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■17637 / inTopicNo.1)  ブルーオンピンク
  
□投稿者/ 花恵 一般♪(1回)-(2007/01/11(Thu) 13:59:47)
     はじめまして 
     
     7割ほどノンフィクションなのですが

     おつきあいいただければ幸いです。。。



     彼女との出会いは、パパの会社の社長さんの新築パーティー。
    「娘の利香です。まったく、近頃反抗期で。」・・・
    紹介しながら、お父上である社長さん、苦笑いしてるのも無理ありません。
    ピンクのメッシュの入った髪、レザーのジャケットからのぞく立派なおっぱいは、
    かろうじてかくれてる半分もいまにもはじけそ。
    長いまつげに覆われたシャドウガッツリの瞳は、社交辞令の笑みを完璧に拒否してます。
    (これで同い年?うらやましい・・じゃなくて、セクシーすぎてこわい・・かも。)

    「お母様そっくりの美人さんですこと。」
    さすが私のママです。ママがコロコロ笑うと、場の空気のいっぺんになごむんです。
    「利香ちゃん、よろしく、娘の知恵よ。合唱コンクールの朝連から直行で、制服なの。
    なのでまじめにみえるけど、どこの娘もおなじですわ。言うこと聞かなくて困ってます。」
     ママのフォローに、社長の奥様もほっとしたように微笑み、
    「知恵ちゃん、こんな娘ですけど、あなたみたいな人が友達になってくれると嬉しいわ。
    どうかしら。大人だけのパーティーじゃ退屈でしょ?利香のお部屋でゆっくりしては?」
    (・・きたぁ!言われると思ったよ・・でも利香ちゃんと二人なんて。だってさっきから
    この人、にこりともしないし、睨まれてるような気さえするんですけど)

    「いいわ、そうしましょ?ね?知恵!」

    !!(びっくりぃ。口きいた!しかもすでにため口!いや笑うのよ、わたし!)

    「わぁい!新しいお部屋いいな。みたいみたいみたいよ。」

    (ちょっと馬鹿っぽかったかな?・・て利香ちゃん、あからさまにしらーってあたしを
    みてませんかぁ?)

     でもうまく振舞えなくても仕方ないんです。
    この家、いえ、屋敷、プールとかもあって立派すぎだし、来てるお客様もセレブないでたち。
    ママが昨日から美容院に行き、決めドレスに決めダイヤネックレス、と飾り立てたわけがわかりました。
    たかが新築パーティーとあなどり制服できた自分に舞い上がっていたあたしなのです。





     

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■17638 / inTopicNo.2)  ブルーオンピンク2
□投稿者/ 花恵 一般♪(2回)-(2007/01/11(Thu) 14:49:23)
    ・・・・・・「これが、利香ちゃんのお部屋?」

    通された部屋はたしかに広くて造り付けの家具もベットも近未来風?
    ミラノからのおとりよせだとかで、まあ素敵なんだろうな・・・散らかってるから
    よくわかんない・・なんてコメントすればいいか考えると汗。だって、下着と
    柿の種の空き袋が重なって落ちてる。
    初対面ってやっぱり苦手だ・・・てかこの部屋、すごくタバコ臭くて酒臭い・・・
    まずいわたし、パニくってる!

    「飲む?」
     
    ミニスカートからのびる細くて長い足投げ出し、スツールに腰掛けた利香ちゃんは
    ミネラルウォーターのペットボトルを放り投げてくれました。
    「ありがと。急いできたからのどかわいて・・ごくごく・・・きゃぁつ!!
    ・・・これ・・・これって!???」
    「うん。パッケージはアルプスの水。なかはもちろん新芋焼酎。あああ、もったいないなあ。こぼして。ぬぎな。帰るまでかわくよ。」
     
    びっくりして、ブラウスにはでにこぼしちゃいました。それに・・・クッションにも。
    バックからハンカチ出して、あたふたクッション拭いてるあたしを見て、
    「いいよ、そんなのふかなくて。ブラウス脱いで!ほら。」
    と利香ちゃんが笑いながらブラウス脱がせてくれようとしてる。
    (このひと、笑うと優しそう。それにママの言ってた通り、かなり美人だわ。)

    「きれいな乳してるじゃん。」
    「きゃぁぁぁっっ!!」

    うっとりしてる間にブラウス脱がされてた!しかもブラにゆびひっかけてのぞくかぁ?

