■11147 ラブストーリー  
□投稿者/ 三日月 一般♪(1回)-(2005/07/21(Thu) 21:24:04) 

本当ならば本当ならば 今、私のベットにあなたがあなたがあなたがいてほしい。 今度、生まれ変わったら約束しよう誰にも邪魔させない。 あなたよ あなたよ あなたよ しあわせになれ。
■11148 / inTopicNo.2)  ラブストーリー2 □投稿者/ 三日月 一般♪(2回)-(2005/07/21(Thu) 21:30:35) 「ねぇ平井さん?何回言えば分かるの?何回も注意したはずよね?」 また今日も遅刻してしまったんだな可愛そうに。 「あの山崎先生?平井さんもまぁ、反省しているようだし。今日のところはここらへんでどうですか?」 もう少しさぁこう、平井さんもすっぴんとか急いで来た感じに来てちょーだいよと思った。 HR中で昇降口にはほとんどいない。 いやー、恐いにらまないで視線が痛い。 「まぁ、いいわ。行きなさい次は本当に親御さんに連絡させてもらいますから。」 何も言わずに平井さんはフンッと階段を登って行った。 「早瀬先生もう少し生徒には自覚してもらわなくちゃいけないんですよ。」 恐い恐いよもい、少し平井さんも反省の態度を強く表してくれたら…。 いやいや、教師たるものがもっと誠意を! やっぱり恐いよ〜にらんでる。
■11149 / inTopicNo.3)  ラブストーリー3 □投稿者/ 三日月 一般♪(3回)-(2005/07/21(Thu) 21:37:33) 「まぁでも、そうですね。分かりました。」 私は今年新卒でこの学校に就職した。23才、共学の高校なので賑やかにぎやか女子校一本の私だったから戸惑いもあった。 まぁでもなんだかんだと、気楽にやっています。 私の横で少しお怒りの山崎先生、私と山崎先生は登校時間に昇降口で週に1度服装検査をしている。 キーンコーンカーンコーンー HRの終わりを知らせた。 「1限授業なんで行きまーす!!」よし逃げるが勝ち。 これ以上いるととばっちりが来そうだ。       上下白のスーツで固めている山崎先生、キャリアウーマンみたいだ。 私は? スポーツマンだから。 ………スポーツジャージで固めてます照。 山崎先生は見るからに美人。しかも、仕事上はたぶんストレートな性格であまり笑わないかな。 もてるだろーなきれいだし彼氏の1人や2人いや5人はこの顔ならいける。 「行かないんですか?早瀬先生。」 見とれちゃったよ、まぁその位キレイ。 「行ってきまーす。」と私は体育館にむかった。
■11150 / inTopicNo.4)  ラブストーリー4 □投稿者/ 三日月 一般♪(4回)-(2005/07/21(Thu) 21:59:24) この学校は私立の共学頭はん〜‥‥‥て感じだ。 私も頭はできた方じゃないでも中々みんな生徒達はかわいい。 ぞくぞくと体育館に生徒が集まってきた。 よし、気合いを入れてやりますか。 「20mシャトルランやるから今日ね。みんながんばってね。」 えーっ!やだぁ。とか聞こえるが大抵新学期のはじめはこれだ。 「出席とるからねー?!」 もぅ、クタクタ。高校生は元気元気、体育館の隅で携帯ピコピコする子。 真ん中でめちゃめちゃさわぐ集団。 ふぅ〜なんだか着メロで踊っている子もいるし、若い若いよ。 やっとおわったと。 職員室へと戻った。大抵、2時間続きの授業だからあまり職員室にはいないのでしょっちゅう私はアナウンスで呼び出しされる。 新卒の私に至急お戻り下さいは、生徒の呼び出しか、説教かどっちかなんだけど。 「戻ってくる頃だと思いましたよ〜来てください早瀬先生。」 教頭先生なんだかちびっ子な感じでかわいらしい人。 「はい、すみません。用ですか?」箱をなんだか取り出した。 ニヒヒと笑い。「今日、歓迎会の会費。」 すっかり忘れてた!「あっ、はい。今、もってきます。」 んー今日はドラマ見たかったのに忘れてた私がいけないな。 「女性陣はみんなで揃って来てくださいね。車は誰かしら出すんでそれに乗って来てくださいね?。」 「はい、失礼します。」 ちくしょう、痛いぞ5千円。2次会も考えて… しょうがないか。年配の先生に乗っけてってもらうことにした。 帰宅予定時間…絶対11時!!
■11152 / inTopicNo.5)  ラブストーリー5 □投稿者/ 三日月 一般♪(5回)-(2005/07/21(Thu) 22:47:54) 7時焼肉屋到着。 山崎先生の姿も見えた、全員で25人位かな。3席程に別れた、あいさつもお約束で教頭は長々と話した。 今年入った人は新卒は私ともう1人り男の人。赴任した先生は5人程。 そして、車で帰る人以外はみな飲まされた。私は1人1人にあいさつをして、やっと席についた。 でも、案外うまく楽しくしていけそうだな。 私はトイレに行きたくなり席をたった。 ふぅー焼肉の匂いが服や髪についていてお風呂入らなくちゃ朝は多分飲んでいるし辛いから帰ってからだな。 トイレを出て入り口を見ると10人位外でお客が待っている、コンパニオンが4人位ピンクの制服を来ていた。 仕事も大変だよ…………えっ? 目をこすってまた見なおした。 アレ? アレは………今朝、高校の制服を来ていた平井さん? しかも、たばこをプカプカ吸っている。 一瞬考えた、ここで教師に遭遇すれば‥‥停学じゃすまない退学だ。 どうしよう‥アタフタしていると。 「なにしてるんですか?」 きゃーっ!山崎先生!後ろには教頭!!!やばい、どうしよう。 山崎先生に教頭もぅやばい。 会計を済ましに来たんだろう。すると山崎先生が入り口に目をやって 「ぁゃ‥平井さん?」聞こえないか聞こえるか位で言った。
■11158 / inTopicNo.6)  ラブストーリー6 □投稿者/ 三日月 一般♪(6回)-(2005/07/21(Thu) 23:07:41) まずい。「あっ、」私のことばをさえぎった。 「教頭と席に戻ってて。」いつもと変わらず冷静な声。ん? 意外な展開に私は戸惑った。「教頭楽しくまだ向こうで廣瀬先生と飲んでてください。」 私はあわてて、教頭を無理矢理に席へ連れていった。 山崎先生めちゃくちゃ怒っているんだろうな‥。10分たっても帰ってこない。 みんな楽しそうに飲んでいる。まさか、自分んとこの生徒がコンパニオンをで店に来てるとは知らずに。 私は焦り外へむかった、キョロキョロ探してもいない。 山崎先生が怒ってる口調を想像した。 少し辺りを見歩くと店より2軒程離れた店の横の路地に2人はいた。 長身の2人なんだか、恐いムード。 私はゆっくり近づいた、薄暗く私とはきずかなかった。 するときつい声が聞こえた「あや?!」 へっ、やっぱり怒りまくってるけどなぜに名前で呼んでるんだろ?       「うるさいな!