■326 Love & Desire  
□投稿者/ Honey (2004/04/23(Fri) 00:58:32) 

「あ、ねぇ、ちょっと待って?」 前からイラついてたんだ。 その甘ったるい声に。 いや、甘ったるく流れてくる耳障りな『言葉』にだ。 なんで君が私に『待て』させる? そんなのおかしいだろう?なぁ…? 恋人が豹変する瞬間… それは突然やってくる。 何の前触れもなくね。 その変化は、今、この胸の中で弾けた欲望。 愛ってやつがきっと溜まり過ぎたんだろ。 「…やだね」 「…え?」 「待たないつってんだよ」 「…?どう…したの?」 「どうもしない」 「なんか変だよ?」 「変?何が?」 「なんか…こわい」 怯えたように視線を震わせる君が、こんなに可愛かったなんて知らなかったよ。 「こわい?なぜ?」 「だって…いつもと違うよ?」 「いつもと違うのは君もだろう?…そんなに震えてるじゃないか」 「だって…」 「君がそんなに可愛かったなんて、知らなかったよ」 そして、私がこんなに優しい気持ちになれることも。 愛しくて、頬に指を延ばした。 ビクンッ…と震える君の身体。 触れたい… こんなに強い欲望を感じたのは、初めてかもしれない。
■327 Love & DesireA □投稿者/ Honey (2004/04/23(Fri) 01:22:18) コワイ… 初めてそう感じた。 いつもは、優しい笑顔と優しい言葉で私を包んでくれるのに…こわい… 「そんな顔すんなよ」 そういうと、アナタは私の胸をいきなり鷲掴みにして、今まで見たことない顔で笑う。 「っ…ぃたっ…痛いよっ」 痛い…こわい… 他には何も考えられない。 「なら泣けば?」 「っ…く…うぅぅ…」 こんなのヤダって思うんだけど、言葉がうまく出せないよ…どうすればいいの? 「そうだよ、泣け。もっと泣けよ」 「うぅぅ…ん…っく…」 悲しくなって、ワケわかんなくなって、泣いていた。 「かわいいなぁ…もっと可愛いって言わせてみろよ」 「ヤダよ…」 「嫌?誰に言ってんだ?」 「あ…」 冷たい顔でニヤニヤ笑われてると、胸が締め付けられて、急にアソコが熱くなった。 「ん?ほら、足開けよ。待てなんてお前が言うな」 「はっ…あっ…んっ」 少し乱暴に足を広げられると、それだけでアソコがジンジンしてくる… 「恥ずかしいか?」 「ん…恥ずかしいっ…よ」
■328 Love & DesireB □投稿者/ Honey (2004/04/23(Fri) 01:48:21) 恥ずかしいと言いながら、少しずつ息があがってきてる愛しい恋人。 なんでこんなに可愛い君の魅力に今まで気付かなかったんだろう。 不思議だよ。 「コワイ…恥ずかしい…本当か?なんだソレ?」 愛しい君が透明の液を垂らすソコに、吸い込まれそうだ。 おもむろに凝視するしかないだろう? 「はぁっ…ん…」 視姦に耐えかねて身をよじる君はとても素敵だよ。 心の中の言葉とは裏腹な、キツい言葉を投げかけるたびに、瞳を潤ませ、頬を紅く染めて吐息を漏らす君。 もっと、私を熱くして。 「もっと開いて見せろよ」 「あんっ…ヤダっ…」 「ヤダ?」 「…ごめん…なさい…」 キツく目を閉じて、顔を真っ赤にしながら足を開く。 「いい子だ」 「ぅぅぅ…」 「ソコがどうなってるのか言ってみろよ」 「…ヤダぁ」 「いや?」 「ふ…ぅぅ…ん…ごめんなさぃ…」 あぁ、私はもうすっかり君の虜だよ。 この愛と欲望の。 自分の奥底から次々に湧いてくる愛しさと欲望に逆らう術を、私は知らない。
