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■5536
/ inTopicNo.101)
奈々緒様
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■
□投稿者/ 琉
一般人(1回)-(2008/12/14(Sun) 20:25:15)
2009/05/29(Fri) 00:11:26 編集(管理者)
こんばんは。返信、どうもありがとうございます。
本日を持ちまして、新しいスレッドに続きの方を更新させていただきます。
とはいっても章が変わるわけではないので、ちょっとしたおまけというか
ストーリーの整理(+α)を書いてみました。
よければ、そちらもご覧ください。
それでは、また新天地にて応援していただければ幸いです。
完結!
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■No4941に返信(琉さんの記事) > 「気がついた?」 > > 真っ白な天井がぼんやりと視界に映る。 > 天井だけではない。 > 壁もカーテンも、身体全体に覆いかぶさるような柔らかい掛け布団も、 > 寝ているベッドのシーツまでもが、全て白亜で包まれていた。 > どこの学校でも、こんな空間といえば…保健室に決まっている。 > > …保健室? > 私、もしかして… > > 倒れてしまったというのか。 > 眼が覚めるような驚きに、來羽は反動で慌てて起き上がった。 > > 「まだ、寝ていなさい」 > ふと、横から制止するのは、白衣を着ている女性。 > もはやお約束のように若くて美しいこの人は、 > どうやらこの学校の保健室の先生のようだ。 > 栗色の巻き髪がよく似合っていて、 > 涼しげで端正な顔がこちらを眺めている。 > 「えっと…」 > 「養護教諭の貝原よ」 > 美人は、たいてい笑顔も素敵だ。 > 晴れやかな微笑みと、彼女が差し出してくれたホットミルクが入った > 温かいマグカップが、いまの來羽には染み入るようだった。 > > 「お昼ごはんは、ちゃんと食べた?」 > 一応の規則なのだそうで、彼女は診断書らしき用紙にペンを走らせる。 > 「は、はい…」 > 答えながら、來羽はふと昼休みのことを回想してみた。 > 今日のお昼は購買で買ったパンを食べて… > 食後にちょうどお手洗いに向かおうと席を立った時に > 複数のクラスメイトに呼び止められたんだった。 > そして、うち一人の質問に躊躇している間に誰かに捕まえられて、 > その後…そのあと…… > > ああ、そうだ… > > あの綺麗な女の子にキスされたんだ。 > スローモーションでどんどん彼女の顔が近づくにつれ > 吸い込まれそうな瞳に見とれていると、 > 気づけばあっという間に唇を奪われていた。 > 朦朧とする意識の中で覚えているのは、 > 周りのざわめきたった歓声と美女の素顔、 > そして、つよいとても強力な香りだった。 > > カップを持っていない方の手でずっと口元を押さえている > 來羽の異変に気づいたのか、保健女医の先生は両手で頬に触れてきた。 > 「大丈夫?熱はないみたいだけど…」 > 「あ、平気…です」 > ひんやりとした細長い手で撫でられると、どうしてこうも気持ちが良いのだろう。 > しかし、この顔を覗きこまれる体勢に妙に緊張した來羽は、 > 先ほどの口づけを思い出して次第にドキドキしてしまう。 > けれど、あのキス魔(かどうかは分からないが)のような女子高生と違って、 > 良識ある大人の教師がそんなことをするはずもなく… > 「大丈夫みたいね」 > 來羽の様子に納得したように、すぐ離れてしまった。 > > 「まったく…あの薬は強いから、すぐにはよせって言ったのに…」 > ボソボソっと独り言を呟きながら、彼女は再び書類に目を通している。 > 「え、何ですか?」 > 「あ、いや何でもないの…こっちの話。 > それより、早乙女さん。 > あなた、何か忘れ物をしていないかしら?」 > わりと重大なことを言っているような気がしたので、 > 來羽は聞き返してみたのに、 > あっさりとこの話題は彼女にかわされてしまった。 > その後、言われたとおりに自分の所持品を確認してみると… > 胸ポケットにあるはずの生徒手帳がなくなっていた。 > 「あれっ?嘘、どうして!?」 > かわりに、名刺サイズのメッセージカードらしき代物ばかりが出るわでるわ… > それはスカートのポケットも同様である。 > 差出人は、全てクラスメイトで中身は携帯電話の番号とメールアドレス、 > それからよろしくとの言づけを含んだ内容だった。 > 來羽が気を失っている間に、彼女たちは何をちゃっかり渡しているのか。 > 「…あらあら、みんな焦っちゃって」 > 一人、涼しげな表情を崩さない校医だけは、すでに高みの見物だ。 > > しばらくすると、タイムオーバーを告げるかのように > 校医は静かに口開いた。 > 「探し物は、これでしょ?」 > ふと、彼女の手元を見ると、確かに彼女は來羽の生徒手帳を握っていた。 > 「…え?あれ?なんで…?」 > 目を白黒させて驚く來羽をよそに、なおも彼女は説明する。 > 「あなたを運んでくれた人が持ってきてくれたのよ。感謝なさい。 > …ダメでしょ?この手帳は、どんな時でも肌身離さず携帯しないと」 > それは気づかなかった。 > でも、気絶している人間がどうやって持ち物を管理できようか。 > まあ、これがないと寮に入れなくなるところだったから、 > いまは何でもありがたい。 > 「はい、すみません。ありがとうございます」 > ペコペコと何度もお辞儀をして、來羽はそれを受け取ろうと手を伸ばす。 > だが。 > 「本当に危なっかしいわね…」 > 次の瞬間、來羽は彼女に押し倒されていた。
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/.txt/.lzh/.zip/.mid
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2) 画像は初期状態で縮小サイズ250×250ピクセル以下で表示されます。
3) 同名ファイルがある、またはファイル名が不適切な場合、
ファイル名が自動変更されます。
4) アップ可能ファイルサイズは1回
200KB
(1KB=1024Bytes)までです。
5) ファイルアップ時はプレビューは利用できません。
6) スレッド内の合計ファイルサイズ:[0/500KB]
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