■請う瞳 @ 
□投稿者/ 昴 2008/05/25(Sun)
 

貴女の動きを覚えている躯が私に囁く 『ほら 正直になって お願いしなさい すごく欲しいんでしょう』 そう 躯の芯がジーンと疼いて 涎を垂らして 貴女を待ってる 『お茶ごちそうさま 送るくらい お安いご用だから いつでも声掛けて』 貴女は爽やかな笑顔で ドアノブに手を掛けている イヤ 帰らないで 「…ねえ…」 貴女の袖口を掴んで 上目遣いに瞳を潤ませて言うの 「……して…」 左の口角だけを上げて微笑んで 貴女の瞳は一瞬で野生を帯びた 履き掛けた靴を脱ぐ コートをソファーに放り投げて バスルームに消えて行く貴女 私は慌ててドレッサーに向かう 急いでメイクを落とさなきゃ 貴女を待たせないように 記事No.20844 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■20846   請う瞳A  □投稿者/ 昴 -(2008/05/25(Sun) 02:19:05) http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/ 『お風呂のお湯を貯めて来たよ』 バスルームから戻った貴女が まだドレッサーに向かい メイクを落としている私を 後ろから抱きしめる 「待って もう少しだから…」 口では言っているのに もう貴女に反応してる 『待てないよ 抱きしめたくて 引き止めて欲しくて ずっといたんだから…』 貴女は抱きしめながら もう私のブラウスの釦を外している メイクを落とし終えた私に 『やっぱり素顔の方が可愛いよ』 そう囁いて唇を重ねた 記事No.20844 のレス / 返信ページ / 関連記事表示 削除チェック/ ■20847   請う瞳B  □投稿者/ 昴 -(2008/05/25(Sun) 02:20:14) http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/ 2008/05/25(Sun) 02:21:36 編集(投稿者) 唇が離れると 無意識に上目遣い 瞳も潤んでいるわ 「ねえ…」 ベッドに連れて行って そう言う前に お姫様抱っこで 抱き上げられる 『その瞳に弱いんだ…』 ベッドに優しく降ろされ 貴女は私を見つめたままで 上着を脱いでる 『欲しくて 一秒も我慢出来なくなる』 貴女と私が溶け合う 熱い夜が始まる
完 Back PC版|携帯版