私はあやの顔にもう一度ハイライトを入れなおしていて あやには目を閉じさせていた 「あや・・・ ?」 「んー?」 「今から あやが驚く話するけど 何も言わないでね?」 「んー。」 あやは生返事 私はゆっくりとグロスでプルプルな彼女の唇に優しくキスをした。 ---------------------------------------------------------- じらし・・・ じらす・・・ (V)  投稿者:Haruki 投稿日:2002/08/15(Thu) 22:26 No.489 「ん・・・?」 あやは唇の異変に目を開けた 私は目を閉じていたけど 彼女の目が多く見開かれているのが解っていた  マスカラ着きの彼女のまつげが私の目蓋に触れていたから・・ 私はゆっくりと彼女の唇から離れた 少しでも多く この至福の時を味わっていたかったけど 彼女に これ以上を時間を与えてしまったら 腕で拒絶という ハッキリとしたものを与えられていただろうから それは 臆病な私の決心を揺らがすだろうから・・ 離れた 「私はあやが好き 本当に ・・・」 「言っても しょうがないって解っていたから だから、最後にあやのキスが欲しいかったの ・・・ 「ごめんなさい ・・・ 。」 私は まだあやの唇の感触のある 自分の唇を手で抑えた あやは何も言わずに 私を見ていた 私はあやにしゃべらないでと言ったことを思い出した 「しゃべっていいよ?」 彼女は私に何を言うのだろう?  私をなじるのだろうか?  私になんと言うのだろう? どちらにしても・・ 私を・・・ 拒絶するのだろう 私は彼女が言葉を言う前に その場に座り込んで 顔を伏せて隠した 泣いている姿なんて 人に見せられない ましてや・・・  ___なんて・・・ 「クッ・・・ ンッ・・・ 「猫・・・ ごめんなさい・・・ 。」 最後にこれだけは言うことにした 荒い息交じりの声が部屋に響いた 「ハルキ・・・ 。」 あやはゆっくりと私に近づいた 私の顔を覗き込む あやの可愛らしい顔が私の視界に入った 腕を彼女の肩にまわすと引き寄せ 口づけをする 軽い 子供のキス ワンテンポおいて 無理やり2度目の口づけ 甘い 大人のキス 見よう見まねのキスだが 彼女の林檎味の口の中を舌で味わってみる さっき飲んだ林檎ジュースの味がした 抵抗する彼女を腕で自分の体に引き寄せて  うごめく体をおとなしくさせる ゆっくり彼女の舌に絡ませて 止めて・・・ 動かして・・・ 快楽地帯を刺激する 「・・・・っ ん・・・・・ んんっ・・」 彼女の声が私の体の中に直接響く  少しすれば 彼女の気持ちのよい場所が解った あやは顔を赤くしながら 林檎味の唾液が口から溢れさせていた あやの目からは涙が流れていた 私は彼女の唇から離れ 涙を指ですくう <何も考えられなかった> <何も考えなかった> <何も考えたくなかった> <私に解っているのは 家には2人っきり 近所の家はどこも旅行で居ないことだけ> 「嫌だった? でも、体は正直だよね 気持ちよかった・・ 涙を舐めた  <・・・・私と 同じ味がした> <<微笑>> 「よね? 彼女は 私の異常さに固まって 身の危険を感じ 部屋から出ようとした 私は 開けられた戸を無理やり閉じ抑え  彼女に覆い被さるようにして 耳元で囁いた 「・・・・ 気持ちよかったでしょう? 「気持ちいいこと・・・  したい? ゆっくりと微笑 彼女の頬は 赤く 紅潮していった ------------------------------------------------------------------------ じらし・・・ じらす・・・ (W)  投稿者:Haruki 投稿日:2002/08/28(Wed) 21:22 No.502 「したいんだよね? 指先であやの頬から 唇 顎 首 なぞっていく  赤いあやに問いかけたものの 答えを待たずに顔を近づけて 舌を入れた 指先は 鎖骨をなぞり ボタンを上から順番に外していく シャツの中に手を入れ ブラのホックを外す 「んっ・・・ あっ・・・・。」 