    「なな、なにしてるんですか?もしかして酔ってる?ねえ?すでに酔ってるとか?
    あたしが、高校生らしく、早朝部活してるときに、あんたは!酒ですか?詐欺ですか?
    セクハラですか?」
     
    とうとうあたしも、きれちゃったみたい・・・

      

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■17639 / inTopicNo.3)  ブルーオンピンク3
□投稿者/ 花恵 一般♪(3回)-(2007/01/11(Thu) 15:33:14)
    2007/01/11(Thu) 15:35:10 編集(投稿者)

    「わりぃ・・あんた、可愛いからついね。S女学院の制服も、萌えーだし。
    お嬢様がっこなんだろ?あんたよんだの、おれの親だろ?・・S女学院のお嬢様?ぜひぜひいらして!宅の娘の友達になっていただきたいわぁ!とかいってさ。おれの
    ダチには、ロクなのいないからね。」

    目を伏せてタバコくわえる利香ちゃん見て、初対面できれたあたしも反省しました。
    仲良くしようとしてやったことかもしれない・・・

    「ね?なにしてんの?」・・と利香ちゃん。
    「ん?」ちょっとほがらかに首を傾けるあたし。

    「親の上司の娘がタバコくわえてまってんだけど?火だよ!火!」
    「あ!そっか!ごめんごめん。ライター、ライター。あこれか!百円ライターだわね。」
    「わるかったね。使い捨てのちゃちいライターで。結構失礼だな。おまえ。」
    「ごめん、ごめん、あれうまくつかないな。・・・ついたかな?ついた?」
    「くくっ・・しょんべん臭ぇつけかたすんな」

    ・・・・しょ・・しょ・・しょんべん!?なに?この展開!?
    あたし、われにかえりました。そうよ。なんであたしが火をつけてあげなきゃないの?
    「あ・・あのね・・!」
    「ああ、今日もう最高!なんていい眺めなんだ?」
    「あ・?眺めって・・きゃあっっ!」

    上半身、ブラ一枚でした。ピンクサロン(いったことないけど)のお姉さんみたいに、こんなかっこで、タバコに火をつけてあげるなんて!!

    「くくっ・・かわいいなあ・・あんた。」
    利香ちゃん呆然としてるあたしに、ブランケットをかけ、タオルでブラウスのぬれたトコ
    たたきながら笑ってる。


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■17640 / inTopicNo.4)  ブルーオンピンク4
□投稿者/ 花恵 一般♪(4回)-(2007/01/11(Thu) 16:08:51)
     最低のはずのその出会い。
    でも、そのあとあたしは紅茶をのみながら、利香ちゃんは焼酎ちびちびやりながら
    はなしもしたのです。

    好きな映画・・・ゴットファーザー、バッファロー、エターナルサンシャイン・・

    「意外!趣味同じだね・・」


    好きな本・・アイザック・ディーネセン・・・

    「アフリカ、いきたいよね。」

    例えば夜中におなかすくと・・・「コンビ二のものは食べたくない。」
    「うんうん。冷えたお味噌汁とご飯!」「だよね・・」

    話は結構つきることなく、居間できっと大人たちも時間を忘れて酔っ払ってる。

    「呼びにくるまでいていいのかな?お昼からいて、もう外暗いよ?」
    「いて。知恵。あんたといると落ち着く。俺的に奇跡。初対面の高校生とこうやって話
    してるの。」
    「・・・いいけど、でも、スカートときどきめくるの、やめてよ・・・」

    酔っ払った利香ちゃんは肩肘ついて頭をささえごろ寝しながら、そばで正座してるあたしのスカートをときどきめくるのです。
    そのたびにてをはらい、スカート直し・・話をしながら何気にきにしないふりしてました。
    騒ぐとよろこびそうで。わざと騒ぎませんでした。
    「なんだよ。いいじゃん。減るもんじゃなし。すげぇ可愛いあし・・」
    「わっ!」
    利香ちゃんのてがするするとスカートの中にはいり腿をさわさわ触り始めた!

    「もうっ!変態!」
    手をやさしくぴしゃり!
    「変態とはなんだぁ!お仕置き!」
    むくっと起き上がり利香ちゃん、速攻であたしを押し倒したのです!
    油断した!



