■美鈴  
□沙羅


「ずいぶん汗をかいたわね。  べたべたの服じゃぁ気持ち悪いでしょう?  すっ裸にして、後ろ手に縛り上げて!  胸も絞り出してから、ここへ」 良子に命じられた雅美と雪乃は、汗でしっとり濡れた美鈴のセーラー服を脱がしにかかる。 既にショーツは剥ぎ取られ、恥ずかしい部分は全て良子たちの目の前にさらけ出されていたものの、 全裸にされてしまうことに美鈴は思いっきり抵抗した。 「いやっ、やめて!」 もちろん華奢な少女の抵抗が手馴れたメイドたちに通用するはずもなく、あっけなく全ての着衣を脱がされてしまう。 美鈴はしゃがみ込んで身体を隠そうとしたが、雪乃がそれを許さない。 「あ、あぁぁ、もう縛られるのはいや、助けて!」 雪乃に両腕をねじり上げられ、再び背中でまとめて縛られた。 「いやよ、お願い・・・縛られるのはもういや!」 胸の上下にもキリキリと縄をかけられる。 その縄を乳房を挟んで中央と脇の下の3箇所に縦縄を追加して絞め上げられ、乳房をきつく絞りだされた。 少女から大人へと、形良く膨らんできたばかりの乳房に激痛が走る。 「あうぅっ!! い、いたい! いたい! ゆるして・・・お願い、許して・・・」 そして可憐な女子高生は、雪乃と雅美に引っ立てられ、一糸まとわぬ真っ白な肉体を良子の目の前に突き出された。 「ん〜、生まれたまんまの姿にされてしまったわね。おっぱいも小さいし、あそこはツルツルだし、まるで小学生のようね。ふふふふふ」 良子の屈辱的な言葉に、美鈴は唇を噛みしめて耐えるしかない。 美鈴の胸は、良子やメイドたちほど大きくはないが、 この年齢としては発達しているほうで、まだ固さの残った形のいい胸をしていた。 「それじゃぁ、ベッドへ」 良子が淡々とメイドたちに命令する。 「あ、いや! もうベッドはいや! お願い、やめてっ!」 どんなに抵抗しようとも無駄だった。 美鈴はまた、メイドたちにベッドの上に仰向けに押し倒され、脚を大きく割り裂かれ、縄で固定されてしまった。 今度は全裸で。 「ふふふ、全裸も素敵ね。とっても綺麗よ美鈴」 全裸で縛り上げた美少女の身体を指でなぞりながら良子が言う。 美鈴は真っ赤になりながら頭を振る。 つい数時間前までは、誰にも肌を見せたことのなかった少女がとらされるには、あまりに残酷な格好だ。 「あぁぁぁ・・・見ないで、お願い。 見ないで・・・」 ベッドの上にあがった良子が、潤んだ瞳で美鈴を抱き起こし、背後から抱きしめた。 「あっ、な・なにをするの? 変なことしないで・・・」 後ろからとは言え、全裸で他人に抱きしめられたこのとない美鈴は、顔を真っ赤にして狼狽する。 上下の縄と縦縄とできつく絞り上げられ敏感になっている乳房を、良子が揉みこんできた。 「あ〜っ、いや! 触らないで! いやぁ!!」 生まれてこのかた、誰からも触れられたことのない乳房を、背後から抱かれ遠慮なしに揉みこまれる。 美鈴はほぼパニック状態に陥っていた。 泣き叫ぶ美鈴。 「揉み心地はいいわね。好きよ小さいおっぱいも」 同性から可憐な乳房をしつこく揉みこまれ暴れる美鈴。 しかし大股開きでベッドに固定されているため大した抵抗にはなっていなかった。 突然美鈴の絶叫が部屋中に響き渡る。 「大人しくしないと、乳首をつぶすわよ」 良子が美鈴の両乳首をつまみあげてつねったのだ。 しくしく泣き声をあげる美鈴の哀願をよそに良子は十二分に少女の胸を楽む。 優しく揉み上げられ、乳首を転がされ、いつしか美鈴の乳房も芯からしこってきた。 「あぁぁぁ、もうゆるして・・・」 「私の乳揉みはどう? 気持ちいいでしょう?」 美鈴の耳を舌で刺激しながら良子が囁く。 「う、うぅぅぅ・・・」 そんなことはないとばかりに、首をふる美鈴。 良子の自慢の乳揉みで美鈴の声もなまめかしくなってきたころ、雅美が良子に器具を手渡した。 すりこぎのようなボディに大きなヘッドがついたコケシのような形状の器具だった。 それは、美鈴も見たことがある。 確か、祖父の家にあったマッサージに使う道具だ。 小学生の頃、おじいちゃんの肩にそのブルブルと振動する器具を当てて、 マッサージの真似事をして、お小遣いをもらった記憶もある。 良子だけではなく、雅美も雪乃もそれぞれ、その電動マッサージ機を持っている。 それが身体のコリをほぐすというような牧歌的な使われ方をするはずがないことは、良子たちの気配からわかる。 「さぁ、今度はもう少し激しくしてみようかな」
