酒に溺れた夜                  投稿者:涼 投稿日:2003/01/09(Thu) 03:18:24 No.767

『早くしてよぉ』
えりがキスを迫る。
「…えぇ」
僕は引き気味。
二人は親友。
えりはビアンでも何でもない。
罰ゲームのキスだった。
『根性ないなぁ』
―カチン―
「で、出来るわっ」
勢いでした、唇に触れるか触れないかのキス。
『あーやっちゃったねー』
笑っている。
憎たらしい…このヨッパ女め…
『まだ6回分あるよ?』
…お前は15回分ぐらいあるじゃねぇか…と、
心の台詞は口には出さず残りの罰を実行した。
「一回やったら慣れた〜」
僕も酔っていた。
勢いもあった。
遊びのキスのはずが、お互い本気のキスになってた。

―続きます― 

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 酒に溺れた夜 続き 涼 - 2003/01/09(Thu) 03:27:29 No.768    
 

 「これでい?」
ディープではないが、結構深いキスだった。
文句はないはずだ。
『んー』
…酒とキスで酔い捲りだ。
僕はえりの上に乗っていた。
上から降りようとしたら
『まだするー』
…ヨッパは怖い。
「お前酔いすぎ」
そう言い放ちキスをした。
…何故か気付いたら舌を絡めてた。
はっ!とした時には遅かった。
自分が止まらなくなってる。
濃厚なキスをしながら、頭の中では理性と性(サガ)が葛藤していた。
(えりは親友。恋愛対象に考えた事ない。絶対好きにならん奴や…)
「やっば…」
理性が一瞬勝った。
「続ける?やめる?」
『…続ける』 

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 酒に溺れた夜 続き 涼 - 2003/01/09(Thu) 03:47:16 No.769    
 

 理性はぶっとんだ。
トレーナーの中に手を入れ、胸を揉み撫で、濃厚なキスは激しさを増す。
『ん…』
僕の体に抱きつき、えりもキスを求め唇に食らい付く。
頭の中は真っ白。
でも手も口も止まらなかった。
トレーナーとTシャツ脱がし、えりは上半身裸になった。
目の前にある女の裸、親友の裸に一瞬に何も出来ず、えりの目を見つめた。
「ごめ…」
情けない顔をしてたと思う。えりはそんな僕を引き寄せキスをした。
「はは…酔ってるな、自分ら」
『うん』
軽くキスをしてこれ以上は止めようと、えりから離れ様とした。
『続けて?』
…が、頑張れ理性… 

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 酒に溺れた夜 『長いから無理矢理終わり』 涼 - 2003/01/09(Thu) 04:07:26 No.770    
 

 「彼氏に怒られんで?」
『バレないって』
…怖いコイツ
「しらんよ、もう」
そう言い、えりの首筋、鎖骨にキス。
口と指で体を這い、乳首をペロッと舐めれば
『んっ』
と体をビクつかせる。
うなじ、背中、腰、全てを舐め回し、焦らし捲りのミニSEX。
下半身には踏み入れない様、ひたすら長い長い愛撫をした
『…うまいね』
「そう?自分じゃわからん」
たまに交わす会話、実際ガキの様なSEXだった。

この愛撫は数時間したと思う。
その日はそれで終わり、それから色々あり4ヶ月間SEXフレンドになり、恋人になり別れた。

惚れ捲った。
完敗です。笑