■330 Love & DesireC □投稿者/ Honey (2004/04/25(Sun) 01:25:25) 胸が高鳴る… 少しずつ息が荒くなってきてるのが自分でも分かる…それと、アソコが潤んできてるのも。 心が固まるくらいコワイと思ってるのに、身体はどうしようもなくトロけてきてる…熱くて、疼く。 「どんどん垂れてきてるぞ…やらしいヤツだなぁ」 「ぅっ…くぅっ」 自分でも恥ずかしいほど自覚してることを言葉で言われると、もうどこにも逃げ場なんかなくて… 恥ずかしいトコに、刺さるような視線を感じる。 「なんだ?見られてるだけでいきそうか?」 「ん…っ…ゃぁ…」 「可愛い声だして…どんなにかわい子ぶってもダメだよ?…ココをこんなにしてるんだから…淫らだね」 「ゃ…ゃだ…」 「嘘だ。ヒクついてるし」 心の中で何かが壊れた… モウ…ナンデモイイ… ナンデモイイ… ホシイ… 「ぅ…っ…ほ…しぃ…」 「は?…何だって?」 「欲しぃ…」 「欲しい?」 「欲…しぃっ」 モウ、ガマンデキナイ… 「欲しいのか?」 「チ…チョウダイッ…」 「本当にやらしいな」 「ふっ…んっ…もっと…もっと言って…」 「どうしようかな…いい子にならご褒美あげるよ」
■371 Love & DesireD □投稿者/ Honey (2004/04/29(Thu) 13:53:33) 君の奥に眠っていた欲望を、君が少しずつ目覚めさせるほどに、私の中に眠っていた本能も呼び起こされていく。 「もっと…いじめて…」 無意識であろう君のつぶやきが、私を獣に変えていくのを感じた。 「…いじめられたいの?」 「ん…いじめて…」 あぁ…かわいさに 目が眩みマス… すごくドキドキする… 「やらしいなぁ…」 「もっと…もっと言って…んっ…」 目の前にいるのが、さっきまで知っていた彼女だとは思えない。 どれだけ乱れてくれる? 「ふふん…四つん這いになってみろよ」 「ふ…ん…」 ノロノロと腕をつき、熱く溶けてるトコを晒す君は、私を狂わせるくらいに魅力的だよ… 「もっと足ひらけ」 「あ…やぁ…」 「なんで?」 「だって…恥ずかしぃっ」 「あー…丸見えだから?」 「やぁ…!!!」 「嬉しいくせに…ヒクついてんぞ…ココ」 「あぁっ…んっ…やぁっ」 後ろから、水浸しなそこに舌を這わせる。 「ふぅぅん…ぅぅっ…」 「こんなに濡らして…」 「あぁ…んっ」 「悪い子だ」 「ご…めんなさぃ…っ」 「悪い子には…お仕置きだよ…」
■383 Love & DesireE □投稿者/ Honey (2004/05/03(Mon) 01:48:17) 指先で、丸いお尻に円を描く。 「かわいいなぁ」 「んん…」 太腿の裏や内側にも指を滑らせると、押し殺したようなため息をもらしながら身をよじる君。 「どうして欲しい?」 こんなに楽しいコトがあったなんてね。 こういうのって乗馬に似てると思った。 思った通りの轡さばきに、思った通りに応えてくれる馬。 だからきっとかわいいんだろうし、病み付きになる。 「ねぇ、どうして欲しいか言いなよ」 馬の要望をよく知らないと、よい騎手にはなれないから。 気持ちイイ風を一緒に感じるには『呼吸』が大切だしね。 大切なのは『優しさ』だと思うからね。 同じように『躾』もね。 おもむろに、後ろから手を差し延ばした。 「こうして欲しいよね」 「ぁっ…んっ…」 軽くクリトリスに指を這わせる。 「嬉しそうに鳴くね」 「はぁっ…んんっ…」 「イイ鳴き声だ」 指の動きを速めた。 「あぁぁ…っ…」 「気持ちイイ?」 「んんっ…」 「もっといっぱい話そうよ。気持ちイイ?」 「ん…っ気持ち…イイッ」 「イイ子だ。もっと言ってごらん?」 「んんっ…気持ちイイッ」 「もっと…」
