■彼女の秘密  
□皐月 2006/07/22(Sat)


(ふぅ〜…今日もこんな満員だょ〜) 学校までは電車で30分程であったが、小さなルミには毎日のラッシュがとても憂鬱なものであった。 (う〜…きっ……きつい!息できないよぉ↓↓押さないでぇ!!) もみくちゃにされながらやっとの思いで駅に到着し、ルミは新鮮な空気を思いきり吸い込んだ。 (ふぇ〜もぉ電車やだぁ↓↓そしてここから徒歩20分かぁ〜徒歩ながらにトホホ……サブッ!!) そんなことを自分で思いながら少し顔がにやけそうになったが、周りの視線が気になり直ぐに表情を戻し歩き出した。 「おっはよっ!!」 駅を出て学校に向かって歩いてると、少し強い力で背中を叩かれた。 振り向くと同じクラスで仲の良いミカだった。 『おはよ♪ミカは朝からテンション高いなぁ〜。ルミは電車乗るだけで疲れちゃうよ〜…』 「そぉかな?ルミの乗る電車めっちゃ混むもんねぇ〜しかも痴漢多いんでしょ??」 『ん〜多いって聞くけど、ルミは1回もされたことないよ〜♪』 「ならいいけど、ルミかわいいんだから気を付けてよ!私のかわいいルミに何かしたら許さないんだから!!」 ミカは力強く拳を握った。それを見てルミは笑った。 『ぁははっ♪平気だょ〜。ところでさ今日英語の小テストだよね↓↓やばぃ〜』 そんな他愛のない話しをしながらルミとミカは通学路を歩いていた。
ルミの通う高校は女子高だ。 ほとんどの生徒は中学からのエスカレーター式で高校に上がるのだが、ルミは高校からこの学校に入った。 エスカレーター式なので初めからクラスではグループができていて、馴染めずにいたルミに声をかけたのがミカだった。 さすがに女子高というだけねのことがあって、生徒にはビアンも多かった。 ルミも最初は動揺したが、今では偏見もなく理解している。 またルミには最近気になる先輩がいるのだった。 「さぁ〜お昼だぁ♪食堂行こっ」 ミカの声でルミとアカネが集まった。 アカネとはミカを通して仲良くなったクラスメイトだ。 食堂はいつも賑わっていた。 その人混みの中ルミはキョロキョロとしていた。 「ルミ」 『……』 「ルーミっ!!」 『えっ、ごめん何??』 「もぉっ、人の話し聞いてないんだから……さてはカオリ先輩のこと探してたんでしょ?」 ズバリ言い当てられてしまったルミは少し顔を赤くして、 『そ……そんなことないよ』 と呟いた。 カオリは人気者だった。 弓道部に入っていて、ルミは偶然通りかかった時に、カオリの矢を放つ姿に魅了されたのであった。 そしてよく見かける食堂でカオリの姿を目で追うようになったのだ。 (カオリ先輩……せめて顔だけでも覚えてもらえたらなぁ〜…でも接点ないし、皆無に等しいかぁ↓↓) そんなルミにある転機が訪れる。
ある朝いつものようにルミは満員電車に乗っていた。 (むぅ〜今日もいつもよりハイレベルな混み具合いだよ〜ひぇ〜…↓↓) そんなことを思っていたつかの間の出来事だった。 (ん?なんかおしりがもぞもぞする…鞄とか当たってるのかな?) しかしそれは確実に鞄などではなかった。 指先でおしりをスーっとなぞられた。 (えっ!?やだ痴漢……どぉしょ……声出せないよ…怖いっ!) 痴漢はルミが黙っているのをいいことにエスカレートしていき、遂にパンツの横から指を入れてきた。 (やだっ!やだやだやだやだやだ!!気持悪い!!) ルミは恐怖のあまり強く目を閉じてうつ向いていた。すると耳元で痴漢が囁いたのだ。 「ねぇ、怖いの?ぢゃぁなんでルミちゃんのおまんこはこんなに濡れてるの?」 ルミは驚いた。 痴漢が女だったからだ。 しかも自分の名前を知っている。 視線を背後に向けるとルミと同じ制服が見えた。 ルミは勇気を出して震える声で言った。 『ぉっ……お願い…です。ゃっ‥めて…くだ…さい』 女はルミの溢れる愛液で割れ目をヌルヌルとなぞった。 「どぉして?こんなに濡れてるのに?いやらしいんだね」 ヌルヌルになった指でルミのクリトリスをソフトに触り始めた。 『ぁっ…ちがっ‥う……お願いっ‥んっ…や‥めて』 ルミの瞳からは涙が溢れそうになっていた。 「ほらそんなエッチな声出したら、みんなに聞こえちゃうよ?」 女がクリトリスを指で強くなぞった。 『ぁあん!!』 その声と同時に電車は手前の駅に到着しドアが開いたところだった。 ルミは人の降りる流れに呑まれたのだった。 呑まれたと同時に誰かに腕を捕まれて電車から降りてしまった。
電車の扉は閉まって出発してしまった。 しかしルミは恐怖から逃れられたので、安心した。 すると後ろから声がした。 「大丈夫だった??」 振り向くとルミは驚きのあまり声が出なかった。 「ごめんね。もっと早く助けてあげたかったんだけど……」 それはカオリ先輩だった。 その瞬間ルミは安心と驚きで泣き出してしまった。 「怖かったね……」 カオリはルミの頭をなでながら、ルミを安心させた。 しばらくたち、ルミも落ち着いた。 『ありがとうございました。手引いてくれたのカオリ先輩だったんですね』 「そぉだけど、どぉして名前を??」 『カオリ先輩人気者だから…ルミも憧れています。しかも痴漢から助けてくれるなんて、どぅお礼をすればいいか……』 「ルミちゃんっていうの??そんなお礼とかいいから…気にしないで」 『ぃえっ!!でも……』 どぉすればいいか悩み落ち込みそうなルミにカオリは微笑みながら言った。 「ぢゃぁお弁当がいいかな!いつも食堂ばっかりだから、ルミちゃんお弁当作ってよ」 ルミの表情がパァッと明るくなった。 『はいっ!ぢゃぁ明日。食堂に持って行きます』 ルミは痴漢のことなんてすっかり忘れていた。
次の日、ルミは張り切ってカオリにお弁当を作ってきた。 朝電車に乗るのが怖かったが、今日は平気なようだった。 ルミはいつもよりウキウキしながら登校した。 そして昼休み。 チャイムが鳴るのと同時にルミは教室から飛び出た。 食堂の前でキョロキョロしているとカオリの姿が見えた。 『カオリせんぱぁぁい』 ルミは大きく手を降った。カオリが近づいてくると、 『先輩これお礼のお弁当です』 ルミが恥ずかしそうに差し出した。 その指がバンソーコーだらけなのを見て微笑みながら、 「ありがとう。ねぇルミちゃん、一緒に食事しない?」 その言葉にルミはたまらなく喜び、 『はいっ!!』 と言った。 天気がいいので外で食事をとることにした。 ルミはカオリと2人きりなので、嬉しいのに少し緊張していて言葉数が少なかった。 「わぁ、おいしそうっ!いただきます」 『お口に合わなかったらごめんなさい…』 「ううん、全然おいしいよ。それに…ルミちゃんの頑張りが伝わってくるし」 そぉ言って優しく微笑む先輩にルミの顔は少し赤くなった。 「ルミちゃん毎朝あの電車なの?」 『はい。痴漢にあったのは昨日が初めてでした……』 「あのさ、私○○駅からなんだけど、これから毎朝一緒に電車乗らない??」 その駅はルミの最寄り駅より1つ手前の駅だった。 『えっ!ホントにいんですか?』 「うん。ルミちゃんのすぐ近くにいたら、痴漢にあってもすぐ助けてあげられるしね」 (先輩優しい……もぅすっごい嬉しいよ〜!!) 2人は会話を楽しんだ。 その木陰に黒い影が立っていることも気付かずに……
ルミはカオリに色々な質問攻めをした。 憧れのカオリ先輩のことを沢山知りたかったのだろう。 「ねぇ、ルミちゃん」 会話が中断された。 「私もルミちゃんに質問してもいいかしら?ルミちゃんの沢山こと知りたいな」 相変わらずの優しい微笑みにルミは満面の笑みで返した。 カオリの質問に次第におしゃべりになっていくルミは少し早口で答えていた。 本人はそれに気付かないみたいだ。 「ぢゃあ最後に……」 カオリからの最後の質問… 「付き合っている人はいる?それか好きな人」 (どぉしよカオリ先輩が好きですなんて言えないしなぁ〜…なんか恥ずかしくなってきたかも) ルミは少し顔を赤くしてうつ向いた。 『付き合っている人はいません。す…好きな人は……』 と言いかけたとき… 「お〜い、かおりぃ〜」 声の方に目を向けると、手を挙げてこちらに向かってきている。 「こんなとこにいたのか…探したよ」 「ん?この子誰?」 とルミの方に目を向ける。 「1年生のルミちゃん。仲良くなったの」 そしてカオリもルミの方に目を向け、 「同じ弓道部のツカサよ」 『はっ…はじめまして』 ルミはカオリの友達と話すのも緊張しているようだった。 「はじめまして。よろしくね。」 ツカサは元気な笑顔でルミにこたえた。 「もぉカオリは、こんなかわいい後輩捕まえて〜」 ふざけながらカオリを茶化した。 2人の会話を聞いていると、ルミはあることに気付く。 (あれ…ツカサ先輩の声何か聞いたことあるかも……う〜ん…思い出せないや。そりゃ同じ学校にいるしね) そんなことを考えていると、昼休みを終えるチャイムが鳴った。 「あらっ、ツカサのせいでルミちゃんとの昼休みもぉ終わっちゃったじゃない」 ルミは次の授業が教室移動のことを思い出し、 『カオリ先輩、次移動なので急いで戻らなきゃ……』 ルミはカオリと離れることが寂しくなった。 「そっか‥じゃあ急いで戻りなさい。また明日の朝ね」 [また明日の朝]その言葉にルミは嬉しくなった。 『はい。ぢゃぁ明日の朝、寝坊しないようにします!』 そしてルミは校舎の方に走って行った。 (これからカオリ先輩と毎朝一緒……考えるだけで嬉しいっ) ルミは明日の朝が待ち遠しかった。
カオリとの登校は初めルミはとても緊張した。 満員電車で密着するのでルミはまともにカオリの顔が見れなかった。 またカオリは押し潰されそうになっているルミを守ってあげたり、ルミはますますカオリのことが好きになった。 2人の仲は次第に深まり、カオリの部活のない日は遊んだりもするようになった。 ある日、2人はいつものように仲良く登校し、下駄箱で別れ、ルミが上履きに履き替えようとすると1枚のメモが落ちた。 (ん?なんだろう??) メモを開くとそこには〔今日、放課後体育倉庫でまっています。カオリ〕と書かれていた。 (カオリ先輩からだ。でも何で体育倉庫なのかな?でもカオリ先輩からの呼び出し嬉しいなっ♪) 今日カオリは委員会で放課後遅くまで残らなくてはならなかった、その準備でルミとの昼休みも断ったのだ。 そしてまたカオリにもメモが届いていた。〔今日、委員会が終わったら体育倉庫に来てください。ルミ〕 (ルミちゃん?何で体育倉庫なのかしら?でも…) カオリはそのメモを愛しそうに見つめていた。 これから2人に何が起こるかも知らずに。 昼休みミカとアカネと3人で昼食をとり、他愛もない話をしていた。 「今日はカオリ先輩とお昼できなくて残念だったねルミ」 ミカがルミを茶化すように言った。 『しょうがないよ委員会なんだし、でもねっ放課後カオリ先輩から呼び出しされてるんだぁ〜♪』 と茶化しも笑顔で返すルミだった。
