■夏の終わりに □sakura
夏休みも終わりに近づいたある日、 午前中の練習を終え、 私は部室に忘れ物を取りに行った。 ドアを開けると、信じられない光景に私は凍り付いてしまった。 同じクラブの真奈美が常軌を逸した姿で倒れている。 髪は乱れ、ブラウスははだけ、 スカートから伸びている右足首には ショーツらしきものが引っかかっている。 まるで・・・、いや、確実にレイプされた後のように。 「ど・・・どうしたの? 誰にこんな・・・っ。」 驚きと怒りで私の声は震えていた。 怒り・・・そう。 私は真奈美がずっと好きだった。 「ノリ・・・。」 ノリは同じ部員で、誰ともつるまずにいつも一人でいる、 少年っぽいクールな女の子だった。 「ノリ?ノリにされたの?こんなひどい・・・!」 知っている人間に私の好きな真奈美がこんな目に・・・ そう思うと怒りはますます膨らんだ。 「ち、違うの・・・。 私達付き合ってて・・・それで、時々・・・するの。 今日のはちょっと・・・激しくて・・・私、立てなくて・・。」 すぐには理解できなかった。 したくなかった。 二人が付き合っている事。 部室で動けなくなるほど激しいセックスをしていた事。 「ごめんね・・。驚かせて。 でもお願い・・・誰にも言わないで・・。」 真奈美は私の目を見ることもできず、 恥ずかしそうに胸を隠し、 よろよろと体を起こした。 ―私は失恋したのだ。 しかもこんな強烈な形で・・・。 悲しさと悔しさと・・・ 嫉妬が胸の中で入り混じり、 自分で衝動を抑えられなくなった。 「好きだったのに・・・。真奈美の事。」 私は驚いている真奈美の腕を取る。 ブラウスがまたはだけ、 真っ白で柔らかそうな胸が露になる。 ピンクの乳首。 私は黙って乳首にしゃぶりついた。 「あっ。いやっ・・・!やめて・・・。」 弱々しく抵抗する真奈美を押えつけ、 乳首を舐めつづける。 口の中で転がされている乳首はすぐに固く勃起した。 「やめ・・・。ん・・。あ・・・。」 真奈美の声は吐息に変わり、 反対側の乳首も立ち始める。 さっきまでノリに犯されておきながら、 私の舌に感じている。 なんていやらしい娘なの。 何とかして真奈美を嫌いになろうとする。 それでも諦められないものが胸の中心に居座って動かせない。 そっと足に手を這わせる。 吸いつくようなきめの細かいすべすべとした肌。 私は舌を乳首から離し、腹の上を滑らせ、 ショーツの絡み付いている右足の膝の裏へ移す。 真奈美の大切なところを早くみたい。 気持ちは逸る。 今までに何度、 真奈美のソコを想像して自分の指で昇天したことか。 しかし、その気持ちをぐっと抑え、 膝の裏からゆっくりと内腿へ舌を這わせていく。 「は・・・うん・・。」 真奈美はもう抵抗しない。 もどかしさに耐えている。 真奈美を焦らせ、自分も焦らし、 ようやく舌は腿の付け根に辿り着く。 ついに私は真奈美自身を見る。 真奈美の匂い・・・。 ヘアは薄く柔らかそうで、 濃い肌色のヒダの奥はピンク色に濡れて光っている。 その濡れた窪みへすぐにでも舌を、指を差し入れたい。 その少し膨らんだクリを味わいたい・・。 真奈美もその瞬間を待っている。 それを真奈美自身から溢れて止まない汁が物語っている。 しかし私はここでも自分と真奈美を焦らす。 舌でヒダの周りを確認するようにゆっくりとなぞる。 何度も、何度も。 感じる所の近くを舌が通ると、 その場所を教えるかのように真奈美は体をピクンとさせる。 舌をべったりとつけ、 ワレメの上から下まで丁寧に舐める。 ノリの痕跡を消すように・・・。 私は自分でショーツを脱ぎ、 真奈美の上に69の格好で覆い被さった。 息を荒げていた真奈美はヒダを広げ、 クリを見つけ出して舐め始めた。 あの可愛い舌で、私のクリを転がして、 舌先でぴんぴんと弾いている。 それだけでも私はイってしまいそうになる。 「あっ・・・あっあっ・・・。真奈美・・・。」 上手な舌使い。 ノリにもしているのかと思うと、嫉妬で我に返る。 私も真奈美のクリをチュパチュパと吸う。 その度に内腿が震えた。 「んっ・・・んっんっ・・・。」 「真奈美・・・ノリには何本入れられてるの? 私にも同じ数だけちょうだい。」 真奈美はクリを舌で弾きながら 2本の指をもう十分に湿った私の中へゆっくり入れた。 私は嫉妬して、 3本の指を真奈美のヒダの奥へねじ込ませる。 きつい。 「はうっ・・・ううう・・・っ。」 苦しそうな真奈美の声。 私への愛撫は一旦中止される。 馴らすように、 3本の指をゆっくり円を描きながら奥へ進めて行く。 指の半分までくわえ込ませ、 クリを吸いながら唇でぐりぐりする。 「はあっ・・ん。あぁぁ・・・ん。ああん・・。」 真奈美は喘ぎながら私の中の2本の指も動かし始め、 クリを甘く噛んで来た。 「あっ!あっああ・・。 いいよ・・・真奈美ぃ。はあん・・。」 イキそうになる。 私は夢中で真奈美のクリを吸い上げ、 3本の指も更に奥へ押し進める。 真奈美の両足に徐々に力が入る。 締めつけもいっそうきつくなってきた。 「あっあっあああああ!まな・・。 い、一緒に・・・一緒に・・・!!」 「はああああん!・・・んああ・・・はうう・・・・!!」 私は真奈美の横に倒れ込んだ。 真奈美の両足はぴんと伸ばされ、 ヒクヒクと痙攣していた。 あれから真奈美は小さく「ごめん」と言って部室を出ていった。 体とは裏腹に私の思いは遂げられぬまま、 短い夏は終わった。
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