ずっとここにいて… 第2部
 佳奈美 投稿日:2003/07/07(Mon) 14:22 


前の席では何も起きていないかのように平然と女2人が座っている。 その後ろの後部座席では、恭子に攻められてるあたしがいた・・・。 恭子の舌があたしの太腿を這いまわる。ぎゅっと体に力を入れて、その愛撫にひたすら耐える。 「ん・・・、我慢強いのね♪あたし、佳奈美ちゃんの事本気で好きになるかも♪」 いたずらっぽく恭子が言うと、ずっと黙っていた有紀が口を挟む 「だめよ、恭子。その子はあの人のよ。恋愛感情は無しって約束なんだから・・・。」 「は〜〜い、わかってるよ♪あんまり佳奈美ちゃんが可愛いからその事忘れそうになってた」 呆れながら恭子は溜め息をついた。 あの人って・・・・?江梨子の事? あたしの様子にきずいた恭子があたしの制服のボタンを外しながら説明し始めた。 「あの人が・・・、気になるの?心配しなくても江梨子のことじゃないわ。時期に・・・分かるから」 あいまいな表情を浮かべながら恭子はスカートのホックにも手を伸ばしてきた。 簡単にホックが外れ、あたしはブラに、ショーツとルーズだけのカッコにさせられてしまった。 「きゃ♪可愛いカッコだね〜、お姉さんのタイプだよ♪」 はしゃぎながら、無反応のあたしを嬉しそうに見下ろす恭子。 ロリコンかな・・・・。 こんな状況なだけに、妙に冷静にそんな考えが浮かんできた。 恭子の反応に有紀も後部座席を振り返る。 「あら、ホント可愛いわ・・・。あたしが後ろに行きたいくらい」 まだ女子高生気分の恭子とは違い、落ち着いた雰囲気のある恭子の声はハスキーで、妙に色っぽかった。 「だめ〜〜、有紀は綾と遊んでなよ♪あたしが佳奈美ちゃんのお世話係なんだからぁ」 有紀は羨ましそうに恭子とあたしをみつめて前に向きなおした。 「さて、佳奈美ちゃん、今からお姉さんといいことしようね〜」 綺麗な顔があたしに近ずき、柔らかな手があたしの頬を包み込んだ。 目を閉じて、他人に抱かれる自分を拒絶した。 硬く閉じた唇を割って、ちろちろと少しずつ恭子の舌が入ってきた。 絶対中になんか入れさせない。 あたしは必死に抵抗した。 恭子は固く閉じた唇を割るのを諦めたのか、あたしから体を離した。 「ふぅ・・・、佳奈美ちゃんは見かけによらず意地っ張りなんだね〜。でも、それって後になったらすごい邪魔になるわよ?」 ????分けがわからず恭子を睨んだ。 「クス・・・、可愛い顔。その顔が後でどんな風になるのかな♪」 あたしはたまらず恭子に言った 「あなた達が何しても、あたしは何も感じないから!」 半分涙交じりの声になってしまったことが自分でも分かる。 それが余計に悲しくて、自分でも抑えられない程の涙がぽろぽろ出てきてしまう。 涙を見て恭子は焦ったのか、赤ちゃんをなだめる様な感じで慰めてきた 「佳奈美ちゃん泣かなくていいんだよ?あたし達恐くないからね?佳奈美ちゃんを悪く扱う気は無いから、ね?」 そう言うと、恭子は鞄から何かを取り出してきた。 何かのカプセルのようだ。 「ほら、コレ入れればすぐに良くなるから♪あくまで佳奈美ちゃんは大事な預かり物よ♪ちゃんと明日になればお家に返してあげるからね」 恭子はそう言って、あたしのショーツの中央の部分を横にずらし、カプセルを入れてきた。 【ちゅく・・・ちゅぷぷ・・・】 恭子の細い指が、あたしの中にどんどん入っていく 「っ・・・・いやぁ・・・入れ・・ないで・・・」 泣きながら恭子の腕にしがみついてしまう。 それでも恭子は止めなかった。 「大丈夫、さっきの愛撫で感じてくれてたのね?たっぷり熱い愛液が溢れてくるわ♪」 「ふ・・・んん・・!・・あ、はぁ」 ギュッと腕を掴んだまま、恭子に体を預けてしまう。 「ふふ、可愛いわ・・・。さっきまであんなに顔色一つ変えずに頑張ってたのにね・・。入れられた途端に甘えてくるなんて」 意地悪く恭子が微笑む。 