……ガラガラっ。 放課後になるとルミは急いで体育倉庫についた。 中は静まりかえっていて、カオリはまだ来ていないようだ……。 (カオリ先輩まだきてないのか……それにしても薄暗くて気味悪いなぁ…) ルミはとりあえず何枚も重なり敷いてあるマットの上に座った。 (カオリ先輩こんなところに呼び出すなんて、どぉしたんだろ…) 数分後……ガラガラっ。 重い鉄の扉が開かれた。 (きたっ!!) 「ルミちゃん?」 それはカオリの声ではなかった。 逆光でよく見えなかったのだ。 そこに来たのはツカサだった。 『…ツカサ先輩?』 「ごめんね。驚かせちゃったかな?カオリがさ、ちょっと遅れるみたいで、でも心配すると何だから伝えといてくれってさ」 『そぉなんですか…わざわざごめんなさい』 「こんなところで一人で待っているのも何だし、カオリが来るまで少し話していようよ」 『えっ…いんですか?』 内心ルミはこんなところで一人で待つのは心細かった。 「そぉいえば、カオリから聞いたんだけど、ルミちゃんは高等部からここに入ったんだって?」 『あ……はい。そぉなんですよ』 「ところで何でカオリと仲良くなったの?」 『私はカオリ先輩に憧れてたんですよ。ある日、満員電車で痴漢から助けてくれたんです。あれはホントに怖かった〜』 「カオリのこと好きなの?」 ルミはツカサのストレートな質問に少し戸惑った。 『好き…です。  でも私今まで誰とも付き合った経験とかなくて、とぉゆうものなのかよくわからないんです。  だけどカオリ先輩と付き合えたらいいなって思います』 ルミは少し照れくさそうにしていた。 「誰ともって男とも?」 『はい』 「そぅ。かわいいねルミちゃん」 その言葉と共にツカサの目の色が変わった気がした。 そしてルミをジッと見つめた。 ツカサの視線に耐えられなくなり、遮るかのようにルミが口を開いた。 『カオリ先輩遅いですね……』 とルミが腕時計に目を落とす。 「カオリはこないよ」 一瞬時が止まった。 『え?』 とルミが時計から顔を上げた瞬間いきなりツカサが覆い被さってきた。 『きゃっ!』 その頃カオリはなかなか終わりそうのない委員会にイライラしていたが、1秒でも早くルミのところに行きたいと、手際良く仕事をこなしていた。
「…つかさ‥先輩?」 「ふふっ。状況がよくわからない?これから自分がどうなるかも?」 そう言うとツカサはルミの両手首を押さえ、首筋をなめだした。 『ぇ……ちょっと‥ゃっ…先輩?…』 ルミはわけがわからなかった。 同時にものすごい恐怖がこみあげてきた。 『やだっ!先輩やめて…やだぁぁっ!!』 ルミが大声をあげた瞬間パシンと乾いた音が響いた。 「大声ださないでくれる?五月蝿くするともっとひどくするわよ?貴方には調教が必要みたいね」 左頬を思いきり叩かれたルミの瞳からはジワジワと涙が溢れてきた。 「泣いても叫んでも無駄なの。まずはその元気もなくなるぐらい酷くしようか…」 そう言いながらツカサは自分のネクタイを取り、ルミの両手首をしばった。 『お願いですから…こんなことやめてください』 涙を流しながらルミは訴えた。 「泣き顔の方がかわいいね。ぞくぞくするよ。初めてだろ?たまんないよね…でもそんなの容赦しないよ…」 そお言いながらルミのYシャツを両手で裂いた。そしてブラを思いきり上にあげた。 「小さくてかわいい胸…まだ子供みたいだね」 ギュッと強くルミの胸を掴んだ。 『やっ…ゃ‥だ……先輩やめてぇ!!』 ルミは恐怖で暴れた。しかしツカサは馬乗りになりルミの体をほどかなかった。 「……五月蝿いな」 ツカサは一気にルミのパンツを脱がした。 そしてそのパンツをルミの口に突っ込んだのだ。 そして左手は口を抑え、右手は首に手をかけた。そして冷酷な目で、 「ホントに酷くされたいみたいだね…」 そう言うと、一気に右手で首を絞めた。 『ぐっ……』 もがくルミを見てツカサは笑った。 そして手を離した。 ルミはヒユウヒュウ言いながら息をした。 そしてツカサを見て怯えた。 「ルミちゃん…これで自分がどうすべきかわかるよね?」 ルミの瞳からは大粒の涙が溢れた。
『…んっ…ぁ‥ゃっ…だぁ‥‥ふぅっ……』 ツカサはルミの乳首を丹念に舐め回していた。 「大分大人しくなってきたみたいだね」 『…ぅっ‥もっ…や‥めて…』 [やめて]その言葉を口にした瞬間……ガリッ! 『ぁあっ!!』 噛まれた乳首はジンジンと脈をうっていた。 「やめてとか言ったらダメぢゃない。もっと従順にならなきゃねぇ」 ルミの顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。 「さぁ、足を開きなさい」 ルミはツカサが怖かった。 言うことをきかないと……震える足を少しずつ開いた。 「はぁ〜ダメだね…」 パシンっ!! 『…うっ!』 開きかけた内ももにツカサの平手打ちが入った。 そしてツカサの両手でルミの足が大きく開かれたのだ。 『ゃっ…みな‥ぃでぇ…』 「あれぇ?なんかここから溢れてない?何だろうねこのいやらしい汁は…嫌とか言ってなかったっけ?体は十分悦んでるぢゃない」 おしりの方まで垂れているルミの愛液を指ですくいとった。 「ははっ…糸引いてるじゃん。ほら」 ルミは顔を赤くしたこんな恥じらいは生まれて初めてだった。 「さて、ルミちゃんのだらしなく溢れる愛液の味でも堪能しますか」 ツカサはルミの秘部を指で開き、舌を這わせた。 『ぅあっ‥ん……ぁっ‥はぁ…ぁあっ』 今まで経験したことのない快感がルミの体を襲った。 (こんなの嫌なのに……どう‥して…)
…グチュ……クチュ‥ピチャ…ヌチュ… ツカサは優しくゆっくりとルミの赤くはれ上がったクリトリスを舐めた。 『…んっ‥ぁ……ふっ‥ん‥ゃっ……』 ルミの体はその初めての刺激に体をびくつかせていた。 「大人しいね、そんな可愛い声出しちゃって、感じてるの?」 ツカサは舐めながら視線をルミの方に向けた。 『ゃっ……ちが‥ぅっ…ぅあ…んっ…』 「ふっ…素直じゃないね、体はこんなに素直なのにね…ホラ!」 そう言うとツカサは上下左右と激しく舐めだした。 『ふぁっ…んっ…ぁっ‥あぁっ……んんっ‥ゃっ……もっ…もぉ‥だめっ…』 ルミは初めて絶頂を味わおうとしていた。しかし… 「何、いきそうなの?」 と舐めるのをやめてしまった。 「いきたいなら、いかせて下さいって言わなきゃねぇ…言えるよね?ルミ」 ツカサの冷酷な笑みがルミに向けられた。 ルミの体はおかしくなり始めていた。 心は嫌だと悲鳴をあげているのに体は……。 『…ぃ‥かせて…くだ‥さい……』 「いい子だ…」 従順なルミに満足したのか、ツカサは激しくルミのクリトリスを舐めだした。 『んん〜…ぁっ…ふぁっ……ぁっ‥ぁっ‥あぁっ…ぅぁっ…』 「ホラいきなよ」 『ゃっ…んっ‥あぁっ…あっ‥もぉっ……だめぇぇ‥あああっ!!』 ルミは体をビクビクとびくつかせ、いってしまった。
ルミの秘部はヒクヒクと脈を打っていた。 『はぁ…はぁっ……ぅっ…ぅうっ…』 (嫌だったのに、嫌だったのに…何で!?) ルミはしゃくりあげながら静かに泣いていた。 「いっちゃったね…泣いてるの?可愛いね」 ツカサはルミの泣き顔を見て微笑みながらルミの顔を覗きこんだ。 「ねぇ…キスしようよ」 いきなりツカサが言ってきた。 しかしルミはそれだけはできなかった。 『そ…それだけは……でき‥ません』 ツカサの顔が曇った。 そしてルミの前に顔をもってきてルミの顎をつかんだ。 「キスしなさい。」 冷めたツカサの言葉。 しかしルミはそれだけは何が何でも拒んだ。 「あっそう…それならそれでいいわ。  ルミのだらしなく溢れてるマンコの中は指で慣らしてからと思ったけど、やめにしよう。  初めてだもんねぇ…可哀相に」 とクスクスと冷酷な笑みを浮かべルミの顔から離れた。 立ち上がったツカサのスカートの中には、始めからつけていたのかペニスバンドがついていた。 ルミはそれを見た瞬間震え上がる程の恐怖を感じた。 「キス…しないんだもんね、しょうがないよね。ルミがいけないんだから。後悔してももう遅いから」 『ぃ…嫌……それだけは‥いやだ』 ツカサはルミに近づいた。
『ぃや…こない‥で』 ジリジリと迫りくるツカサにルミは後退りした。 「逃げたって無駄だと思うけど」 ツカサはクスクス笑いながら近付いてくる。 ルミは壁に背中が付き足だけが後退りしようと動いていた。 「もぉ逃げられないね」 追い詰められたルミは、それでも逃げようとツカサの脇を這いつくばって逃げようとした。 「無駄だよ」 逃げようとしたルミの髪を引っ張り捕まえた、そしてルミの体を壁に打ち付けた。 「だから無駄だって言ってるじゃん。悪い子だね」 パシンっ! 「これでもわからないかな?」 パシンっ! 『うっ!』 「逃げたらだめじゃない」 ばしんっ!! ツカサの思いきりの平手でルミの体が飛び、近くにあった跳び箱に頭をぶつけ、蹲っている。 ルミにはもう逃げる力もなく頭を強くぶつけ意識が朦朧としていた。 ツカサはルミの体を持ち上げ再びマットの上にうつ伏せに寝かせ、 いつの間にか取れていたネクタイを抵抗しないようにもう1度ルミの両手首に今度はしっかりと固く結んだ。 「騒がれると嫌だから、もう1度口もふさごうか…」 ルミが履いていたパンツを口に突っ込んだ。 『ぐっ…』 そしてツカサはルミの腰を掴み、おしりを持ち上げた。 『…ん゛〜ん゛っ‥ぅうっ……』 ルミの意識がハッキリしてきたがもう遅かった…。
