■高2
□沙羅

今日から新学期。

私の学校は、いわゆるお嬢様学校。

学費が高いから、お金持ちの子が多く中学の頃に比べるとみんなおっとりしているような気がする。

一年のときの担任は禿げていて、そこらへんのおじいちゃんだった。

そんな、どこにでもいる平凡な担任だった。

だけど今日から新学期

担任が変わる日

普通は担任が変わるなんて、高2にもなればもう慣れっこ。

だけど学校で一番怖いと言われている、女の先生(白鳥優実)が担任だとなると話は別だ!!

この先生とは一年のとき、一度も会話をしたことがなかった。

というか見たこともなかった気がする。

ただ、噂だけが聞こえていた。

鬼教師だと・・・。

今は鬼教師が教室に入ってくるのを、ドキドキしながら待っていた・・・。

皆、やけに大人しくしている。

っと、そのとき足音が聞こえてきた。

スタスタスタスタ

セッカチそうな軽快なリズムの足音だ。

足音が止まった。

「ガラーッ」先生が入ってきた。

すると一気にピリピリした空気に変わった。 

すごく綺麗な先生だ!!

髪はストレートで長い、そして白衣でクールに見える。

入ってくるなり黒板に名前を書きそうなそんな勢いだったが、黙って黒板の前で皆を見渡して言った。

「ほら、誰か号令かけて!」

良い感じのハスキーボイスだ。

しばらく沈黙・・・

そのとき先生が「春香!号令かけて」と言った。

一年のときの教え子なのだろう

「起立! 礼! 着席!」

春香さんは、お決まりの呪文を唱えた。

そして先生は、自分の名前を黒板にデカデカと書き出した。

その大きな字から、性格が見て取れるようだった。

クールで物事をハッキリ言うような・・・つまり男勝りな字だ。

「今日からみんなの担任になる白鳥優実です。はじめて会う子もいると思うけど、よろしく」

・・あれ?

威圧感はあるけど そんなに怖くない・・・

美人だから怖く見えてしまうのかも。

背は高めでどこかツンツンしていて、とってもスマート。

柔らかな香水の香・・・

長い髪はサラサラしていて・・・

綺麗なお姉さんって感じだった。

他の先生達とはどこか、放つオーラが違う。

私は白鳥先生を、芸能人でも見るかのように見つめていた。


あれから一ヶ月が経った。

クラスにも先生にも、少しずつ慣れてきたかな。

先生も普段はすごく優しい。

鬼教師なんてただの噂だったみたいで、安心した。

「祐希、ちょっといいかな」 先生に呼ばれた。

「は、はぃ」 変にドキドキしてしまう・・・美人すぎる。

「話があるから面談室きてくれるかな」

「はぃ・・」 

「ちょっと言いにくい事なんだけど。。。学費が払われてないみたいなんだよね・・・。 なにかお母さんから聞いてるかな・・・?」

「(ヤバイじゃん)すみません・・・色々出費がかさんで学費遅れそうって言ってました・・。」

「そっか、わかったよ 遅れても大丈夫だから 祐希は心配しなくて大丈夫だからね」

優しい笑顔で・・・先生はそう言ってくれた・・。

「じゃ授業はじまるから 行こうか」

「はぃ!」

それから先生は色々気にかけてくれるようになった。なんだろう同情?