先生には関係ないでしょ?」先生の所を妙に強調した。 私はわけが分からず立ち止まり盗み聞きをしてしまった。 「関係あるわよ。教師としてね。」なんだか、めちゃくちゃ恐い言い方。 「仕事中だから行く。学校にいいたきゃいえば?」 平井さんあなたもめちゃくちゃ迫力あるよ、かわいい顔して。 山崎先生は平井さんの手首を掴んだ、「なんでそんなに変わっちゃったの?」少し弱い言い方。 2人の表情まではうかがえない。 けどさなんだか、この2人妙に親密‥私だけかな? 私しか聞いてないんだけどさ。 平井さんはつかまれた手を強く振りほどいた。 「フッ…変わったの?分かってないの先生じゃないの?まぁ、もう過去だからいんだけど。  あれ程好きだって言ってくれて飽きたらすぐあんたは捨てちゃうからね。」 あー、そっかそうゆう事かこれだけ美人ならありうる。 平井さんはすごく冷め切った言い方。 「もう言わないからこんな仕事はやめなさいよ。」 わたしはそこを立ち去った。 これ以上聞くのはよくない、2人の問題だから。
■11177 / inTopicNo.7)  ラブストーリー7 □投稿者/ 三日月 一般♪(7回)-(2005/07/22(Fri) 11:26:21) 数十分後山崎先生は戻ってきた。 なんだか私は2次会に行く気分ではなくなって、ここで帰ることを山崎先生へ伝えた。 「帰る?あ〜そぅ。」怒ってるかな? 「すみません。酔ったみたいで。」 山崎先生は一瞬考えて「分かった……ん、話があったんだけど。」 多分、山崎先生は私が最初に平井さんに気付いた事を分かってる。 「じゃあ、携帯番号教えます。」 暗黙の会話でさっきの事だと分かるだろう。 携帯を取り出して「はい、じゃあいれといて。帰ったら電話するから。」 冷静沈着この言葉が1番似合うのはこの人だろう。 お先に失礼しますと教師陣に言うと教頭はつっかかってきたが、山崎先生がとめてくれた。 まだ、電車があるので電車で帰ることにした。 私の家は学校のある駅から5駅先の駅。 私は実家を離れて暮らしているもぅこの先実家に帰ることはないと思う。 電車に乗りながら考えた。 昔呼んだ本を思い出した。愛には形があり、その半分ずつを一人一人がもっている。人はそのもう半分を合わせるため捜し回る、けれどそれは不規則に変わる。 みんなそれを探している。
■11183 / inTopicNo.8)  ラブストーリー8 □投稿者/ 三日月 一般♪(8回)-(2005/07/22(Fri) 19:06:04) ちょーど10時に家についた、よしドラマ見るかな〜。 でも、お風呂先に入れば楽だ。 ブブーン 着信知らない番号、あっ! 山崎先生だな。少し初めてだから緊張する。 恐る恐る通話ボタンを押した。 「もしもし、早瀬です。」 「早瀬先生?ごめんなさいね、遅くに。」いつものごとくちょっと恐い。 「いえいえ、大丈夫ですよ〜。すみません帰っちゃって。」 するとなんだか暖かな声が聞こえた。 「‥あなたってなんだか平和な人よね?」あまり聞いたことのないやわらかな声。 「そーんなことないですよ!今日だって焼肉じゃなくてお寿司がよかったし。」 私は一瞬今、山崎先生の表情を見たくなった。 「だから、平和って言ってるのよ。あなた明日夜あいてる?」 「なんでですか?明日は特にないですよ。」 「お寿司でも食べにいかない?」 へっ、まさか誘われるとは思わなかった。 一瞬驚きで間が空いた。 「いやならいいけど。」 冷たい口調に戻った。「いや行きますいきます!」 「じゃあ、また明日。酔っ払ったんでしょ?早く寝て遅刻なんてしちゃだめよ?」 「まさかぁ〜しませんよ。」 次の日遅刻した。
■11262 / inTopicNo.11)  ラブストーリー9 □投稿者/ 三日月 一般♪(10回)-(2005/07/24(Sun) 19:17:53) 「もぅ少し寝かせてって…フニャ。」 ん…ん? ん? ガバッ!8時5分……… やばい!!遅刻だ!! 「あーもうなにしてんのよ私ったら。」 すぐに起き上がり顔を洗い歯磨きをした「あー、もうやだ髪の毛跳ねてるし。」 今から行ったとしたら朝の服装チェック…ギリギリ間に合わない。 山崎先生に昨日言われたばっかなのに…怒られる。 「ん…しょうがないよね?」鏡の前の自分に聞いてみる。 「OK行くよ。」鍵を手に取りアパートを出た。 私は普段通勤には絶対乗らないビックスクーターにとびのった。 「よし、これでギリギリ飛ばせば5分遅刻位だなぁ〜。」 学校の裏手にある木陰にスクーターを隠し急いで校舎へ向った。
■11264 / inTopicNo.12)  ラブストーリー10 □投稿者/ 三日月 一般♪(11回)-(2005/07/24(Sun) 19:23:07) 「おはようございます、廣瀬先生。社長出勤?」 分かっていた光景。 クリックボードを腰につけながら、目が恐い。 「あっあっ、本当にすいません。」目がめちゃくちゃ恐い‥。 「言っといたから、先に昇降口来てるって先生方に。平気だから。」 へっ?? またまた意外な展開。「えっ…?」 私があたふたしていると、フワッと頭に手がかかった。 「ねぐせ…フフ」 私は髪に手をやり髪の毛をつぶした。 「あっ…」 「カラーシャツはだめっていってるでしょ?何年何組?!」 そのまま向こう側に行ってしまった。 なんだか妙に意識してしまう。
■11266 / inTopicNo.13)  ラブストーリー11 □投稿者/ 三日月 一般♪(12回)-(2005/07/24(Sun) 19:39:02) 教頭がなぜこんな事をしているんだろう。 「いや、たまには購買でパンでも買います。すみません。」 はいはーいと別の先生の所に向った。 購買へと向った、いちゃいちゃするカップルや集団で食べている生徒で食堂はにぎわっていた。 「ん〜天気もいいから外にしよっかな。」メロンパンとコロッケパンを買って外に向った。 昇降口に向っていると、生徒用玄関に3人位の女子高生がいた。 若いな〜と思って裏側の教師側玄関で靴を出していると「なんなの?」 ……聞き覚えのある声。 「自分がした事分かってるの?!」 ありゃりゃーケンカかな、こっそりのぞいてみると… 2人の女の子が平井さんをかこんでいる。 一人はボロボロ泣いている 「なんでサキ泣かせるような事するの?」 少し体育会系の子が平井さんに言った。 「抱いてほしいからって言われたから抱いただけ、付き合ってなんて言われてないし。」 するとそのサキちゃんは泣き崩れてしまった。 わぁ〜これはかなりの修羅場。 「自分が逆の立場、サキだったらどうするの?」 ガツンと言っちゃうね君。 「あとから、こうゆう風にずるずる引きづらない。」 おー、言い返すな平井さんも。 すると泣いていた子が立ち上がり、引き付けを起こしてまで泣きながら「もういい…ら、行こう。」 と友達の腕をにぎった。 平井さんは早くしてみたいな顔をしている。 すると、友達はすごく悔しそうな顔をした。 「服あんとき汚れてたから、いないときいつでも取りに来なよ。」 その瞬間友達の子が顔を真っ赤にして、殴りかかろうとした。