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■17641 / inTopicNo.5)  ブルーオンピンク5
□投稿者/ 花恵 一般♪(5回)-(2007/01/11(Thu) 16:37:32)
    「おれ、バンドでベースやってるから、力強いの」

    押し倒され、はじめてみた時から圧倒された利香ちゃんの大きな胸が私の体にぴったりくっつく・・
    そしてねらわれる、あたしのブラ一枚の半裸のむね。
    マニキュアの指がブラの中にはいり揉みしごきだしました。

    「ほらほら・・変態だぞ・・いいね・・知恵・・耳も食べちゃうからね。」

    「あぁぁぁん!!」

    耳はあたしの弱いところ・・そこに舌をいれられすごくいやらしい声だしちゃったよ・・まずいよ・・
    「パパとママがくるかも・・こんなのへんだよ・・やめようよ。」
    ちょっとだけ涙目で訴えました。

    「大丈夫。家の飲み会、最短でも九時まで終わんないよ。そ、れ、に。」

    利香ちゃんの片方の手がスカートなかをさらに進んでパンツまで・・

    「いやっ!だめ!」
    「ふふふ・・やっぱり湿ってるんじゃないの?ばれるのこわい?」
    「ち・・ちがうよぉ!」
    「じゃ、検査させてよ・・乳首はとがってきてるよ?」

    ・・そう、ブラはすでにずらされオッパイが無理やりさらけ出されてたのです。
    「つんつんつん!ほらほら。」楽しそうに指で乳首をはじく利香ちゃん・・
    「あん!あん!あああぁん!」

    助けて・・もう負けそう・・流されちゃう・・

    「可愛い!可愛い!いいなあ・・さわり心地もいいし・・
    おれ、もうとまんないから・・パンツチェックね!」

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■17643 / inTopicNo.6)   ブルーオンピンク6
□投稿者/ 花恵 一般♪(6回)-(2007/01/11(Thu) 20:01:53)
    信じられない・・・
    初対面の人にオッパイもまれて・・気持ちよくなってるあたしがいる
    利香ちゃんは彫りが深く大きな目は目力ありまくりで、吸い込まれそう。
    ちょっとかすれた声はセクシーだ・・・可愛いなんていわれるとぽっとなっちゃう
    しかもお話すると、いろんなところに共通点があって、おんなじ魂かんじてしまう
    からかわれて、最初頭にきたけど、わたしマゾっ気あるのかいやじゃなくなってきた。
    一日で恋したの?女の子に?まさか・・いえ女子高だし・・そういう話はよくあることと思ってたけど・・

    「知恵らしい可愛いパンツ・・・バーバリーチェックのピンクの下着、ブラとおそろいか。」

    スカートはすっかりまくれ上がり、おへそがみえてる。
    さっきまで私の耳をいたずらしてたけど、利香ちゃんの顔はわたしのパンツにぐっと近づいてる・・・



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■17644 / inTopicNo.7)   ブルーオンピンク7
□投稿者/ 花恵 一般♪(7回)-(2007/01/12(Fri) 09:06:24)
    ・・・・・あたし、知恵は・正直処女じゃないです。
    でもあたしの一番秘密の場所、・・・こんなにあふれそうになったのは初めてでした。
    みなくても・・わかる。・・・・

    利香ちゃんはきっとそれを確認したのね。ゆっくり顔を上げると再び私の顔に自分の顔
    を近づけ、これまでいないくらいキラキラの瞳であたしをまじまじとみつめます。
    ・・・この場かぎりこの一瞬だけかもしれないけど「愛情」のこもったまなざし。
    征服した獲物・・・自分に身をゆだねる覚悟をもってくれたものを愛しく思う気持ちがあふれてる。・・・・

    そしてキスの瞬間・・・愛された女の子はそれを間違わない。
    大事なその瞬間には理性なんて吹き飛んで正解。神様に愛された至上の創造物、イブになって、本能のまま目を閉じる・・・

    夢の中・・・とかいて夢中・・・あたしも両腕を利香ちゃんの体に回し、利香ちゃんもあたしの髪をなでつけ・・かたく抱きあいながらキスをしたのです。
    タバコくさいけど、柔らかくて繊細にうごく舌。二度とわたしを我にかえらせないようと
    するかのよう。