「ん・・・んぅ・・やだ・・恭子さん・・ヤダぁ・・」 泣きながら愛玩すると、恭子のS心に火がついてしまい、ますます苛められてしまう。 「いいわ・・その顔・・・。可愛すぎて止まらない・・」 恭子の指の動きが急に速くなった 【クチュクチュ・・・・チャプ・クチャ】 「あっ!あぁん・・・・ヤダ・・・やだよ・・」 中に入れられたカプセルが溶け出してきたのか、あたしの体が今まで味わったことの無い感覚に襲われてきた。 「ふふ・・・効いてきたようね・・・顔が火照って眼がとろんとしてるわよ?」 そう言うと恭子は指を引き抜いてしまった。 「あ・・・ん・・・。」 中を掻き回す感触が無くなって、あたしの体はおかしくなりそうだった 「大分慣れてきたわね・・・。このまま目的地までほっておくわ♪」 びちょ濡れのショーツを履いたままあたしはうずくまりながらシートにもたれた。 恭子が優しく髪を撫でてくれていた・・・・・。
【キキィ!!】 突然車が止まった。 どうやら目的地に着いたのだろう。 アソコが疼くのを抑えてあたしは窓から外を眺める。 どこ・・・。なにココ・・・。 窓から見えるねずみ色の外には、大きなマンションらしき建物が見えた 恭子があたしに制服を着せると、素早く車から降ろした。 それに続き有紀、綾が車から降りてきた。 恭子があたしの肩を抱いて優しくさすってくれている。 「さ、佳奈美ちゃん、ついたよ♪」 「・・・・・」 頭が回らない。早く横になりたいよ・・・。 「ん?どうしたの?佳奈美ちゃん」 心配そうにしつつ笑顔であたしを覗き込む。 あたしは思わず不機嫌そうに答えてしまう 「別に・・・。早く連れてってよ。」 恭子はクスっと笑い、綾と有紀に前に立つように指示した。 マンションの入り口のドアを開ける綾。 「ここは、マンションに見えるけど、実際使われてるのは最上階だけよ。あとは、物置ね★」 物置・・・・。バカみたい・・・。 あたしは恭子に手を引かれて綾と有紀の後に続く。 【ウイーーーーン・・・。】 長い時間エレベーターに乗り、最上階にたどり着く。 綾は有紀に任せてどこかへ行ってしまった。 「恭子、佳奈美ちゃんをあの部屋へ。」 「うん、わかったぁ。有紀はどうする?」 「見てから考える」 恭子は納得したようにうなずくと、あたしを赤い扉の部屋の前へと導いた。 「ここだよ〜、佳奈美ちゃんがあたし達に愛される部屋は★」 愛される部屋・・・・。こんな所で? さっきのクスリ・・・。なんだろう。なんか、エッチな気持ち・・・。 うつろなあたしの眼をみて、恭子は笑みを浮かべる。 有紀が後ろで腕を組んで待っている。 「あ、有紀ごめんね。」 軽く有紀に謝ると恭子は扉を開けてあたしを招きいれた。 赤い壁一色の部屋。 壁には何も飾ってなく、あるものといえば特注らしき大きさの白い生地のベット。 軽く大人五人は乗れるだろう。 そして白いテーブルと椅子。 ドアから動けなくなっているあたしを置いて、有紀と恭子は何やら準備を始めた。 女2人が互いの服を1枚1枚脱がせあう。 有紀は全ての衣服を床に落とすと、テーブルの横にあった椅子をベッドの横に置き、そして自分もソコに座った。 「佳奈美ちゃん、おいで♪」 全裸でベッドに乗っかりながら手招きであたしを呼ぶ恭子。 その手が妙にやらしくて、あたしは吸い込まれるようにベッドに歩いていった。 「佳奈美、いいこだね♪」 いきなり呼び捨てされたけど、嫌な気はしなかった。 ベット近くまで歩いてきたあたしの手を引き、ドサッとベッドに引き込む。 恭子はあたしの体を包み込み、ぎゅっと抱きしめた。 「ん・・・う・・・」 売られてる立場のあたしが恭子に甘えるのが絶えられなかった。 「ふふ、いいじゃない。あたし達はあなたを買ったけれど・・・・あなたを一日愛したいだけなのよ。だからあなたはあたし達の恋人って事」 「んん〜〜〜・・・」 眉間にしわを寄せて子供の様に暴れる。 「あはは★だめだよ、佳奈美はあたしのだからね」 開脚座りの股の間に寝そべるあたしを挟み込み、恭子はホントにあたしを恋人のようになだめる。 「ほら、落ち着いて?」 そう言うと恭子の唇があたしの唇の上に乗った。 ぽってりと柔らかい感触と、恭子の甘いにおいがあたしを包む。 「ん・・・んん・・」 かたく握った手が、恭子の唇によって緩む。 両手で頬をつかまれていたが、恭子もあたしが抵抗しなくなると添えるように頬に手を置いてきた。 これからあたしは・・・・。どうなるんだろう。 疼く感覚と、甘い匂いにあたしは酔っていた・・・・・。