『う゛〜…う゛ぅっ……』 ツカサはペニスバンドの先を入口に押し当てた。 「ふふっ…これだけ濡れてても痛いだろうね。しかもバックでなんて…耐えられるかなぁ」 そして一気にルミの膣(なか)へとペニスバンドを押し入れた。 『ぐはっ……う゛っ‥うあ゛あ゛あ゛っ!』 ルミは悶えた。 「やっぱ強烈かぁ〜しょうがないよ初めてだもん」 ツカサは悶えるルミを見て喜んだ。 そして容赦なく腰を打ち付けはじめた。 『ん゛っ‥ん゛〜!……ぐっ…くはっ‥あ゛ぅ……あああっ!!』 口を塞いでいたパンツが落ちた。 『かはっ…ぃ‥たい…ぐっ…ぁっ……ゃっ…めて……ぉねが‥ぃ…やっ……』 ルミの瞳からは大粒の涙が溢れていた。 「ん〜大丈夫慣れるからさ。我慢しなさい」 ツカサは激しく奥まで突いてきた。 『ぅあっ…痛い……痛いよぉぉお!!』 ルミは逃げようとするがツカサに腰をしっかり掴まれていて逃げられない。 ルミの膜を破って溢れ出した血が太ももを伝っていた。 「ぁはっ…血が出てきたよ。処女なんて初めて。萌えるね。もぉすぐその痛みが快感に変わるから」 グチュ……ヌチュ‥クチュ……グチュ…ヌプ‥クチュ… 卑猥な音とルミの悶え苦しむ喘ぐ声が体育倉庫内で広がる。 『ぁあっ……くはっ‥んっ…ゃぁっ‥ふっ……んっ…んんっ…』 痛みは麻痺してなくなってきた。その変わりにジンジンとするものがルミの体の中を走り始めた。
……グチュヌチュ…クチュ‥グチャッ…ヌチャックチュ‥グチュクチュ…グチッ‥ヌチッ…… ルミの秘部からはだらしなく血混じりの愛液が溢れ股を伝っていた。 『んっ……んぁっ…ふっ‥ぁっ…んんっ…ゃあっ‥ぁんっ…んっ‥ぁっ……』 「あれ?もぉ感じてきちゃってるよ。淫乱」 『ゃっ……ちがっ‥ぅんっ…ふぁっ…ちが…ぅっ‥のっ…ぁっ‥ぁあっ……んぁっ‥んっ……』 「こんなにダラダラといやらしい汁垂れ溢しながら何が違うのかな?」 と言いながら片手でルミのクリトリスを触りだした。 『ふぁっ……んんっ‥ぁっ…ぁんっ‥ゃっ……んぁっ…くっ‥んっ…んんっ……はんっ……』 「クリトリスだってこんな勃起してるぢゃない。こぉしたらどぉなるかなぁ」 ペニスバンドで打ち付けながら、指でクリトリスを挟み激しくしごきだした。 『ぁあっ…そっ…んな‥はげし…ぃっ……だめっ‥んんっ…ぁっ‥…ぁっ…んっ…ぁぁあっ!!』 体をびくつかせた。 ツカサは1度ペニスバンドを抜いた。 「いっちゃったね…でもまだまだ終わらないよ」 ルミを仰向けにさせて体位を正常位に変え挿入した。 クリトリスヒクヒクしているが休むことなく触られ。 腰も奥まで激しく打ち付けられた。 『んっ…ぁあっ…もっ‥ゃっ……ぁんっ‥体…がっ‥変っ…ぁっ…ぅあっ‥んんっ……』 ルミは気付かないうちにツカサの与える快楽に溺れていた。
『ぅぁっ……ぁあっ‥んっ…ふっ……ぅんっ‥んっ……っ…かさっ‥せん…ぱぃっ……ふぁっ‥ぁっ…ぁっん……』 ルミは涙が溢れている瞳でツカサにすがっているようにも見えた。 「ふふっ、私の名前なんか呼んじゃって、可愛い…こんなにコレがいいの?ならもっと味あわせてあげるよ」 ウ゛ーー ツカサは何かスイッチを入れた。 それと同時にルミの膣(なか)に振動が走った。 ツカサの着けているペニスバンドは電動式だった。 『ひぁあっ……ん〜っ‥ぁっ…ぁんっ…っぁ……んんっ……』 「気持ちいいみたいね。もっと強くしてあげる」 ツカサはスイッチを全開まで上げた。 『ぅぁああっ……せんっ‥ぱいっ……もっ…体‥ぉか……しぃっ…ぁっ‥ひぁっ……んふっ‥ぅぁっ…ぁぁっ……』 グチュ……クチュヌチュ…チュッ……グチャ‥グチュ……クチャッ…クチャッ…… 「そろそろ、いきそうね…ほらっ」 狂ったように激しく突きだした。 『ぁあっ……んぁっ…あっ……くふっ‥んんっ…もっ……もぉ…ぁっ……』 「いく時はいくって言いなさい」 ルミはツカサの言葉を聞いているのかわからなかった。 『んぁっ…ぁっ……ぁぁあっ…んっ……ふぁっ…ふぁぁあっ…せん……ぱぃっ…  ぅあっ……もぅ‥ぃっ…くっ……ぁあっ……ぃっちゃ…うっ……ぅぁぁぁああんっ!!』 プシィッ… ルミの秘部から透明な液体が吹き出した。 体を反らし激しくびくつきながら果て、失神してしまった。 「あ〜あ。潮かかったじゃん。あれっ、失神しちゃった。ふふっ。まぁでもそっちの方がいいか」 ツカサはデジタルカメラを取り出し、何回かシャッターを押してから、何もなかったかのように倉庫を後にした。 体育倉庫内は静かな沈黙へ変わった。
カオリはやっと委員会の仕事を終わらせ、急いでルミの元へ向かおうとしていた。 (こんな遅くなっちゃった…ルミちゃんまだ待っててくれているかしら……) 体育倉庫へと向かい走っていると、ツカサが帰ろうと昇降口にいた。 「あら、ツカサ。今帰り?」 「ああ。ちょっとヤボ用でね」 ツカサは笑っていた。 「じゃぁ私急ぐから…」 そう言うとカオリはまた走り出した。 外は薄暗くなり始めていた。 カオリが体育倉庫前に着き、思い鉄の扉を開け、中に入り扉を閉めた。 倉庫内は静まりかえっていた。 外の光が弱い為、暗くて辺りが見えなかった。 「ルミちゃん?」 扉の横にある蛍光灯のスイッチをつけ、一気に倉庫内が明るくなった。 マットの上に横たわっているルミの姿を見つけた。 しかし、カオリは異様な事態に気付いた。 そこに横たわっていたルミの姿に絶句した。 「…ぅそ……」 シャツは破け、小さな胸が覗いていた。 頬は赤く腫れ、マットの上に脱ぎ捨てられたパンツが置いてあった。 ルミの足元に目をやると、マットには赤い染みがついていた。 何しろカオリにとって衝撃的だったのは、 捲くれ上がったスカートから覗くルミの太ももに乾いた血が付いていたのだった。 カオリは言葉を失い、足元がよろめき扉に体をぶつけた。 ドンッ…… その音でルミは瞳を開けた。 体がけだるく重かった。 『……んっ‥ぃたっ…ぁれ…私……』 (ぁっ…!…私、ツカサ先輩に……) 「るみちゃ……」 ルミはドキッとし、声の方に目を向けた。 『ぁ……か‥おり…先輩‥ぁ…これ……は‥』 カオリはショックの余り呆然と口に手を当ててルミの姿を見ていた。 『ぃ……ゃ……みな‥いで……見ないでぇぇっ!!!』 ルミの悲しい叫びが倉庫内に響いた。
『いやぁぁ!見ないでぇ!!ぅわぁぁぁあ!!!』 取り乱すルミを見てカオリは我に返ると同時に、ルミに抱きついた。 「大丈夫よルミちゃん!落ち着いて!!」 『‥カオリ先輩……先輩!ぅわぁぁぁああん!!』 ルミはカオリの腕の中で大声をあげて泣いた。 「ルミちゃん。一体何があったの!?誰にこんな酷いことを……」 カオリが訳を聞いてもルミは泣きながら首を横に降るだけだった。 ルミが少し落ち着くのを待ち、カオリが口を開いた。 「とりあえず歩ける?保健室で手当てしましょう」 ルミは躊躇った。 『…でも、誰かいたら……』 「大丈夫。もう校内には誰も残っていないわ。」 『………』 それでもルミは怖くて動けなかった。 するとカオリは、 「じゃあ…私の家に行こう。大丈夫。一人暮しだし。それならいいよね?タクシー呼ぶわ」 カオリはすぐタクシーを呼び、到着するまでに、ルミの応急手当てをした。 「もうすぐタクシーが来るわ。歩ける?」 ルミがカオリに支えられ立とうとしたとき… 『いたっ!…お腹‥痛い……』 ルミは蹲ってしまった。 カオリは改めてルミがレイプされたことを思い知らされ、怒りが込み上げてきた。 「大丈夫!?ホラ‥私におぶさって」 『…でも……』 「いいから、早く」 カオリはルミを背負いタクシーまで歩いた。 タクシーに乗ると車内は無言だったが、カオリはルミの手を握ってくれていた。
カオリの部屋はとても綺麗で、女の子らしい香りが漂っていた。 そして何よりも広かった。 こんな良い部屋に住んでいるカオリは「お嬢様」というやつだった。 部屋に入るなりルミはソファに座らされた。 カオリは氷を袋に入れタオルで包んで、ルミの頬に当ててやった。 ルミは放心状態なのか俯き黙ったままだった。 「お風呂にお湯溜めてくるね」 氷を包んだタオルをルミの手に持たせ、カオリはバスルームに向かった。 (カオリ先輩にだけはこんな姿見られたくなかった……) 「お湯もぉすぐ溜まるけど、一緒に入ろうか」 カオリは気を遣うように笑顔でルミに話しかけた。 『ぃ…いえ、一人で入りたいです……』 ルミは自分が汚れてしまった体をカオリには見せたくなかった。 「そぅ……。じゃあ私夕飯の支度するわ。タオルとか用意しといたから適当に使って。足りないものがあったらすぐ呼んでね」 カオリはルミの肩に手をまわし、バスルームへとつれていった。 「じゃあ、ゆっくり湯船に浸かってね」 カオリが気を遣ってることがルミに伝わっていた。 しかし、笑顔を向けられると、優しくされると、ルミはとても辛かった。 カオリと目を合わせることができなかった。 バスルームに一人残されたルミは、服を1枚ずつ脱いでいった。 ルミの裸がバスルームの洗面所の鏡に映し出された。 至る所に擦り傷などができていた。 それはルミが抵抗した証でもあった。 (こんな汚い体……もぉカオリ先輩の傍にはいられないよっ) ルミは湯船には浸からず、強めのシャワーを頭からかぶった。 そして掛けてあったボディタオルをとり、ソープを付けると、ゴシゴシと強く擦りだした。 (こんな体…こんな体!!) 皮膚は擦りすぎて赤くなっていた。 どんなに強く擦っても、ルミの気が済むことはなかった。 『な…んで……何で私が…ぅっ…ぅうっ…』 カオリはルミのことが気になって、バスルームの前まで来た。 「ルミちゃん大丈夫?」 扉越しに話をかけた。 『はい、大丈夫です。もぉ出ますから』 力ないルミの返答があった。 「じゃあ、待ってるね」 カオリがリビングで待っていると、バスタオル1枚でルミが出てきた。 「ルミちゃん…どぉして服置いてあったでしょ?」 『…でも私なんかが着たら……』 カオリがルミに近づいた。 「そんなこと言わないで……さぁ、服を着て…」 カオリはさっきよりルミの肌の傷が、酷く赤くなっていることに気付いた。 「ルミちゃんっ!これは……」 ルミは顔を上げ、力ない笑顔で… 『体……綺麗にしようとしたんです……でも…どんなに擦っても綺麗にならなくて……』 ルミの瞳からは大粒の涙が溢れた。 「ルミちゃん…体…見せてくれる?」 カオリはタオルに手を掛けた。しかしその手をルミは払った。 「大丈夫。私はこんなことでルミちゃんのこと嫌いになったりしないよ」 カオリはルミを抱きしめ、タオルを解いた。 「綺麗よ…ルミちゃんの体は汚れてなんかないわ」 カオリはルミの頬に手を当て、 「私はルミちゃんの見方よ。私はルミちゃんから離れたりしないから」 と優しい笑顔でルミを見つめた。 『…カオリ先輩……ぅっ…ぅわぁぁあん!!』 ルミはカオリに飛びつき、カオリの胸で声をあげて泣いた。