■11268 / inTopicNo.14)  ラブストーリー12 □投稿者/ 三日月 一般♪(13回)-(2005/07/24(Sun) 20:33:49) 間一髪、その子を私は押さえた。 「なんなんだよ!」ものすごく強い力。 「はい、はい。ここで彼女殴っても収まるの?あなたの気持ち。」 平井さんはふぅ〜と一息つき、「先生なんだからよろしく。」 立ち去っていった。 「すみません。行こうあや…先生ごめんなさい。」友達の手をとった。 「ねぇ、あなた背の高いほうの子。」 なんだか私には確信があった、根拠はないけど。 「なんですか?」 その子は美形で長身な子。私はそっと耳にちかづき小さな声で言った。 「大丈夫だよ、そのうち好きになってくれるから。」 すると、その子は顔を真っ赤にした。 「えっ?なに?センセなんの?」さきちゃんは不思議がっている。 「行こう…」バタバタと帰った、すると帰りぎわに振り返り。 「信じてみるよ。」 もぅなんなの!と帰っていった。 多分直感で平井さんが言った「汚れた服」に頭が来たんだろう。 若いっていいな♪♪♪ もちろんまだまだ私も若いけど。
■11274 / inTopicNo.15)  ラブストーリー13 □投稿者/ 三日月 一般♪(14回)-(2005/07/24(Sun) 22:34:29) 平井さん…なんだか昨日の事もあったから。 キーンコーンカーンコーン「あっ!終わっちゃったよ」 結局何も食べずに放課後。帰る先生もちらほら見えはじめたころ 「廣瀬先生、もう上がれますか?」 山崎先生だ。「はい!大丈夫です!」 見とれる位きれいな小さな顔だよ山崎先生。 私たちは一緒に出口に向った。 「あっ!!」 「どうかしたの?」 「今日、バイクで来ちゃったんですよ朝。バイクで行きませんか?」 「いいわね、じゃあお願いします。」 エンジンがかかり、アクセルを回した。 「つかまっててくださいね。」 細い腕が私の腰に回る。 なんで、緊張してるのかも分からない。 なんだか、もときた道が違う景色に見えた。
■11302 / inTopicNo.16)  ラブストーリー14 □投稿者/ 三日月 一般♪(15回)-(2005/07/25(Mon) 13:54:42) 繁華街のお寿司屋についた。 「近いわね、これだとフゥー」 ヘルメットをとって髪の毛をかきあげた山崎先生がなんて言っていいのか分からない位いい女に見えた。 「ねぇ、あなたって人の話あまり聞かないわよね?」 「えっ、あっすみません。」 見とれたなんて言えないな。 お店はちょっと変わっていた、アジアンテイストな感じのお店めちゃくちゃお洒落でしかも個室。 「軽く飲んじゃって大丈夫ですよね?」 「多少は、いんじゃないの、あっすみません生二つで。」 なんだか緊張しちゃうよ〜。 飲み物がと食物がとどくと、乾杯した。 「どぅ慣れた?仕事は。」 「ぼちぼち自分のペースでやらしてもらってます。」 「そぉ、それならいいけど。」 「山崎先生は失礼ですけどおいくつなんですか?」 「あなたの2こ上よ。」 25才か〜うんまぁ年相応かな。 「そうですか、なんだか緊張しちゃいますよ〜。」 料理を食べ終えるとついつい飲んでしまった。 「あなたよく、飲むわね大丈夫なの?」 少し眉間にしわを寄せた。 「大丈夫ですよ、先生こそ飲み過ぎですよ。」 「あなたってなんだかフッ。なんでもないわ。」 「なんですか〜気になりますよ!おデブちゃんとか顔が変とかですか?」 山崎先生が手で口を隠しながら大笑いした。
■11315 / inTopicNo.17)  ラブストーリー15 □投稿者/ 三日月 一般♪(17回)-(2005/07/25(Mon) 22:34:18) 「違うわよ‥ハハッ」 すごくすごく笑顔がよかった。 この人はこんな風に笑うんだなもっと笑えばいいのに。 私が笑わせたい…生意気にも思ってしまった。 「なによ?本当にあなたボーッとする癖があるみたいね。」 「あっ、いやすみません。」 山崎先生はバックの中からタバコを取出し火をつけた。 「今日は平井さんの事で話が合ったの。」 こめかみを押さえながら言った。 「大丈夫です私言いませんから。あーゆう仕事はやっぱり18才過ぎてからじゃなきゃだめだと思います。でも、今回は言いませんから。」 言わないから‥もっとこの人には笑ってほしかった。 たばこの火を丁寧に消しながら山崎先生は少し無言だった。 「ごめんなさいねあなたは関係ないのに」 そぅ、私には関係ない。 ただ私が居合わせただけで、たまたま私だったから。 そうゆう好きとか愛とかの感情じゃない。 ただ、となりにいるいつも笑わないこの人の笑顔が私は見たいと思ったから。 平井さんは別れ方がどうであれ、この人の笑顔をいっぱい見てきたんだろうな。 初めて生徒に嫉妬した夜だった。
■11317 / inTopicNo.18)  ラブストーリー16 □投稿者/ 三日月 一般♪(18回)-(2005/07/25(Mon) 22:50:07) 「私は大丈夫ですから。本当に気にしないでください。」 二人には何があったのだろう?でも、私は聞かなかった聞けなかった。 山崎先生のあの顔をみたら、多分辛かったんだろう。 多分、平井さんもそれは同じイヤそれ以上。 「もう1件いかない?」 「いいですよ♪じゃあ、バイクは置いて今日は飲んじゃいますよ〜」 「あっ、そうだ下の名前なんていうの?」 「光って書いてヒカリです。なんだか男の子みたいでエヘヘ山崎先生は?」 「自分で調べなさいよ。」 この笑顔混じりのいいかたがすごく好き。 「意外とけちなんですね。」 「フッ行くわよ次。」 「あ〜もぅ待ってくださいよ〜!!」 次に行ったのは…めんどいからということで駅前の笑笑!!平日だけど意外とこんでいた。 私はペースもあがり微酔い状態。だって横にこんなにもきれいな人がいたら飲まなきゃやってられない! 私は酔ってることをいい事に聞いてしまった。 「なんで女の人を好きになったんですか??」