ぴちゃぴちゃと淫らな音が部屋中に響く。 2人の女が絡み合っている姿をじっと見つめている有紀。 【ちゅ・・・ぴちゃ・・】 唇を離すと恭子の唇にはどちらともわからない糸が引いていた。 恭子が上からあたしを覗き込みながら微笑む。 「可愛い、顔が赤いよ?キスのせいかなぁ・・。それとも、こんな姿を有紀に見られているから興奮してるの?」 「ち・・・違うもん!あなたがさっき入れた薬のせいだよ!」 顔が赤くなっているのが自分でも分かる。 有紀と恭子の視線が体を舐め回す。 「あら、まだ薬が効いてるの?あれは即効性だけど効き目が30分ほどで切れちゃうのよ?」 いたずらっぽく恭子が言う。 くすくす笑いながらベットの上から逃げようとするあたしの足首を掴む 「佳奈美は恥かしがりやなのかな?逃げないようにしなきゃ♪」 恭子がそう言うと、有紀が突然立ち上がり部屋から出て行った。 その間にも恭子はあたしの脚を離さないでいる。 【ガチャリ・・】 再び扉が開いて有紀が何かを持って戻ってきた。 「はい、ちゃんとしなさいよ」 そういって有紀は恭子にソレを手渡した。 ロープ・・・。と手錠・・? ぼんやり考えていると恭子は素早く掴んでいた足首にロープを巻いていた。 「え!ちょっと何してるの?!」 焦ったあたしは固く結ばれた結び目を必死で解こうとする。 あたしがロープに気を取られているうちに、恭子は解こうとしている手首に手錠をかけた。 その後はすごい力でもう片方の手にも手錠をはめてきた。 「ふふ・・・拘束されてるみたいね♪有紀はこういうの好きなんだよね〜〜?」 笑顔で有紀のほうに振り返る恭子。 有紀は照れるように笑うと手をひらひらさせて恭子を制した。 うごけない・・・。硬いよ、この結び目・・・。 いらいらしながら尚もロープを解こうとするあたしを恭子はいきなり押し倒してきた。 「あらあら、まだそんな抵抗してるの?そんな手はもういらないよね〜。」 恭子はあまったロープを手錠の真ん中に結びつけると、それをベットの柱にくくりつけた。 ロープが短いためどうしても寝転がる体制になる。 片方の足のロープの端は有紀がしっかりにぎっていた。 「ふふ・・・邪魔な服を脱がそうね♪」 恭子はそういうとあたしの制服に手をかけた 「や・・やだ!やめて・・・」 がちゃがちゃと手錠の音だけが無情にも部屋に響く 制服を脱がされてブラが丸見えになる。 制服を上にたくし上げてから乳房に手を添えて揉み込むようにゆっくりと上下に揺らす。 「ん・・・・・」 顔をしかめてなんとか声が出るのを抑える しばらく胸の感触を味わった後に、恭子はブラのほっくを外すためにあたしに覆い被さってきた。 カチッ乾いた音がしたかと思うとブラが緩んで乳房からずり落ちた 「ブラや制服が腕にあるとちょっと邪魔ね、まあいいわ、下着は後からあげるから、これは切っちゃおうね♪」 恭子は立ち上がってテーブルの引き出しからはさみを取り出してきた 【しゃき・・しゃき・・】 ブラ紐が簡単に切られてはらりと背中を伝ってベッドの上に落ちていった。 「あぁん、かわいい乳首だね♪」 恭子は人差し指に自分の唾液をつけてあたしの乳首を弄ぶ 「ん・・・あ・・ぁん・・」 出したくも無い声が出てきてしまう。 「いいのよ、佳奈美。もっとおの可愛い声を聞かせて」 ときおり恭子の爪が乳首にあたる。 それが妙に気持ちくてあたる度に体がびくんと反応する 「指だけじゃ物足りないよね、いまからちゃんと愛撫してあげる♪」 恭子がそう言って乳房に顔を近ずけようとした瞬間 【がちゃり・・・】 鈍い音を出しながら赤い扉が開く。 綾の後ろにはもう1人の人影が見えていた。
