■ご主人様と私 外伝 第3章 □投稿者/ 昴 2006/08/27(Sun)
『その辺に 適当に座って 待ってて 着替えて来るから そしたら お出掛けしよう』 「うん」 座っていてって 舞に言われたけど その扉の向こうから聞こえ来る 衣擦れに 胸の鼓動が大きくなって 『愛純 解ったから シャワーだけ浴びよう』 舞に声を掛けられた時には 舞の胸に顔を埋めていた 舞はいつでも拒むことはしなかった 舞はいつでも隣に居てくれた だから少しずつ 生きてることに 自信が持てるようになった その頃からかな 同級生や下級生の女の子から 告白をされるようになっていた 告白に呼び出された時は 舞は教室で待っていてくれた 「ごめんね 好きな女性(ひと)がいるから 貴女の気持ちには 答えられないわ」 舞のことを思って ちゃんとそう言って断っていた 『いつも一緒にいる あの人ですか?』 中には聞いて来る子もいたけど 「そうよ 大好きなの」 そう言えば 誰も何も言わなかった 教室で待っている舞のところに帰る 「また告白されたけど ちゃんと断ってきたからね」 舞は優しい微笑みで迎えてくれる (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16165 ご主人様と私 外伝 第3章 2 □投稿者/ 昴 -(2006/08/27(Sun) 21:01:42) いつも通りのお昼休み 二人で並んでお弁当を食べている 卵焼きを口に運ぶ 舞の横顔に見とれてる その唇に見とれてる 『なぁに そんなに見つめて』 いつもの優しい微笑み 「あっ うん」 唇に見とれていたなんて 言えない 『今日 ウチに来る?』 内緒話のように 耳元で囁かれた 「えっ 今日は週末じゃないけど いいの?」 嬉しいくせに 聞き直している私 『うん 愛純の顔に 舞が欲しいって 書いてあるもん』 「それって私だけなの?」 『私だって 舞だって欲しいよ あ・す・み・…』 少しだけ妖しい微笑みを作ってみせる ズルい そんな顔をしたら 今すぐにでも欲しくなる 『あっ、ご飯つぶ…』 私の頬に唇を付ける 首の向きを変えて 唇を重ねられた 『続きは今夜 いっぱい しようね』 午後の授業が 全く頭に入らなかったのは 言うまでもない (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16190 ご主人様と私 外伝 第3章 3 □投稿者/ 昴 -(2006/08/28(Mon) 23:33:03) 放課後になって ママに電話した 「ママァ…。愛純 今日、舞さんのお家で 舞さんと一緒にお勉強するの もし遅くなったら お泊まりしたいんだけど いいでしょう?」 ママの答えはOKに決まってる 舞も何度もウチに来て ママが好意的に思ってるって知ってるから 「うん、大丈夫 うん、わかった じゃあ」 舞のマンション(いえ)の虹彩認証に登録してもらって いつでも来れるけど やっぱり一緒に来るのは特別 舞のマンション(いえ)で荷物を置いて 着替えて 『夕食 何にしようか?』 近所のスーパーでお買い物 『愛純 何か食べたいものある?』 「もちろん 舞が食べたい」 『それは私もよ』 『でも その前に ちゃんと食事もね』 「オムライスが食べたい 舞の特製オムライス 美味しいもん」 一人暮らしの舞のマンション(いえ)に 私の為のものが増えていた 歯ブラシ 食器 パジャマに下着 増えていく度に 舞のマンション(いえ)が 自分の居場所みたいで嬉しい 同じように 私の部屋にも 舞の為のものが増えていった ずっと お互いがお互いの居場所でいれたらいいね (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16229 ご主人様と私 外伝 第3章 4 □投稿者/ 昴 -(2006/08/30(Wed) 00:42:21) 晩ご飯は 私のリクエスト通りに オムライスと グリーンサラダ それにカップのコンソメスープ フルーツは食べる時に 冷蔵庫から出しましょうね 『最後の仕上げよ』って オムライスにケチャップで 『アスミ』って書いてくれた 『ス』の字に大きなハートマーク お返しに 舞の分のオムライスに 『マ』(ハートマーク)『イ』って書いた ケチャップの量が違うって わざと膨れたフリしてるから だって字数が違うもんって わざと言い訳してみて それから 顔を見合わせて笑った ごちそうさま 美味しかったよ 舞の特製オムライス 舞が食器を片付けている間に 浴槽にお湯を溜める 屋敷(ウチ)に居るだけじゃ きっとこんなことも知らないままで 舞に出逢えて良かったって思う 「洗い物、もう終わる?」 