その夜ルミはカオリの腕の中で眠りについた。 次の日、ルミが目覚めるとカオリの姿が無かった。 寝室から出ると、カオリは出窓に腰かけ、コーヒーを飲んでいた。 「おはよう」 カオリがルミに笑顔をむけた。 『ぁ……おはようございます』 「朝食食べよっ。顔洗っておいでよ」 ルミはカオリが作ってくれた朝食を食べた。 お互い何もしゃべらず沈黙が走っていた。 ルミは何か話さないとと思っていたが、何を言葉にすればいいかわからなかった。 するとカオリが沈黙を破った。 「ねぇ…私もぉ何も聞かないから。それでも私はルミちゃんの傍から離れないからね。  前も言ったじゃない。守ってあげるってねっ。けど…もし、言ってもらえるなら私待ってるから」 ルミは言えなかった。 カオリの友達のツカサにレイプされましたなんて、口が裂けても言えなかった。 「ところで……今日学校どぉする?一緒に休んじゃおっかぁ」 カオリはふざけて言った。が、ルミは… 『学校……行きます』 「無理‥しなくていんだよ?」 『カオリ先輩が一緒にいてくれたから…カオリ先輩が見方だよって言ってくれたから…カオリ先輩がいるから、学校行きます』 ルミは昨日より少し元気な笑顔で言った。 「少しでもしんどくなったら言うんだよ?」 ルミは新しいワイシャツをカオリからもらい制服に着替え、カオリと共に家を出た。 数日間カオリは時間が許される限り、ルミと共にいた。 休み時間は様子を見に行き、昼休みを一緒に過ごし、部活を休める時は家まで送っていってあげた。 ルミも少しずつ笑顔を取り戻していった。 カオリといるときは安心していた。 しかし、時折見せる不安な顔は、あの日のことを忘れられていない証拠だった。 ルミは始め警戒していたが、ツカサはルミの前に姿を現すことはなかった。 ルミはあの日のことを、ツカサにされたことを忘れようと頑張っていた。 そしてあの日から1ヶ月が経とうとしていた。 相変わらずカオリはルミの傍にいた。 カオリのルミへの想いは誰から見ても一目瞭然だった。 しかし、カオリはルミに手を出すことはなかった。 いつでも優しくルミのことを見守っていた。 ルミもあの日のことを忘れかけていた。 それはカオリの頑張りがあったおかげなのだろう。 しかし、やっと訪れた平和も長くは続かなかった。 ある日、ルミは教室移動でミカとアカネの3人で歩いていた。 『いっけない!提出するレポート…忘れたぁ〜。ごめんっ、先行ってて』 「もぉバカだなぁ〜。授業までもぉ少しあるけど、急いでねぇ〜」 ルミは走って教室に戻り、机の中にあるレポートを探した。 教室には誰も残っていなかった。 『あったあった』 するとガラット音をたて教室の扉が開いた。 ルミが扉の方に目を向けると、そこに立っていたのはツカサだった。 瞬間ルミの体は硬直し、1歩も動けなかった。 『…ぁ……ツ‥カサ先輩……』 「久しぶり、ルミ」 ツカサは冷酷な笑みを見せた。 「元気になったみたいだね、毎日大好きなカオリと一緒だもんねぇ」 ルミは恐怖で声が出なかった。 「今日昼休み、南校舎4階のトイレに来なさい」 『…ぃ……嫌です…』 するとツカサはルミに近づき、 「じゃあこれが皆に見られてもいいのかなぁ?ルミの友達や、もちろんカオリにもね」 そう言いながら胸ポケットに入っていた写真を見せた。 『…ぁ……それ……』 その写真にはルミの淫らな姿が写っていた。 「どぉすればいいかわかるよねぇ、ルミ。写真がばらまかれたくなかったら、私のところへ取りにきなさい」 耳元でツカサが囁き教室から出て行った。 ルミは呆然と立ち尽くしたままだった。
ウ゛ーウ゛ー 4限目の授業中カオリの携帯が鳴った。 そっと携帯を机の下で開くと… 〔今日昼休み、用事が入っちゃって一緒に昼食できません。ごめんなさい ルミ〕 ルミは送信を確認すると携帯を閉じた。 表情は堅くなっていた。 そしてお昼を告げるチャイムが校内に鳴り響いた。 ルミは静かにゆっくりと廊下を歩いていた。 表情は強張っていたが。 強気な気持ちを保とうとしていた。 南校舎4階トイレは人気もなく生徒もあまり通らない場所だった。 トイレ前に着き、静かに深呼吸をして扉を開けた。 中は静まりかえっていた。 (まだ来てない…) ルミは少しホッとした。 鏡の前で手をつき、自分の顔を見ようとした時、背後の個室にツカサの姿が写った。 その瞬間後ろから手が伸びてきて、ルミの口を押さえ、個室に引き込み鍵を閉めた。 「叫ぶなよ……わかった?」 ルミはコクコクと首を縦に降った。 「いい子だ……」 口から手が離れた。 『しゃ…写真を取りにきました…』 恐怖から言葉がどもった。 「その前にすることがあるでしょ」 ツカサはニヤニヤとした目でルミの体を撫で回した。 『先に写真を渡してください!』 ルミは強気に出た。 「何だその気できたんだ…でも写真は後だよ」 『もし先に渡してくれたら、何でも言うこと聞きます!だから…』 「あ〜わかったよ!ホラッ」 ツカサはルミに数枚の写真を渡した。 『これで全部ですか?』 「そぉだよ」 するとルミは写真を破りだした。 何回も何回も破り、トイレに捨てて流した。 「さて……」 ツカサがルミに手を伸ばそうとした。 『触らないでください。もぉ証拠ないじゃないですか。脅せないですよ』 ルミがツカサの手を払い除けた。 「ふっ‥ふふっ…」 ツカサは笑っていた。
ツカサは笑っていた。 『……?なっ…何がおかしいんですか…?』 「甘いね…ルミは……そんなことだろうと思ったよ。私は今持っている写真を全部渡しただけ」 『ぇっ!!?』 ツカサはルミの腕を捻りあげ、扉に体を叩き付けた。 そして頭を押さえつけ、 「そんなもの家に帰れば何枚でも印刷できるよ。残念だね…ルミ。そんな甘い手には騙されないよ」 『ゃっ……離し‥てっ!』 「そんなことより……」 冷めた言葉で耳元で囁いた。 「ねぇ…さっきからその態度‥許されると思ってるわけ?」 ルミは背筋がゾクッとした。 左手で腕を捻り上げたまま、右手をルミのスカートの中に潜り込ませた。 「あの日のこと…忘れたの?体は覚えてる筈だよ……」 パンツの上から割れ目をなぞった。 ルミはあの日のように恐怖が走った。 「バラされたくないでしょ?なら大人しくしなきゃね」 ツカサがルミに体をくっつけると、ルミのおしりに当たるものがあった。 瞬間ルミはそれが何なのか気付き、体が硬直した。 それは…ルミの処女膜を破ったあのモノだった。 ルミの体はカタカタと震えた。 「大丈夫。いきなり突っ込んだりしないから。ルミが大人しくしてればね…」 (怖い……この人は怖すぎる…私はこの人には絶対敵わない……) ルミはギュッと目を瞑った。 瞼からは透明な涙が滲みでていた。 ルミは抵抗する気力を失ってしまった。 〔絶望〕という言葉に呑まれたのだ。 ツカサはパンツの横から指を忍ばせた。 そして入り口をいじりだすとすぐクチュクチュと音をたてだした。 「もぉ濡れてきた…やっぱり体は覚えてたね」 ルミは我慢した。 (絶対…絶対感じるもんか……) 「我慢してるの?素直じゃないね。それが私の勘に触るのがわからないかな?体はこんなに素直なのにね」 そう言うとルミのパンツを横にずらし、ルミの膜を破ったペニスバンドで秘部を擦りだした。 ルミの膣(なか)から溢れ出すヌルヌルとした愛液がペニスバンドにまとわりつき、ヌチュヌチュと音をたてながらクリトリスを刺激した。 『…ふっ……はっ‥はぁはぁっ……』 「もぉこんなに溢れ出して、やっぱりルミは淫乱だよ」 ツカサはペニスバンドを強く押し当て、激しく擦りだした。 「声はなるべく抑えなきゃね…誰かにバレちゃうかもよ」 クスクスと笑いながら言った。 『んぁっ……ふっ…ぅっ…んっ……』 ルミは声を殺しながら喘いだ。
…ヌチュ……クチュ…グチュ……グチッ‥ヌチャッ…… 『んっ…んぁっ……はっ…はぁ‥ふぁっ……』 卑猥な音とルミの小さな喘ぎ声が響いていた。 すると…… ガチャッ…… 他の生徒が2人トイレ内に入ってきたのだ。 瞬間ルミの体温が急激に上がり、手に汗を握った。 「ねぇねぇ、昨日帰り道佐々木先輩がいたのぉ。もぉホントかっこよかった」 「え〜私はやっぱりカオリ先輩だよ〜。でもツカサ先輩も素敵だよねぇ〜」 その生徒達は他愛のない話をしながら、一人はトイレに入り、もう一人は髪型など鏡で身なりをチェックしているようだった。 2人が噂しているツカサは同じトイレ内で淫らな行為をしているとも知らずに。 ドキン…ドキン…ドキン…ドキン… ルミの体が強張っているのを見てツカサは楽しくなったのか、 ツカサは小声で、 「両手を壁につけなさい」 と言ってルミの両手を壁につかせた。 そしていきなり腰を掴み、ペニスバンドを挿入してきたのだ。 『んぁっ!』 ルミはしまったと思い口に手を当てた。 「え?今何か言ったぁ?」 「ううん。何も言ってないよ」 用を足し個室から出たようだった。 『っ……くっ‥はっ……』 ルミがいくら我慢しても勝手に吐息が漏れてしまう。 しかしその2人の生徒は話しに夢中で気付いていないようだった。 そしてトイレから出て行った。 「緊張した?」 ツカサは笑いながら言った。 ルミは振り返り涙目でツカサを睨みつけた。 「何その目は?」 ツカサの顔が冷徹な表情にかわった。 そして何も言わずに腰を打ち付けた。 『んっ……はぁっ…くっ‥くはっ……んぁっ…』 「もっと堪能したいとこだけど、時間がないのよね…」 と言うとルミの口を押さえ、激しく腰を振ってきた。 グチッ…クチャ…クチュ……グチュ‥ヌチャクチャッ……グチュッ…… 『んぁっ…んっ……んんっ…ふぁっ‥ぁっ…んんんっ…』 ルミは足をがくがくさせ、立っているのがやっとだった。 「イっていいのよ」 『はっ…んんっ…ぅあっ……ぁっ…あっ‥んぁっ……ぁあっ‥んんんっ…んぁぁあっ!』 ビクンっと体を反らしルミはイってしまった。 ヌチャッ…… ツカサがペニスバンドを抜くと、ルミは自分の体を支えられなくなり、ガクンッとその場に座り込んでしまった。 ツカサはペニスバンドを外し持っていた袋の中にしまった。 「じゃぁ、先戻るから。ルミはその火照った顔で戻ると怪しまれるかもよ?」 そう言ってツカサはトイレを後にした。 お昼を終えるチャイムが校内に響いていたが、 ルミはトイレの個室の中で放心状態で座り込んだままだった。 瞳からは涙が溢れていた。