    そして利香ちゃんの唇があたしから離れ首筋におりたとき
    「んん・・あ・・・はぁっっんん」
    恥ずかしいくらいAV女優みたいなあえぎ声をあげて
    ・・あたし・・とんじゃったみたい。
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■17645 / inTopicNo.8)  NO TITLE
□投稿者/ りょう 一般♪(2回)-(2007/01/12(Fri) 18:33:07)
    微笑ましい内容ですね〜表現が個性的でニコニコと読ませてもらいました。続き楽しみにしてますね♪

    (携帯)
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■17646 / inTopicNo.9)  NO TITLE
□投稿者/ みぃ 一般♪(1回)-(2007/01/12(Fri) 21:09:53)
    すごくおもしろいです

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17647 / inTopicNo.10)  りょうさんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(8回)-(2007/01/12(Fri) 21:18:11)
     ありがとうございます!文才も無いのに勢いではじめて投稿し、浮いてる自分の
    文章にへこんでいたとこなので、すごくはげみになりました(涙)
引用返信/返信 削除キー/
■17648 / inTopicNo.11)  みぃさんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(9回)-(2007/01/12(Fri) 21:27:27)
    ありがとうございます!すごくうれしいです。
    もう、泣いちゃってます。
引用返信/返信 削除キー/
■17653 / inTopicNo.12)  ブルーオンピンク8
□投稿者/ 花恵 一般♪(10回)-(2007/01/13(Sat) 14:43:44)
     ・・恥ずかしくて顔を覆ってた両手を利香ちゃんの手がそうっと左右に広げます。
    涙目・・紅潮した頬・・・かくかくと震えてるあたしの体・・
    ささやくように「まじ?キスで逝っちゃったの?・・」利香ちゃんの息も
    あがってて、やっぱり少し赤くなってる。
    「・・・すげ・・・興奮する。ほんとかよ。・・」

    「うぅ・・」
    あたしもこんなのはじめて・・・といおうとしたそのとき・・・
    「電話だよ!早くでなよ!」・・お笑い芸人の声。ママからの着信音・・・
    息を整え受話器を耳に当てました。

    「・・ママ?」

    受話器の向こうはパーティ会場。ざわざわとにぎやかな音
    ママじゃない声が遠くで「・・・だいじょうぶよぉ・・まだゆっくりしてなさいよ」
    利香ちゃんのママのろれつの回らない声です。

    「いえ、子供もいるし・・今日のところは・・・・・あ!知恵?・・ごめんね。
    ママ酔ってるみたい。でてきてちょうだい。なかなか帰れそうにないの」
    「わ・・わかった。」

    ブラウスをきて髪を整え利香ちゃんが差し出す香水をからだにふりまく。
    バーバリーのベビータッチ。「あんたのにおい・・」
    やめて・・離れたくなくなる・・そんな風に耳元でささやかないでほしい・・・
    こんな風に誘惑する相手はわたしだけじゃないんでしょ?・・・
    パタパタとわざとあわただしくリビングへむかう。

    ドアをあけるともう目が点・・大人の酔っ払いだらけ
    部下が部長さんのネクタイ頭にまいて「こらぁ!ぶー!!!」
    「すずきくぅん!!ごめんちゃあいい」

    「君だけが君だけがたよりなんだよぉ・・利香は娘の利香は・・僕を嫌っちゃってるの」
    初めに会った時とは一変、利香ちゃんのパパ、社長さんもへべれけで帰ろうとするパパに
    取りすがり・・ネックレスの留め金が前後ろになったママが
    必死で携帯でタクシー呼んでる脇で、利香ちゃんのママが「パトカーでも救急車でも
    よんでみやがれ!!わかってんのか!ごぉらぁ!!逃げるな!帰るな!」なんて叫んでる・・

    挨拶どころではなく酔っ払いたちを振り切り三人でタクシーにのってほっとして・・
    ・・(メアドも携帯の番号も・・聞けなかったな。)
    制服にのこった香りくんくんしながら、考えるのは利香ちゃんのこと。
      (聞いてもくれなかった)
    ・・・もちろん、次があるのかなんて・・・期待しないほうが幸せってこと?
    今は何も考えられない・・・