初めて彼女が声を上げてくれた  きっと、する時の彼女からしか聞くことの出来ない 荒い息交じりの喘ぎ声を でも、私は 其の声をちゃんと聞き取れなかった それがとても気に食わなくて 唇を離した 彼女は 其の場に崩れ落ちた 「はぁ・・ はぁ はぁ・・・。」 長いキスで酸欠になったのか 彼女の荒い息 私は 愛しい彼女の このような姿が 可愛らしくて 可愛らしくて・・・ 崩れ落ちたあやの足の上によつんばいになり 指で唇に触れて 優しくキス ジーパンの上から 彼女の長い足をなぞった 太ももの外側 内側 右足から 左足へ ボタンを外そうとすると あやは荒い息を飲み込んで 私の腕を掴み止めた 「や・・・・っ。」 <力なく 抵抗する 可愛らしいあや でも・・・> 「嫌? でも、キスはいいんだよね?」 <抱きたかった> 彼女の腕を引いて ベットに行く 「キスするだけだよ・・」 口ではそう言ったけど キスで終わらすつもりなどさらさらなかった 彼女を座らせ 舌を絡ませる 約束通りのキス 「ん・・ ん?」 ジーパンのボタンを外し パンティに手を入れる 「ハルキ!?」 あやは唇を離し 私を見据えた 「大丈夫 すぐ気持ちよくなるから・・ ほら・・ あや こんなに濡れてるじゃない。」 ジーパンを脱がせた あやのアソコは 濡れ濡れで よく滑った  クリトリスを指で一往復 させるだけで ・・ 「ああっ!? ん・・・ はぁ・・ 」 彼女は大きな声を出す  多分 初めて触れられるのだろう とても敏感な反応だった  剥き出しのクリトリスはとても綺麗なピンク色 私は彼女を押し倒して 横に添い寝するようにする  もちろん 右手は クリトリスをいじっている 「ん・・・ あっ・・・・・ はぁっ!!」 彼女は とても素直に 反応する どんどん蜜が出てくる  みぞから垂れる程に  みぞの蜜を指ですくって あやに見せてみた 「あや あやの蜜だよ? 気持ちイイ? この蜜を付けたら もっと、よくなるよ・・・ 「付けて欲しい? どこに付けるの? 言って? 言ってくれたら・・ クリトリスの上で素早く指を動かす  あやの足は 真っ直ぐ延ばされた 力を入れているのだろう 足は少し痙攣している  唇を噛んで 声を出さない 「・・・・・っ」 「何処に付けるの・・ ? 言って?」 指の速度を落とした じらすように ゆっくりと・・ 「アソコ・・・ 」 「アソコのどこら辺?」 「えっ・・・ あっ・・・ わっ、解んない・・・」 「本当に?」 指の速度を速める  左手で 彼女の胸を揉みほぐす 「あっ・・ あんんんっ 今 ハっ・・ルキが触ってるトっこぉ!?」 真っ赤になって 私と目を合わせないあや  <可愛かった> 「まぁ、いいかな・・・ よく言えました ご褒美・・・ 。」 みぞに溜まった蜜を クリトリスにたっぷりと付ける クリトンは 早く触れて欲しいと ひくひくと動く  空気に触れる機会のないクリトリス 息を吹きかけた  「はぁ・・・。」 彼女は 甘いため息を付いた  蜜で濡れたクリトリスを素早くこする 「あああ!! ・・・・んっ はっ・・・ ルキィィ!?」 「気持ちいい? ・・・・いいよね? 言って?」 「気持ちいい・・ あっ あ・・・・。」 恐ろしくエロティックな会話 あやが乱れ狂う姿 私はいじるのを一度止め  もう一度キスをして アソコに顔を移動 舌で舐める  クリトリスの上を 蜜を舐め取る 「やっ・・・ ああっっっ」 あやは恥ずかしそうに 足を閉じようとする 私は 足を手で抑えながら 「止めてもいいの?」 って、聞いてみた あやは戸惑いながら 首を横に振った  私は 再び アソコを舐め始めた あやは身を捩じらせ 声を上げる  私は そんなあやの姿に濡れていた 「あっ あっ ああああぁぁぁぁあ!! ・・・・・あっ ・・・・・・。」 絶頂がきたのか あやは 今までで一番大きな声を出す 気を失った  彼女が意識を取り戻して  この後 私達がどうなるのかは解らない でも、 今 現在 私は 私の腕の中にいる彼女を愛しく思う・・・ たとえ、 数秒 数分後 彼女に拒絶されようとも・・・ END