ドアが開いた瞬間、乳房に口ずけようとしていた恭子が、ぱっと体を離した。 「んん、佳奈美ちゃん、またね〜〜♪」 恭子は冗談っぽく手をひらひらさせて服を羽織った。 有紀も残念そうに苦笑いをして部屋を出て行こうとしていた。 綾は自分の後ろにいる人物に軽く会釈をしてから2人を引き連れて部屋から出て行った。 3人が出て行ったあとに扉がゆっくりと閉まった。 思わず体が硬直してしまう。 「せ・・・せんせ・・・・」 寺澤先生が目の前に立っている・・・・。 なぜ?あたしを買ったのは先生なの? ゆっくりと先生があたしに近ずいてくる。 「いや!来ないで!」 普段ならあたしは先生にこんなことは絶対に言わない。 むしろあたしが先生に引っ付いていくほうだ。 でも、今日は別・・・。 先生があたしに近ずくことが恐怖にすら思えた 有紀が離した事で自由になった脚をばたつかせて、かすかな抵抗をする。 先生はすまなさそうに顔を歪ませてあたしの動かない上半身に体を寄せてくる。 「いやぁ・・・・先生なんか嫌い・・」 涙が出てくる。 ベッドに乗りかかるとあたしの頬を撫でる 「佳奈美・・・・・・」 「ん・・・っ・・・。」 ゾクっとするような甘い声。 あたしは頬を触れられただけで反応してしまう。 あたしは顔を背けて吐き捨てるように言った 「佳奈美なんて呼び捨てにしないで!最低だよ!先生が・・・」 言いかけた途端に先生が口を挟む 「違うのよ!誤解・・・。」 「え・・・」 先生を見ないままキツイ口調になってしまう。 「何が違うの?あんな3人にあたしをヤらせようとしたくせに!」 「違うわ!あの3人は確かに斎藤さんからあなたを買ったけれど、綾があたしにあなたを買ったことを教えてくれたの・・・・。」 「なんでよ!あの人が先生に教える義理なんか無いでしょ?最初から先生が仕組んだとしか思えないよ!」 ボロボロと涙が出てくる。 あたしの頬を伝い枕に涙がしみこんでいく 「違うのよ!あの3人はあたしの部下なのよ・・・」 「部下・・・?」 「部下というか、世話をしてるわ・・。だからあの3人はあたしに忠実な人物達よ。」 先生は深い深呼吸をしてからさらに続けた。 「綾から聞いてあたしは斎藤さんに払った代金と同じ額を3人に払ってあなたを・・・・」 「なんで・・あたしなんかを助けるの?」 ぎゅっと先生が抱きしめてきた。 耳元には先生の唇があり、優しい吐息が耳にかかる 「そんなの、あなたが大切だからでしょ?どうでもいい人を助けるはずないわ・・・」 先生の声が震えている 「せんせ・・・」 「ごめんね、あんな手荒な真似すれば誰だって誤解するよね」 笑いながら先生が体を起こす 「ん・・・、先生は、先生じゃないの・・・」 あたしの言葉使いがおかしかったのか、先生はクスっと笑い話してくれた。 「あたしのお父さんは大規模な会社を経営してる人なの。  あたしは先生っていう職業に就きたかったから会社の誘いを断った。  けどね、ある日綾に会った。綾は家出っていうか、旦那さんに暴力を振るわれていたらしくて・・・」 先生はそこまで言うと一旦話すのを止めた 先生はポケットから小さな鍵を出すとあたしの手錠を外し始めた 「ごめんね、佳奈美。こんな物付けさせたまま話して」 先生の気使いが嬉しかった。 あたしは自由になった手を思わず先生の背中に回した。 呼び捨てにされても全然平気だった。 むしろもっと呼んで欲しい・・・。 「続き・・・聞かせて」 ぎゅっとあたしを抱きしめ返してから先生は頷いた。 「うん、それでね、あたしはその時すでにビアンだったから、  女が男に暴力振るわれたり、家政婦みたいに言うこと聞くなんて事されてるの見たら許せなくなっちゃうのね。  綾はその事をあたしに話してくれてたら涙ながしながら言ったわ。『もうあんな家に帰りたくないって』  綾は本気だったし、無理に帰す権利もあたしには無い。あたしは綾みたいな子を救いたくなったの。」 