(もぉ耐えられない!でもどぉすれば…カオリ先輩に言ってしまおうか…でも……) ルミは悩んでいた。 誰にも言えない…その苦しさはルミには耐えられなかった。 好きでもないツカサに体を弄ばれ、それでも体が反応してしまう自分自身にも苦悩した。 そして誰にも言えないまま2週間が過ぎた。 昨日ルミは放課後の科学室で、またツカサに体を弄ばれた。 言うことを聞かないと、乱暴されるのを分かっていたルミは、抵抗しなかった。 ツカサに抱かれているとき、ルミは心の瞳を閉じた。 行為を終え、ルミは制服を直しているとき、ツカサがいつものように先に教室を後にしようとした。 ルミはツカサの背中に向かって、 『カオリ先輩に言いますから!』 ルミの最後の手段はそれしかなかった。 「好きにすれば」 ツカサは振り返り笑いながら、あっさりそう答え教室を出て行った。 (カオリ先輩はルミの見方だって言ってくれたもん……) 「そろそろだな……」 ツカサは誰もいない放課後の廊下を歩きながら呟いた。 ルミはカオリに言おうと決意したのだった。 (今日言おう!ツカサ先輩はカオリ先輩の友達だけど、もぉこのままされるがままなんて耐えられない!) 「ルミちゃん?」 『………』 「ルミちゃん!」 『へ?……ぁっ!…はい(汗)』 「(クスクス)どぉしたの?ボーっとして」 『……(照)ぃぇ…ちょっと考え事をしてて』 カオリと2人で通学路を歩きながらルミは昨日のツカサとのやりとりと、自分の決意したことを考えていた。 『カオリ先輩…』 「ん?何?」 『今日って部活ないですよね?放課後話したいことがあるんです…空いてますか?』 ルミは真剣な顔で聞いた。 「大丈夫だよ。じゃあ学校終わったら昇降口で待ち合わせしようね」 カオリは笑顔で答えた。 そして放課後、ルミは一足先に昇降口でカオリが来るのを待っていた。 ルミは少し緊張していた。 「おまたせルミちゃん」 カオリが走りながらルミのもとにきた。 「どこで話す?」 『あまり人がいない所がいいです…』 ルミは誰かに聞かれたくないのでそう答えた。 「そっか。じゃあ家でいい?」 『はい』 2人は肩を並べカオリの家に向かった。 (怯むなルミ!あんなことはもぉ終わらせるんだ!) ルミはそう自分に言い聞かせカオリの隣を歩いていた。
カオリの家に着き、ルミは初めてカオリの家に来たときに座らされたソファに座っていた。 「とりあえず飲み物入れるね。今日はご飯食べていってよ」 カオリはルミに笑顔を向けた。 しかしルミは深刻な顔をしていた。 「なんだか今日は元気ないね…ずっと上の空みたいな感じだよ?」 『ぁっ…いえ……ごめんなさい』 「私は笑顔のルミちゃんが好きだなっ」 ルミは顔を赤くした。カオリも少し頬が赤くなっていた。 (いけないいけない。気付かない間にそのことばかり考えちゃって…) カオリは夕飯のレシピを決める為に冷蔵庫などの食材をチェックしているようだった。 「あっ…紅茶もコーヒーも切れてる…あと夕飯の材料もこれじゃあ足りないな……ちょっと買出し行ってきていいかな?」 『私も一緒に行きます』 一人で行かせるのは申し訳ないと思った。 その時、 ピンポーン インターホンが鳴った。 「誰だろ…ちょっと待っててね」 カオリが玄関の方に向かって言った。 「あれっ、どぉしたの?」 「いや、暇だったからさ…ダメだった?」 「そんなことないよ。とりあえず上がってよ」 玄関の方から聞きなれた声が聞こえた。しかしそれはいつもの強気な声ではなく、丸腰だった。 そしてその声がリビングに入ってきた。 「ルミちゃん。なんかツカサが来ちゃって」 『ぇっ…』 ルミの体は硬直した。 「だから夕飯ツカサも一緒でいい?」 ルミは何て答えればいいかわからなかった。 するとカオリはルミの耳元で、 「話しはツカサが帰った後から聞くからさ♪」 と小声で言った。 ルミは何も言えなかった。 「邪魔だったかな…?」 「ちょっとね……なんてうそうそ♪私ちょっと買出し行って来るから2人で待ってて」 ルミは焦った。 『先輩!私も行きます』 ルミは立ち上がろうとしたが、 「いいから!ツカサと話でもしてまっててよ」 と言い残し、部屋から出て行ってしまった。 ルミは黙り込んでいた。 ツカサも黙って窓辺に立ち外を眺めていた。 (どぉしよ……でもカオリ先輩の家だし、先輩早く帰ってきて!!) そんなこと思っていると… 「カオリの家になにしにきたの?」 ツカサが口を開いた。 『ツ……ツカサ先輩には関係ないことです!』 ルミは硬直してソファに座っていた。 するとツカサはルミに近寄ってきた。 そして、ルミの隣に座りいきなりルミの顎を掴むと、 「今日カオリにこのお口が私のことを言いつけに来たんじゃないの?」 『はっ……離してくださいっ!』 ルミはツカサの手を払い退けた。 すると… パシンッ! 左頬に平手が走った。 ルミはソファの背もたれに倒れこんだ。 そしてそのままルミの上に覆いかぶさり、ルミの両手を押さえつけた。 『何考えてるんですかっ…やめて下さいっ!』 「今日は抵抗するんだ。昨日は大人しかったのにね…カオリ帰ってきちゃうかな…でもそしたら見せ付ければいいか」 ツカサは冷酷な笑みで言った。 そして初めてルミを襲った時のように、ルミのワイシャツを思い切り破った。 この人は本当にカオル先輩に見せ付けるつもりなんだ…ルミはツカサが考えていることが尋常ではないと、震え上がった。 『ぃ…いやだ……やめて先輩……お願い…』 ルミは涙を溜めて懇願した。
チュパッ…チュッ……レロッ… クチュっ…ヌチュッ……クチッ‥グチッ…… 『んっ…はぁっ‥あっ……やめっ‥て……おねが…いっ……ふぁっ…ぁんっ……』 カオリの部屋の中は、ツカサがルミの乳首を舐める音と、 パンツの横から、愛液が絡みついた指で入り口からクリトリスをなぞる音、 そしてルミの喘ぐ声が絡まっていた。 「やめてって…まだ始まったばっかりじゃん」 ツカサはいつもの様にルミの両手を封じていた。 ルミはこの人は支配するのが好きなんだと思っていた。 「下のお口からはこんなにダラダラと……いやらしい…」 そう言うとルミのパンツを脱がせた。 そしてルミの秘部に舌を這わせた。 『んぁっ…せん‥ぱいっ……やっ‥だぁっ……っぁ…ぁあっ‥ふっ……ぅんっ…』 「嫌嫌って、こんな感じてるじゃない」 すると… カリッ… 『んぁぁああっ!』 ツカサはクリトリスに歯をたてた。 瞬間ルミは体を反らし、ぐったりと果ててしまった。 「んふっ。もぉイっちゃったの」 まだクリトリスがヒクヒクしているルミの秘部に指を2本入れてきた。 『んぁあっ……んんっ…ぁっ‥ぁっ…ふぁっ……ぁあっ…』 「まだまだだよ…」 そしてツカサはまたクリトリスを舐めだした。 『ひぁあっ……そっ‥そこは……んんっ‥まだっ…だめぇっ……ぅぁっ‥ぁっ…ああっ……』 溢れ出す愛液とツカサの唾液が混ざり、お尻を伝いソファが濡れていた。 「こんなグショグショにして…」 ツカサは指を曲げルミのGスポットを刺激してきた。激しく膣(なか)をかき回しながら…… 『ぅあっ……そ‥んな……んっ…はげっ‥しい…よぉおっ……ダメぇっ…ゃっ…ふぅんっ……ぁっ…ああっ……』 「イっちゃうかしらね……」 そう言うとツカサはクリトリスから口を離し、指を抜いた。 「四つん這いになりなさい」 指で口元を拭きながら言った。 『………』 「殴られたい?早くしなさい」 ルミは四つん這いになった。 するとまた指を入れてきた。 『はんっ……んっ…ぁあっ…あっ……ぁんっ‥んんっ……』 「私ね四つん這いにさせるの好きなのよ」 そう言いながら激しくかき回した。 「だって……獣みたいで美しいぢゃない」 『はぁっ……んあっ…んっ……はっ‥んっ……ぁあ…」 ルミは体の中から何かが込上げてくるのを感じた。
グチュっ……グチッ…クチャッ…クチュッ……ヌチッ‥ヌチャッ…… 「そんな締め付けちゃってもぉイきそうなの?大分イきやすくなってきたね」 『ふぁっ……もっ…やっ……ぅあっ…はっ…はぁっ……んっ…んんっ‥んあぁっ……あっ…あっ…ああっ…ぅぁああっ!』 体をびくつかせながらルミは果ててしまった。 力尽きてうつ伏せのまま肩で息をしていた。 ルミの顔とソファはグシュグシュに濡れていた。 ガチャッ…… 「ただいまぁ〜」 カオリが帰ってきてしまったのだ。 ルミは声の方にうつ伏せのまま振り返った。 カオリが立っていた。 ルミは制服が乱れ、スカートがまくれ、太ももには愛液が伝っていた。 ツカサはソファの横に立ち壁に寄りかかっていた。 カオリは買い物袋を持ったまま立ち尽くしていた。 『ぁ……カオリ先輩……これは……』 するとカオリは静かに歩き出しキッチンに向かい買い物袋を置いた。 (カオリ先輩に見られた……もぉここで全てを話すしかない……) 『カっ…カオリ先輩!私は……』 するとカオリはその言葉を遮るかのように… 「ツカサ……また泣かせちゃったの?」 とツカサの方へ振り返り目を向けた。 「しょうがないじゃない。抵抗するんだから」 『ぇ……』 ルミはカオリとツカサの会話が理解できなかった。 するとカオリはルミに近づきルミの顔の目の前でしゃがみこみ、ルミの頬に手を当てた。 「ルミちゃん……気持ちよかった?」 カオリは微笑んでいた。 だが、いつもの優しい笑みとは少し違った。 ルミはカオリの目を見つめたまま、何も答えられず硬直していた。 「案外気持ちよすぎて泣いてるのかもよ?」 ツカサが笑いながら言った。 「フフッそぉかもね」 カオリが答えた。 『カ…オリ……先輩?』 ルミがやっと口を開けた。 「あらっ…ソファ汚しちゃって……拭かなきゃね」 カオリは立ち上がりタオルを持ってきた。 『カオリ先輩?』 ルミはそれしか言葉が出なかった。 「ルミちゃん…私はね……初めて貴方が犯された時から今までずっとずっと我慢してたのよ……  貴方に触れるのをね………とても辛かったわ、  貴方の可愛い姿をビデオの映像でしか見れないなんて…どんなに我慢したかわかるかしら?……  でもやっとこの時がやってきたのよね。」 『先輩…何言ってるんですか……』 「まだわからないかしら?貴方と私が出会ったときから、これは計画されていたの。そぉ……貴方が痴漢された時からね」 カオリは微笑んでいたが、いつもの優しいカオリ先輩はもうそこにはいなかった。
