■ご主人様と私 外伝 第2章
□投稿者/ 昴 2006/08/20(Sun)


大丈夫 私は上手くやっている あの方にも ご満足を頂くはず 私の父も社長だった あの方と同じ業種の 父の会社は あの方の会社に吸収合併されて 今はない その前から業績悪化で危なかったと言うから 会社や従業員にとっては あの方に救われたと言うべきなのだろう 父の会社の役員達は 全員更迭されるところだった あの方が 吸収合併の話で 父の社長室(へや)にお越しになられて 父の机の上に飾った私の写真をご覧になられた時に それからの私の人生が決まった すぐに父の会社に呼び出され あの方と愛人契約の面接 自宅(いえ)に帰ると 地位と名誉を失いたくないと 父に懇願され 今の生活を失いたくないと 母に泣き付かれた 私は飼われたのだ あの親子に お嬢様はご存知なく 私の意志だと思っているだろうが…
■16023  ご主人様と私 外伝 第2章 2 □投稿者/ 昴 -(2006/08/20(Sun) 11:54:03) 私には三つの選択肢が用意された 一つ目は あの方だけの愛人になること 二つ目は お嬢様だけの愛人になること そして三つ目が あの方とお嬢様 両方の愛人になることだった 断ると言う 4つ目の選択肢は私にはない どれを選ぶかで 父のポストと 父の役員報酬と言う名前の 私の愛人報酬が決定される あの方や 父や母が望むように 私は あの方とお嬢様 両方の愛人を選んだ 私に課せられた条件は たった一つ 『奥様やお嬢様には 決してバレないこと』 それだけだった 私が愛人であることが バレると言うことは 父が会社から追放されることを意味していた 大丈夫 私はきっと上手くやる 上手くやり続けてみせる お嬢様があの方の跡を継いで 全ての事情を知る頃には きっと手放せない私になってみせる (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16055  ご主人様と私 外伝 第2章 3 □投稿者/ 昴 -(2006/08/21(Mon) 06:39:25) あの方のお嬢様が 私と同い年だと知った時 自分の娘と同い年の子供を飼うなんて 最低の大人 そう思って あの方を憎んだけど あの方と愛人契約を結ぶ為に向かったホテルで あの方に初めて抱かれた時に その憎しみは消えた 私にとって あの方は初めての方で 私を気遣った優しい唇や舌や指の動きに 私の躯は すぐにあの方の虜になった それでも 自宅(いえ)には帰りたくなかった 地位や名誉や贅沢の為に 他人に子供を差し出す大人を 両親などと呼びたくなかった あの方はすぐにそれを察して下さって 『一人暮らしする? 囲われている方が 愛人らしいものね』 そう仰って 私の為に私名義の マンション(いえ)を買って下さった 父の役員報酬(私の愛人報酬)や 私の必要経費(公共料金や学校の支払い)を負担して下さっている以外に 私の生活費として 毎月決まった額が私の口座に振り込まれる それからすぐに 転校した 多額な寄付をされているあの方の希望で 私はお嬢様のクラスメートになった ゆっくりゆっくりと計画は実行された お嬢様の愛人になる為の (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16070  ご主人様と私 外伝 第2章 4 □投稿者/ 昴 -(2006/08/22(Tue) 01:13:20) お嬢様と仲良くなるのに さほど苦労はなかった お嬢様はクラスの中で孤立していた いじめられている訳でも 無視されている訳でもなかった あの方や奥様の血を引き 美しく そして成績優秀な けれど その会話に 二人の母親とメイド達の出て来る会話に 少女達は困惑していたのだ 「私、舞 宜しくね」 『私、愛純 こちらこそ宜しく』 私の差し出した手を お嬢様は嬉しそうに握り返した 私は週末毎に このベッドで あの親子に抱かれている 「その辺に 適当に座って 待ってて 着替えて来るから そしたら お出掛けしよう」 『うん』 寝室で着替える私のところに お嬢様は入って来て ベッドに押し倒された 「愛純 解ったから シャワーだけ浴びよう」 そう言った時には 既に胸を愛撫されていた 私にお嬢様を拒むことは出来ない 私はお嬢様の愛人だから ギシッ ギシッ ギシッ ベッドが軋む 一人暮らしの私に不釣り合いな キングサイズのベッドが ■16088  ご主人様と私 外伝 第2章 5 □投稿者/ 昴 -(2006/08/22(Tue) 23:38:30) あの方にこのマンション(いえ)を買って頂いた時に このキングサイズのベッドも買って頂いた 引っ越しの荷物が殆ど片付いた頃に あの方はお越しになられた 『ウチのはね 全ての意味に於いて 私が初めてだったのよ』 私の躯を撫で回しながら 呼吸を乱すこともなく 普通の会話のようにお話しをされるあの方 