■ご主人様と私 第5章@ 
□投稿者/ 昴 2006/07/14(Fri)


ご主人様がお仕事に都合を付けられて 長期休暇をお取りになられた ご主人様と私の分 数日宿泊出来る用意をするように 昨夜急に仰られた ドライバーを使わずに ご主人様が運転して 初めてのドライブ どちらに連れて行って頂けるのかしら? 助手席に座り ご主人様のお顔ばかり拝見して なんだか少し落ち着かない それなのに ご主人様は 何か考え事をしていらっしゃるのか 今日はいつもよりも無口で そんなご主人様に対して 私も話しかけられないでいた 随分と時間が経って 沈黙に耐えられなかったのは私 「ご主人様 どちらに行かれるのですか?」 でも 『あっ…うん…』 それ以上のお話しが進まない そんな重たい空気の中なのに ご主人様と二人っきりだから 私の躯は ご主人様に反応している 今は 運転をされているのだから それは無理 もう少しだけ 我慢をしてみよう ダメ やっぱり我慢出来ない 思い切って ご主人様に伺うことにした
■15319  ご主人様と私 第5章A □投稿者/ 昴 -(2006/07/14(Fri) 22:56:30) 「ご主人様 ご主人様がすごく欲しいのですが… 今は運転をされていて それは我が儘だと 解っていますので ご主人様の横で 慰めさせて頂いても 宜しいでしょうか?」 スカートの裾を少し持ち上げる スカートの中に籠もっていた 私の女性な香りが車内に充満する 「ご主人様の近くに 一緒に居させて頂いたら 私がこうなることは 初めてお会いした頃から ご主人様が一番よくご存知ですよね…」 ご主人様の それまでの固い表情が フッと和らいでいらして 『やっぱり…』 そう呟かれた 『ダッシュボードを開けて 中から小さな紙袋を出して』 仰る通りにする 『私の意志を伴わないで 慰めることは禁止の筈よ』 『袋から取り出して 本体もリモコンも電池を入れて すぐに使えるようになさいね』 中からは 小型のリモコン式のローター 「はい 準備出来ました」 『リモコンは私に 本体をクリトリスのところへ そーっと 触れるか触れないか位に当てて』 スカートは捲らないのよ 他の車の人に 貴女の大切なところは見せられないわ (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15320  ご主人様と私 第5章B □投稿者/ 昴 -(2006/07/14(Fri) 22:58:10) ご主人様に尋ねる 「これはいかがなされたのですか?」 『今日の為に用意したのよ…』 『私の近くに 一緒に居たら 貴女がこうなることは 初めて会った頃から 私が一番よく知っていることだわ…』 先ほど私が申し上げた言葉を そっくりそのまま返されてしまった ご主人様のご指示通りに クリトリスにローターを そーっと当てる 「当てました」 言いながら ご主人様にリモコンをお渡しすると 「…アッ………」 受け取ったと返事の代わりに 一瞬スイッチが入れられた 『クリトリスの周りに円を描くのよ』 仰る通りにする 時折スイッチが入れられて ご主人様のご意志で 私が気持ち良くなっていく 「……アッ……… …アッ…… …アッ…… ……ウッ………」 もっと刺激が欲しい 「ご主人様 強く当てても宜しいでしょうか?」 『そうね… 貴女の好きなように当てて まずクリトリスだけでイキなさい』 リモコンのスイッチを入れて 運転席の前に置かれた 「ありがとうございます」 私は目を閉じて クリトリスに意識を集める (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15333  ご主人様と私 第5章C □投稿者/ 昴 -(2006/07/15(Sat) 19:00:39) 「ご主人様 …と……止めて…… くだ…さ…い……」 全身がガクガクと震え イッたことが ご主人様にも伝わる 『では次は 中に入れなさい』 『座席を少し リクライニングして 足を閉じて 手はスカートの上 中に意識を集中して』 まだスイッチは入れて頂けない 待ちきれなくて 腰が勝手に浮いてくる 「ご主人様 …おねが…… …ウッ…」 言い終わらない内に スイッチを入れて頂けて 直接ではないけれど ご主人様のご意志は 私の中にある 様子を見られながら スイッチが入ったり切られたりする度に 私は絶頂へと近づいていく あともう少し 『もうすぐ着くわよ 中から出して 元通りに片付けて』 少し物足りないけれど 中から取り出して 元通りに片付け ダッシュボードに仕舞う と同時に ご主人様が運転をしていらした車は その建物の前に到着した 『着いたわよ』 ご主人様に続いて 車から降りる (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15334  ご主人様と私 第5章D □投稿者/ 昴 -(2006/07/15(Sat) 19:01:26) ここは病院? 