■初恋
□ミズキ



私が初めて本気で好きになった人。 彼女の名前はリカ。 華奢で目が大きい愛らしい人。 私とリカは中3で初めて同じクラスになった。 席が近かったのもあり、すぐに仲良くなった。 卒業式も近くなったある日、 私とリカはいつものように校舎の外れにあるトイレへと掃除に向かった。 この頃、リカにクラスの男の子との噂が持ち上がった。 私の心はモヤモヤと濁っていた。 だけどこの時まで私は、そのモヤモヤの原因に気が付かずにいた。 彼女を親友以上に想い始めていたことを。 掃除を始めてしばらくした頃、私は意を決してリカに尋ねた。 「ねぇリカ、○○君と噂になってるよ。」 「え!?」 と言ったリカの表情は心なしか曇っていた。 「付き合ってるって。本当?」 「付き合ってなんかないよ!!」 とリカが振り向いた瞬間、 彼女が握っていたホースの端が蛇口から勢いよく外れた。 水道の前に立っていたリカはホースから飛び散った水でずぶ濡れになった。 私は慌てて持っていたハンカチで彼女の濡れた顔を拭った。 「ごめんね、怒った?」 「ううん、ただ私ミズキにだけは誤解されたくなかったの。  何でだろう・・・親友だからかな?何でだろう・・・」 そう言ったリカの目から涙がこぼれた。 そっと涙を拭って 「風邪ひくかな?」 と言って微笑むリカがたまらなく愛しくて、濡れた頬にキスをした。 「あ、ごめん・・・」 「ううん、いいの」 「私ね、ホントは嫉妬してた。リカに彼氏が出来ちゃったのかと思って。  最初は、何で言ってくれないんだろうって考えてたんだよ。  でもね、今気が付いた。私が一番じゃなきゃ嫌だって。」 「ミズキ・・・」 「可笑しいよね?ごめんね・・・」 「そんなことない!だって、私ミズキのこと好きだもん」 そう呟いてリカは私に抱きついた。 「リカ・・・」 私もリカをそっと抱きしめた。 「ミズキまで濡れちゃうよ・・・」 私は、リカの頬に手を当てそっと自分の唇をリカの唇に重ねた。 2人にとって初めてのキスだった。 この後、卒業を迎えた私達は別々の高校に進み、次第に会う事が無くなっていた。 いかがでしたか?私の甘酸っぱい初恋のお話でした。 次は、同窓会で久々にリカと再会したときのお話を書きますね♪ --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 再会・・・そして・・・  投稿者:ミズキ 投稿日:2002/06/18(Tue) 10:18 No.368 リカに会わなくなって1年。 同窓会の通知が届いた。 私は、もう同窓会か・・・なんて思いながら リカに会えることに期待していた。 同窓会当日、私は同じ高校に進学したモエと会場にやって来た。 会場にはそれぞれの高校の制服を来た懐かしい顔がいっぱい。 「ミズキー、元気?」 なんてあちこちから声をかけられ、 舞い上がった私はそこにリカの姿が無かった事に気が付かなかった。 同窓会が始まってしばらくした頃、 私はようやくリカが居ないことに気が付き、 リカと同じ高校に進んだサヤコに聞いてみた。 「リカは生徒会の仕事で遅れるって〜。もうすぐ来ると思うよ」 「そう・・・私、ちょっと外見てくる」 私は、リカに会えるという嬉しさと、 今まで連絡を取っていなかったことの後悔で 同窓会を楽しむ余裕なんてなくなっていた。 みんなに気付かれないように荷物を持って、外へ飛び出した。 私が会場から出たところで、自転車でやって来たリカに出会った。 「ミズキ!久し振り」そう言って微笑む顔はあの頃と同じだった。 「リカ・・・。これから2人でどっか行こうよ」 「え?でも同窓会・・・」 「2人で話したい事がいっぱいあるし、行こうよ」 「そうだね!じゃ、後ろ乗って」 私達は、地元の大きな公園に向かうことにした。 初夏の夕暮れの街を、自転車で風を切って走った。 平日の公園は、犬の散歩をする人くらいであまり人は居なかった。 5時を過ぎると、閉園になるためアナウンスが流れた。 「どうしよ、もう終わりだって」 「大丈夫、こっちに隠れてよ」 そう言ってリカはアスレチック広場へと私の手を引いて向かった。 「こんな広い公園だもん、大丈夫だよ」 「そっか〜ここならゆっくり話せるね」 と私達は笑った。 最初はお互いの学校の話や、友達の話ばかりしていた。 ただ、2人ともたった一言が言えずにいた。 「彼氏できた・・・」 とリカに切り出されて、私は激しく動揺した。 「え?!」 「あ、ううん。ミズキは彼氏できた?」 「出来ないよ、全然」 私はわざと素気なく答えた。 「そう・・・」 と言ったリカの顔は少し微笑んでいた。 「リカは?」 「出来ないよ・・・私も」 私は、その言葉を待っていた。 「私は彼氏なんて欲しくないよ。ミズキのことが忘れられないんだもん・・・。ミズキもそうなの?」 「そうだよ・・・。私、あの日キスしてから考えた。やっぱり可笑しいって。  だからリカの事は親友としてみなきゃって思ってた。  でも、離れたらやっぱり淋しかったんだよ・・・」 「ミズキ・・・」 小さなログハウスのような場所で私達は再びキスをした。 あの頃と何も変わらない、リカの唇の感触も、髪の柔らかさも、匂いも。 