あたしは先生の体をきつく抱きしめた 「そのためにはお父さんの会社を継がないと、とても彩さんの世話なんか出来ないってことだよね」 先生は驚いたようにあたしを見た 「そうよ、でも、継ぐ事は拒否したわ。副社長になってパソコンで会社の経営状況を整える程度の役職を、もらった。だからこんな生活ができるのよ♪」 いつもの先生の笑顔。 あたしもつられて笑ってしまう。 「いいなあ〜〜先生」 先生の方を見ると先生は真剣な顔をあたしに向けていた。 「佳奈美をずっと見てた。斎藤さんと幸せになれるなら・・・とあの時は身を引いた。  でもいまは佳奈美が欲しくてたまらない。あたしは佳奈美を幸せにしたい・・。」 まっすぐな瞳を向けてあたしにそんな事を言う先生が愛しくてたまらない。 乾いたはずの涙が後から後から溢れてくる。 「佳奈美・・・あたしじゃだめ?」 言葉の代わりにあたしは先生にキスをした。
長い長いキス・・・・。 「ん・・・、佳奈美・・・・」 先生の柔らかな乳房に手を伸ばすと、先生は身をよじらせて甘い吐息を漏らした。 あたしは先生を包んでいるブラウスのボタンに手を伸ばして1つずつ外していく。 先生は抵抗することなくあたしに身をあずけるようにもたれかかってきた。 「佳奈美ぃ・・・」 切ない声をあげながら先生はあたしの乳房も触ってきた。 「あぁ・・・やっと触れたぁ・・・うれしいよ」 何度もあたしの乳房を揉みあげて先生はうっとりするように瞳をう潤ませている。 「先生、先生のやらしい乳首がみえるよ?ブラ、着けてないんだね」 あたしは先生の突起を指で摘む。 「ぁ・・・ん・・・。痛い・・佳奈美・・・」 綺麗に体を反らしてあたしに抱きつく先生 「可愛いよ、先生・・・。」 指で弄ぶだけじゃ物足りなくなってきたあたしは、自分の舌を使い、先生の乳房にしゃぶりつく。 【ぴちゃぴちゃ・・・ちゅ・・ぴちゅ・・】 「あ、あ・・あふ・・・いいよぅ・気持ちいい」 あたしの乳房を掴みながらなおも先生は体全体を使い感じてくれている。 時折軽く噛むと可愛い声があがる 「佳奈美ぃ・・・もう、離れないよね?」 瞳を潤ませながら聞いてくる先生に、心の底から欲情した。 可愛い・・・。 離したくない。 この人と幸せになりたい。 あたしは様々な思いを巡らせてから先生の体を引き寄せる。 細くしなやかな先生の体を抱いて、先生の肩に顔を乗せて背中を指でなぞり上げる。 「ん・・・、佳奈美、答え・・て・・あぁ」 感じながらあたしの答えを待つ先生が愛しい。 「うん、離れないよ。先生が好き・・・。ううん、愛してる」 「佳奈美・・・」 先生は嬉しそうな顔をしてあたしの顔を手のひらで挟み込んでキスをしてきた。 柔らかな唇が離れたとき、あたし達はお互いに微笑み合う。 あたしは恥かしくなってベッドの中に潜り込んだ。 「あ〜〜、佳奈美?何今更照れてるの?」 笑いながら先生も中に入ってきた。 息苦しい布団の中でほのかに先生の顔が見える。 「ほら。捕まえた♪」 先生があたしの足首を掴んだ。 「ヤダぁ、先生のエッチ」 あたしはふざけながらなおも逃げようとする。 「駄目よ、逃がさない。」 足首にあった手がスルリと腰に伸ばされた。 キュっと腰骨を掴まれる。 「佳奈美に気持ちいいことしたいなぁ♪」 四つんばいになりながら、笑みを浮かべて先生が近ずいてくる。 四つんばいのせいか、いつもより先生がいやらしく、魅力的に思えた どきどきしながら先生があたしに近寄ってくるのを待つ。 「ふふ、逃げないのね。してほしいんでしょ?」 先生の肌が、ぴっとりとあたしの肌に密着する。 とがった先端があたしの腕に当たる。 先生はあたしの脚をM字に開かせて、その間に自分の体を挟ませた。 「ふふ、なんかやらしいね、この格好」 艶かしい笑みを浮かべて指先であたしの体をなぞる 「ん・・先生のエッチ・・」 くりくりと乳房の脇に円を書くように指を動かされる。 「あぁん・・・先生・・くすぐったいよ・・・」 「佳奈美可愛い・・・・」 そう言うと先生はあたしの首筋に舌を這わせる。 