……グチュ‥クチュ…クチャ……クチュ…… 部屋には卑猥な音が響いていた。 『ふぁっ…んっ…ぁっ……ぁあっ‥んぁ……』 そこには2人の愛撫に反応しているルミの姿があった。 「んふっ…そんな可愛い顔しちゃって、あの頃とは大違いね」 カオリが言った。 「ホントにルミは変わったね、もっと感じていいのよ……ホラッ」 ツカサも言った。 『…ぁっ……カ‥オリ…せん‥ぱい…んっ……ツカサ…せんぱ……いっ‥ぃいっ…気持ち‥いいよぉぉお!』 ルミは変わった。そうあの日から……… 『……カオリ…先輩……』 「どぉしたの?そんな顔して」 ルミは状況が把握できずに固まったままカオリを見ていた。 するとカオリはルミの顔を両手で包み込み… チュッ…… 「フフッ…可愛いルミちゃん」 カオリからの口付けを受けさらに放心状態だった。 「あ〜あ、私ができなかったキスをそんなさらりと…」 ツカサが呟いた。 「ここは私だけのものよ…」 そお言いながらルミの唇に指を押し当てた。 そして指で体をなぞりながら…… 「この小さい胸も…細い体のラインも…」 『んっ』 滑らかに撫でるカオリの指に思わずルミの体は反応した。 「綺麗な足も…張りがあって柔らかい内股も…そして…いっぱい溢れるいやらしいココも……」 ルミの入り口からクリトリスをスッっとなぞった。 『あっ』 「やっと触れられるわ。その可愛い声も私の手で鳴かせられる」 そして…… クプッ ルミの膣(なか)に指を入れた。 『ああっ』 「フフッ、そんな焦んなよ」 「そうね」 指を抜いた。 「じゃあまずは……ルミちゃんとツカサの絡みでも見物しようかしら」 『ぇ……』 「やっと触れるのにそれでいいの?」 ツカサが言った。 「うん。これからいくらでも触れられるしね」 「そぅ」 「ここじゃ何だから、ベッドがいいかな。ツカサ、ルミちゃんを運んでちょうだい」 カオリは先にベッドルームに入っていった。 「はいはい」 ツカサがルミに近づいた。 『ぃ…や……いやだ……』 ツカサはルミの腕を掴み引っ張った。 『やだやだやだぁぁあ!』 ルミは抵抗し、腕を振り解こうとした。 ルミの嫌がる声を聞きカオリがベッドルームから出てきた。 「どぉして嫌がるの?ツカサはちょっと手荒だけど気持ちよかったでしょ?」 ルミの瞳から涙が溢れていた。 『どぉして…どぉしてこんなことするんですかっ』 カオリはその言葉を聞かずに、 「ツカサ早くして」 とベッドルームに戻っていった。 「あんまり手こずらせないでくれる?」 ツカサがルミを睨んだ。 『やだぁぁぁああ!』 ルミが泣きながら叫ぶと… ドスッ…… ルミのみぞおちにツカサの拳が入った。 『ぐぅっ…』 ルミの意識が遠のいた。 ツカサは小さなルミの体を持ち上げベッドルームへ運んでいった。
ドサッ…… ツカサはルミをベッドの上に置いた。 ルミは上手く息ができずに苦しんでいた。 「また乱暴してぇ」 「だってしょうがないじゃない。あと乱暴にするのが好きなのよ」 「フフッ貴方って歪んでるわ」 「人のこと言えないんじゃない?」 「そうね…そうなのよ。ねぇルミちゃん、私たち普通じゃ満足できないの。だからこうゆう結果に繋がったわけね」 ベッドに横たわっているルミの傍に座り顔を覗きこんだ。 ルミの唇にカオリの唇を重ねた。 最初は優しく、そしてルミの口内に舌を絡めてきた。 『んっ……ふぁっ』 「やっぱり可愛い……」 そして1枚ずつルミの制服を脱がしていった。 『ゃっ…やめて…ください』 「そんなに恥かしがらないで、ルミちゃんの綺麗な体が見たいの」 ルミを全裸にした。 ルミは両手であらわにさらけ出された自分の体を隠した。 「じゃあ始めようか。ツカサ可愛がってあげてね。でも乱暴しちゃだめよ。可愛い顔が台無しになっちゃうから」 「分かったよ…でも抵抗されるとさぁ〜…」 「これ使って」 とカオリはツカサにロープを渡した。 「でも両手だけよ」 「はいはい」 そう言いながらルミの上にまたがり、馬乗りになった。 ツカサがルミの両手を縛ろうとしたが、ルミは抵抗した。 『やだっ…こんなのやだ』 「カオリぃ〜…」 いつもなら暴力でおとなしくさせるのだが、それができずツカサは困った。 「もぉっダメねぇ〜」 カオリがベッドの横に置いておいた椅子から立ち上がり、ルミの頭の方へ近寄った。 「ごめんねルミちゃん」 そう言うとツカサがルミの両腕を頭の上にあげて押さえつけ、カオリがロープで縛った。 『ぅっ……ぃやだぁ…こんなことやめてください』 ルミは泣きながらカオリに懇願した。 「言ったでしょ。私たち普通じゃ満足できないって」 カオリは立ち上がり椅子に戻り腰掛けた。 「じゃあ始めて」 カオリがそう言うとツカサは片手でルミの腕を押さえ、ルミの乳首を口にふくんだ。 『ぁっ…やだっ……くっ…』 「どぉせさっきので下はまだビショビショなんでしょ…」 そう言いながらツカサはルミの下半身に手をもっていって、指先で内股を遊んだ。 『んっ…ふぅっ……ぅんっ…』 ルミはその快感を拒絶するように下唇を噛んで堪えていた。 「そんな声我慢しないで」 カオリが横から口だしした。 「これから我慢もできなくなるでしょ」 ツカサは笑いながらそう言って乳首を丹念に舐めまわした。 そしてルミの秘部に指を押し当てた。 『ふぅっ……ぅっ…ん……』 「我慢できないようにしてよ。私ルミちゃんの淫らな姿が見たいわ」 「はいはいカオリは我儘だなぁ」 そう言ってツカサは少し強めの力でルミのクリトリスをなぞりあげた。 『ひゃぁあん』 「そうそうそんな感じ♪」 カオリは喜んだ。 ツカサは指を止めずに愛撫し続けた。 『ふぅっ…んっ……ぁっ……んっ…』 ルミの体は心とは別に反応していた。
クチュ…クチュ‥グチャッ…グチッ……クチャッ…… ルミの膣(なか)にはツカサの指が2本入り、ねっとりとかき回されていた。 『んっ……ふぁっ…ぁっ‥んぁっ……ぁっ…ぁあっ……』 「声もいい感じになってきたね♪とりあえず1回イかせてみてよ」 カオリがそう言うとツカサは激しく指をかき回してきた。 『んぁあっ…ぁっ…ぁあっ……ゃっ…んっ‥んんっ……』 初めて生でルミのイく姿が見れるカオリは、少し興奮して立ち上がりベッドに座りルミの顔を覗きこんだ。 「ねぇ…イきそう?いいのよ…」 そう言ってルミの唇に舌を絡めてキスをした。 『んぁっ…ふゎぁあっ……んんっ…んっ‥んぁっ…ふぁっ……んんっ…んっ…んぁっ……んぁぁぁあっ!』 ルミは体を反らしびくついて、くてっと力尽きた。 「やっぱ映像より本物の方がもっと可愛いっ。大好きよルミちゃん」 チュッ… 無邪気にキスした。 〔大好き〕と言われ、こんな状態で喜べないはずのルミだったが、少し胸が熱くなるのを感じた。 ツカサはそんなルミとカオリの姿を見てフッっと笑いながら、ルミの秘部に舌を這わせようとしたが、 「待って!舐めちゃだめよ。ルミちゃんの愛液がツカサのよだれで味が濁っちゃうじゃない。そこの味、私ちゃんと味わってみたいのよ」 「もぉカオリ我儘すぎだよ」 ツカサがすねたように言った。 「やっとの念願なんだから今日は見逃してよ。ねっ?」 カオリは上目遣いでツカサにねだった。 「…しょうがない。今日だけだよ」 「ありがとう!」 カオリは笑顔で無邪気な子供のように答えた。 「ぢゃあ次はカオリの攻めでも見物させてよ」 ツカサはカオリが座っていた椅子に腰掛けながら言った。 「フフッいいわよ」 そう言うとカオリは立ち上がり、椅子の後ろにある箪笥の1番上の引き出しから箱を取り出した。 ルミは初めて受けるカオリからの愛撫に、恥かしさと緊張感が込上げてきた。 「まずは何からしよっかな〜♪始めはこれねっ」 蓋を開けとり出したものはアイマスクだった。 「これでルミちゃんの体をもっと敏感にするの」 と言いながらルミに目隠しをしようとした。 ルミははっきりとした態度ではなかったが、少し顔を赤らめアイマスクをすることに対し、顔で嫌と語っていた。 「大丈夫だよ。痛いことはしないからさ」 そう言ってルミの視界を奪った。 そしてルミの首筋や胸、内股など指でそっと触りだした。 ルミは視界を奪われ他の五感が敏感に働き、いつも以上に体が反応した。 『ぅぁっ…ふっ‥あっ……ゃっ…んっ…』 ルミはカオリに攻められてるのと、思った以上に感じてしまう自分が恥かしくなっていた。 「ふふっ…こんなに敏感に反応して…嬉しいわ。でもまだまだよ」 次に取り出したのはローターだった。 ヴーー スイッチを入れ、ルミの乳首にそっと当ててきた。 『ぁんっ…ぁっ‥ぁあっ…』 ルミの体は振動に体をビクッとさせた。 カオリはローターを乳首に当てながら、顔をルミの秘部へと近づけた。 ルミは自分の恥かしい部分がカオリに見られていることに気付いた。 『ぁっ…せん‥ぱい……ぃやっ…んっ‥はんっ……みな…いでぇぇ…ぁあっ』 「凄い……こんなに溢れて…美味しそう…」 カオリは興奮している様子だった。 ルミは敏感な部分を見られているだけで、秘部がジンジンと熱くなるのを感じた。 そして乳首に当てていたローターを離すと、ルミの膣(なか)へと押し入れた。 クプッ…… 『ひゃぁっ……んぁっ…んんっ…』 「アハッ、いっぱい溢れてきた」 そう言うとルミの滴る愛液をすくい取るように秘部に舌を這わせた。 『ぅぁあっ……せんぱいっ…だめっ…あっ……ゃんっ‥んぁっ……ああっ…』 そして指でクリトリスを剥き出しにした。 『んぁあっ……ゃっ…あっ‥ああっ……んんっ』 強い快感に耐えられずルミは体をビクビクと震わせていた。 そして剥き出しにしたクリトリスを吸い上げた。 『ぁぁああんっ!』 「まだまだだよ」 イってしまったルミを見下ろしながら、カオリは手の甲でルミの愛液でベトベトに濡れた口元を拭きながら笑っていた。
