■無慈悲
□omame


 美香のことを愛している。  だから、美香からも愛してもらいたかった。  でも、美香は女には関心がない。  だから、私たちに対してどこまでも無慈悲でいられる。  私と由里と、どちらが美香に忠実な奴隷か、何の性的な興味もなく、楽しんでいられる。  今回、私たちは美香の車に乗せられ、隣町のコンビニの駐車場に連れて行かれた。 「服を脱ぎなさい」  美香は私たちに言った。  私たちは競うように全裸になった。  私たちが一糸まとわぬ姿になったことを確認すると、美香は言った。 「そこのコンビニに行って、パンティを貰って来なさい」 「このままで、ですか?」  由里が言った。  勝った!  由里が答えを待つ瞬間、車のドアを開け、私は全裸で飛び出した。  そしてコンビニに飛び込み、店員さんに叫んだ。 「パ、パンティを下さい」  店員さんは慌てて棚からそれを取って私にくれた。  私はお金も払わず、駐車場に戻った。  美香の車はどこにもなかった。  美香の高笑いが聞こえるような気がした。  私は電柱の陰に走り込み、パンティだけをつけ、裸足で何キロもの道を人目を避けながら走った。  美香のこの最高の無慈悲さを悦びながら。  もっと、もっと、もっと、無慈悲にもてあそんで欲しい。  走りながら、泣きながら、私は何度も何度もイッた。
 美香は私たちのことを売り物にした。  女が女を責めるショーは売れる。  しかも美香は商才があり、企画力もあった。  だから私たちには地獄であり、密かな極楽だった。  そのショーの2時間前から、私たちはポカリスエットの2リットルを四本も飲まされた。  トイレは許されない。  限界に達したところでショーは始まる。  私たちは全裸で、手首を、天井からつるされたロープに拘束される。  ロープが上がる。  手が頭上に上がる。  全裸で何も隠せない。  客が入ってくる。  見世物。  全裸で吊されて。  好奇の目にさらされて。  そして美香が入ってくる。  恐ろしい鞭を手に。  跡がつかないように、私たちの身体にはしっかりワセリンが塗られているし、鞭にもオイルが染み込ませている。  でも、鞭は痛い!  死ぬほど痛い!  美香の鞭が私に向かないように避ける!  でも……  風を切る音と共に、お尻に!  ビシッ!  痛い!  キャアァァァアアアァァ  しかも限界に達した羞恥の水がほとばしる。  客席の笑い声。  屈辱、屈辱、屈辱……  由里の叫び声……  同じく、ビチャビチャという音……  笑い声。  来る、来る、来る……  鞭が来る。  ビシッという音!  痛い!   痛い!   耐えられない痛み!  お尻が焼けるように痛い!  しかも漏れる。  勢いよく、前にほとばしる。  恥ずかしい、死ぬほど恥ずかしい。  こんな姿を人前にさらして。  でもいいの。  もっと打って、もっと恥ずかしい姿にさせて、もっと屈辱をちょうだい!  愛しているの、美香。
 たった五回打たれただけで、もう全身は硬直して、その逆に羞恥の水はだらしなく垂れ流しになる。  でも、そんなことを恥じていられない。  とにかく痛い!  漏らしながら、鞭を避けようともがく。  全裸で、へっぴり腰で、漏らしながらもがく、その様がどれほどみっともないか。  客席の哄笑でよくわかる。  そして容赦なく鞭!  痛い!  死ぬほど痛い!  ああ……  でもいいの。  この屈辱……  最高なの。  変態……  そう、私は変態なの。  それでも恐ろしい鞭が十回を越えると、吸収されなかった水分が、直接、後ろから漏れ出すようになる。  生暖かいそれが、ブヂブヂと、みっともない音をたてながら漏れ、足下に落ちる。  とにかく臭い。  匂いが客席にも漂っていることが反応で分かる。  鼻をつまむ客の姿。  ああ……  最高……  この屈辱。  もっと、もっと……  イク、イク、イク……
 あまりの屈辱にイキながら失神する。  でも、さらに鞭が、裏腿を直撃する。  ギャァァァァアァァアァァ……   痛いなんてモノじゃない!  失神さえ許されない、死ぬほどの痛み! 「耐えられません、もう駄目です」  由里が叫ぶ。  これが終了の合図。  チッと思う。  もっと続けてくれたら良いのに。  もっと、もっと、苦痛と屈辱を……  天井からの鎖が下ろされ、手首の縛めが解かれる。  バケツと大量の紙が持ってこられる。  私たちでこの惨状の後始末をさせられる。  もちろん、全裸で。  汚物にまみれた姿で。  四つん這いになって床を拭くとき、後ろからは全てが丸見えになっているだろう。  それも反応で分かる。  私たちは泣きながら後始末を済ませ、最後に自分たちの下半身を拭う。  あまりにみっともない姿に泣きじゃくりながら。  最高の屈辱と快楽のうれし涙を流しながら。  そして、ステージでM字開脚で全てを丸見えにしてあいさつする。 「今日は観ていただいてありがとうございました。  最後に、むさ苦しいものではございますが、ごゆっくり、私たちのここをご覧下さい」