ただ違っていたのは、私達が少し大人になっていただけだった。 私は、リカの柔らかい唇を夢中で貪った。 そして、初めてリカの口の中へと舌を進めた。 舌からリカの体温と甘い感触を感じて、 私の思考は溶けてしまいそうだった。 「ん・・・はぁ、ミズキ・・・・」 トロンとした表情で私を見つめる彼女の耳元で、 「会いたかった・・・」 と囁いた。 「私も・・・」 そう言って、今度はリカが私の唇を吸った。 リカのブラウスのボタンを一つ一つ丁寧に外すと、 彼女の華奢な体には似つかわしくない程大きな白い胸が露になった。 私は、リカの前に跪き白い胸を見つめた。 「あんまり見ないで・・・」 恥ずかしそうに俯くリカは愛らしかった。 ブラの上からリカの胸を撫でた。 「あ・・・」 リカの小さな声が響く。 「柔らかい・・・リカの胸・・・」 リカを抱きしめ、背中のホックをそっと外した。 リカは自分で、ブラを取り私の方に顔を向けた。 「ミズキになら見られてもいいよ・・・」 「リカ・・・」 私は、リカの可愛い乳首にそっと触れた。 「あぁん・・・」 「リカ、ここ気持ちいいの?」 「ん・・・気持ちいい・・・」 吐息を漏らすリカ。 「じゃぁ、これは?」 私は、リカの乳首を舌の先でペロリと舐めた。 「っあ・・・」 そして、今度は優しく噛み、激しく吸った。 「んんっ・・・・ぁ・・・」 「リカ・・・大好きだよ・・・」 そう言って、またリカの唇に吸い付いた。 クチュクチュっと厭らしい音をたててキスをしながらも、 私の右手はリカのスカートへと伸びていた。 リカのスカートをたくし上げ、パンツへと指を這わすと、 彼女のソコはじっとりと湿っていた。 「いい?」 唇を離し尋ねた私に、 「聞かないで・・・」 と今度はリカが私のブラウスに手をかけた。 私は、パンツの上からリカの割れ目をなぞってみた。 「あぁぁんっ・・・・」 思わずリカの手が止まる。 リカがこんなにも感じてくれる事に、 私はたまらなく嬉しかった。 リカのソコの中心部に指を這わすと、 パンツの上からでもわかるほどに立っているクリを感じる事が出来た。 「リカ・・・すごく感じてくれてるんだね・・・」 私が、パンツの上からクリを刺激すると、 じわじわと暖かい蜜が溢れてきた。 「んん・・・」 「リカ・・・すっごく濡れてるよ・・・」 「私も、ミズキのこと・・・気持ちよくしてあげる・・・」 そう言って、私のブラを剥ぎ取り硬くなった私の乳首に舌を這わせた。 「あ・・・」 私は、初めて感じる甘い感触にクラクラしていた。 「リカ・・・気持ちいいよ・・・」 私も素早くリカのパンツを膝まで下ろすと、 遂にリカのソコへ直に指を差し入れた。 パンツを取り去った事で、リカの蜜がタラリと私の手に落ちてきた。 その蜜さえも愛しくて口に含んだ。 「ミズキ・・・」 「美味しいよ・・・リカの蜜・・・」 そして、リカのクリを指の腹でそっと刺激し、 同時に硬くなっている乳首を吸った。 「はぁっ・・・・んん・・・」 二つの場所を同時に刺激した事で、リカは益々愛らしい声をあげた。 リカを床に寝かせ、リカの濡れそぼったソコに顔を近づけていった。 「恥ずかしい・・・」 「大丈夫・・・キレイなピンク色・・・」 私は、リカのソコに優しく息を吹きかけた。 「あん・・・・」 「意地悪しないで・・・」 「ごめん・・・舐めるよ?」 リカの膝を曲げ、足を開かせた。 私が、リカのソコをこじ開け赤く光るクリにそっと口づけると、 リカはビクンと腰を浮かせた。 私が、クチュクチュウとリカのクリを吸い上げるたびに、 「あ・・・んんっ・・・」 と声をあげ喘いだ。 「もう・・・・ダメ・・・・」 そう言いながら、起き上がった彼女は 今度は私を床に寝かせた。 「一緒に・・・・ね?」 荒い息遣いで私のパンツを下ろし、 私の顔の上にリカのソコがくる体勢になった。 リカの感じている姿を見ているだけで、 もう私のソコはトロトロになっていた。 「ミズキのココ・・・すっごく濡れてるよ・・・」 可愛いリカの口から出る厭らしい言葉に、 ますます私のソコは熱くなった。 私とリカはお互いを貪りあった。 時折リカが私の蜜を、ジュルジュルと吸い上げる音が響いた。 私も負けずにリカのクリを舐めまわす。 「もう我慢・・・出来ないよ・・・」リカの言葉を聞いて、 私はまた体勢を変えた。 リカを横に寝かせ片足を持ち上げたところへ、私の熱くなった中心を合わせた。 ズチュッグチュッと2人の蜜が交じり合う音とともに、 「あん・・・いぃっ・・・」 という厭らしい声を上げる。 そして、少しずつ腰の動きが速くなった・・・。 「んんっ・・・も・・・いっちゃうぅっ・・・」 「リカ・・・私も・・・っはぁ・・・」 益々荒くなる息遣い。 「ミズキぃ・・・・っはぁぁん・・・」 「リカぁ・・・んんぅ・・・」 『んんぁぁぁぁぁあぅっ・・・・』 私達は同時に果てた。 すでに辺りは暗くなっていたが、私達はしばらく初めての官能の余韻浸っていた。 「大好きだよミズキ。ずっと一緒に居てね・・・」 「うん・・・」 私達は長い長いキスをした。 いかがでしたか? 私とリカの再会はこんな感じでした。 次は、いつのお話を書こうかな〜と今から考えてます。
完 面白かったらクリックしてね♪ Back PC版|携帯版