引用返信/返信 削除キー/
■17654 / inTopicNo.13)  NO TITLE
□投稿者/ 世羅 一般♪(1回)-(2007/01/13(Sat) 16:05:00)
    可愛い汨アき楽しみにしてます
    頑張ってください

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17655 / inTopicNo.14)  世羅さんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(11回)-(2007/01/13(Sat) 19:17:31)
    ありがとうございます。
    頑張ってといわれると、ホントに頑張れちゃいます。
引用返信/返信 削除キー/
■17656 / inTopicNo.15)  ブルーオンピンク9
□投稿者/ 花恵 一般♪(12回)-(2007/01/13(Sat) 20:14:30)
     『こんなのへんだよ、やめようよ』
     『スカートめくるのやめてくれない?』
     『変態』『セクハラ!』

    ・・・・神様あの日私がいった言葉全て取り消したいの!
    この次があったら・・もっと大人のあたし。そう、下着だってもっと貴女をキュン!
    とさせるような・・黒のレースとか?・・・・そして自分からプロのストリッパーの
    ように、誘うようにブラウス脱いで・・・キスを・・・もう一度ちゃんと・・

    「・・・輩!!」

    「!!?先輩!!」
    「知恵!!!」

    「・・へ?」

    「気持ち悪いなぁ・・なに一人でくねくねしてるんです?」
    「・・ねぇ・・ほんとに大丈夫?」

    ここは学校(泣)音楽室。休日あけで月曜日。
    ピアノの前に座ったあたしは、ショパン「別れの曲」なんか弾いてそしてまた
    土曜に会った利香ちゃんのことかんがえてたみたいです。
    怒ってるのは後輩の蜜柑、まじであたしの頭しんぱいしてるのは大親友の由香里。
    「こほん。気持ち悪いとは言葉を慎んで頂戴。蜜柑ちゃん。作曲コンクールの
    構想を練っていたのよ。今朝顧問の綾香先生から打診があったの。参加しないかってね。」
    後半は本当。でも由香里にはへたなうそつけない。やっぱり疑い深そうな表情で
    あたしをみてる・・
    「その曲ってぇ、あはーん・・うふーんみたいな、色っぽい曲なんですか?
    先輩?」
    あちゃぁ・・こっちの後輩もあなどれない・・こわいこわい・・
    「蜜柑ちゃん・・表現がちょっとはしたないわ・・でもそう・人としての情感を
    前にだしてみたいというのは、たしかにあるわね。・・・さ、今日は部活がなかったのよね。ママから今日は迎えにこれないってメールがあったの。あたし、電車でかえるわ。」
    「それなんだけど、蜜柑のママがあたしたちもおくってくれるっていうの。
    迎えまでお茶してない?」
    「するする!!抹茶ゼリーも食べたい!!」
    「・・・」

    いつもの知恵だ・・・とあきれたような二人の表情はみないふり。
    スキップして校舎をでると、ちょとだけざわついてる校庭。
    駐車場の真ん中にピンクのコンバーチブル!
    守衛さんとなにやら話しをしている目立つ女性・・・あれは・・

    気がつくとあたしは涙ぐんでた・・

    「・・・先輩?」

    「ごめん、ふたりとも。一緒に帰れない・・」

    「知恵?」

    走っていました。会いたかった人。まだ二日しかたってないのに・・
    苦しいほど焦がれていた人・・・

    「利香ちゃん!!」
引用返信/返信 削除キー/
■17664 / inTopicNo.16)  はじめまして♪
□投稿者/ 昴 大御所(311回)-(2007/01/14(Sun) 15:04:02)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    『ご主人様と・・』の昴と申します
    文章が等身大って感じで^^
    微笑ましく読ませて頂いています

    書き続けることは大変ですが
    頑張りましょうネお互いに
引用返信/返信 削除キー/
■17681 / inTopicNo.17)  昴さんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(13回)-(2007/01/15(Mon) 19:16:36)
    感激です!ずっと熱心な読者のひとりだったのです。・・・
    ありがとうございます。もう熱がでそうです。
    まだ寒い日が続きます。お体、ご慈愛くださいませ。
引用返信/返信 削除キー/
■17682 / inTopicNo.18)  ブルーオンピンク10
□投稿者/ 花恵 一般♪(14回)-(2007/01/15(Mon) 20:41:25)
    「知恵にすごく会いたくてきちゃったよ。今このおじさん(守衛さん)に身分あかして、
    送る許可もらおうとしてたとこ。ちょうど知恵に会えてよかったよ」

    うれしい!うれしい!利香ちゃん・・・!