 好奇の目、目、目。  顔を背けて、ひたすら泣く。  膝を、閉じたい。 「自分で開いて、奥まで見てもらうのよ」  美香の、こういう、同性であるがゆえの、容赦の無い言葉……  私たちは右手の指で、ゆっくりとそこを……  辛いのは、若い女の好奇の目。  蔑みきった、冷たい、冷酷な目。  ヒソヒソと何かを囁きながら、私の顔と、開かれたそこを交互に見る。  指さす。  グッと寄ってきて、じっくりと観察する。  屈辱!  屈辱!  屈辱! 「触ってもいいですよ」と美香。  ええ〜と若い女達。  一人がそ〜っと触れてくる。  それだけで声が漏れる。  イキそうになる。  クリを嬲られる。  イクもんか!  こんなことでイクもんか!  あ、でも、駄目かも……  となりで絶頂をうったえる声!  アアア、アア、アア……  イク、私もイク!  若い女達の冷笑が爆笑に変わる。 「今度は中でイカせてみようか」  タガの外れた女達の手が次々と私のそこをいじりまくる。  もう駄目!  イク、イク、イク!  連続してイク。  絶頂が重なる。  もうどうしようもなく、M字開脚のまま、みっともなく膝をふるわせ、腰を浮かせ、髪を振り乱してイキまくる!  女達の容赦のない責め立て!  終わりの無い快楽の地獄!  一人が舞台に上がり、キスしてくる。  別の唇に乳首も吸われる。  女なんか、女なんか好きじゃないのに……  でも感じる、死ぬほど感じる。  いいの、いいの、もっと、もっと、もっとして、もっとして……(続く) 引用返信/返信 削除キー/ 送 信 ■7772 / inTopicNo.6)  Re[5]: 無慈悲 ▲▼■ □投稿者/ omame @ 一般人(29回)-(2015/12/02(Wed) 08:30:22)  美香が数え切れない性具に溢れた箱を持って来た。 「どうぞ、ご自由にお使い下さい」  若い女達の嬌声がおこった。  私たちのクリには様々なものが当てられ、  ヴァギナにはあらゆるものが入れられ、  それで飽き足らない若い女達はアナルにさえ突っ込んだ。  私たちは体力の限界までイキまくり、叫んで叫んで、ひたすら許しを乞うばかりだった。  本当に耐えられない。  全裸で逃げそうになった私たちを、女達はよってたかって逆さに吊した。  天井からの鎖に足首を固定して、脚を開いたまま逆さ吊りにした。  ちょうど良い高さになった私たちのそこを、女達は徹底的にもてあそんだ。  クリに超振動バイブを当てられながら、  ヴァギナには恐ろしく長いディルドゥが差し込まれ、  アナルにももちろん専用のバイブが入る。  それらすべてが女の手で操作され、徹底的に責め抜かれる。  容赦などまったくない。  まるで機械のような動き。  もう、どこをどうされているのかさえわからない。  下半身すべてで感じ、うち続く絶頂に耐えるしかない。  でも、分かる。  これは限界を超えている。  これ以上だと、死ぬ。  ひたすら、絶頂を訴え、限界を叫ぶ。  オシッコダダ漏れ状態になっても許されない。  本当の無慈悲とはこういうものなんだ。  と、思ったとき、由里の絹を裂くような、快楽とは別種の叫び声が上がった。  見ると、美香の手には、恐ろしい、本当に恐ろしい鞭が握られていた。  それは鉄の爪が埋め込まれた鞭で、一撃で皮を裂き、肉を切り、骨にまで至る、残虐な死刑用の鞭だった。  M女に見せて恐怖をあおるためだけの玩具のようなものだったけれど、それを本当に使うとは!  それも女達みんなで!  性器がまず破壊され、由里の太ももから下半身はあっという間に骨だけになった。  それでも逆さ吊りになった脳には血液が流れているのだろう、  こんな惨状にもかかわらず、由里は最期まで許しを乞うて泣きまくった。  惨劇が終わるまで数十分、由里の叫び声は続いた。  恐ろしい形相に固まって事切れるまで、女達は由里を鞭打ち続けた。 「こんなに簡単に死んじゃうのね。けっこうつまんない。どうする? この女も同じやり方で殺す?」  鞭が振り下ろされた。  ギャァァァァアァァアァァ……  一撃で性器が破壊されたのが分かる!  クリからアナルまで、鉄の爪で引き裂かれ、火のような痛みが走る。  死ぬ!  本当に死ぬ!  死ぬしか無い激痛!  叫ぶしかない!  そして、さらに無慈悲に、その恐ろしい鞭がヴァギナに突っ込まれる!  アナルにも! そこでグリグリと出し入れされる!  内側から徹底的に破壊される! 「これだと出血も少ないし、長い時間楽しめるかもね」  ……そう、美香が楽しんでくれるなら、本望よ。  絶命するまで、この激痛と絶望を舐めるように味わうわ。  ありがとう、美香。
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