■416 Love & DesireF □投稿者/ Honey (2004/05/19(Wed) 01:27:47) 四つん這いなんて… 恥ずかしい… なのに、恥ずかしければ恥ずかしいだけ、勝手に体が反応していく… 「ほら、こんなに大きくして…コレなんだ?」 「…や…ぁっ…」 「コ・レ…何だ?」 「んっ…やぁっ…言っ…えないっ…」 後ろから手を差し込まれるなんて初めてのコトで、たったそれだけでもすごく興奮してくる。 「あ〜あ…あんまり濡らすから、腕に垂れてきたぞ」 「んんっ…やぁ…」 恥ずかしいよぉ… 心臓がいつもの何倍もドキドキして、息が荒いのが自分で聞こえる。 「ほら、コレ」 「あぁんっ!!」 「ココ…」 「んんっ!!!」 「なんなのか言わないと触るのやめるぞ?」 「あぁんっ…やだぁっ」 コレ、ココ…っていいながら、クリトリスをギュッとつままれるたびに…瞬間的にちょっとだけ、おもらししそうになる。 「なんで黙ってんだよ」 「…ぅう…んっ」 「ほら、言え」 「言えな…いっ」 「クリトリス」 「……」 「クリトリス…だろ?」 「い…じわるっ」 「クリトリス・もっと・触って…ほら、言えよ」 「ふぅ…んっ…クリト…リス…モット…サワッテ…」 「よし。いい子だ」
■417 Love & DesireG □投稿者/ Honey (2004/05/19(Wed) 02:13:13) 強い口調で言うごとに従順になっていく君が鳴くと… 『マリオネット』って言葉が頭の中をよぎるんだ。 君は私の操り人形。 一番の遊び相手さ。 こんなに胸が高鳴るのは、一体いつぶりだろう… 「愛してるよ」 『いい子』は大好きだ。 こんなことするのは初めてなのに、まるで当たり前のように振る舞ってる自分に少し感動してる。 目の前にある濡れた花びらに舌を這わせた。 「あっ…あぁっ…んんっ」 「もっと腰くねらせろ」 「んんんっ…あぁぁっ…」 獣のように吠える君が、とても愛しい。 「もっと鳴け…」 もっと淫らに、鳴いて。 もっと、もっと… 君はきっとこういうの好きだね? 「ジュル…ジュルジュルッ…」 「んんんーっ…はぁっ…」 「いやらしい君の音だよ」 「ぃっ…やあっ」 「嘘だね。好きだろ」 ジュルジュルジュルジュルッ… わざと派手に蜜をすすると、舌先が君のに締め付けられる。 嘘つけるわけないだろ? 「はぁっ…んっ…イッ…イクッ…イッ…ちゃぅっ…」 ペチャペチャと犬のように無邪気に君の潤ったトコをナメる。 とても楽しいよ。 だから… 「ダメだ。イクな」 まだ遊ぼう?
■597 Love & DesireH □投稿者/ Honey (2004/07/22(Thu) 12:46:38) 叫びに近くなってく君の声に、胸が張り裂けそうな錯覚を起こす。 胸が痛いとかじゃなく、このかりそめの姿を引き裂いて、裸の野獣がでてきそうな感じ。 放してしまいそうになる理性の手綱を握り締めて、できるだけ気高く振る舞う。 薄い理性の皮一枚の下に隠された、猛る獣の姿など微塵もみせないように… 「あぁぁっ…んんんっ」 「イクなよ?」 「ゃっ…ぃっ…くっ…」 「ダメだ」 「もっ…おっ願ぃっ…」 「聞こえない」 「ひゃっ…やっ…」 挿した中指を抜き、2本に増やすと、またグリグリと挿し込む。 イクなと言いながら、突く指の激しさを増していく。 「んっ…ダメっ…イクイクッ…」 「イクな」 「ゃっ…イクイクイクイクッ………もっ…ダ…メッ…イッ…クッ……」 身も世もないほどに乱れて、快楽に操られる私のマリオネット。 鳴き声は絶品。 でも本当は、君に操られているのは私。 君は腹話術師。 君の聞きたい言葉。 君の欲しい刺激… 私から引き出すのは君。 君に濡らされるのは私。 Love & Desire…愛と欲望の絡まった糸が、君と私を一つにする。 「愛してるよ…」 君なしじゃいられない。 (携帯)
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