温かい舌が滑らかにあたしの体を愛撫する。 耳に、うなじに、鎖骨に・・・。 あたしの下の口からは熱い愛液がてらてらと溢れ出してくる。 「佳奈美、あたしで感じてくれてる?」 先生の熱い吐息が首にかかる。 「はぁ・・・はぁ・・・っ・・」 「ああん、佳奈美ぃコレ何?」 あたしのアソコから出た液を先生がすくい取りソレを目の前に差し出してきた。 「白いミルクが出てるね♪、美味しそう」 【ぴちゃ・・ぺろぺろ・・】 「ん・・・美味しいよ佳奈美・・・」 かぁっと自分の体温が上がっていくのが分かる。 あたしは思わず顔を先生から背けた。 「駄目よ、佳奈美。ちゃんと見て?佳奈美から出てきたものよ・・」 【くちゅくちゅくちゅ・・・】 「あ!あん・・・いや・先生・・」 「何が嫌なの?気持ちいいでしょ?ホラこんなに可愛らしい音がしてるじゃない」 先生の指があたしの中をかき回す。 【くちゃ・・・ぷちゅ・・・ちゅく・・】 「ヤ・・・先生・・んん・あん・・」 自分で自分を支えきれなくなり先生の肩にしがみつく 「佳奈美、気持ちい?」 「・・・・・」 「佳奈美、ちゃんと言いなさい。こんなになってるんだから今更恥かしがっても駄目よ?」 とろとろの液がついた指をあたしの唇に塗り込む 「ほら、あなたのだから舐めなきゃ・・・」 抵抗する力もなくなりじっと先生を見つめるしかなかった。 「佳奈美が舐められないならあたしが舐めるよ?」 ぐっと身を乗り出してあたしの唇をぺろぺろと舐める 「ふふ・・やっぱり美味しい♪」 「・・・先生のエッチ・・・」 半ばふてくされているといきなり先生が覆い被さってきた。 「今から佳奈美をたくさん可愛がってあげるからね」 優しい笑顔。この顔に惚れちゃったんだ・・・。 あたしは先生の背中に手をまわし、先生を受け入れた。
あたしが抱きついたことを、受け入れたサインだと先生は判断したらしく、ゆっくりとあたしをベッドに横にさせる。 「佳奈美、愛してるよ・・・」 そう言うと先生はチュッと、軽く頬にキスをしてきた。 何度も、何度もその行為を繰り返す。 「ん・・・先生・・くすぐったいよぅ・・」 あたしはたまらなくなり先生から顔を背ける。 「ふふ、気持ちいいって事だよね〜」 先生は嬉しそうに言うと背けたあたしの顔に自分の顔を近ずけて、耳にふっと息を吹き掛けた。 ゾクッ・・・という甘い感覚があたしを襲い、下からは熱い愛液がとろとろと出てきているのが分かる。 先生はその反応を見逃さずに執拗にあたしを攻め立ててきた。 ぺろぺろと子猫のようにあたしの体を舐める先生。 その下はやがて肩から鎖骨へ、そして乳房へ・・・・。 先生の愛撫に耐え切れなくなった声が漏れてしまう。 「あ・・・・んん・・先生・・」 もっと下へ・・・お願い・・・触って・・ 無意識に腰が上下に波打ち、あたしの股にある先生の太腿に恥骨を擦り付ける。 「ふふ・・、佳奈美のやらし液があたしの太腿に刷り込まれてる・・」 愛らしい顔をしながら先生はあたしの乳首に爪を立てる。 「ぃ・・・・あ・・痛い・・」 痛いはずなのに・・・軽い痛みがあたしを更に興奮させてしまう 【くちゅくちゅ・・・・くちゃ・・】 先生の太腿に擦り付けているだけなのに、部屋にはいやらしい音が響き渡る。 「佳奈美のココから可愛い音がたくさん聞こえるよ?どうして?」 意地悪く答えながら手の指全てを使いあたしの体をなぞる。 するすると流れる先生の指を肌で感じながら悶えてしまう。 「先生・・・お願い・・」 もう我慢できない。先生に入ってもらいたい・・・。 腰の動きが止まらない。恥かしい。 「佳奈美、ちゃんとお願いして?佳奈美がお願いするとこみたいな」 優しく微笑みながら先生はあたしのクリの周りを撫で上げる。 「んんっ・・・お願い・・・」 切ない声をあげて先生の腕を掴む。 先生はそれでもただ、微笑みながらなぞるだけだ。 「ん・・・先生、触ってココを・・・」 あたしは耐え切れなくなって自ら先生のなぞっていた指をクリにあてがった。 