■11321 / inTopicNo.19)  ラブストーリー17 □投稿者/ 三日月 一般♪(19回)-(2005/07/26(Tue) 00:32:44) 「それを聞いてあなたはどうなるの?めりっとになる?」 確かにそうだでも。 「デメリットにはなりません。」 自分の言ったことに私は悔いを残したくない。 「そうね…自分でも分からない。好きになるのが女性ってだけよ。あなたはなぜ男性を好きになるの?」 「私は男性を好きになろうとかするわけじゃなく、人を好きになるんです。」 私は精一杯背伸びして言った。 「あなたなんで私が女の人が好きだって知ってるの?」 「すみませんあの時平井さんとの話聞いてしまったんです。」 墓穴掘ったなと思った。 「知ってるわよ、だって丸見えだったもの。」 「あっ…すみません。聞くきはありました…」 「あなたって本当におもしろいわね。」 「そんな事ないです…よ」 ねぇ山崎先生、なんだかすごくあなたの横はなぜか分からないけど居心地がいいよ。
■11322 / inTopicNo.20)  ラブストーリー18 □投稿者/ 三日月 一般♪(20回)-(2005/07/26(Tue) 00:38:20) 微酔いでタクシーに乗った、繁華街を抜けていく一台の車 「山崎先生わりとうちと近いんですね…」 「ん…わりかしね…近くなったら起こして。」 あー寝てしまった。 すると私の肩にことん‥‥少し重くなった、横を向くと近くにこんなにも気の抜けた山崎先生にあわなくないな。 私は緊張してしまって硬直状態。 だって…髪からいい匂いしてくるし、肌はキレイだしまつ毛が長いし。 運転手さんに「もう少しゆっくり走ってください」とは言えなかった……笑。  私たちはそれから10日に1回位はのみに行くようになった。
■11328 / inTopicNo.21)  ラブストーリー19 □投稿者/ 三日月 一般♪(21回)-(2005/07/26(Tue) 11:42:39) ある体育の授業中バレーの試合をやっている時すうにんの女の子達がいつものごとく、私と話していると。 「そおいえば〜2年の平井さんの話聞いた?」 でたでた問題児。 なになに〜?とみんな興味津々 「停学になったらしいよ!」 「ほんとなんでよ?」 思わず聞いてしまった。 「先生のくせに話聞いてないのまぁさっき話らしいけど。」 「だって、今日職員室行ってないからなんで?」 もしやコンパの事が…? 「なんか、女の子を無理矢理…」 はぁ…何やってるんだよ平井さん。 「分かった、はい次の試合」 授業が終わり職員室に戻ると 「2年の平井さん無期停学らしいわよ」誰かが教えてくれた。 私はすぐに職員室の中を見渡し山崎先生を探した。 すると目を瞑ってこめかみを押さえる山崎先生の姿を見た… 「大丈夫ですか山崎先生?」 「うん、それより今日ちょっと付き合ってくれない?」 「分かりました。じゃあまたあとで。」 無期停学…はぁなにをしてるんだよ。 放課後山崎先生のデスクに向った。 「行きましょう相手の生徒が保健室にいるから。話を聞かなきゃ。」 そうか相手もいるんだ。
■11368 / inTopicNo.22)  ラブストーリー20 □投稿者/ 三日月 一般♪(25回)-(2005/07/27(Wed) 08:07:45) 保健室に入ると冷房が効いていた。 「大丈夫?川崎さん?」 真面目そうな感じの子。 その子はうなずきビクビクしている 「大丈夫よ、ただ少し話を聞きたいだけだからなぜ平井さんについていったの?」 山崎先生はものすごく冷静だったいやそう見せようとしてるのか分からない。 「話があるって言われたからついて行ったら…」 「いやな事されたんだ?」 またうなずいた。 なんだか分からないけど‥ 「分かりました、もう平井さんと会うのもいやよね?」 「いやです。あんな恐い思いしてもう顔も見たくない。」 なんか…なんか違う。 「分かりました、じゃあ今日は私が送っていくわ。行きましょう。」 山崎先生すごくストレートだけど…ねぇなにかなんだか変じゃない? 「廣瀬先生もお願いします。」 「あっ‥はい。」 私たちは一旦職員室へ向かい生徒の家まで山崎先生の車で向った。
■11387 / inTopicNo.23)  ラブストーリー21 □投稿者/ 三日月 一般♪(28回)-(2005/07/27(Wed) 18:14:37) やはり車内は沈黙‥そして30分位でついた。 「あまり、考え込まないで?もしアレだったら明日は休んでいいから」 「すみませんありがとうございました。」 川崎さんは足早に去っていった。 「ふぅ〜大変な日だったわ。」 なんだかケロッとしている表情は。 「…ですね。」 「あやは‥平井さんは多分私のしってるなかで誰かを無理矢理なんてするこじゃないわ」 山崎先生… 「じゃあなんでなにも言わなかったんですか?!」 私は口調がきつくなってしまった。 「言ったなら相手の生徒がうそだって事になるでしょ?私はできないわそんな事。」 でも…でもさ 「行ってくださいすぐに、平井さんは山崎先生を待ってたと思いますよ!」 「もう、おわってるの。それに期待させるような真似したくないの。」 「ふざけないでくださいよ!あなたは教師だからそうゆう立場だから何もしなかったんですよ!」 なんで…あなたならもっと思いやってあげられる人だと思ったのに。 「そうかもしれないわね。でも私はあの子を守ることも慰める事もできないわ」 分かってるんだこの人はでも、何かが邪魔して平井さんに手を差し伸べる事ができないんだ。 「今、平井さんはあなたに会いたいと思ってると思いますよ。ことばや行動じゃなくても伝わる気持ちってあると私は思います。」 平井さんにしてあげられるのは私には山崎先生を平井さんのところに平井さんの気持ちが痛い程に分かるから。
■11388 / inTopicNo.24)  ラブストーリー22 □投稿者/ 三日月 一般♪(29回)-(2005/07/27(Wed) 18:22:39) 「行かないわ」 山崎先生はブレーキを踏みとまった。 「山崎先生‥私は分かりません2人の事は。でも、私はやっぱり弱っているときに好きなひとの顔が見たいです。それは誰だって同じだと思います。」 山崎先生は目をつむった。 「じゃあ、私が弱ってるときは?」 そんな…決まってるじゃないかい 「フリーならしょうがなく、私がかけつけますよ。」 「フフ‥ありがとう廣瀬先生。」 久しぶりに私の好きな笑顔を見せてくれた。 「ここでいいです、早く行ってください。」 「送るわよ?」 「いいです。」私はそそくさと降りただって…だって。 「じゃあ明日さようなら。」 「あっ‥廣瀬先生?」 私はすぐにタクシーを拾った。 だってこれ以上いたら行かせたくなくなる。 「やばいな…これはやばい」 好きになってしまった‥。 あの場で教師ぶっていたのは私だった行かせたくなかった…。 すこし涙目になったばれなくてよかった‥。 よしよし、待ってくれ涙腺 もう、ちょいだから…家に帰ったら泣かせてあげるから。 その涙の理由は私じしんにさえ分からなかった。 真っ暗な部屋の中泣きながら朝を迎えてしまった。