『うん、もうちょっと そっちは?』 「こっちも、もう少しで溜まるよぉ」 「じゃあ お風呂に入る用意しとくね」 クローゼットを開けて お揃いのバスローブを出す そろそろかなって お湯を止めに行ったら 『終わったわよ』って 後ろから聞こえた (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16268 ご主人様と私 外伝 第3章 5 □投稿者/ 昴 -(2006/08/31(Thu) 21:51:07) それから いつものように お風呂で躯を洗い合って お揃いのバスローブを着た ちゃんと目覚まし時計をセットして 『明日は学校だから 一回ずつにしようね』 ベッドの端に二人並んで腰掛けた 「あのね舞 笑わないで聞いてくれる?」 『なぁに?』 「今日のお昼休みね 舞の唇に見とれていたの」 舞の唇を指でなぞりながら打ち明けた 『解っていたわよ』 舞の指も私の唇をなぞってる 『だから今 ここにこうして 二人でいるんでしょう』 「そっか そうだよね」 『うん』 小さく頷き微笑んでくれる 唇を重ねて 舞を抱きしめて 背中から ベッドに倒れ込んだ ずっと欲しかった舞の唇 いっぱい いっぱい 愛純に… 舞の唇が私に降ってくる 首筋も 耳朶も うなじも もっと欲しい 舞の唇 鎖骨も 胸の膨らみも 「…ぁん……」 乳首にも その唇に乳首を含まれ 舌の先で転がされ 優しく吸われる 舞 もっと もっと欲しいよ (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16334 ご主人様と私 外伝 第3章 6 □投稿者/ 昴 -(2006/09/06(Wed) 21:27:55) 舞 舞の唇をもっと 舞の唇は 私の両胸を平等に悦ばして 私の躯をだんだんと降りていく 早く 早く来て 舞 早く私に触れて 舞を待ちきれなくて 舞が触れ易いように 私の足は 自然に大きく開いていく やっと来てくれたと思っても 舞はなかなか触れてくれない 太ももの内側の一番上に キスしたり 舐めたりして 左右に移動する時に 舞の鼻の先が 私を掠めて もうダメ 「舞 お願い して」 掠れる声を出したのに 『ずっと してるわよ』 そうだけど そうじゃない その間にも 蜜がどんどん溢れていく 「舞 お願い 愛純のここを 舐めて」 自分の指で花びらを開き 舞に差し出す 返事の代わりに クリトリスに フッと息を吹きかけられた 「…ぁん……」 ズッ 舞が私の蜜を啜って そして やっと 私に触れてくれた ピチャ ピチャ 舞の舌で私の蜜が音を立ててる 舞に舐めてもらうの 好き (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16345 ご主人様と私 外伝 第3章 7 □投稿者/ 昴 -(2006/09/08(Fri) 01:38:57) 舞の舌が 私のクリトリスを舐めてる 「…あっ…… …いい………」 躯がどんどん溶けてく 舞の唇が 私から離れて 「…ィヤ……」 舞の指が 私の中に入ってくる 舞の肩に左膝を掛ける 舞の指の動きを 私の足で邪魔しないように 舞の指が私の中に出し入れされ 「…ぁん…… ……ま…い…… …あっ…… ……ぁん……」 舞の指が私の中をかき回している 舞が耳元に囁いて来る 『愛純 私も正直に言うね お昼休み 愛純のほっぺに ご飯粒なんてなかったの 愛純とキスしたかったの 学校なのに…』 ズルいよ舞 ズルい 私の中を 激しく動きながら 激しくなった呼吸で そんな風に言われたら… 言葉を終えるのと同時に 奥を突かれ 昇り詰めたのは 半分言葉のせい? 昇り詰めたのが 落ち着いて来ると 無性に舞が欲しくなる 「今度は舞の番 いいよね」 「でもその前に 水…喉乾いた」