    「あたしも・・あたしもすごく会いたかったの・・もう会えないんじゃないかと思って、
    あいさつもそこそこに帰ってきたこと、死ぬほど後悔したの・・・」

    目の前で優しく微笑んでる利香ちゃんは、
    初対面の時と服装も髪型もずいぶんちがってる。
    髪のピンクのメッシュが無いし、ワックスも控えめでさらさらのワンレングス。
    黒いパンツにカットソーにコートだけど、お金とセンスかけてること
    女の子ならすぐわかる。腕時計もイヤリングも高級品なのに嫌味なく似合う
    素敵な女性・・
    この人が私の好きな人よ!!って大声で叫びたい・・

    「ありがとう、ありがとう。利香ちゃんからきてくれて。そうよね。会いたかったら
    あたしも会いに行けばよかったの・・なのに思いつめて・・」
    「ねえ、わかったからさ。そこの二人紹介してよ。はかなげで知的な黒髪の娘と、
    気が強そうな亜麻色のツインテール!さすがこの学校レベルたかいね。思い切って
    きてよかったよ。一緒に乗ってかない?免許取立てだけど。」

    ・・・・はぁ!?何・・この人・・まさかナンパにきたの?

    あたしが抱きつかんばかりに駆け寄ったのに、あたしの友達チェックしてたんだ。
    由香里はいぶかしげに、蜜柑はなぜか心底恐ろしい目で利香ちゃんを睨みつけてる。

    「お言葉に甘えさせていただきます!先輩と一緒に送ってください!」
    蜜柑は携帯でママにお迎えお断りの電話いれてる。
    「・・大丈夫よ、ママ・・ええ・・(先輩を一人では乗せられないわ。免許
    取立てですって。)」

    「じゃあ、のって!」
    ぎゅっ!と利香ちゃんがあたしの肩を抱き車の座席に座らせる。
    利香ちゃんがヒールのある靴を履いているので、利香ちゃんのおっぱいに顔うずめるみたいになって・・・
    どうしよう・・やっぱりドキドキする

     意外にもエレガントなドライバーで、取立てなのに余裕でおしゃべりもしてる
    蜜柑の矢継ぎ早の質問にきちんと答えてる。

    アメリカンスクールに通ってること。卒業したらアメリカの大学に進学すること(どき)
    親の期待通り会社を継ぐことに異論は無いこと。

    「汚部屋に引きこもってる酔っ払いじゃなかったんだ・・」
    思わず大きな声で叫んだ私の胸をお尻を「こら」といいながら片手ハンドルで
    つかんでくる・・!
    「やぁん!!」
    「・・二人になったらみておいで・・」・・耳元でささやかれる。
    なんだか後ろの二人に見せつけてるみたい・・

    「もう!耐えられない!!とめて!利香さん!少し話がしたいの?いいでしょ?」

    「み・・蜜柑?」






引用返信/返信 削除キー/
■17692 / inTopicNo.19)  NO TITLE
□投稿者/ みぃ 一般♪(2回)-(2007/01/17(Wed) 00:05:39)
    やっぱり何回読み返してもこのお話が大好きです♪

    ゆっくりでいいので是非更新をお願いします(*^_^*)
    毎日更新を楽しみに待ってます☆

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17698 / inTopicNo.20)  花恵さん♪
□投稿者/ 昴 大御所(315回)-(2007/01/18(Thu) 01:04:06)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    毎日好調だった更新が昴の書き込みのあと
    少し滞っていらっしゃるので
    本当に熱を出されてはいないかと心配しています


    ずっと熱心な読者のひとりだったのです。・・・
    ↑って過去形じゃないですよね(笑)

    昴も続きを楽しみにしていますよ
    でも、無理はなさらないで下さいね
    ゆっくりでも自分のペースで
    しっかりと書き上げて下さいね

    花恵さんも、寒い日が続きますので
    どうぞ御自愛下さいませ


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