建物の中から飛び出して来た白衣の女性は 『ご無沙汰しております お久しぶりです ご主人様』 お医者様から ご主人様と呼ばれている 不思議なご主人様 『あれは明日からにしましょう 今日は久しぶりにお会い出来たのですから 歓迎させて下さいね その後は 当分お預けになるので… たっぷりとして差し上げて下さい でも診察の対象になりますので 拝見させて頂きますよ お車は病院の裏の 自宅の方に停めて頂けますか?」 一気にお話しするお医者様に ご主人様は 『そうね 判ったわ でも少しだけ 寝室を借りられるかしら? ちょっと今 中途半端な状態なのよ 彼女』 私の方をご覧になられた 『なるほど お電話でお聞きした通りの方ですね 寝室は構いませんので お使い下さい その間に 歓迎のお食事の用意を致しますね』 ご主人様との再会を 本当に喜んでいる様子で 私のこともご存知のようで ご主人様は 私と一旦お車に戻られ お医者様のご自宅の前に移動された お医者様はご自宅の前で待っていらした (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15335  ご主人様と私 第5章E □投稿者/ 昴 -(2006/07/15(Sat) 19:03:25) お医者様のご自宅にお邪魔する お車の荷物を持って そのお部屋に案内して頂く ここは私達の寝室? まるでお屋敷の寝室そっくりのお部屋 『驚いているのね いつかお越し頂く ご主人様の為にご用意した ご主人様のお部屋ですから ご自由にお使い頂いて おくつろぎ下さいね』 『では お食事の用意をして来ますので ごゆっくり』 ニッコリ微笑んでお部屋を後にされた 扉が閉じた途端 ご主人様に私は抱きついた 「ご主人様 お願いします」 ご主人様の手を取って いつも私に悦びを下さる その二本の指を舐め始める 『もう我慢出来ないのね』 空いた手で私の服を脱がせながら 仰るご主人様に 私は頷いた ベッドの上がり ご主人様を呼ぶ 「……来て………」 ご主人様の指が 私の中に入る 「……アッ……… ……ァァアン……」 ずっと待ち続けた ご主人様の指 ゆっくりゆっくりと出し入れされて ゆっくりゆっくりと私の中を掻き回す 私を知り尽くした指 あっという間に絶頂を頂く (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15341  ご主人様と私 第5章F □投稿者/ 昴 -(2006/07/16(Sun) 20:22:25) 『少しは落ち着いたかしら?』 ご主人様が聞いて下さったけど 私は首を横に振った 「…もっと…… …もっと…して…下さい」 待ちわび過ぎて 一度だけではまだ 物足りない 「…舐めて…下さい…… …入れて…くだ…さい……」 「…ご主人様を…… …もっと……感じ…たい……」 ご主人様のお顔が 私に近づき 敏感になった 私のクリトリスを口に含まれる クリトリスを舌で転がされ とても優しく甘く噛まれる 「…アッ…… ……ァン……」 でも奥が疼いている ご主人様が その二本の指を 私の中に下さる 「…ァン…… …いい…… …すごく…いい………」 ご主人様の指が 一定のリズムで 私の奥を突き上げる 「…アッ…… …ァン…… …ァン…… …ァン……」 だんだん高みに昇って行く もうダメ イッちゃう ご主人様を抱きしめていた腕に力が入る その瞬間 ご主人様は一番奥を突いて そのまま そこに留まられて 「……アァァァン………」 今日最高の絶頂を頂く シャワーを浴びながら 考えていた (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15342  ご主人様と私 第5章G □投稿者/ 昴 -(2006/07/16(Sun) 20:25:58) ご主人様が欲しくて それで頭の中がいっぱいで 聞き流していた しばらくお預けって何? 診察の対象って何? 私はどこか病気なのかな? でも ご主人様がなさることなので 信じていれば きっと間違いはない 深く考えるのは止そう そう思っていても お食事の間も 少し考え込んでしまった 『まだお話しになられていないのですか?』 