「そう・・ココだけ・・・?」 先生はそこを摘んだり擦ったりしながら愛撫を続ける。 「やだ・・・もっと・・」 いつもなら絶対言わないような言葉が、先生の前だとぽろぽろと出てきてしまう。 「もっと、先生が・・・欲しい・・」 途切れ途切れになりながらもあたしは意思を伝える。 「限界みたいね、ほら・・・。もうこんなに・・」 先生の細い指がくちゅっと音を立ててあたしの中に入ってくる 「ああっ・・・気持ちいい・・・ん・・ふぁ・・」 「ホント?嬉しい・・佳奈美・・」 指を激しく出し入れされるとそれに合わせてあたしの体が反応する。 「佳奈美、1本じゃ足りないよね?」 「はぁ・・・・はぁ・・・・」 息を切らして先生の顔を見つめる。 「だって、ほら、1本どころか3本はいけそうよ?」 嬉しそうに言うと、突然グッとお腹に圧力がかかった感覚が襲う 「んぁ・・・あ・・・お腹・・が・・」 思わず顔が歪んでしまう。 「佳奈美、まだ入るね。今2本しか入れてないの・・・」 片方の手をあたしの乳房に置いて揉み込むように愛撫する。 「いや・・・もう入れないでぇ・・・」 半ば涙目になりながら先生に哀願する。 しかし先生はうっすら笑うと、グチュッと残りの指を入れてしまった。 「あ・・あああぁ・・・!・・」 「佳奈美・・・中がいっぱいだね。でも大丈夫よ。佳奈美の熱い液がたくさん出てるからね・・」 【ジュク・・・・チュプ・・】 愛液が出る音が激しくなる。 「あ・・・先生・・・先生の欲しい・・」 眼をつぶりながらあたしは先生を求めた。 「クス・・・いいわよ。佳奈美に気持ち良くして貰いたい・・」 先生はそう言うとあたしの顔をまたぎ、二人で69をした。 「ん・・・先生の愛液・・美味しい・・」 「佳奈美のも可愛いわ・・花びらがひくひくして・・あんっ・・」 ぴちゃ・・ぴちゃ・・・ちゅ・・ちゅ・・ 「佳奈美ぃ・・・あ・・はあ・・」 先生の腰が動く。あたしも先生の上手な舌の動きに限界を感じていた 「先生・・・あふ・・んっ・・んっ・・ィっちゃう・・」 先生の花びらからは大量の愛液が溢れ出ておりあたしの顔はもうべちょべちょだった。 「佳奈美・・あたしも・・もう・・・」 「あん・・・ああああっ!!」 「あっ・・いい・・先生・・イッちゃう・・ああん!!」 あたし達が絶頂を迎えた頃にはすでに夕方だった。 「佳奈美可愛かった〜〜〜」 湯上り姿でフライパンを振る先生。 「もう、恥かしいからそういうこと言わないでよ」 テーブルの上でダラダラしながら言うと、コトンと皿が置かれた。 「はい。佳奈美オムライス好きでしょ?」 ニコニコしながら先生はスープを置いてから向かい側の席に座った。 「うん、好きだけど・・・。」 あたしは上に乗っているグリンピースをスプーンで落としながら言った 「あ、佳奈美グリンピース嫌いなんだ?」 クスクス笑いながら先生は食べ始める。 「あげる!」 全て避けたソレをざーーっと先生の皿の上に乗せる。 「わーーー!バカ!」 あたしは素知らぬ顔でパクパクとオムライスを食べ始める。 「もう・・♪」 先生は仕方なさそうにまた食べ始めた。 嬉しそうに笑ってる顔を見るとあたしまで笑ってしまう。 それから寝る間まであたし達はいちゃいちゃとテレビを見たり話したりしていた。 寝る頃には体力が回復していて・・・・。 朝、あたしたちは裸のまま目を覚ました。慌しく先生は学校へ行く準備を始める。 あたしは顔を洗って歯を磨くだけだから、先生のばたばたしている様子をじっと眺めていた。 「あ、佳奈美もう用意終わったの?ごめんね、ちょっと待ってて」 ふだんおっとりしているだけに、先生が慌てている姿は面白い。 「何見てるのよぉ。あ・・あった!準備完了!佳奈美。行くよ」 自分が遅れてたくせに出るのだけは早い。あたしはバタバタとエレベーターに乗り込んだ。 【ウイーーーーーン】 昨日とは全く違う状況。昨日はこの中で絶望的だったのに。 