■11397 / inTopicNo.25)  ラブストーリー23 □投稿者/ 三日月 一般♪(31回)-(2005/07/27(Wed) 22:53:47) 私は都合のいい人間でそれからの山崎先生からの誘いを2回とも断った。 私は傷つくのが恐いから、逃げた。 朝の服装検査もだいぶ気まずくなった。 「あなた、私を避けてる?」 なんて度々聞かれたがはぐらかした。 「そんな事ないですよ〜最近忙しくて、すみませんまたそのうち。」 だってあなたから寄りを戻したなんて聞いたら… だから私は逃げた。 好きなひとに好きなひとの話を聞くことほど酷なものはない。 「センセー!」 「はいはい?なんですかね。」 振り返ってみるとあっ…キミはいつかの美形ちゃん。 「お時間ありますか?」 「まぁ昼休みだからね」
■11410 / inTopicNo.26)  ラブストーリー24 □投稿者/ 三日月 一般♪(32回)-(2005/07/28(Thu) 07:07:16) ニヒヒと笑い。「シュートの練習見てもらってもいいですか?」 私はまぁ体育教師だから当然だけれどスポーツが好きだ。 しかも「バスケだよね?」 「もちろんです。」 バスケときたら後には引けない。 自慢じゃないけどそこそこいいとこまで高校大学と行った。 「じゃあまずお腹空いたから。」 私はポッケからしわくちゃな千円札を出し 「牛乳2つと焼きぞばパン2つ。体育館あけとくからね」 すると美形ちゃんは階段をかけのぼりダッシュで購買に向った。 私は鍵を職員室に取りにいき体育館へと向った。山崎先生がちらっと見えた。 私は最近、先生と目をあわせることすらしない。 「遅いですよ〜」 すでに美形ちゃんは待っていた「ごめんごめん。」 うーん…なんだかこの子やわらかくなったな表情が。 「はい、食べよ。まずは腹拵えだよ」 私は牛乳とパンをなけだ。 「いんですか?いただきまーす。」 美形ちゃんは髪の毛が短くて長身でスタイルがいい。 この子の雰囲気私はけっこう好きだ。
■11411 / inTopicNo.27)  ラブストーリー25 □投稿者/ 三日月 一般♪(33回)-(2005/07/28(Thu) 07:23:53) 「なんでシュート練習?バスケ部だっけか」 パンを口いっぱいに 「こにぇが‥(ゴックン)んっ‥入れば欲しかったのが手にはいるかもしれないから」 牛乳を勢い良く飲んでいる。 「名前なんだっけ?」 「中島です。」 「そっかそっか、中島さんなんだか前と感じがかわったね?」 するとニヒっと笑い 「人が変わるのってよくも悪くも、人の影響で変わるのが多いんですよ…ヒヒヒ…ッ。愛は勝つみたいな??」 なんじゃ一体「へぇ〜まぁでもいいことじゃないの」 「それよりうちの大嫌いな平井はどうなったんですか?」 「んーまだ見たいね。」 バスケットボールをカゴから取り出した。 「あいつは本当にやったんですかね?」 おいおい、すごいとこつくね。 「どうだろうね‥」 それは私も事実を知りたいやってないとまぁ祈るけどさ。 「しーんぱーいないからねー♪」 「センセって考えると人の話し聞かないでしょ?」 前に誰かにも散々いわれたよーな。 なんだか昔の私に似てるな中島さん。
■11412 / inTopicNo.28)  ラブストーリー26 □投稿者/ 三日月 一般♪(34回)-(2005/07/28(Thu) 07:30:30) 「でもさ、あいつってなんだかやたらめったら女を泣かせてるけどなんか、傷を負ってるよーに見える。」 まさにたぶん山崎先生の事だろう。 「難しいんだよね人ってのはうまく行かないことがありすぎて、誰かにあたったり傷つけたり。」 「でもさ、人ってさ傷ついてるなら傷ついたことがあるなら、人を傷つける事はしないんじゃないかな?されたからその痛みがよく分かると思う。」 「人間だからね…分からないよ私にだって誰がなにを考えてるとか。まだまだ、教師も人としても半人前ですよ私は。」 「先生なんだか失恋でもしましたか?」 中島さんキミってすごい考え方が高校生には見えないよ。 「はじめよ。」 私たちは昼休み丸々シュートの練習をした。 中島さんはありがとうございましたと。 汗だくだくで教室に帰っていった。 私は体育館に残って片付けをしていると 「ここにいたのね‥ハァ」 振り返ると、今は少し会いたくない山崎先生だった。
■11415 / inTopicNo.29)  ラブストーリー27 □投稿者/ 三日月 一般♪(35回)-(2005/07/28(Thu) 10:24:04) 「どうしたんですか…授業始まりますよ?」 私はボールの片付けを続けた。 「川崎さんが同意の上だったってさっき職員室にいいにきたわ。」 「じゃあ平井さんは?」 「もう少し停学ねでも、そのうち出てくるでしょ。まぁ学校でしちゃまずいからね。」 そっかよかった… 川崎さんも少し停学なんだろうな。 でも、その後の続きは聞きたくない… 「鍵しめるんで。」 私は鍵を閉め、職員室に帰ろうとした。 「今日、ご飯でも食べに行かない?」 今は無理ですよ先生、少し傷を癒さなくちゃいけないから。
■11416 / inTopicNo.30)  ラブストーリー28 □投稿者/ 三日月 一般♪(36回)-(2005/07/28(Thu) 10:29:19) 「あー、ちょっと予定が。」 なるべく困った顔をした。 「終わってからでもいいわ。」 普段の山崎先生ならこんなにも言ってこないのに…。 だんだんすこしずつイライラしてきた。 「何時になるか分からないからなぁ…ごめんなさいまたにしてください、あと前みたいにはのみに行けないです。」 「いいえ、待ってるから。じゃあ、駅にいるから。いい?来るまでまってるから。」 すごくすごく淋しそうに言った… 「なんじになるかわからないですから」 とことこ歩いていってしまった。 私は山崎先生に振られる覚悟はまだなかった… 初めて女の人を好きになったから自分でもどうしたらいいのか頭が回らない。
■11417 / inTopicNo.31)  ラブストーリー29 □投稿者/ 三日月 一般♪(37回)-(2005/07/28(Thu) 11:17:25) だから、今日なにがなんでもいかない。 そして放課後…特に何も用がないけど早めに帰った。 帰りの電車山崎先生の顔がよぎる。 大好きな山崎先生… あなたが好きだよ、でもあなたは私じゃない誰かを愛しているから 私は逃げます現実からごめんなさい… パパママ私は根性なしです。 テレビを見ていると、天気予報森田さんがはなしてる。 「台風が近付き雨がちらちら降り始めました、これから大雨になると思いますのでー」 台風‥7時かぁもう帰るよね。 頭から無理矢理、先生を離すためパソコンで小テストを作ることにした。 なぜだか時計に目が行く7時40分ー あめは次第に激しさを増している。