貧乏だと思ったからかな(汗

授業中先生はやたらと声をかけてくれた・・・ぃぁ皆に平等に声かけてるような気もするけど。

「こらっ!祐希、寝てるんじゃないだろうな〜 ぺちっ!」

「痛てっ!あっ〜〜寝てました・・・」

「祐希!黒板消しといて。書きすぎて疲れたわ♪」

こんな感じで授業中も生徒と絡んでくれる。

美人なのにそれを鼻にかけない先生だ。

今まで先生と仲良くしたことなんてなかった。

いや、そんな気すらなかった。

どこか偉そうな先生ばかりだったから。


ある日、授業で映画鑑賞することになった。

皆で静かに見ていた、、、

映画も中盤になってきたころ

チラっと先生を見てみると・・・。

先生の瞳からは涙がこぼれ落ち、涙が頬を伝っていた。

私の胸がキュンっとなったのが聞こえた。

コンコン コンコン

失礼しま〜す

「先生おはようございます。日誌を貰いにきました」

「おはよう。今日は祐希か・・・あらら・・心配だね?しっかりやるんだよ」

「え〜どういう意味ですか〜」っと少し笑って言った。

先生も笑っていた。

「あれ?なんか熱っぽい顔してるね 風邪かな・・・?」

「そんな事ないです ○○は風邪ひかないって言うじゃないですか」

先生の顔をみると笑ってない・・・・。 

あれれ、冗談通じてなかった。もしかして納得しちゃったの・・・><。

「ちょっとおいで・・・」私の手を引っ張った。

えっ・・・・少し戸惑って先生の目を見つめた・・・吸い込まれそう・・・

だんだん近づいてくる先生の顔。。。動けない・・・・。

ぁあ・・・先生と私のオデコがくっ付いた!

息ができない・・・ドキドキして心臓が壊れそう。

どうしよう・・・動けない。。。

時間が止まってしまったかのように思えた。

「あっ!やっぱり少し熱あるよ〜」

ドキドキして、先生の言葉もよく聞き取れない。

顔赤くなってなっちゃったかも・・・と心配になった。

「夜更かしして、お腹だして寝てたんじゃないの〜?」

「えっ、あはは・・・そうかもしれないです」

無理やり 愛想笑した。

「無理しないで辛かったら、保健室いくんだよ〜」

「わかりました。」

ガシャ(ドアを閉める音)

・・・まだドキドキしてる。 

なんか私の態度変じゃなかったかな・・・。

その日は一日中 朝の出来事が頭からはなれなかった。


ある日の先生の授業中。

クラスで一番可愛い子が先生に「寒い〜〜!」と言った。

「しょ〜がないねぇ、先生の白衣貸してあげるからね」っと優しく微笑んで白衣をその子にかけた。

「えへへ ありがとう〜先生」

女の子は嬉しそうに話していた。。。

・・・なんか、イヤだった・・・

自分でも驚いた、こんな気持ちになるなんて・・・胸がチクっと痛い。

その子は素直で、可愛い。

だから余計に嫌なのかな。

私より、その子のが好きなのかな。。

あぁあぁぁダメだ・・!

こんな事考えちゃう自分が嫌いになる。

教室から出たい・・・体調悪い振りして保健室にいこう。

こんな事するのも嫌なんだけど、なんか耐えられない。

「先生・・・ちょっと気持ち悪くて、保健室にいってもいいですか?」

ちょっと芝居をした。

先生嘘ついてごめんなさい・・心の中で謝った。

「祐希、大丈夫か〜?いってきなさい。」心配そうに先生はそういった。

ゆっくり歩きながら 私は保健室について ベットに横になった。

そして、しばらくの間 天井をボーっと眺めていた。


「うわぁ〜!!」

女の人が私の顔を覗き込んできた・・!

私は驚いて大声をあげてしまった。

「うわっ!」

同時にその人も驚いて 大声をだした。

「ビックリするじゃないの!」 

私はその声で理香子先生だとやっと気が付いた。

理香子先生は音楽の先生。

優しいからみんなの人気者だ。

「こっちがビックリですよ!!いきなり覗き込むなんて。」

考えごとをしていたから、ホントにビックリした。

「ごめん、ごめん、あまりにも動かずに天井を眺めてるから心配になっちゃって。瞬きもしてなかったよ?」

「えっ、ホントですか・・・?」

「なにか悩みでもあるの?」」

・・・やばいそんな風に見えたのかな。こんな事言えるわけない。

「何も考えないでボーっとしてました、ところで先生は何で保健室に?」 

うまくごまかした。

「それなら、いいけど・・・
 先生は・・・
 ちょっと頭が痛くて 少し横になろうかなと思って」

「え〜大丈夫ですか?すぐ横になってください!」 

私はベットから降りて、隣のベットに理香子先生を寝かしつけた。

「ありがとう〜祐希。じゃ・・先生は少し寝るね」

「わかりました、ゆっくり寝てください」私は隣のベットに戻った。

理香子先生は私の方を見て横になっていた、

だから、なんとなく私は先生とは逆の方を見て横になった。


その日は家に帰ってからも、何もする気になれなくてすぐに寝てしまった。

次の日の保健体育の授業。

「みんな宿題やってきただろうな?・・やってないやつ出て来い!」体健の先生が大きな声でいった。

びくっ!どうしよう 私だけかも!?