お医者様が ご主人様に尋ねている 『ええ どう切り出したものか ちょっと悩んでいるのよ』 ご主人様が仰る 何のこと? 私に関係あるの? きっと必要があれば ご主人様はお話しになられる そうは思っても 私一人お話しに入れなくって 一人置いていかれるみたいで ちょっぴり寂しい お医者様が 私に聞かれた 『貴女 生理は28日周期?』 「はい そうです」 恥ずかしいけれど 問診なのかな? 俯きながら答える 『最近の生理が始まったのはいつ?』 「あっ… はい…〇日です」 今日から12日前の その日を答える 『ちょうどいいわね』 お医者様が 独り言のように呟いていた (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15343  ご主人様と私 第5章H □投稿者/ 昴 -(2006/07/16(Sun) 20:27:17) 『ご馳走様でした』 お食事を済ませると 浴室を案内して頂いた ご主人様が入られるご用意がされていて シャンプーも コンディショナーも それどころかバスローブまで ご主人様がお屋敷で愛用されているのと同じものが 全て揃っていた 「ご主人様 こちらのお医者様は ご主人様のことを 本当に大切に思っていらっしゃるのですね…」 ご主人様に申し上げる ご主人様は楽しそうに笑って仰る 『あら 妬いてくれているの?(クスッ) でも大丈夫よ そう言うのではないから 大切に思ってくれているとは思うけど 私の特別は 貴女だけよ…』 『あのお医者様のことは 明日教えるわね それよりも先に お風呂に入ってくるわ 貴女と一緒に居ると 私が 貴女を欲しくて堪らなくなるのは 貴女が一番よく知っているわよね』 またですか? 私が車の中で申し上げたのと 同じ言い回し もう ご主人様ったら 絶対に楽しんでいらっしゃる 私だって もっともっと ご主人様が欲しくて堪らないのに ご主人様が お風呂から上がられたら 私も入って その後は ムフ 沢山の絶頂を頂こう (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15363  ご主人様と私 第5章I □投稿者/ 昴 -(2006/07/19(Wed) 02:43:44) お風呂から上がって まるで私達の寝室そっくりの その寝室に入る ご主人様は いつものように バスローブを着て 待っていて下さった コンコン ノックの音がして お医者様が カルテを持って お部屋に入られた 一礼して お部屋の隅の椅子に腰掛ける 照明が落とされるけど お医者様がご覧になれるように いつもよりは 少しだけ明るい ベッドの端に並んで腰掛ける 夜伽の見学をさせて頂いたことはあるけれど ご主人様との 夜の出来事を 他の人に見られるのは初めてで どうしよう やっぱり緊張してしまう 『目を閉じて 力を抜きなさい いつもの通りにしていれば それでいいのよ 感じることに集中しなさい 私だけを感じなさい』 ベッドの真ん中に誘われる お互いに 相手のバスローブの前を解き合う 膝を開き ご主人様を 全身で受け入れる 肌と肌が重なり合い それだけで 軽くイッてしまう ご主人様が上体を起こし 私のバスローブを脱がせ始める (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15364  ご主人様と私 第5章J □投稿者/ 昴 -(2006/07/19(Wed) 02:44:42) 私は待ちきれない時 全てを脱ぎ捨てて すぐにでも ご主人様と重なりたい時があるけれど バスローブの袖から 腕を抜く時の 肩を上げる仕草を ご覧になるのが好きだからと ご主人様はいつも バスローブから始められる 私は ご主人様のバスローブが ゆっくり降りて 肩からお尻に ご主人様の美しいシルエットが 浮かび上がるのを 拝見するのが好き 今は目を閉じているけど ご主人様の その美しいシルエットが 目に浮かぶ 私の蜜が溢れ始める 唇が重なって ご主人様の舌が 私の歯をこじ開ける ご主人様の舌に 私の舌で応える ハァ ハァ ハァ まだ口づけだけなのに 私の呼吸は激しくなっている ご主人様の唇が 私の唇を離れて 私の躯を這って行く 耳元で甘い吐息を聞きながら 舐められたり 甘く噛まれたり 首筋から 顎 鎖骨 ゆっくりと降りて行く ご主人様の左手が 私の右の胸を揉み 乳首を摘む 私の左の胸は ご主人様の右手で掴まれ 