■11418 / inTopicNo.32)  ラブストーリー30 □投稿者/ 三日月 一般♪(38回)-(2005/07/28(Thu) 11:22:56) 「あー小テストはちゅうし!!」 山崎先生どうしてるんだろ… どんどん各地で通行止めになっていく… 私はお風呂に入り髪を乾かした。 「さすがに帰ったよね…」 冷蔵庫から缶ビールを取り出した。 やっぱり… 急いでキーを取り家を出た。 やっぱり会いたいから振られる覚悟はないけど会いたいから。 わたしはエンジンをかけるとすぐに向った雨で地面が滑るけど大丈夫。 25分くらいかかった道程私は山崎先生の顔が何度も浮かんだ。 「ふぅ…どこだろう」 駅は迎えの車で込みあっていた。 バイクを置き捜し回った、いない…やっぱり帰ったかな。 「あっ‥!山崎先生!」先生は人込みに押されながらいた。
■11419 / inTopicNo.33)  ラブストーリー31 □投稿者/ 三日月 一般♪(39回)-(2005/07/28(Thu) 11:41:12) 私はこの人がどこにいたって探せるだって目立ってるしね。 「聞こえてない‥山崎先生!」 私は人を書き分け向った… 「すみません遅くなりました…」 びしょぬれになっている先生。 「遅いわよ…こないかと思ったわ」 目の前にいるこの強がりの人 「すみません、遅くなりました。」 私の大好きな人 「タオルもってないの?」 「ないです、バイクあるんで家まで送ります。」 こんなにびしょぬれになるまで待っていてくれた事が私はすごくうれしかった。 「ねぇ‥用はなんだったの?」 信号待ちの時だった。 「あ〜ちょっと」 うしろからゴンっと叩かれた 「こんな台風のなか出かける人はいないわよバカわたさをあんだけ待たせて。」 確かにそう言われれば。 「すみませんヘヘ」 20分程で先生の自宅についた。
■11480 / inTopicNo.36)  ラブストーリー32 □投稿者/ 三日月 一般♪(41回)-(2005/07/29(Fri) 11:19:14) 「もう、びしょぬれですね早く入ったほうがいいですよ」 雨は一行に止まない。 「上がってきなさいよ」 どこまで鈍感だこと。 「大丈夫です。どっちにしろまた濡れちゃうし…」 私の顔を見て 「いいから…泊まって行きなさい朝になったら止むから。」 泊まる?それは思わなかった… 「いいですよ帰りますから、それに‥」 ん?みたいな顔を見せた。 「それに?なによ」 「分かってるんでしょ?私がセンセイを好きだって気付いてますよね?」 言ってしまった… 「いいから行きましょうよ。中にはいろ」 ここまでくれば…後の祭りだ。 マンションに入った、部屋までの道程私は後ろ側を歩きこの人を見つめていた。 「どおぞ、タオルもってくるから。」 バニラのいい匂いがする。 「はい、お風呂場に行きましょ着替えもってくるから。」 「あの…やっぱり帰りますよ」 「何回言えばいいのよ絶対に雨が止むまで帰さないから」 この場に自分がいることが恥ずかしかった、山崎先生をイライラさせてるのも分かった。 私はお風呂をかりパジャマに着替えた。 愛しい人の物ってなんでも…いいなぁって思っちゃう 山崎先生もお風呂から上がってきた。 細いからだ‥髪の毛が濡れているすごくすごくキレイだった。 「お腹すいてない?」 「いえ、食べるなら食べてください私はいいん‥」 グゥー‥ 「何か作るわねフフ」 恥ずかしい…なんだか強がっている子供みたくて。 先生はスパゲティを作ってくれた。 その、スパゲティ今までで一番おいしかった。 「おいしかった?」 「とっても」 つい、普段の笑顔がこぼれてしまった。
■11490 / inTopicNo.37)  ラブストーリー33 □投稿者/ 三日月 一般♪(42回)-(2005/07/29(Fri) 18:18:11) 「あなたはやっぱり笑ってたほうがいいわよ」 「そうですかね?」 私は単純だから好きなひとに言われたこと一言一言で元気がでてしまう。 「そうね‥あなたには話さなくちゃいけないことがいっぱいあるわ」 分かってたそう1番聞きたくない事でも今あなたといる事を私は素直に喜べた。 「私は平井さんとは付き合ってた‥すごく心から好きだった。」 私もあなたに愛されたいよ。 テーブル向い同士であなたは目を逸らさず話た。 「そうですか、あなたに愛された人は幸せですね。私もあなたが心から好きです、あなたが誰を好きであろうと。私が好きなのは山崎先生です。」 本当の事を話そうもう避けたり逃げたりはしない。  結果なんていい、そう思い込んだ。 雨は勢いをましている。
■11491 / inTopicNo.38)  ラブストーリー24 □投稿者/ 三日月 一般♪(43回)-(2005/07/29(Fri) 18:22:20) 「あなたが避けたりしてたのは分かったは。私はあの日平井さんに会いに行きちゃんと別れてきたの。」 別れたんだ… 「えっ別れてきたのんですか?」 「日本語ちゃんと話なさい。」 だって戻ったんじゃなかったの? 「だって…」 だって全然分かんなかったよ。 「あらやだ、泣いちゃって。」 私の頭を撫でてくれた。 私の横に座りなおして 「私ねいつも怒ってるよーに見られるでしょ?でも、あなたと一緒にいると落ち着くの。」 「私があなたといると落ち着くんです。」 私は体育座りで顔をうずくめたまま言った。 「あなたが私を避けてたとき、あなたといたいって思ったの」 私は勘違いで行き違いをしていたんだ。 「だって…先生がキレイだし。私より大人だし‥」 両手で顔をあげられた。 「関係ないわ私があなたを好きになったから。」 こんなにも近くに山崎先生がいる。
■11497 / inTopicNo.39)  ラブストーリー35 □投稿者/ 三日月 一般♪(45回)-(2005/07/30(Sat) 02:45:11) 私の好きな山崎先生。 ピンポーン‥‥‥ 誰か来た。 「出なくていんですか?」 「今はいい…」 山崎先生の唇が私の唇に重なった。 柔らかくて繊細なくちびる。 今は私一人で目の前にいるこの人を独占している。 「あーしつこいわね勧誘?」 ちょっと行ってくると玄関に向った。 それは一瞬の出来事だった 開けた先には平井さんがいて、先生に抱きつきくびに手を回しキスをした。 っいさっきまで私が独占していた唇は簡単にも持ってかれてしまった。