■16400 ご主人様と私 外伝 第3章 8 □投稿者/ 昴 -(2006/09/12(Tue) 02:08:50) ベッドから起き出し 冷蔵庫から 冷えたミネラルウォーターの ペットボトルを取り出して 私のところに戻って来る舞 ペットボトルに口をつけて 冷えた水を私に口移しで飲ませてくれる 「………」 「ありがと」 お礼を言うと 『うん』 小さく微笑む 『今度は舞に して』 もちろんそのつもり ペットボトルを受け取って キュッと蓋を閉める もう一度手を出すと 握り締めてくる舞 その手を引くと胸の中に 飛び込んで来た 躯を入れ替えて 舞をベッドに押し倒す 「ちゃんと愛純のこと 欲しくなってる?」 『うん すごく欲しい』 大きなまばたきと優しい微笑み 舞の大人びた この仕草が大好き 『ねぇ愛純 舞をうーんと気持ち良く して』 耳元で囁かれた ペットボトルのミネラルウォーターを口に含み ゆっくりと口の中を冷たくする ミネラルウォーターを ヘッドボードに置いて 舞の胸を口に含む 舌先で乳首を転がすと 『冷たい』 甘い声を出す ツンと起った乳首は 冷たさのせい? それとも私の刺激? (携帯) 記事No.15780 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■16401 ご主人様と私 外伝 第3章 9 □投稿者/ 昴 -(2006/09/12(Tue) 02:09:49) 舞の躯を見たくなった もっと明るいところで 見たくなった 「ねぇ舞 舞の躯を見せて もっと明るくするね」 何を言っても きっと舞は拒まない 『見られるのは イヤじゃないけど 眩しい』 舞が言ったので 「じゃあ 眩しくないようにするね」 起き上がり 隣の部屋に行き 制服のポケットから 大判のハンカチを取り出す 寝室に戻り ハンカチを対角線に5p幅に折って 舞の上体を起こして 目隠しをした 「これなら 眩しくないでしょ」 「明るくするね」 ハンカチから瞼に明るさが判るみたい 『愛純 ちゃんと見てくれてる?』 「ちゃんと見てるよ舞 だから手で隠さないで 膝を立てて 足を開いて 舞の中を ちゃんと愛純に見せて」 「舞 すごく綺麗 舞の中から 蜜が溢れてるのが見えるよ 流れ出してるのが」 舞の躯に触れないように いつもの順番で 舞の躯に息を吹きかける 耳 首筋 鎖骨 脇の下 胸元 お臍 『…ぁん…… 愛純……ダメェ…… お願い……来て……』
■16430 ご主人様と私 外伝 第3章 10 □投稿者/ 昴 -(2006/09/13(Wed) 23:45:02) 舞も我慢出来ないみたいだけど 私も我慢出来ない 舞のクリトリスに息を吹きかけ ソッと口に含む 『……あぁぁん………』 口の中でクリトリスを剥いて 舌の先を上下左右に細かく動かす 『……ぁん…… …愛純……強いよ……』 ピクピクと私を欲しがっている中に 舌を突き刺す 出し入れをして 顔を左右に振り 鼻でクリトリスを刺激する 『…あぁぁん…… …ダメ……ダメ…… あす…み……』 クリトリスに強く吸い付くと 『……あぁぁぁぁん……』 舞は一度目の絶頂を迎えた ピクピクしている舞の中に 指を二本入れる 『…うっ……… …愛純…… …まだ……ダメ……』 出し入れを早くする 『……あっ…… ……ぁん……… ……ぁん……… ……ぁん……… ……ぁん……… …ダメ…だっ…て…… …うっ……』 あれっ 舞の反応がない どうしよう 舞は気を失ったみたい 舞の中から指を抜く 舞の蜜を綺麗に舐める やっぱり反応がない ティッシュで拭き取って 舞に下着とパジャマを着せて シャワーを浴びた ■16455 ご主人様と私 外伝 第3章 11 □投稿者/ 昴 -(2006/09/15(Fri) 02:43:55) 「だからゴメンって」 『もう 一回ずつって言ったのに…』 『ほら 遅刻しちゃうよ』 舞は気を失ったままで 朝を迎えて 目覚まし時計でちゃんと起きたけど それからシャワーを浴びるから 時間に余裕がなくなったって 膨れてる 舞がシャワーしている間に おにぎりでも作っとこうかな って言っても ラップにご飯取って 丸めてお塩かけるだけだけど これでも大進歩なんだよ 冷蔵庫からお茶出して おにぎり置いて ちょうど舞のシャワーが終わった 髪を拭きながら 『これ 愛純が用意してくれたの』 「うん 食べよう」 『随分シンプルだけど でも すごく嬉しい』 舞が梅干しや味付け海苔を出してくれて 一緒に朝ご飯を食べた 「一回ずつって言ってたけど 二回目はない方が良かったの?」 『もう 気絶する程 良かったに決まっているでしょ』 ちゃんと朝ご飯も食べて 遅刻しないで 学校に着いた
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