乳首を吸われたり 舐められたり 甘く噛まれたり (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15365  ご主人様と私 第5章K □投稿者/ 昴 -(2006/07/19(Wed) 02:45:37) ご主人様の唇を感じながら その時を待つ ホントは 今すぐにでも 私の中に来て欲しいけど ご主人様が 私の全身を 味わっていらっしゃるのを 拝見すると幸せだから ご主人様に委ねていると 切なくなる程焦らされる もうすぐ、もう少し と ダメ、早く来て 二つ思いが交差するギリギリのところで いつもは下さるのに 今日はまだ焦らされて 「…ご主人様………」 声を絞り出す 「…ァン……」 やっと私に触れて下さった ご主人様の唇 いつもよりも ゆっくりと丁寧にされて 時間が経つのを遅く感じる もしかしたら私の 時間の感覚が おかしくなっているのかも知れない 止めどなく溢れ出す蜜 快感の波が さざ波から 少しずつ大きな波へ 更にうねりとなり 私を飲み込む ご主人様にしがみつき 全身を痙攣させて そして 快楽の余韻に浸る ご主人様が バスローブに袖を通し 虚ろな眼差しの私にも バスローブを掛けて下さった時に ご主人様ではない声がする 『少しだけ 問診をさせて頂きますが 宜しいでしょうか?』 (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15450  ご主人様と私 第5章L □投稿者/ 昴 -(2006/07/24(Mon) 01:59:58) あっ そう言えば お医者様がいらしたのだった ご主人様に集中して 本当に忘れてしまっていたのに その声で思い出し 急に恥ずかしくなる 『まず行為自体には 特に問題のないように お見受け致します では、ご主人様の爪を拝見出来ますか? はい 結構です。よく手入れがされていて これがいつもならば 申し分ないでしょう では次に 行為の際に道具(玩具)を使用されることは? また、その頻度は? はい 使用されたことはあるけれど ほんの数回 ご主人様の手が どうしても空かない時にだけ 基本的には ご主人様のお躯を使われて そうですね 道具を使用された場合 その管理を怠りますと 雑菌の繁殖等の 問題が発生する場合がありますので 賢明かと思われます 衛生面では どのような配慮をされていますか? はい 当然、ご入浴後が基本で その時間がない時も 最低限、薬用石鹸で手指を清浄する うーん これは当然ですね 因みに 私の個人的な見解ですが 私が夜伽を頂いていました頃よりも 優しくて丁寧な印象を受けました (携帯) 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15506  Re[28]: ご主人様と私 第5章L □投稿者/ ・・・○☆ -(2006/07/29(Sat) 18:29:07) 「大人の官能小説」って感じで、淫靡な余韻があって良いですね。 ここは学園物やエッセイが多くてそういうのは読めますが、 「小説物」で「官能・大人の女性」は最近あまり無かったので魅かれました。 続き頑張って下さいね。 記事No.14449 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■15524  ご主人様と私 第5章M □投稿者/ 昴 -(2006/07/30(Sun) 16:54:48) では 明日の診察の際の都合もありますので そうですね 0時までには終えて おやすみ下さいね それでは失礼致します』 お医者様が部屋を出て行かれた後に 一瞬の間を置いて ご主人様と二人 顔を見合わせて プッ 吹き出してしまった 「ご主人様 ごめんなさい お医者様が真面目に仰るので つい」 『いいわよ 判っているから それに私も一緒だしね… それよりも この後はどうする? 今、笑っちゃったから そんな雰囲気は なくなっちゃったわね 抱き合ったままで もう休みましょうか?』 「はい」頷いて ご主人様の胸に飛び込み 一緒に眠りに着くことにした 長い時間 お車の運転をされていらして お疲れだったのでしょう ご主人様は すぐに軽い寝息を立てられて そんなご主人様を拝見して たまらなく愛しく感じる なんだか安心して ご主人様にくっついて 心穏やかに 眠っていく ご主人様 大好き
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