■11502 / inTopicNo.42)  ラブストーリー36 □投稿者/ 三日月 一般♪(47回)-(2005/07/30(Sat) 09:19:09) 「ちょっ‥やめなさい。」 私は体が固まってしまった。 「いーじゃん、何だよいつもは何も言わないくせに。」 何も今…聞きたくない… 「やめなさい。」 山崎先生は体を思いっきり離した。 「誰かいんじゃん、あっ先生じゃん名前なんだっけ?あの先生。」 少し平井さんの様子がおかしい。 「帰りなさい…」 「なに、見られちゃまずかった?」 飲んでいるのかなこの子? 「私帰りますね山崎先生。」 「悪いね、センセわざわざ来てるのに」 山崎先生はギロって平井さんを睨み 「タクシー呼ぶから帰るのはあなたよ」 平井さんに強く言った。 「あいつとできてるの?」 山崎先生はものすごく冷たく言った。 「あなたに関係ない」 私は必死に涙を堪えた。 絶対に。 生徒の前では泣かない絶対に。
■11516 / inTopicNo.43)  ラブストーリー37 □投稿者/ 三日月 一般♪(48回)-(2005/07/30(Sat) 21:57:32) 必死に堪えた、相手は生徒。 この場にいることが辛かったこんなに言われて頭のなかで殴りたいと思ったのは久しぶりだった。 その瞬間私ではない手が平井さんの頬を平手打ちした。 「私にはなんだってしていいわよ、あなたにひどいことしたから。でも、私の好きなひとにするのは誰だって許さないわ。」 私はこの一言で正気にもどった。 守られるだけなら、誰にもできる守りたいこの人を。 「山崎先生、平井さん家まで送ってくるんでここで待ってて下さい。」 平井さんは黙ってしまった。 「行こう、平井さん。」 私は手を掴み駐輪場に向った。 「家はどこ?」 平井さんは黙っている。 「少しあなたとしゃべりたいからいいや。」 平井さんは殴られた頬を押さえている。 「痛かったでしょ?」 私の方をむき「マジあんたなに?」 口が悪いよこの子ものすごく美人なのに。 昔の私にやっぱり似てるからなんとなく考えている事が分かる。 「殴った山崎先生も痛かったと思うよ。」
■11518 / inTopicNo.44)  ラブストーリー38 □投稿者/ 三日月 一般♪(49回)-(2005/07/30(Sat) 22:02:53) タバコを取出し平井さんは火をつけた。 「平井さんワザと人を傷つけることばを言ってるでしょ?」 「あんたになにがわかんの?箱入りみたいなやつに。」 平井さんあなた本当はさ? 「まぁ箱入りも大変だよ?でもね、誰も箱のなかから出してくれないから淋しいんだよ。」 平井さんあなたは山崎先生がほしいんじゃなくて山崎先生の100%の愛を欲しがってるんだよ。 この子は苦しんでいる、でも救ってあげるのは私じゃない。 この子が愛し愛される人だけ。 だから私はあなたにことばしかかけてあげられない。 でも、それは誰もが遅かれ早かれ知ることだから見守る事にしよう。
■11519 / inTopicNo.45)  ラブストーリー39 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(50回)-(2005/07/30(Sat) 22:11:05) 「欲しがってるだけじゃ成り立たないよ?恋愛にしろ人生は。」 「なにもないのに、なにをあげられんの?」 昔は思っていた私も。 「ヒィフティーヒィフティーなんだよ何事も。でも、平井さんにはいじめられたからこれ以上は教えなーい」 私はバイクにのりなよと合図した。 平井さんは無言で乗り込んだ。 家を教えてもらい送った。 そして家の前につくと 「先生にあやまっといて」 「あやまるなら自分であやまりなさい。」 何事も人任せだと成長しないんだぞ。 「じゃあ学校でね。」 「…めん」 ちゃんと言えるんだこの子は 「気にしてないから、じゃあおやすみ。あっそーだ!あのね」 「ん?」 「誰からかこの前聞いたんだけど、人を傷つける人はね」 「自分が傷ついたことがないから?」 ムムム‥美形ちゃん説教したのかな平井さんにヤルナ〜やっぱりあの子は。 「平井さんは傷ついたり苦しんだりしたことあるなら、分かるよね?その人があなたに傷つけられたとき」 「うん。」 「じゃあね!学校遅刻しないできなさいよ?」 私はその場を立ち去った。 愛しいあの人が帰りを待ってると思うから。
■11570 / inTopicNo.46)  ラブストーリー40 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(53回)-(2005/08/01(Mon) 10:23:07) 私の愛する強がり先生は家の前にいた。 びしょぬれにぬれながら私をキョロキョロ探していた。 そんな普段とは違う山崎先生を見てしまうともっともっと好きになってしまう。 私が帰ってきたのに気付くと 「遅かったから…事故でもなんて思ったのよ。」 笑みが溢れてしまう 「なによあなたバカにしてるの?」 「そんなことないですよ、ただ可愛いなぁなんて思いました。」 山崎先生は顔を隠すように先に歩いていってしまった。 「ちょっと…捕まえた〜」 私は先生の腕をつかみ手をつなぎ部屋に向った。 「すみませんお風呂また借りますね?」 私たちは笑いまたさっきと同じようにお風呂に入りなおした。 (携帯) 引用返信/返信 削除キー/ 編集削除 ■11633 / inTopicNo.47)  ラブストーリー41 ▲▼■ □投稿者/ 三日月 ちょと常連(55回)-(2005/08/02(Tue) 15:56:04) お互いお風呂からあがり山崎先生の風呂上がり綺麗だなぁと思い 私はソファーに腰をかけていて 「先生?」 山崎先生に来てと手で合図した。 「私あなたより弱いみたいじゃない?」 なんだか、いつもとは違うポジションなのでご不満そうな顔。 私の膝に座ってる山崎先生、少し前なら想像できなかった。 すごく愛しいなんて思ってしまった 「平井さん、大丈夫です時間が何事も解決してくれますよ」 「私、生徒を殴ってしまった」 私のためにひっぱたいた山崎先生 「いいことではないけど愛を感じましたよ」 私は先生の胸に顔をうずくめた。
■11634 / inTopicNo.48)  ラブストーリー42 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(56回)-(2005/08/02(Tue) 16:03:34) すごく不安だったついさっきまで。 けれど山崎先生は私を選んでくれたありがとう。 「ありがとう帰ってきてくれて。」 私を強く抱き締めた。 どんどんこの人のすべてが欲しくなる細い指も大きな瞳も頭の上から下まで全部ほしくなる。 「先生、先生の全部をほしいです。こんなに居心地いいとこ他にはないです。」 私の顔を持ち上げ 「それはお互い様ね。」 ねぇ先生? この時は全てを捨ててでもあなたがほしかった。 あなたが美しくて 女性的にしかない神秘的な魅力に引かれたのもあるけど あなたの最大の魅力はね すごくやさしくてがんばりやなの知ってたんですよ?
