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■8082
/ inTopicNo.1)
磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(1回)-(2018/01/04(Thu) 00:05:17)
その異様な光景を私は忘れることはできないだろう。
その山はある都市の郊外に位置し、週末には自然とのふれあいを求めて家族連れや山歩きの初心者が鉄道を利用して訪れる。
車で訪れることもでき、週末や祝日はそれなりに賑わう展望スポットだ。
だが平日は訪れる人は少ない。
私が追っていたのはネット集団自殺に関連した事案だった。
無理に止めようとは思わない。止める能力も義務も私にはない。
ただ、死にたがる人びとの想いを拾い上げたかった。
春から初夏に移る時期、車の中で待つのは苦にならない。
私は待っていたのは自ら命を捨てようとする人びとだった。
深夜12時くらいにワンボックスの車が二台来た。
ICレコーダーとコンパクトデジカメを持ち、車外に出ようとした。
だが私の眼に映った光景は予想外だった。
満月で月明かりはかなり明るく、また街灯もあり、夜にも関わらずワンボックス車から降りて来た人びとの姿を意外にはっきり視認出来た。
降りて来た人びとはいずれも女性のようだ。
喪服のような黒いワンピースを着用しているようだ。
運転手役の女性は黒いジャケットと黒のサブリナパンツのようだ。
だがひとり、異彩を放つ女性がいた。
その女性は純白のウェイディングドレスを纏っていた。
しかも縄で高手小手に縛られ、猿轡を噛まされていた。
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■8083
/ inTopicNo.2)
Re[1]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(2回)-(2018/01/04(Thu) 09:40:54)
私は後を追った。
女性の集団は気づいていないようだ。あるいは気づいていても意に介さないのか?
週末には賑わう展望台には二重十字の磔柱が据え付けられている。
その側には恐らくこの作業を担ったであろう女性が四人、恭しくひざまづいていた。
「 準備は出来ているわね」リーダーらしい女性が口を開く。幼くも見え、しかし大人の女性の色香も併せ持つ不思議な雰囲気の女性だ。
「御意。恙無く儀式を進められると存じます」ひざまづいていた四人のうちのひとりが答えた。作業に従事した四人はやや逞しい印象はあるが女性らしさがないわけでもない。何らかのスポーツを本格的にやっていたのだろう。
ある女性たちは蝋燭に点火している。比較的風に強いと言われる和蝋燭だ。
どうやら何かの儀式の準備をしているようだ。
風も雨もないわ、最高の天気ね、そんなことを話ながら彼女たちは儀式の準備をしている。
あの花嫁衣装で縛られた女性は一度縄を解かれた。しかしすぐに両脇を抱えられ、たちまち磔柱に大の字に拘束された。
花嫁衣装の女性はすべてをあきらめたように頭を垂れ、儀式の時を待っている。
突然、二人の女性がこちらに視線を向けた。気づかれた。
隠れてやり過ごすか、全力で逃げるか。一瞬の迷い。
その一瞬は彼女たちが距離を詰めるには充分だった。
逃げようとして転んだ私は二人がかりで後ろ手に縛られた。
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■8084
/ inTopicNo.3)
Re[2]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(3回)-(2018/01/04(Thu) 10:22:22)
私はリーダーらしい女性の前に引摺り出された。
私を抱えたまま、左脇の女性がリーダーに謝罪するがリーダーは咎める様子は微塵も感じられなかった。
「いいのよ。あなたたちが作業中に来たのだろうし、気づかなかった私達にも非があります。それに・・・」
リーダーは一瞬言葉を切ると私の顎をつまんで、いきなり
唇を重ねた。
「!?」
私の混乱は激しく、抵抗する事もできなかった。
リーダーは唇を離すと妖艶に微笑んだ。
「それにこんな可愛い獲物が飛び込んでくれたのです。神に感謝ですよ」
私が、「可愛い獲物」!?
私は縛られていることも忘れて呆然とした。
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■8085
/ inTopicNo.4)
Re[3]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(4回)-(2018/01/04(Thu) 12:33:40)
私は木に縛りつけられた。
猿轡も噛まされて悲鳴を挙げることもできない。脚も縛られて、もがくことしかできない。
リーダーらしい女性は私の両頬を挟むように触り、私の眼を覗き込む。
透き通るような白い肌、整った目鼻立ち、着衣状態でもわかる美しい身体のライン。月明かりの許でも息を飲むような美貌。だが私を驚かせたのはその髪の色だ。明らかに銀色だ。それも老人のものではない。
多くの人びとの理想、サラサラと風にそよぐ髪の質感。その質感でいて鮮やか銀色なのだ。そして眼は時折赤い光りを放つ。
これは人外の存在なのか?