カオリは膣(なか)に入れたローターを抜いた。 『ぅぁっ…』 そしてルミの両足を大きく開こうとした。 『ぃ…やぁっ…』 ルミは足を閉じようと力を入れた。 するとカオリは… 「ツカサ…手伝って」 ツカサの方に目を向けた。 「おっけい…」 ツカサは立ち上がりルミの体を起こし、後ろから抱え込むように足を持った。 そして一気に両足を大きく開いた。 『ゃっ……いやっ…だめっ!見ないでぇ!』 ルミは恥かしさの余り泣き出した。 アイマスクから涙が流れて出た。 「あ〜あカオリ泣かせちゃったよ」 「ツカサちゃんと持っててね」 そう言うとカオリはルミのアイマスクを取った。 『ぅぅっ…ヒック…ふぇっ…』 カオリはルミの顔覗きこんだ。 「泣き顔も可愛いわ…」 『カオリ…ヒクッ…先輩…やだよぉ』 ルミはそう言いながら大粒の涙を流した。 カオリはルミに口付けをして微笑み、何も言わずに大きく広げられあらわになったクリトリスにローターを当てた。 『ひゃぁああんっ!やっ…あっ…そこは……まだ…だめぇっ…ぁぅっ…ふぁっ…ぁああっ……』 イったばかりで敏感になりすぎているクリトリスに当てられているローターは、耐えられない程の快感だった。 カオリは容赦せずルミの膣(なか)に指を2本入れて激しくGスポットを刺激してきた。 『ぅわあっ……やっ…ぁうっ…だっ……だめっ‥もぅっ…こわれ‥ちゃうよぉおおっ!』 プシィッ…… 透明な液体が飛び散りカオリの制服を濡らした。 ルミは目が虚ろになりながら、ビクビクと体をびくつかせていた。 どうやらルミは膣(なか)とクリトリス一緒にイってしまったらしい。 ルミの秘部はヒクヒクと脈打っていた。 「まだまだ♪次は四つん這いね」 カオリは楽しんでいた。 ツカサはくてっとしたルミの体を持ち上げ、うつ伏せに寝かせ膝をたたせた。 そして椅子に戻った。 ルミの足はガクガクと震え、自分の体を支えるのでいっぱいいっぱいだった。 溢れた愛液が太ももを伝った。 それをカオリが指ですくい上げ口にふくんだ。 「ンフッ…ちょっとしょっぱい」 そう言うとカオリは体を低くしてお尻に顔をもっていき、アナルを舐めだした。 するとルミはビックリして意識をハッキリとさせた。 『ゃっ…先輩っ…んっ…そこは‥ゃめっ……てっ…』 「どぉして?快楽を追求しなきゃ。ちゃんと痛くないように解してあげるから」 カオリは最初優しくアナルを舐め回した後、舌をキュッと硬くしルミのアナルの入り口を出し入れした。 『ぅっ……せん…ぱい…変な……感じ‥するよぉお……』 「大丈夫だよ」 カオリは顔を離し例の箱からローションを取り出した。 そして指に付け、ヌルヌルとアナルを指で解しだした。 『先輩っ…ゃだっ……何かっ‥気持ち…悪……』 「じゃあ気を紛わせる為にこっちも触ってあげるわ」 そう言うとカオリは中指を膣(なか)に押入れ、親指でクリトリスを優しく弄った。 『ふぁっ…あっ…んっ……んぁっ…』 「こうした方がよく解れてきたわ」 カオリは人差し指を第一関節までアナルに入れ、クリクリと中をかき回した。 『ぅあっ…んっ…だめっ……』 「大丈夫、徐々に解れてきてるから」 そして第二関節まで指を押し込んだ。 『ゃっ…だぁっ……ぅっ‥あっ…』 「そんなこと言って…おマンコからいっぱい溢れてきたよ?ココの処女は私のものね」 そう言うと一気に指を奥まで押し入れた。 『ぁあああっ…ぅぅっ……ぅぁっ…』 「悶えるルミちゃんも可愛いわ。それにアナルも大分解れてきたしねぇ」 人差し指が入ったアナルを少し引き出し、入り口に中指を押し当てた。 『やっ!先輩……』 ルミが止めようと言いかけた瞬間、 ズプププ…… カオリは中指も容赦なく押し込んだ。 『ぅぁあああっ!ぅうううっ……苦しいっ』 ルミは悶えながらハァハァと肩で息をしていた。 それを見ているカオリはゾクゾクと快感が体を走った。
『ぅっ……ぅぁっ…ぁあっ‥ゃだぁ……ぅぅっ…はぁっ……』 「ホラ、力抜かないとダメだよ」 カオリはアナルに入れた人差し指と中指をゆっくり出し入れしていた。 ルミは初めての感覚に身悶えていた。 初めてのソコは決して気持ちいいとは言えないが、ルミの秘部からは糸を引きながら愛液が滴っていた。 「大分いい感じだよぉ♪」 そう言いながらカオリはアナルから指を抜いた。 『ぅぁぁっ……』 そしてまた箱から取り出した。そのモノはバイブより細めに造られたアナルバイブだった。 ルミはどうなるか予測できないそれを見て不安になった。 カオリはアナルバイブの先端にローションを付け、ルミのアナルの入り口に押し当てた。 『先輩……もぉやめて…お願い‥許してくださいっ』 「フフッ、ダメよ」 笑いながらそう言うと、一気にアナルバイブを押し込んだ。 『んぁぁっ』 そしてカオリはアナルバイブのスイッチを入れた。 すると、ウィンウィンと音をたてながらルミのアナルの中をうねり始め、それと同時にカオリはアナルバイブを出し入れし始めた。 『ぅあああああああっ!』 ルミは悲痛の叫びをあげた。 『んぁああっ…ああっ…うううっ……』 ルミは悶えていると秘部に何かモノが当たった。 それは太めのバイブだった。 『先輩っ…だめっ!ぅぁあっ…ううっ…』 カオリはルミの言葉に何も答えず、ルミの膣(なか)にバイブを押し込んだ。 『ぃっ…やああああああっ!ああああっ……』 カオリは容赦せず両方のバイブを交互に出し入れし始めた。 膣とアナルの薄い皮をゴリゴリと擦れる今までにない激しい感覚に、ルミの体は仰け反り、涙を流しながらヨダレを垂らしていた。 「はぁっ、素敵……」 カオリが思わずため息を漏らした。黙って見ていたツカサも同じ様子だった。 カオリはそんな様子のツカサに気付いた。 「ツカサ…貴方もそろそろまた攻めたくなってきた?」 微笑みながらツカサに目を向ける。 「それもそうだけど…カオリ……あんたもとんだ変態ね」 笑いながら言った。 「フフッ、でも素敵な光景でしょ?ツカサ…アレ付けてきてよ。いつもツカサがルミちゃんを悦ばせる道具♪」 「いいわよ……」 ツカサは立ち上がりベッドルームから出て、自分の鞄の中からそのアレを取り出した。 「じゃあルミちゃんはそろそろイってもらおうかな」 カオリがそう言うと激しくバイブとアナルバイブをかき回してきた。 『ぅぁああっ…ああああっ……ひぁああっ……』 ルミの体はその快感と言えるような言えないような感覚に耐えられず悶えていたが、体の中からは何か込上げてくるモノを感じていた。 「さぁ、いつでもイっていいのよ」 『んんんっ……やああっ…んああああああっ……ダメッ…だめぇえええええっ!』 ビクンと体を反らすと言うよりは上半身を起こし、体を痙攣させながらルミは果てた。 カオリは両方のバイブを抜いた。バイブにはルミの愛液で恍惚と濡れていた。 『ぅぁっ……ヒクッ…はっ‥はぁ…ヒック……』 「まだまだくたばっちゃ困るわよ……」 ルミの顔を覗きこみカオリはおでこ、頬、そして唇にキスをした。
ツカサはペニスバンドを着けドアに寄りかかって立っていた。 カオリも同様にペニスバンドを着けている様子だった。 「ツカサスカート脱がないと汚れるわよ?」 「いいの。私は基本脱ぎたくないからね」 カオリは「そう」と答えながらスカートのチャックを下ろし、足元に落とした。 ルミはベッドにうつ伏せのままハァハァと肩で息をしたまま動かなかった。 「ルミちゃん。起きて……」 瞳が虚ろになっているルミの体をカオリが四つん這いのまま起こすと、 目の前にシリコンでできたペニスバンドがルミの視界いっぱいにあった。 目の前に立っていたのはつかさだった。 「舐めなさい」 ツカサが言った。ルミは口を固く閉じフルフルと首を横に振っていた。 するとルミの顔にツカサの手が伸びてきた。 ルミは思わず殴られると思い、歯を食いしばり瞳をきつく閉じた。 ツカサはその様子を見てフッっと笑うと、ルミの鼻をつまんできた。 最初はキョトンとツカサの顔を見ていたが、鼻で息ができなくなったルミはプハッっと口を大きく開けた。 その瞬間ツカサのペニスバンドがルミの口の中に押し込まれた。 『クハッ……ンンッ…うぁっ……』 ツカサはルミの頭を抑え、腰を振った。 そして、後ろから腰を掴まれたと思ったらカオリは何も言わずに、ルミの膣(なか)にペニスバンドを押し込んだ。 『ぅはっ…ぅぅっ……ぁぅっ…くっ……』 ルミは口をペニスバンドで塞がれている為苦しそうだった。 クチャッ…ヌチャッ……クチッ‥グチャッ…クチュッ…… 上のお口と下のお口からは同じような艶かしい音がしていた。 『ぅぅっ……くはっ‥んん……んぁ……』 ルミの両方の口からはダラダラと液体が滴っていた。 カオリの腰の打ち付け方はツカサとは違い、滑らかにしかし激しくルミの奥まで打ち付けた。 「この光景もいいけど、ツカサそのままじゃつまらないでしょ?」 カオリが笑いながら聞くと、 「そうねぇ……」 そう言いつつルミの頭をグッっと手前に押した。 『グハッ…ケホ…ゲホッ…』 ルミはペニスバンドを吐き出し咽ていた。 その光景を見つつツカサは、 「こぉゆうのは好きだけど」 と笑いながらカオリの方を見た。 「私のルミに乱暴しないで!」 カオリが口を曲げて怒った素振りを見せた。 「カオリの行為も十分酷いと思うけど?」 ツカサは笑いながら言い返した。 カオリはルミの膣(なか)からペニスバンドを抜いた。
