| 「おはよう・・・・・」 「おはよう、・ママ・・・・」由香は、はにかみながらキッチンで朝食を作る七海に応えた。夕べには無かったピンクのバラがテーブルのセンターに可愛く盛られていた。 「ねぇ・・・・眠くない・・・・・?」七海も何だか疲れた表情で、由香を見て笑ってる。 「・・・うん・・・・少し・・。じゃなく・・とっても・・・・。だって・・・・」由香は、夕べのことを思い出し、汗ばむパジャマの中の感触を感じながら七海の胸に飛び込んだ。もう2人には理屈も会話も不要だった。七海は由香の身体を抱きしめた。ムニュ、プリュン、フワンッ・・・人並み以上の柔らかな由香の身体が腕の中で弾む。夢にまで見た由香との一夜が蘇る。
まだシャワー前の由香の身体からは、由香の爽やかな柑橘系の甘酸っぱい匂いと、少し大人びた女性のフェロモンを感じさせる匂いがダブって臭っている。私のコロンの残り香が由香の肢体から匂ってくる。 「ママの匂いだわ・・・・うっふふふっ・・・・・」由香の言葉に七海は素早く反応すると、朝シャワーの後、ピンクのルージュにグロスを塗り重ねた唇を由香に重ねた。はあぁぅーと由香は溜め息を洩らす。 思えば、30分も前まで2人はベッドで抱き合い足を絡めながら目覚めたばかりだ。 「おはよう・・・・」と言いながら七海は由香をゆっくりと抱きしめキスをした。昨日から何度この甘い唇を吸い、舐め、絡め合ったことか、目覚めれば昨日が嘘のように唇が恋しくなった。由香のキスも一夜で別人のように変わった。もうすっかり性遍を重ねて来た大人の女性のように、唇の触れ方も吸い方も、甘く舐めて絡める舌の動きも七海と変わらないほど上達したみたい。その天才的な上達ぶりに、七海も後半には舌を巻いた。
「由香ちゃんのキスにママはもうめろめろよ。・・・・ああ〜んっ、・・・だめぇ・っ・・、さあ、早くシャワーに入ってらっしゃい、それにちょっと臭ってる・・かな? 由香ちゃん、ママは逃げわ・・・」 七海はもう一度熱いキスを由香と交わして、由香の背中をバスルームに向けて押し出した。 「だって、・・・う〜ん・・いやだぁーもう・・ママったら・・・・・・・」由香の表情は、まるでホテルに泊まった恋人同士のように、嬉し恥ずかし・・・のようだ。 ベッドで目覚めた時、2人は生まれたままの美裸どうしで抱き合っていた。由香の鎖骨には、私が付けたキスマークがうっすらと2つ3つあった。それに、濃厚な唾液交換の後長々と由香の身体の隅々を舐め続けた跡が、何故かナメクジの軌跡のような光沢で、由香の白い柔肌に残していた。 バスルームの愛戯の後、濡れた身体のまま抱き合いながらキスを交わし、縺れるように七海の大きベッドに倒れたのはゆうに夜12時を回っていたと思う。湯船の泡の中で加速度が増すようにキスを交わし、由香の固く張り裂けるような両乳房を口に含み、延々と舐め転がし、柔柔と揉みしだし続けた。由香はいつの間にか少女の快感駅を通過し、最新型新幹線のように、瞬く間に各途中駅を猛スピードで通過する快感列車と化した。若い柔肌は、何度も何度も全身を振るわせ、エビのように反り返り、悲鳴のように悶え喘ぐことも無意識に覚えてしまった。由香はきっと、夕べの快感を全て覚えてはいないだろう。それほど乱れに乱れて快感の頂上に登った。 「ママっ・・嫌っ・嫌っ・・、来るっ・・何か来ちゃう・・・・・・」と由香は喘いだ。 「イクの・・・? イクのね・・・。由香ちゃんいっちゃうのね・・・・。イッていいのよ、いっぱいイっていいのよ。・・・・・・」と私は言いながら、由香のアンスリュームの芽芯を口中に含み、舌でビブラートの振動を加えながら、貝柱のように固く勃起した両乳首を摘み、揉み回し続けた。由香は小刻みに早く痙攣し、白い喉を反らせ、まるでこむら返りの足先のように丸めて、やってくる巨大な快感の津波に飲み込まれようとしていた。 「ああああああっ・・いいいいいいっ・・・・」と母音を連呼しつつ性感の頂点に達したようだ。 夕べの出来事は、怖いほど恋いこがれて夢見た義娘との相姦交戯となった。それは天国のように楽しく、地獄のように熱い時間となった。でも、2人にとって愛の生活のスタートになったと今は思えて、由香の何もかもが愛しく思える七海だった。
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