片思い
  Honey 2003/06/07(Sat) No.1357
 

「やったー!綺麗にしてね!」 エステシャンの私の目の前に、大好きな由美が可愛い笑顔で横たわる。 2人きりのサロン。 ベットの上でニコニコしながら目を閉じてる思い人。 なんでもないフリをしながらマッサージを始めた… 「何だぁ〜このシミ!お前は年中アウトドア楽しみすぎ!こんなんだから彼氏できないんだよ!」 いつもの口調で無防備なおでこはじく。 「えへへっ☆専属エステシャンがいるから大丈夫☆」 突然大きな瞳を開けて上目使い… いつものポーカーフェイスがうまくいかない。 「そんな目で見んなって…」 動揺して言葉返せない いかん!素を見せてしまった!なんか悔しい! ライバルだったこいつにいつからか惹かれてた。 いつも冗談めかして好きだって言ってるけど、本当は欲しくてたまらない。 こいつも本当は気付いてる。 んでもって、最近どうも逆手にとられてる… 「ん?どした?」 って聞かれて由美に見とれてた事に気付く。 「あーもうヤダ!お前帰れよ!2度としてやんない!」 「え〜!なんでよぉ〜」小悪魔みたいな顔してニヤついてる。 「なんだよ…わかってるくせに。我慢限界なんだって!襲いたくなるだろ!」 胸が痛い…中身がガキすぎて手が出せない! 「っつーか、なんだその顔!ニコニコしやがって!ばーか!」 「えへへっ☆」 「えへへっ☆じゃねーだろ!一応2つ上なんだからな!年上おちょくってんなよ!」 何を言ってもニコニコ。 完全に遊ばれてる… でもベタベタに惚れてるからしょーがない! 「くそ〜!」 仕返しに、おどかすつもりでおでことおでこくっつけた。 「…キス、するぞ」 言って少し顔をあげた瞬間目があって… 心臓ワシヅカミにされたみたく動けなくなってしまった。 「な、なんだよ。何マジな顔になってんの?冗談だよ」 言葉だけ空回りしてる。 早く動け!この体!でないと… 本当にキスしてしまいそうだ。 失ってしまうくらいならと、今まで一生懸命親友つらぬいてきた努力が無駄になってしまう。 「あーもうだめ!これ以上の我慢無理!」 やっとの思いで離れた。 「なんだよ。なんで黙ってんの?冗談だって!」 無理に笑顔作って軽く頭はたいた。 なのにこいつ、すんごい切なそうな瞳でみてるから… 「なんでそんな泣きそうな顔してんの?そんな顔みたら、由美が欲しくてたまんなくなるよ…」 思わず本音を言ってしまった。 もう駄目だ… 何かが切れたみたいに気持ちに歯止めがきかない。 絡み合った視線をはずせない…
今まで胸の中に押し込めてきた感情が、言葉と行動として、一気に噴き出し始める。 髪の中に指をすべらせ、唇までほんの少しの距離まで顔を近づけた。 「今日は嫌がんないの?  ヤダッて言っても、もう止めらんないよ?  気付いてると思うけど、いつも好きだって言ってるの、アレ本当だから。  …由美が欲しくてたまんなくて、まだ何もしてないのに、痛いくらい心も体もうずいてる。  キスしてもいい?」 答えを聞く間もなく、熱い思いのままに口づけた。 甘く、優しく、そして激しく。 自然に手が由美の体の上をすべり、柔らかい胸の尖ったテッペンに到着… 「んっ…っはぁっ…あんっ!」 いつもの由美からは考えられないようなヤラシイ声。 「やらしいなぁ…由美。すごく色っぽい声だすじゃん。くらくらしちゃうよ。…もっと聞かせて」 手のあとをたどるように唇も下の方へすべる。 首すじからはだけた胸元へ…すべてがいとおしい。 「由美がもっとほしいよ。ずっとずっと欲しかった」 「あっ…ぅんっ…はあっ…」 すごく勃起した乳首に軽く歯をたてる。 でも由美をもっと感じたくて、手は先を急ぐ。 「あっ…やっ…だめっ!」 手首をつかむ手を握り、キスをする。 「大丈夫だよ。恐くない」 太陽みたいなこいつの笑顔にほだされて、もうずっと心がうずいてた。  やっとつかまえたこの時を思い切り感じたいから、容赦なんかしてあげない。 少し遅れて口唇も、胸からおなか…そしてもっと下へ… 「あっ…あんっ…はぁん…やっ…はずかしいよっ」 「なんで?」 今度はこっちが少しイジワルしてあげよう♪ 「だってっ…」 「だって、何?ここがこんなんなっちゃってるから?」 いつもは絶対に言わないヤラシイ事、少し言葉にしただけで真っ赤になっちゃうほどウブな奴。 そんな所がよけいにいとしくて、もっともっと欲しくなる。 「んっ…」 「由美?力ぬいてくれたら嬉しいなぁ。