仕方ない 前にでるしかない

「忘れました・・・」正直に前にでて言った。

「なんだと?あれだけ言ったのに・・・。それじゃ今から走ってこぃ!」

えっ!

「えっ・・・今からですか?」

「当たり前だろ!今日は校庭開いてないから体育館で30周だ!」

ありえない鬼だ・・・

私はトボトボ職員室に向かった。職員室に入ると理香子先生がいた!

「理香子先生〜、頭痛は治りましたか?」

「あれ?祐希さん・・どうしたの授業中でしょ?」

私は事情を説明した。

先生は怒らず、優しい笑顔で聞いてくれていた。

「あらら・・・頭痛はもぅ大丈夫だから、先生が付き添ってあげるよ」

「えっホントですか〜、先生ありがとう」やっぱり理香子先生は優しいな〜

体育館につくと 理香子先生は体育館の隅でちょこんと座った。

「よし、30周だよね。ファイト〜祐希♪」

「はい、がんばります」 

ハァハァ・・・やばぃなーまだ10周なのに 限界!

でも先生応援してくれてるし頑張ろう

やっぱダメ ハァハァ ちと休憩しちゃおっ!

「せ、先生 ・・ちょっと休憩したい」

「あらら、もぅ♪
 仕方ないなぁ、こっちおいで」

私は理香子先生の隣に座った。

あぁ〜疲れた、先生大目にみてくれないかな・・・

「飲み物買ってくるから待ってなっ」

「ぇ〜ありがとうございます」

理香子先生を待つ間、床に横になっていた・・・床は冷たくて心地いい。

「お〜ぃ買ってきたよ、ポカリ!」っと私の頬に付けた

「ちょ、
 冷たいよ〜先生!」

「えへへ・・・」理香子先生は子供のような顔で笑った。

そして二人で乾杯して飲んだ。

「祐希は彼氏とかいないの・・?」

「え〜なんですか、いきなり? 
 居ませんよ・・・知ってて聞いてるでしょ?」

「祐希・・・可愛いのにどうしてかね〜」

理香子先生の長い髪はキラキラ輝き 

体育館の入り口から吹いてくる風で揺れていた・・・。

理香子先生は大きな瞳で

深くみつめてきた・・・!