良子たちは、ブルブルと振動するマッサージ機を握りしめて、その先端を美鈴の肉体へと近づけてきた。 「何? 何それ? いやっ、変なことしないで!」 美鈴のそんな悲鳴にも構うことなく、良子はマッサージ機の先端を美鈴の乳首に押しつけた。 「あっ! あぁぁっ!!」 瞬間に仰け反り、身体をひねる美鈴。 強烈な刺激だった。 さっきのローターとは比べものにはならない強力な振動が美鈴の乳首を襲った。 それが快感なのか、苦痛なのかわからない。 とにかく強烈な刺激なのだ。 きつく搾り出された乳房は普段より感覚が鋭敏になっているうえに 先ほどの良子からの乳揉みで、超敏感になっていた。 そんな状態の乳首に電動マッサージ機の振動が襲いかかったのだ。 乳首だけでもたまらないのに、ほぼ同時に雅美がマッサージ機を股間へ当てた。 「あぅっ! あぁぁぁぁっ!!!」 マッサージ機の先端は的確に美鈴のクリトリスを捉えていた。 乳首のそれとはレベルの違う衝撃が美鈴の身体を貫く。 髪を振り乱して暴れる美鈴。 脚は大きく割り裂かれベッドの脚に縛り付けられ、上半身も押さえつけられているため、 暴れると言っても反り返り、仰け反り、頭を振り回すくらいだが。 雪乃も美鈴を押さえつけながら良子の反対側の乳首を責め立てている。 「あっ! あっ! い、いやっ! あああ〜っ!!」 絶叫する美鈴を見て、良子は嬉しそうに顔をほころばす。 「どう、素敵でしょう? どんな娘でもヒィヒィ喘ぎまくるわ。  しかも人間と違って疲れ知らずだから、強烈な刺激をいつまでも味わえるのよ。  さぁ、美鈴はこの刺激に耐えられるかしら。  これでイけるようなら、徹底的にイカせてあげるわよ♪」 「あぁぁぁぁ〜っ! いやぁ〜〜〜っ!!」 クッションの効いたベッドの上で不自由な裸体で飛び跳ねる少女。 「あ、あーっ、ああ〜〜〜っ!」 美鈴は人の字に拘束された身体をのたうちまわらせる。 肌は上気して赤く染まり、細かい汗がびっしりと浮かんできた。 身体が痺れて熱くなって来る。 さっきのローター責めによって初めて知った「イク」という感覚が、再び自分の体に訪れようとしているのがわかる。 しかしローターが美鈴の体に与えた快感と、この電動マッサージ機による刺激は全く違った。 それはあまりに暴力的な快感だった。 性感帯を強引に掴みだして引きちぎってしまうかのようだ。 そんな恐ろしい刺激が同時に三カ所に与えられているのだ。 美鈴は何も考えられなくなっていた。 頭の中は真っ白だ。 ただ、ただ、強烈な快感の大波に翻弄され、悲鳴を上げることしか出来ない。 良子たちのマッサージ機捌きは見事なものだった。 苦痛に感じるギリギリの線を見極めて、刺激を与えるのだ。 同じ強さの刺激を与え続けると肉体は快感に対して麻痺してしまう。 良子たちは麻痺する一歩手前でヘッドを離し、間髪を入れずに他の部分を責める。 3本のはずのマッサージ機が、何十本にもなって同時に身体を這い回っているかのように美鈴には思えた。 身体のありとあらゆる部分に次から次へと刺激が与えられるのだ。 「あひぃっ、ああっ、あうっ」 まだ一度の性体験もなく、 つい数十分前に初めてのエクスタシーを知ったばかりの幼い肉体であるにも関わらず、今や美鈴の官能は十分に開花していた。 身体のどこを触られても、その刺激が快感に直結する。 未開のはずの亀裂からは、とめどもなく淫蜜が流れ落ち、マッサージ機のヘッドを濡らす。 ただの悲鳴のようだった声も、ずいぶん甘く悩ましいものへと変化していた。 「ふふふ、ずいぶん感じているようね。こんなに乳首を大きくさせて。いやらしい娘ね」 良子は嬉しそうにマッサージ機のヘッドで、美鈴の乳首を嬲る。 良子の言う通りに、乳首は硬く勃起していた。 小ぶりな胸だけに、その大きさは妙に目立ちミスマッチな卑猥さを感じさせる。 「ああ、だめ、おかしくなっちゃう……」 「そう? かわいい娘。 すぐ、この快感が忘れられないようになるわよ♪」 良子がこれみよがしに優しくささやく。 「い・いやぁ、お願い・・・お願い、助けて……」 官能の波に翻弄されながら、美鈴は思わず叫んだ。 「あ、ああっ、あああっ、だめぇ、いくぅ。イッちゃう」 絶頂が近いことを知ると、雅美と雪乃は2本のマッサージ機を美鈴の股間に同時に強く押しつける。 雅美の操るヘッドがクリトリスを、雪乃の操るヘッドは膣を、それぞれ捕らえている。 「いやっ、イッちゃう、だめ、イッちゃだめ!!」 