■11635 / inTopicNo.49)  ラブストーリー43 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(57回)-(2005/08/02(Tue) 16:07:27) いつか生徒がかさを忘れてしまった大雨の時 1本しかないのに折畳みが私はあるからとかいって びしょぬれで帰ったり 掃除当番を守らない生徒をキツクしかってたけど あなたは自ら一番いやなトイレを掃除したり あなたのそうゆうとこに私はひかれたんだ。 「名前調べたの?」 「えっ?」 あなたは私の顎をスッと持ち上げた。 「名前調べたのかって?」 「そんな風に言われたらな〜」 やっぱりこうゆうシュチュエーションは恥ずかしくて目を逸らしてしまった。 「光ちゃん?」 「なんですか?麻美さん?」
■11636 / inTopicNo.50)  ラブストーリー45 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(58回)-(2005/08/02(Tue) 16:14:23) 「いいわよ、敬語じゃなくても。」 先生の体ははすごく小さくて姿勢が良くて 強く抱き締めたら簡単に折れちゃいそうで‥ 「教師としてやっぱり軽率だったわ暴力は」 「相手が平井さんじゃなかったら?殴らなかった?」 相手が平井さんだったからだと思う。 二人で過ごした時間は短くはなかった、そう感じた。 「分からない、あの子と別れた理由言ったかしら?」 「聞いてないです。」 「お互い支え合ってたわ、色んな面でもね、少しずつあの子はあの子なりの人生をちゃんと考えてたみたいなの」 「あの子の人生を潰したくなかった‥これからなのに私のためにどうこうしてほしくなかった」 この人は自分の為にあやまった行動をしてほしくなかったんだと思う。 今、思うと平井さんにだけじゃなくて誰にたいしてもそうだったんだと思う。
■11637 / inTopicNo.51)  ラブストーリー46 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(59回)-(2005/08/02(Tue) 16:18:57) 「多分、その頃からね気持ちもすれ違っていったのはあやがどんどん分からなくなってっちゃったのよ」 私は先生の気持ちや平井さんの気持ちを100%理解することはできない けどそれに耳を傾け歩幅を合わせて行くことができる 「それで山崎先、麻美さんはどうしたいんですか?平井さんにたいして」 それが私は大事だと思う。 「教師としてこれからは支えていきたいわ。」 そう言うと思った。 私の愛する人はそのままほおってくことができなくて どんな形にせよ、助けてあげたいって思う気持ちが大きくて。 相手にどう思われても、そうゆう気持ちを忘れない。 だから、好きになったこの人を好きになった。 なりすぎてしまった
■11638 / inTopicNo.52)  ラブストーリー47 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(60回)-(2005/08/02(Tue) 16:27:03) 「寝ようか?2、3時間しか寝れないけど」 私達は疲れてたのですぐに布団に入ると一瞬で寝てしまった。 その夜見た夢は たまに見るいやな夢でもがいてももがいても 出ることは出来なくて抜け出す事もできない幼いわたし。 明るい場所だけどそれは違う明るさで 私はそのうち黙って諦めてしまう。 私はその苦しみを誰かに助けてもらうことをしない 助けてもらえるとは思ってないんだと思い込み その場所にたたずんでいるだけで 私はたまに話を聞いてないって言われる それは 聞いてないんじゃなくて ボーッとしてるんじゃなくて 私の左耳は音や声を 聞き取ることができない 聞こえないってことなんだ
■11652 / inTopicNo.55)  ラブストーリー48 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(62回)-(2005/08/02(Tue) 23:52:53) ハッと目が覚めた… 先生が横で寝ているただ、まだ夢の余韻が残り安堵になれない。 深呼吸をした。 数分して時計に目をやると、8時を過ぎている。 私は起き上がり 「先生!起きてくださいよ」 先生はゆっくり目を開けた‥ 「何よ、朝から慌ただしい。」 「8時過ぎてますよ!今日は服装検査の日だし」 先生は起き上がり、私の頭を撫でて 「携帯見直しなさい」にやりと笑った。 私は携帯を開くと 「6時半…?」 「昨日、時計の時間を遅らしといたのあなたのバイクで行くとして30分はまだ大丈夫」 私の頭を撫でている。 ヤラれた‥ 私たちはまた、横になった
■11654 / inTopicNo.56)  ラブストーリー49 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(63回)-(2005/08/03(Wed) 00:05:11) 先生は私を引き寄せた 外はものすごい晴天 「あなたあったかすぎよ、エアコンいれてるのに」 先生の大きな瞳を見ていると顔がまっかになってしまう。 「あっあの…キスしてもいいですか?」 「どおぞ」 と目を瞑った。 私も目を瞑って、瞼にそっとキスをした。 私の指が先生の唇をとらえる 「すごく…きれいです」 先生は私の指を口に加えた 先生の温度は冷たくて気持ち良かった。 私はオデコにキスして耳元まで辿り着いた。 「くすぐたいわよバカ」 弱点耳かぁ。 そして、先生の唇に到着した。 舌が入ってくるのを待てない私は自ら侵入させた。 息が乱れるほどの熱い深いキス 時折先生の息が漏れてすごくいやらしい。 私は態勢を上にして先生の手を握った強く この時間だけは離れないように離さないように。
■11655 / inTopicNo.57)  ラブストーリー50 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(64回)-(2005/08/03(Wed) 00:12:48) 私の片方の手が胸に降りていく もはや私に余裕などなかった。 すると先生は 「ちょっと…遅刻するつもり?」 「もう少し」 舌を深く絡めなおした。 手が胸に到着するー すごくやわらかい しかも… ノーブラだし。 「本当…遅刻…ちゃぅ‥」 「バイク…ぁる‥ら」 すると先生は思いっきし私の体を離した。 「エロ新米教師、このままだったら1時間目も間に合わないじゃない」 私はすごく名残惜しい情けない顔をしてたと思う。 「今日、夜あなたの家とまりいこうかな?明日休みだし。」 私は餌をもらう犬みたいにコクンコクンと頷いた。 「じゃあ支度しなきゃ、本当に間に合わなくなるわよ?」 先生はテキパキと支度をすませた、私も軽く化粧をした。 同じ服はまずいなって思ったけどついたらジャージに着替えよ。 私たちは家をでた。
■11688 / inTopicNo.58)  ラブストーリー51 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(65回)-(2005/08/03(Wed) 21:41:57) 「安全運転しなさいよ?誰かがベットから抜けようとしないから朝食べれなかったわよ。」 学校につくまでワザと私を縮こませるような事を言ってきた。 「恥ずかしいから言わないで」 まだ不慣れなため語 学校につくと 「もぅ、そんなにイヤだった?」 と私はイヤとは言えない質問を投げ掛けた。 心ではドキドキ少しだけしながら。 「好きだからよ」 耳元で言った。 私はその言葉が微かに聞こえた。 私は立ち止まり静止してしまった口元がだらしなく緩み  でも、あなたは先に歩いてしまって。 そしたら、立ち止まったあなたは口を開いて 「エロ教師」 と口をパクパクさせた。 「待ってくださいよ!」 すごく気持ちのいい1日が始まった。
■11689 / inTopicNo.59)  ラブストーリー52 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(66回)-(2005/08/03(Wed) 21:56:21) 私は今日は1日ずーっと顔が緩みっぱなしで  教頭は私の顔を見て 「緊張感も大事ですけど、廣瀬先生の今日の表情も教師として大事です。」 なんて意味不明な事を言われても笑っちゃう私だった。 私はお昼のときある事を思い出した… やばい部屋を片付けたない。あのぐちゃぐちゃな部屋まずいぞ。 先生のデスクにそっと近付き小さな声で。 「1回家に今日送りましょうか?」 先生は私の顔を見て、笑いを堪えながら 「そのまま…行く」 たぶん、焦ってる私を見て笑いを堪えていたんだと思う。 やばい、洗濯物、台所、テーブル散乱しすぎてる! 私は考えてやっぱり外で待っててもらおうそう決めた。 放課後、裏の校門で待ち合わせをしていたので待っていると先生はやってきた。
■11690 / inTopicNo.60)  ラブストーリー53 □投稿者/ 三日月 ちょと常連(67回)-(2005/08/03(Wed) 22:00:28) あまり人がいない裏手でも今日は一人の人が来ただけで私には最高な場所に思えた。 「待った?」 なんだか少し先生の表情も柔らかくなった気がする。 「いや、全然」 バイクにまたがって、学校をあとにした。 スーパーに寄ることにした。 恋人とスーパーで買い物をした事がなかったから私はめちゃくちゃはしゃいだ。 「何つくってくれるんですか??」 私はカートを押しながら前を歩くあなたに尋ねた。 「適当にね私上手くないしあまり料理」 またまた昨日のうまかったよ〜 なんて後ろでにやけていると、振り向き 「調味料とかそろってるの?」 調味料… 「お塩と醤油と胡椒ならありますよ〜」 あなたはそそくさと調味料コーナーに向かい。 私が知らない調味料を手に取った。 「先生〜少し飲みませんか??」 私たちは数本ビールを手に取り会計を済ませた。
つづく