私は目をそらせなかった。

胸が波を打つのがわかった

そして・・・理香子先生の手が私の頬に触れた。

そして理香子先生は言った・・・。

「先生知ってるよ、祐希は白鳥先生の事好きでしょ・・・」 

そして、いきなりキスをしてきた。

柔らかい唇が、私の口を塞いだ。

そして舌で唇をなぞると 

そのまま口の中深くに入ってきて

熱くかきまわした。

「んっんっ・・・せ、、先生ダメ」

そのまま床に押し倒されてしまった

理香子先生の優しい目は

なにかのモードに切り替って、欲情した目になっていた。

理香子先生のキスで口が塞がれ、言葉がだせない

「んっ・・・うぅ・・・はぅ・・」声が漏れちゃう・・・

どうしよう・・このままじゃ流れにのまれちゃう。

「ダメっ・・・!ここまでに・・して・・先生・・・お願い!」

理香子先生は息を切らしながら、私をみつめてきた。

先生の瞳にみつめられると・・・動けなくなりそう。

私はその瞳から目をそらして起き上がろうとした。

だけど

押さえつけられて、身動きがとれない。

そして理香子先生は優しく、

深く、私を見つめて 

抱きついてきた・・・。

理香子先生の熱が伝わってくる。

「祐希のこと、愛してもいいかな・・・」

小さな声で先生は言った。

そういうと、理香子先生は制服の上から胸を刺激してきた。

混乱している私に考える暇を与えてくれない・・・

「あっ・・・んっんっ・・はぅ」私の口を唇で塞ぎながら 

理香子先生の右手は胸に触れ

ときどき乳首を刺激ししてきた・・・。

そして服の下から手を進入させてブラを上にあげ

直接、胸を刺激した。

驚いた私は、理香子先生の手をどけようとしたけど 

その手は床に押さえつけられてしまった。

そしてまた、口の奥深くに舌が入ってきた。

息が苦しくて、涙がでてくる。

苦しいと思ったのか、今度は首に愛撫してきた。

「あっ・・んっんっ」もぅ声を抑える事ができない。

体は逃げる気力をなくしてしまった。

その舌はどんどん下にいき、乳りんを舐めた。

びくっ・・・!

私の体は後ろに仰け反った。

そのとき白鳥先生の顔が浮かんだ。

「だ、だめ・・・あぁあ!」

乳首を甘噛みされた私は、

今まで感じたことのないような感覚に戸惑っていた。

快感? これが、快感っていうものなの?

涙があふれてきた・・・。

もぅ力が抜けてしまった私を見て、先生はスカートの中に手を進入させてきた。

やだ・・・嫌なのに理香子先生の動きに反応して

体は熱くなっていく。

もぅやめて・・・

「ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・」 

あっ・・・指が・・・

「こんなに濡らしちゃって・・・」 

理香子先生は嬉しそうに言う。 

恥ずかしい・・・。

「お願い・・・先生やめて・・」 

意識が・・・ぼやける。

やっと言えた言葉は無視された。

「あっ・・んっ」 

濡れたアソコは理香子先生の指を簡単に受け入れてしまう。

何度も、何度も

指で攻めてくる理香子先生・・・

その度に私の体は仰け反り、震えた。

間違いないこれが、快感・・・

官能と言われるもの・・・


目が覚めると、私は保健室のベットの上だった。

起きると、保健室の先生がこっちにきた。

「起きたのね、大丈夫?よく寝てたわね、もぅ帰る時間よ」 

あれ・・・そうだ私、

体育館で・・・。

「ここまで、どうやって・・」

「理香子先生が運んできてくれたのよ、覚えてないの?走ってる途中であなた倒れたのよ」

・・・倒れたんじゃない あの人が私に・・・。

「なに? どうしたの?」

「な・なんでもないです。教室に戻ります」そういって、私は保健室から走って飛び出した!

もぅ、色々な感情に押しつぶされそうで・・心が壊れそうだった。

教室に戻ると、数人のクラスメイトがいるだけだった。

クラスの子に担任の白鳥先生が呼んでると言われた。


だけど・・・行きたくない、どんな顔で話したらいいのかわからない

もちろん先生は何もしらないけど

でも、会いたくない・・・。


それに、職員室にはあの人も居るかもしれない・・・

黙って帰ろう。

私はチャリ置き場に急いだ、先生に会わないように。

「あれ〜?
 そんな慌ててどうしたの?」

理香子先生!!

な、何でこんなところに!

まさか・・・待ち伏せ!!

「そんな、お化けでも見たような顔しないでくれる?」 

恐怖で声がでない 

明らかに、いつもの先生の口調じゃない

少しずつ近づいくる先生から、後ずさりした。

そんな私を見て、この人はニヤッと笑ったように見えた・・・。


そして徐々に距離をつめ、壁で逃げ道のなくなった私に近づくと・・アゴをつかんできた。

「や、やめてください・・・!」 

強く言うつもりが・・・声が震えてしまった・・・

「や・め・て・ください?
 体育館でイッちゃったのは、誰だっけ?」 

恥ずかしくて顔が熱くなった・・。

早く逃げなくちゃ・・・また・・。

「震えてるの・・?
 先生のこと・・怖い?」 

体がガクガク震える

逃げようとした、だけど手首を強く捕まれ引っ張られた・・!

そして強く壁に押し付けられてしまった・・。

先生の目は鋭く私を見ている

「はぅ・・んんっ・・・んっ・・・」 

いきなり強引なキスをされた。

強く無理やり入ってくる舌が、口の中をかきまわす。

「や、やだ!・・んっ・・・んんっ」

息ができない・・・

それに壁に押さえつけられてる手が痛い・・・。

泣・き・そ・う。。。。

長い無理やりのキス。

涙があふれ出す。

急に、口が開放された。

「そんなに、嫌なの・・・?