声がひときわ高くなった瞬間に、雅美と雪乃、そして良子はサッとマッサージ機を離した。 絶頂を迎えようとした瞬間に刺激を止められて、美鈴は驚いたような表情を浮かべた。 「ふふふ、イキたかった? でも、そう簡単にはイカせないわよ」 絶頂を寸止めされたことを、一瞬不満に思ってしまった自分に、美鈴は強烈な羞恥と自己嫌悪を感じた。 もう感じてはいけない、こんな奴らの手によって また恥ずかしい絶頂を迎えるなんて絶対に許されることではない。 美鈴はそう思い、自分の意志で快楽の回路を遮断し、快感と戦おうと決意した。 そんな美鈴の心の中を知ってか知らずか、良子たちは更に攻撃を続ける。 左右の乳首とクリトリス、膣周辺を重点的に責めてゆく。 もうここまで官能に火がついてしまえば、後は時間の問題だ。 本人が望むも望まざるも崩壊の時は訪れる。 そして、必死の決意も空しく、美鈴の体は絶頂に向かって一直線に燃え上がらされてしまう。 感じないようにと、どんなに歯を食いしばっても、この恐ろしい快感の波には立ち向かうことはできなかった。 少女の肉体は絶頂を求めて激しく燃え上がる。 「ああっ、だめっ、いやっ、イキたくないっ。イキたくない!イっちゃだめ!!」 もう限界だった。 身体の奥から熱い奔流が噴き上がる。 しかし、その瞬間、良子たちはまたもマッサージ機を離した。 「ふふふ、まだイカせないわよ」 そして、今度は乳首とクリトリスを避けるようにして、その周辺をジリジリと刺激していく。 「あ、ああ……」 自分の意志とは裏腹に身体が勝手に動き出す。 クリトリスがヘッド部に当たるように、知らず知らずのうちに腰を突き出して刺激を求めてしまう。 それでも良子たちは、ギリギリまで近づくとサッとヘッドをどかして、最も敏感な部分には、直接当たらないようにする。 そしてまた周辺を刺激する。 生殺しだ。 さらに意表を突くように突然にクリトリスを刺激し、 待ちかねたかのように快楽をむさぼる美鈴が絶頂を迎えようとした瞬間に、またサッとマッサージ機を離す。 それを何度も繰り返されると、美鈴の理性は消し飛んでしまった。 一秒でも早く絶頂を迎えたい。 それだけが、この地獄を終わらせる方法なのだと身体が欲していた。 「い、いやぁ! もう、いやぁ! 助けてぇ! お願いよ」 もう意識はなかった。 勝手に言葉が口から流れ出る。 美鈴の肉体は、ただ、ひたすらに絶頂のみを求めている。 「これが、欲しいのね。全くしょうがない娘ね」 良子たちは一斉に美鈴の性感帯へマッサージ機の先端を押しつけた。 「ああああっ、あああっ! イ、イッちゃうっ! イッちゃうっ!! ああああっ」 ベッドに縛りつけている縄を引きちぎってしまうのではないかと思うほど、美鈴の肉体は激しく仰け反った。 凄まじい悲鳴があがり、少女は人生2回目の絶頂を迎えた。 硬直し、ブルブルと激しく痙攣した後、ぐったりと力が抜けた。 まだ頭の中には霞がかかっている状態だった。 そんな意識の片隅で、美鈴はあっけなくイカされてしまった自分を恥じていた。 もう自分は本当に良子のペットになってしまったのではないかと思った。 「ふふふ、ずいぶん気持ちよかったようね。でも、まだまだこれからよ」 良子がそう言うと、再び3本のマッサージ機が唸りをあげて美鈴の身体に襲いかかった。 「ああっ、いやっ、もういやっ!」 一度絶頂を迎えて、まだ熱をくすぶらせている肉体には、簡単に火がついてしまう。 「あっ、あっ、いやっ、だめぇ、ま、またイッちゃう〜っ」 そして、絶頂を迎える寸前で、マッサージ機が離された。 「こんなの、もういや、許して……」 「美鈴、これからは毎日失神するまで可愛がってあげるから楽しみにしていなさい」 寸止めを繰り返した後に、絶頂を迎えさせ、すぐにまた責めを再開する。 美鈴がどんなに許しを乞うても、良子は許さなかった。 やがて美鈴が完全に失神して、ピクリとも動かなくなって、ようやく良子は責めの手を止めた。 美鈴は結局何回絶頂を迎えたのだろう。 5回を超えたところまでは数えていたが、あとはもう覚えていない。 良子は、この新しいオモチャをずいぶん気に入った。 まだまだ楽しい遊びが出来そうだと、その美貌からは予想もつかないほど無邪気な笑顔を浮かべながら、 ベッドの上に汗だくで横たわる美少女の官能的な白い肉体を眺めていた。
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