| はじめまして 7割ほどノンフィクションなのですが
おつきあいいただければ幸いです。。。
彼女との出会いは、パパの会社の社長さんの新築パーティー。 「娘の利香です。まったく、近頃反抗期で。」・・・ 紹介しながら、お父上である社長さん、苦笑いしてるのも無理ありません。 ピンクのメッシュの入った髪、レザーのジャケットからのぞく立派なおっぱいは、 かろうじてかくれてる半分もいまにもはじけそ。 長いまつげに覆われたシャドウガッツリの瞳は、社交辞令の笑みを完璧に拒否してます。 (これで同い年?うらやましい・・じゃなくて、セクシーすぎてこわい・・かも。)
「お母様そっくりの美人さんですこと。」 さすが私のママです。ママがコロコロ笑うと、場の空気のいっぺんになごむんです。 「利香ちゃん、よろしく、娘の知恵よ。合唱コンクールの朝連から直行で、制服なの。 なのでまじめにみえるけど、どこの娘もおなじですわ。言うこと聞かなくて困ってます。」 ママのフォローに、社長の奥様もほっとしたように微笑み、 「知恵ちゃん、こんな娘ですけど、あなたみたいな人が友達になってくれると嬉しいわ。 どうかしら。大人だけのパーティーじゃ退屈でしょ?利香のお部屋でゆっくりしては?」 (・・きたぁ!言われると思ったよ・・でも利香ちゃんと二人なんて。だってさっきから この人、にこりともしないし、睨まれてるような気さえするんですけど)
「いいわ、そうしましょ?ね?知恵!」
!!(びっくりぃ。口きいた!しかもすでにため口!いや笑うのよ、わたし!)
「わぁい!新しいお部屋いいな。みたいみたいみたいよ。」
(ちょっと馬鹿っぽかったかな?・・て利香ちゃん、あからさまにしらーってあたしを みてませんかぁ?)
でもうまく振舞えなくても仕方ないんです。 この家、いえ、屋敷、プールとかもあって立派すぎだし、来てるお客様もセレブないでたち。 ママが昨日から美容院に行き、決めドレスに決めダイヤネックレス、と飾り立てたわけがわかりました。 たかが新築パーティーとあなどり制服できた自分に舞い上がっていたあたしなのです。
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