そんなん足とじてちゃ、ここにキスできないよ」 「やだっ…」 「だから大丈夫だって。こんなん洪水みたくなってんの、由美だけじゃないから」 突然キョトンとした顔するから笑ってしまった。 「手、かして…」 「…」 「…ね?」 由美の手は、そのまま導かれた私のアツイトコロで何やらもぞもぞしてる。 「…由美、もしかしてイッタ事ないの?」 「?」 「やっぱり…由美のガキくささと色気のなさの原因がわかった気がする。  ある意味、天然記念物級にありえないよ。貴重な存在かも」 「?」 処女でもないし、10代でもないのにイッタ事ないなんて、なんか嬉しくなってきた。 「だぁーっ!もうこいつくそ可愛い!よし!最初からやり直して最後までいくぞ!」 髪の毛くしゃくしゃにしておもいっきり抱き締めて、口元にある耳にささやきかけた。 「もう最後まで中断なしね。イクまでやるよ。  今はまだイクがわかんないと思うけど、ちゃんと分かるよ。体中でね。」 「ん…ぅっあっ…」 由美はもう感じ始めてる。 あんなに恋焦がれた由美が、今この腕の中にいる。 現実なのか信じられないままにまた甘い夢の時にひきこまれていく…
片思い2  投稿者:Honey 投稿日:2003/06/07(Sat) 06:52:34 No.1366 由美の耳元で、心を流し込むようにささやき続けた。 「由美は奈津美のこと好き?」 「んっ…」 「好きだよね…だってわかるよ…好きじゃなきゃ、あんなに切ない顔しないもん」 「ん…なっちゃん…」 「ん?どした?」 「なん…か、変な感じ…」 「ん?どこがどんな風に?」 「あっ…あのね…なっちゃんが話すたびに…胸がキュンとして…」 「それから?」 「…ジンジンする」 「どこが?」 「…」 由美はうつむいて顔をあげない。あごをもちあげてそっとキス… 「んっ…んんっ」 そして手は由美のうずいてる所へとむかう… 「どこがジンジンしてる?…ココ?」 あごから胸の谷間までスッと指でなぞる。 「ふっ…んん」 「それとも…」 そのまままっすぐ下に進ませ… 「この辺り?」 下腹あたりでウロウロさせる。 「…ぅあっ…ん…」 長くて甘いキスと、なかなか降りてこない指先に焦れてきたのか、由美の方から口唇を離す。何かいいたげな瞳でじっと見つめてきた。 どうしよう…かわいすぎる…だからもっと意地悪したくなる。 「ん?どしたの?」 「…いじわる」 「何が?」 「…ばか」 「どこをどうして欲しいの?自分で連れてってくんなきゃわかんないよ」 耳元へ口を近づけ、耳たぶを噛む。 「はずかしくないから…この指を触ってほしい所に連れてって」 「…私、こんなにジンジンしたの始めてだよ…」 熱い思いが届いたのか、素直に手首を握ってシタへ導く。 「なんで…こんなに熱くなるのかな」 フッと目の前にいる由美が本物なのかと思う。いつも活発で、健全で、まっすぐな瞳が今は、甘く潤んで… いつもの笑顔が切なげに変わってる。 「なんでこんなに…熱くなるのかな…」 やばい…なけなしの理性が…3、2、1… 「ごめん…もうとまんないから」 天国まで一直線の道を駆け出した。 「ああっ…はんっ」 乳首に負けないくらい堅く大きく膨らんでるクリをなぞる。アソコからは光る透明な液がどんどん溢れ出して… クチュ…クチュ… 「嬉しいよ…こんなに感じてくれてて」 「はぁんっ…あ…ああん」 もっと欲しくて、ついに舌で激しく舐めた。「気持ちいい?」 「う…ん…こんなに気持ちいいのは…初めて…」 「当たり前…だって今までの誰よりも由美を大切に思ってる自信あるから」 熱くてトロケてるアソコへ指を入れた。 くちゅっ、くちゅっ、くちゃ… 「ああんっ…なっちゃんっ…なんか…変だよっ…んんっ」 「あぁんっ!はっ…ぁっ…っぁあっ…」 高ぶっていく声にかきたれられて更に動きを早くする。 「あっ…あっ…なっちゃん…だめっ…あっ…ああっ」 色っぽく漏れてた声は、次第に泣き声に変わっていき… 「ああんっ…やぁっ…なっちゃんっ…なっちゃんっ…ぃやあっんっ…」 「イケよ!由美!イッて…」 「ぅ…あぁぁぁーっ」 はぁっ…はぁっ… 2人の荒い息遣いが重なる。由美は初めてイク事を知った。 「イクってどうだった?」 「…すごかった」 「そっか…よかった…じゃあご褒美ちょうだい…」 結局ベタ惚れなんです。 半分実話です☆
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