「どうして抜いちゃうの?」 ツカサがカオリに問いかけた。 「ツカサももっと楽しみたいでしょ?」 そう言いながらカオリはルミの体を起こし、ベッドの中心からずらした。 「ツカサはそこに寝て」 ツカサはカオリに言われた通りにベッドに寝た。 「ルミちゃん。ツカサにまたがって自分で膣(なか)に入れなさい」 『ぇ……』 ルミは躊躇っていた。 「早くするの。ツカサから酷くしてもらっちゃうよ?」 その言葉を聞き、ルミはゆっくりとツカサにまたがり、ツカサのペニスバンドの根元を持ち、ゆっくりと腰を下ろした。 『ぅ…ぅぁっ……』 「いい子♪そのまま上半身もツカサの方に倒して、腰を上げなさい」 ルミはカオリの言うとおりにした。 カオリはルミの腰を掴み、ペニスバンドをアナルの入り口に押し当てた。 『…………』 ツカサもルミの体に腕をまわし、カオリと手を重ねる様にルミの腰を掴んだ。 ルミは黙って抵抗する言葉も口にしなかった。 ルミの体は壊れ始めていたのだ。膣(なか)とアナルを一緒に攻められたあの感覚を、もう1度味わいたいと密かに思っていたのだった。 「入れるわよ…」 『はい……』 「あれ、どぉしたの随分従順じゃない」 ツカサは笑いながら目の前にあるルミの顔を覗いた。 その言葉にルミは何も答えず、目も合わせることをしなかった。 ズプププ…… 『ぅぁああっ……あああああっ……』 ルミは口を大きく開き喘いだ。 そして、ツカサとカオリはルミの中へと腰を打ちつけた。 グチャッ…クチュ……グチュッ‥ヌチャッ…グチッ……クチュッ…… 『あああああっ……んぁああっ……はぁっ…ぁぅ‥ああああんっ……』 前とは違いルミの喘いでいる表情は悦んでいるようにも見えた。 カオリ「凄く乱れていて素敵よ、ルミちゃん」 ツカサ「やっぱりルミは淫乱だね」 カオリ「気持ちいいでしょ?」 ツカサ「気持ちいいなら気持ちいいって言いなさい」 『ゃっ…そんなっ……ああああっ……恥かしっ…ゃぁあっ……』 するとカオリとツカサは動きを止めてしまった。 カオリ「言わなきゃダメよ…このままやめちゃうよ?」 ツカサ「『気持ちいいです。もっと突いて下さい』って言いなさい」 ルミは躊躇ったが、もっとしてほしかった。 『ぁ……気持ち…いい‥です……もっ…もっと……突いて…くだ‥さい……』 その言葉を聞いた瞬間、カオリとツカサは激しく突いてきた。 『ぅぁああっ…ぃっ……いいっ…ぁっ…ああああっ……』 ルミは我を忘れていた。 「ホラッもっと言いなさい」 ツカサはそう言いながら激しく腰を打ちつけてきた。 『あああっ……ツカサ‥せんっ…ぱいっ……はぁぁあんっ…きっ…気持ちいいっ‥ですっ……  カっ…オリ……せんっぱい‥もっ…ああっ…もっと…突いて……くだ…さいっ……』 「ンフッ、可愛いっ♪」 そしてカオリも激しく腰を打ちつけてきた。 グチャッ…クチッ……クチュッグチュッ…ヌチュッヌチャッ…グチャッグチュ…… 『ぅぁあああんっ……ああああっ‥ふぁっ…んぁああっ……』 ルミの秘部からはダラダラとだらしなく愛液が流れ出ていた。 ルミは絶頂を迎えようとしていた。 それに気付いたツカサが、 「イくときは、イくって言うのよ」 『ふぁあああっ……もっ‥もぉ…だめぇええっ…ぃっ‥ちゃぅっ……あああっ……』 「いいわよ」 カオリが答えた。 『ああああああっ…ぃくっ……ぁあああっ…いっちゃう……ぅぁあああああんっ!!』 ビクビクを体を反らし痙攣させていた。 そしてそのままツカサに被さるように倒れこみ果ててしまった。 カオリとツカサはペニスバンドを抜き、ツカサに覆い被さったままのルミの体をそっとベッドに寝かせた。 「今日はこんなもんにしといてあげましょ」 カオリが言った。 「そぉね。これからの楽しみをとっておかなきゃ」 ツカサがそう言うと、カオリはルミの顔に近づき、 「良かったよ、ルミちゃん♪」 そして頬にキスをした。 「あれ?ルミちゃん寝ちゃってる〜」 「疲れたんでしょ。そっとしといてあげよ」 そしてツカサとカオリはベッドルームから出ていった。
『……んっ………ふぁ……』 ルミは目を覚まし上体を起こした。 ルミの膣(なか)とアナルはジンジンと脈打っていた。 そのことからカオリとツカサから受けた行為を思い出していた。 (……とりあえず何か着なきゃ…) しかしルミの制服がなかった。その代わりにベッドの横の椅子の上にパジャマが置いてあった。 (…着ちゃって平気だよね……) ルミはパジャマに袖を通し、少しドキドキしながらベッドルームから出た。 「あっ、ルミちゃん。目覚めたのね」 リビングには、カオリとツカサが夕ご飯を食べていた。 近寄ってきたカオリはいつもの優しいカオリ先輩だった。 「ここに座って。今ご飯持ってくるからね」 そう言って椅子に座らされた。 斜め前にはツカサが座っていて、ご飯を食べ終えた様子だった。 チラッとツカサの方へ目を向けると、目が合ってしまった。 ツカサは何も言わずルミに微笑みかけた。 その微笑は今までにない優しい笑顔だった。 ルミは今まで沢山酷いことをされて、あんなに憎んでいた相手だったのに、顔が赤くなってしまい、目を逸らして俯いた。 するとツカサが口を開いた。 「体、大丈夫?」 優しい口調でルミに話しかけた。 『ぁ……はい……』 ルミは俯いたまま答えた。 (……何で私ドキドキしてんの!!?) 「はいルミちゃん、食べて♪」 ルミの目の前にカオリが作ったオムライスが置かれた。 そしてカオリはルミの隣の椅子に座った。 『おいしそう……頂きます』 ルミは2人の視線を気にしながら、オムライスを口にした。 「どぅ?おいしい?」 横からカオリが顔を覗いた。 『おいしいです』 ルミがどぎまぎしながら答えると、 「カオリの作る料理は美味しいからね」 ツカサも肘をテーブルにつけ、ルミを見ていた。 2人の視線が自分に向けられているのが恥かしくなり、ルミは固まっていた。 「フフッ、ルミちゃん可愛い。さっきも最高だったよ」 ルミは顔を真っ赤にして俯いてしまった。 「ツカサも良かったよね?」 カオリがツカサに目を向けた。 「ああ」 ツカサは優しかった。 カオリもいつもの優しいカオリ先輩だった。 ルミはそんな2人にドキドキしていた。 するとカオリがルミの顔を両手で包み自分の方へ向けると、 「大好きよ、ルミちゃん」 チュっとキスをした。
あれから3週間が経とうとしていた。 ルミは変わらずカオリと一緒にいた。 ツカサと3人で遊ぶこともあった。 ツカサは優しかった。 最初は戸惑ったが、ツカサがたまに頭を撫でてくれるのが心地よかった。 カオリは2人でいる時優しく微笑みキスをしてくれた。 しかしあれから2人はルミに手を出すことはなかった。 ルミは夜な夜なあの日の行為を思い出すと体が疼き、ひたすら自慰行為に走っていた。 たまに必要以上のスキンシップがあり、体がピクッと反応した。 しかしそれ以上はなく、期待していても、自ら誘うことは恥かしくてできずに、体は不満がつのるばかりだった。 ある日いつものようにカオリと登校していると、 「ねぇルミちゃん、今日暇?ツカサと3人で家でビデオ見ようってなったんだけど」 『空いてますよ。何見るんですか?』 「それはお楽しみ♪じゃあ今日3人で帰ろうね」 『はい』 そんな会話を交わし、昇降口で別れた。 ルミが上履きに履き替えようとしてると、 「おっはよ♪」 肩に手を置かれ、振り返るとミカがいた。 『おはよミカ』 「今日も仲良くカオリ先輩と登校じゃん♪最近ツカサ先輩とも仲いいよねぇ、いいなぁ〜憧れの先輩2人に挟まれちゃうなんてさっ」 『えへへっ♪羨ましいだろぉ〜』 ルミはふざけて言いつつも、あの日の行為を思い出してしまった。 (…あれから何もされない……待ってるなんて私、凄いエッチだよ〜……) そんなことを思いつつミカと教室に向かった。 ―放課後― いつもよりHRが長引いてしまい、終わったと同時に昇降口に走った。 (も〜先生話長すぎだよぉ〜…) 急いで靴に履き替え、カオリとツカサの姿を見つけると走った。 『はぁ…遅れて……はぁっ‥ごめんなさい!』 ルミは肩で息をしていた。 「そんなゆっくりで良かったのに」 カオリが優しく微笑んだ。 「じゃあ行こうか」 ツカサがルミの頭をポンッと手を置いた。 『はいっ♪』 ルミの顔から笑顔がこぼれた。 そして3人はカオリの家へと向かい歩き出した。
カオリの家に着き、3人は他愛のない話をしながらカオリが入れてくれた紅茶を飲んだ。 「じゃあそろそろビデオ見よっか♪」 カオリがテレビに近づき、下にあったデッキにビデオを入れた。 3人はソファに並んでカオリ、ルミ、ツカサという順番で座っていた。 そしてカオリはリモコンに手を伸ばし〔再生〕を押した。 〔クチャッ…クチュッ……クチュ…グチュッ……      ……あっ…ああんっ……ふぁああっ………〕 テレビのブラウン管から流れた映像は女子高生の淫らな姿が映ったアダルトビデオだった。 卑猥な音と女の子の喘ぎ声が部屋に響いていた。 『せっ……先輩っ…これは……』 ルミは顔が真っ赤になってしまった。 「フフッ、たまにはこぉゆうのもいいでしょ?」 ルミはドキドキしながらも、気付かぬうちにブラウン管に夢中になっていた。 しかし、体の芯からジワッと熱くなるものを感じた。 「気持ち良さそうだね…ルミちゃん」 カオリが必要以上にルミの耳元で息を吹きかけるように喋った。 『ぁっ……ぇ…はい…』 すると今度はツカサがルミの太ももに手を置いてきた。 手を置いているだけなのにそこからジワジワと熱くなった。 ルミの息遣いが無意識のうちに荒くなっていた。 「どぉしたの?ルミちゃん」 耳もとでカオリが言った。 『ぅ……何でもないです……』 するとツカサは置いていた手を内ももに滑らせてきた。 『ぁ……』 そのルミの様子を見て 「フッ、興奮して感じてるの?」 ツカサが言った。 『ぁっ…違い‥ます……』 ルミは顔を赤くして俯いた。 「ホントはさ、ずっとこうなるのを期待していたんじゃない?」 そう言ってカオリはルミの耳をペロッっと舐めた。 『ぁんっ……そんなこと……』 「素直じゃないね、ホントのこと言いなよ」 ツカサはパンツの上から秘部をなぞった。 『ふぁっ……………す…少しだけ…』 「少しだけぇ?そんなことないでしょ?」 クチュクチュと音を出しながら、カオリはルミの耳に舌を這わせた。 『んんっ…ぁっ………期待…して……ました……』 その言葉を聞き、カオリとツカサは立ち上がりベッドルームの扉を開けた。 ルミも立ち上がり、2人を見つめた。 2人はルミの方に体をむけると、 「おいで……ルミちゃん……」 カオリが手を差し伸べた。 2人の表情はあの日のようだった。 ルミは2人に吸い込まれていくように、ベッドルームに入っていった。 これから起こることを期待しながら妖艶な笑みを浮かべ、扉は閉まった。
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