初恋                投稿者:sakura 投稿日:2003/03/04(Tue) 10:57 No.1048


「リカ先輩ってどんな人がタイプなんですか?」 「やらせてくれる娘。」 こう言うと、恋愛志望の女の子達は大抵ひく。 憧れて慕ってくれるのはありがたいが、 真剣な恋愛なんてするつもりもない。 女子高での恋愛なんて熱病のようなものだ。 どうせ社会に出てしばらくすればそこらの男と結婚してしまう。 私は彼女達の淡い、切ない思い出のひとつになるのなんてまっぴらだった。 こんな毒舌を吐いても 私の周りに集まる娘はH好きで割りきれる娘ばかりだった。 久美も集まってくる女の子達の中の一人だった。 放課後、久美が私のもとに一人でやってきた。 「リカ先輩・・・・。好きです。付き合ってください・・・。」 「いいけど。やっちゃうよ?」 意地悪く露骨に返事をしてみると、 久美は黙って頷いたので私の家に行くことにした。 家に辿りつくまで、 終始久美は赤い顔をして下を向いたまま私について来た。 部屋に入り、ベッドに腰掛けてキスをした。 久美はぎゅっと唇を閉じていた。 「久美ちゃん、エッチとかはじめて?」 「は・・はい。」 「いいの?本当に?」 また久美は黙って頷いた。 今までの女の子と違うタイプだけど、本人がそう言うなら・・・。 「緊張せずに私と同じようにしてごらん。」 私達はお互いに服を脱がしあい、ショーツだけでキスを交わす。 乳房を揉み、乳首を転がすと慣れない手つきで久美も後へ続く。 ショーツの中に手を入れると さすがにビクッと体を固め、 私への愛撫も止まってしまった。 私は構わず久美の首筋に舌を這わせ、 乳首を口に含み、舌で弄ぶ。 ショーツの中の指も久美のクリトリスを擦り、 摘んでみるが一向に濡れてこなかった。 私は久美の乳首から唇を離し、言った。 「やめとこうか。初めてなら、やっぱり自分の事すごく好きになってくれる人じゃないと・・・。」 久美は頭を振る。 「私、先輩が好きなんです。先輩じゃなきゃ嫌なんです。先輩が私の事好きじゃなくても・・・。」 初めて久美が私の目を見たような気がした。 「一瞬でも先輩のものになれたら、私・・・幸せです。」 真直ぐな、とてもきれいな目をしていた。 久美を優しく、強く抱きしめて唇を重ねる。 今度は久美も私の舌を受け入れる。 久美を仰向けに寝かせ、顔の上にまたがり、自分で開いて見せた。 「これが私・・・。ここを刺激されるとすごく気持ちいいの。してくれる?」 久美は震える両手で私のワレメをそっと開き、 不器用な舌使いで私のクリトリスを愛撫し始めた。 その姿がもどかしく、可愛らしく、私は今までと違う興奮を覚えた。 「あん・・・上手だよ・・。久美のも・・・。」 久美の体から降り、唇で久美の体中をなぞると小さな声を漏らした。 ショーツを剥ぎ取り、無意識に閉じようとする腿をゆっくり開くと 今度は十分なくらい濡れている。 何故か私は嬉しくなった。 「久美のここ、きれいだよ。」 私達は69の体位でお互いを舐め合った。 さっきとは違って愛撫すればするほど久美の愛液は溢れてくる。 次第に私への愛撫はおざなりになり、代わりに可愛らしい喘ぎ声を漏らし始めた。 「あっああぅ・・・んぁ・・・はあん・・。」 くちゅくちゅ・・・ちゅぱっちゅぱっ・・・ クリトリスを吸うと久美は私のお尻にしがみつき、 アソコに顔を押し付けてきた。 歯で軽く擦ると久美は体中を仰け反らせ、果ててしまった。 「久美・・・して・・・。」 まだヒクヒクと痙攣している久美の上にまたがり、私のクリトリスを舐めさせる。 久美の指を取り、私の指と重ねて私の中へ沈める。 「ここを・・・こうしてね・・・。あっ・・そう。そこ・・かきまわして・・・。」 久美は必死にクリトリスを吸いながら導かれるままに指を動かしていた。 「あっ・・いいっ・・クリちゃん噛んで・・・あっああっ・・・。」 私は自分の乳首を摘み、久美の指と一緒にかきまわし、腰をスライドさせた。 「久美・・・。ああぁ・・・いっ・・いくよっ・・・!!」 今までにない快感が私の体を貫いた。 ベッドに横たわり、静かに眠る久美を見ていた。 久美の髪を撫でながら、あの時の久美の目を思い出していた。 どれほど器用に愛撫しても、久美は濡れなかった。 しかし、唇に心をこめて体をなぞるだけで、 久美の体はたちまち反応していった。 私もまた、イッた後のこの満足感はなんだろう・・・。 久美の一途さに心がきしみ、愛しさがつのる。 熱病にこの身を焦がしてみてもいいかもしれないな・・・とふと思った。