 白鳥先生ならいいの・・・?」

先生の顔が、またせまってっくる。

「どうなの?

 好きなんでしょ?」

いきなり、先生の顔が挑戦的に微笑んだ。

目は深い海のように黒くみえた。

私はそんな顔をみて戸惑った。。。

だけど正直に答えた。

「白鳥先生の事が好きです・・・だから・・ごめんなさい・・」

しばらく沈黙が続く。

わかってくれたのかな・・・。


・・長い沈黙・・・


「謝っても・・・許さないから!!!」  

・・え!?

許すとか許さないとか、そんな問題じゃない

この人は何を言ってるの・・・。

たったその一言から、とんでもない恐怖を感じた。

「白鳥先生と来週遊ぼうと思うの

 先生に何かあったらどうする?

 嫌でしょ・・?」

な、何これ・・・・・・・脅迫。

「先生に何かする気!」

私は声を荒げていった。

この人なら ホントに何かするかもしれない!

そんな事許さない!

「あ〜怖い・・。そんなに怒らないでよ。何かするなんて言ってないでしょ?

 あなたが私の言うことに従えば・・・・

 言ってる意味わかるよね?。」

・・・そ、そんな・・・

ここまでヒドイ人だったなんて・・・

そんなこと絶対 イヤ・・・。

だけど白鳥先生が何かされたら・・・。

もぅ頭がどうにかなりそう・・・

「じゃ、考えておいてね・・・

 明日、私のところに来るのよ」

自信に満ちた声でそういうと・・・

そのまま行ってしまった。


・・・・私はそこからしばらく動けなかった。


次の日の放課後、理香子先生が顧問をしている、吹奏楽部が終わるのを待った。


教室から生徒がいなくなるのを見計らって、夕日が照らす音楽室に入った。

理香子先生はピアノの前の席に座っていた。

こっちに気が付くと

私に優しく微笑んだ。

こんな素敵な笑顔の先生が・・・、どうして?


「先生を待っていてくれたの?」

そう言いながら近づいて、私の頭をナデナデしてきた。

先生の瞳は、私を愛おしそうにみつめてきた。 

「あれ、今日は大人しいね・・祐希。」 

こんな事されて

明るくできるわけない。

私は心に決めて、言うことにした・・・。

「あ、あの・・」言いかけたとき、先生は無言のまま私を強く、強く、抱きしめてきた。

先生の体は温かかった。

私は逆らわず、そのまま先生の腕の中で抱きしめられていた。

「祐希、これからは

 何も悩まなくていいのよ。

 なにもかも、

 忘れさせてあげるから。

 白鳥先生のこともね・・・」

そういうと理香子先生は一層強く私を抱きしめ

唇を重ねてきた。

「うっ・・・ん」

理香子先生の熱いキスで、頭がくらくらする。

「祐希、貴女は私のものよ。」

胸を触れられた。

「うっ・・・」

理香子先生の舌に私の舌がからみとられる。

全身が震えるような濃厚なキス。

「ん・・・ん」

優しく胸を揉みこまれた。

「あ・・・う・ん」

脚ががくがく震える。

スカートの中に理香子先生の手が入ってくる。

「あっ・・・先生・・・」

これ以上はやっぱり怖い。

先生の腕を掴んで小判だが
背筋を駆け抜ける快感。

「あっ、う・・・ん」

もう立っていられない。

上から押さえつけられた。

「せ・・・せんせい・・・」

それ以上、しゃべらせてもらえなかった。

私の唇はがっちり理香子先生の唇に塞がれた。

「うん・・・んんん・・・」


教室で抱かれたあと

理香子先生のマンションにつれこまれた。


そしてベッドの中で、本格的に抱かれた。

初めての、セックス。

初めての、エクスタシー。


初めての体験に、身も心も震える。


理香子先生は、とっても上手いのだろう。

何度も何度もイかされ

そして失神した。


そぅ、私は決めたのだ

先生に逆らわず

何でも従うと・・・


そう、私は

先生のもの・・・




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