今日は大好きな人と一緒にいて安心してる。 「先生、ん・・」 あたしは先生に目を閉じた顔を見せた 「クス・・はい。」 ちゅっと先生はキスをしてくれた。 あたしたちはお互いに微笑んでエレベーターを降りた。 車で学校に行き、あたしは誰もいないことを確認して車から降りた。 先生とは廊下で別れ教室に向かう。 「佳奈美・・・」 後ろであたしを呼ぶ声が聞こえた。聞き覚えのある声。 「江梨子・・・・・・・」 屋上にいって江梨子と2りきりになる。 さらさらと江梨子の髪がなびいてる。 江梨子がフェンスに手を掛けながらあたしの方に振り返った。 綺麗な顔が、今日は雲っているような印象を受けた。 「佳奈美・・・、昨日はごめん。ごめんなんて言って済むものじゃないけど。」 「・・・・・・」 「あたし、学校辞めるんだ。」 「・・・うん。知ってる・・・」 江梨子は1瞬驚いたように見えたけど、理由が分かったのか、すぐにあの元気の無い顔に戻った。 「あの3人に聞いたんだね・・・。ん、言いたかったのはそれだけ。あと・・・あたしのお父さん死んじゃった・・・」 ドクンっと胸が締め付けられているのがわかる。 「昨日・・ね・・病院行って手術のお金・・出そうとした・・ら・」 江梨子がその場に崩れ落ち、カシャンとフェンスが鳴る。 「ごめんね・・・佳奈美を・・売ってまで・・」 「もういいよ、江梨子!大丈夫あたしは・・・・」 先生に助けてもらったから。 そう言おうとすると、江梨子はフェンスを登り始めていた。 「江梨子!!!」 あたしは走った。江梨子を死なせたくない。 「江梨子!何してんの!?あんたまで死んでどうすんの!!あたしにあんな事しといて死ぬなんか許さないから!」 あたしは江梨子の足を掴み必死説得する。 「離して・・もうやなの!大事なものを失いたくない・・佳奈美までいなくなる。  先生に助けてもらったのは知ってる・・・。あたしには何も無いの!」 ガッとあたしの手を蹴り上げて江梨子はフェンスの裏に回った。 フェンス越しにあたしは江梨子の説得を続ける。 「江梨子!死なないで!」 ふっと江梨子は笑った。 制服の内ポケットから何かを取り出してそれをあたしに握らせる。 タン・・・・・。 目の前から江梨子の姿が消える。 下からは女子の悲鳴や、先生の声が聞こえてくる。 あたしは呆然とフェンスから見える網目の空を見つめていた。 下とは全く違う時間が流れていた。 江梨子は親戚とも縁がなく。 葬式は学校が行うことになった。 周りからはすすり泣く声が聞こえ。 あたしは江梨子の写真をじっと見ていた。 「佳奈美・・・」 先生があたしの横に座った。 「先生・・・・。江梨子が・・・。」 あたしは先生の声を聞いたとたんに涙が止まらなくなった。 先生は何も言わずただ、あたしを抱きしめてくれていた。 〔 1年後 〕 「佳奈美、ほらほら。早く♪」 「ちょっと待って〜〜〜、早いんだって」 あたしは花を持って階段を上っていく。 「はい、ココだよ♪」 「分かってるっての」 ぱさっと花束を置いた。 「こんにちは、江梨子。今日は江梨子の命日だね。前も来たけど、元気だった?  あたしは先生と上手くやってるよ。時々喧嘩もするんだけど」 コツンと先生があたしにでこピンをする。 「いたい・・・、まあ、とにかく元気です★」 先生は線香をたいて、水を墓石にかけている。 「斎藤さん。あたし、絶対佳奈美を悲しませたりしないわ。約束する。佳奈美をあなたにかけて一生大事にする。」 真剣な目をしてから先生は手を合わせて目をつぶった。 帰り道、あたしは先生の手をにぎりながらさっきの言葉をもう一度聞かせて欲しいと言おうとした。 「先生、さっきの・・・」 「佳奈美、さっきの・・・」 声が重なる。それがおかしくて、楽しくて2人で微笑む そして、それまで考えていたことが頭からきえて、あたしは自然に言葉が出てきた。 あたしが口を開くと同時に先生も口を開いた 「ずっと、一緒だよ」 あたし達2人はまた微笑み合った。
完 面白かったらクリックしてね♪