いくら感じても ちゃんと聞いていないと イカせて頂けないから あの方のお話しは 私の躯に染み込んで行く 『恋愛も私しか知らないし 失恋なんてしたこともないの だから私が こうして浮気なんかをしていることは 想像もしていないと思うわ』 だから決してバレるなと そう仰っているのか あの方の指が私の中に入る 『来週には 転校してもらうわね』 お嬢様の通われていらっしゃる学校は 初等部(小学校)から大学までのエスカレーター式で 教師も全て女性を揃えているお嬢様学校である 何度か肌を重ねて あの方の指でイクことを 私の躯は覚えていた 「…ぁん…… …ぁん…… …ぁん……」 あの方の指使いに もう声を堪えきれない 『いい子ね』 『お話しの続きは 終わってからしましょうね』 中を大きくかき回され 奥を突かれた
■16096  ご主人様と私 外伝 第2章 6 □投稿者/ 昴 -(2006/08/23(Wed) 23:18:26) 『短い期間に よく開発された(育った)わね 相性が良かったのかしら』 冗談とも本気とも取れない 「あのぅ 何とお呼びすれば 宜しいのでしょうか?」 こんな躯になっても 私はまだ あの方を呼ぶことが出来ないでいた 『そうね』 微笑んでいらっしゃる 『ウチのや ウチのメイドじゃないけど ペットはペットらしく 【ご主人様】とでも呼んで貰おうかしら?』 「はい、かしこまりました ご主人様」 ペット扱いか 飼われているのだから それも仕方ない 「ご主人様 転校してからは いかがいたしましょうか?」 『そうね 短い期間で絶頂を迎える躯になっているから きっと他の子達とは 持っている雰囲気が違うわね それじゃあ ウチの子に近づく前に 適当に見繕って 教師を誘惑して 抱かれなさい』 『でも一度だけよ だけど人目に付くように 行動するの その時の報告も 忘れないようにね』 ボイスレコーダーを渡された 私が他人に抱かれる時の声を聞いて どうしようと言うのか (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16138  ご主人様と私 外伝 第2章 7 □投稿者/ 昴 -(2006/08/26(Sat) 01:36:41) 「教師に抱かれました」 『そう それで…』 転校してすぐ 私は化学の教師を誘惑した 今日はその報告を聞く為に ご主人様は私のマンション(いえ)にいらしたのだ 「はい こちらでございます」 ボイスレコーダーをお渡しすると すぐに再生された ……ぁん……… ……ぁん……… ……ぁん……… 『いい声で 鳴いているじゃないの』 今日はベッドの上ではなく ソファーに座り まるで業務内容の報告でも聞くように 私のその報告を聞いていらした 「相手は 化学の教師にいたしました そのような雰囲気を持っていましたし 科学準備室を使い易いと思いましたので」 白衣がよく似合う知的でクールな美人 「腰を抱かれて 科学準備室に入るところを 何名かの生徒に見られたと思います」 そして科学準備室の机に座らせ 先に私がその教師を抱いた 「声は ご主人様の御命令を果たすだけの道具への せめてもの心遣いでございます」 その後で【私にもして】って誘った 私の蜜を貪る姿は情熱的で可愛いかった 「ご主人様の行為に比べると まるで稚拙で不快でした その後も執拗に迫って来ていますが その気はないと きっぱり断っています」 報告に嘘はない 事実を全て申し上げていないだけで ただ、その化学の教師が ご主人様に少し似たタイプだったのは ご主人様には内緒 (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16161  ご主人様と私 外伝 第2章 8 □投稿者/ 昴 -(2006/08/27(Sun) 16:31:46) 『そう 解ったわ これでしばらくは いいカモフラージュになるわね』 私はソファーの脇に立って報告を終えたまま 次のご指示を待っていた 『そこで服を脱いで 全身を私に見せなさい』 着替えをする時のように 普通に脱ぎ始めると 『そうじゃないわ 脱ぐのを見て 私が抱きたくなるような 脱ぎ方をしなさい』 こちらに背中を向けなさい 手はこの角度 そう、そこはゆっくりと ご主人様は私に触れながら 丁寧に指導して下さった ご主人様に触れられながら 何度か服を脱ぎ着している内に 私の躯は ご主人様を求めていた 『そう その感じ いいわ では シャワーを浴びて ベッドで待っていなさい』 シャワーを浴びて ベッドで待つ頃には 私の躯は既に ご主人様を受け入れる準備が出来ていた コツ コツ コツ ご主人様がシャワールームを出て 寝室に近づく足音が聞こえて来る 私の躯は ご主人様に 今から与えて頂く絶頂を 心待ちにしていた
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