いつの間にかジャケットの内ポケットから財布と名刺入れを抜き取られていた。
「早瀬幸香、フリージャーナリスト。ん・・・・『翼を折られても、歩いて生きる』の著者ですよ」
部下のひとりが驚いたようにいう。
その本は生育過程で虐待され、それでも生きて来た人びとを取材してまとめたものだ。
「あの本は素晴らしい。私も泣きました。あなたなら私達の苦悩をわかっていただけそうですね」
リーダーらしい女性は先程の妖艶さとは異なる笑みを浮かべていた。
引用返信
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■8086
/ inTopicNo.5)
Re[4]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(5回)-(2018/01/05(Fri) 23:30:04)
全く不条理だがその時、取材で面識を持ったゲイのカップルのことが脳裏に浮かんでいた。
幼い頃から蔑まれ続けた彼らがたどり着いた居場所。
壮絶な過去を淡々と話し、最後は笑みを浮かべて「生きていきますよ。それが僕らを蔑んだ連中に対する最大の復讐だと思うんです」と言った。
その時の彼らの笑み、今の銀髪の美女の笑み、質は違うはずなのに何故似ているように感じるのだろう。
「僕の友人には、ビアンの女性もいます。
その友人が言ってました。
ゲイの男性に女の良さを教えるなんていう女性は見たことないけどビアンに男の良さを教えてやろうと迫るバカ男はなんで多いのと言ってました」
何故今こんなことを思い出すのだろう。
今の自分は縛られている。殺される可能性もある。
それなのに、彼女たちのことを知りたいと思う。
どのような状況で育ったのか。
どんな状況で生きてきたのか、
銀髪の美女は穏やかに言った。
「無用な殺生をするつもりはありません。私達の群れに入ってくれれば嬉しいけど無理強いをするつもりもありません。
ただ、、見ていてほしいのです。目をそらさずに」
そういうと銀髪の美女は、磔にされた花嫁のもとに歩み寄った。
世にも美しく、淫靡な儀式が始まろうとしていた。
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■8087
/ inTopicNo.6)
Re[5]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(6回)-(2018/01/07(Sun) 08:20:47)
銀髪の美女は服を脱いだ。
満月が照らす美しい肉体。
女はである私でも息を飲む美しさ。
そして銀髪の美女は磔柱の花嫁に抱きついた。
花嫁は極上の美酒に酔っているような悦びの表情だ。
「私のすべてをお姉様に捧げます」
花嫁がそういうと銀髪の美女は花嫁と唇を重ねた。
舌と舌を絡める濃厚なキス。
なんて美しいのだろう。。私は見とれていた。
「われわれの花嫁に祝福あれ」
周囲の女性たちは一斉に唱える。
銀髪の美女は花嫁の耳を舐める。
布地越しに乳房を愛撫する。
ドレスの裾を巧みにまくりあげ、パンティの中に手を滑り込ませる。
陰核を刺激しているようだ。
花嫁は性的な刺激に慣れていないのか最初の絶頂をあっけなく迎えた。
ピクン、ピクンと痙攣し、やがて頭を垂れた。
引用返信
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■8088
/ inTopicNo.7)
Re[6]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(7回)-(2018/01/07(Sun) 12:15:01)
黒服の女性がハサミを恭しく差し出す。
銀髪の美女は花嫁の衣装を切り裂き、剥いでいく。
花嫁の美しい裸身が満月に照らされる。
花嫁は細身、乳房は小ぶりだが形がよく、愛らしい、
陰毛は薄い。
銀髪の美女は凹凸にメリハリがある。理想像を具現化したような身体。
月明かりに照らされて美しい女性が絡み合う、美しく、神秘的で、それでいて淫靡な光景は、私の子宮すら疼かせる。
銀髪の美女は両手も舌も休ませることなく花嫁を優しく、淫らに責め立てる。
硬く尖った乳首は唾液に濡れて妖しく光り、花嫁は可愛い声で喘ぐ。
しなやかな指が花嫁の局部を弄ぶ
まだ指を深くは入れず、蜜壺の入り口付近を弄ぶ。
助手らしい女性が花嫁の足の拘束を一度解く。
両膝に縄を巻き、腕を拘束している横木を利用して脚を吊り上げる。
丸見えになる花嫁の局部。
ひざまづいてその局部を舐める銀髪の美女。
花嫁はまた快楽の波にのみこまれた
引用返信
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■8091
/ inTopicNo.8)
Re[7]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(8回)-(2018/01/10(Wed) 00:20:41)
花嫁の足の位置がまたもとに戻される。
銀髪の美女は花嫁に問う。
「いいわね。指、入れるよ」
花嫁は応える。
「はい、お願いします。」
銀髪の美女は右手の人差し指と中指を花嫁の蜜壺に入れた。
一瞬、苦痛に悲鳴をあげる花嫁、
しかし次第に悦びの表情に変化していく。
恐らく花嫁は初めて体験する深い恍惚感。
宗教的な表現なら「法悦」というのだろうか。
花嫁はもう「ああ、ああ、」と喘ぐしかできない。
そして花嫁は激しく痙攣し、気絶した
銀髪の美女は花嫁の蜜壺から指を抜いた。
血と愛液が混ざって指に絡みついている。
その指をこの場にいる女性達は舐める。
銀髪の美女はふたたび私の眼前に立つ。
「あなたもいかが?」
妖しく微笑みながら銀髪の美女は指先を目の前に差し出す。
さすがに私は首を背ける。「
「そう、残念ね」
銀髪の美女は女性達に撤収を指示した。
私に近づいて来た女性が手にしているのは、スタンガン?!
首の付近に押し付けられる。スイッチが入る。
そして私jは気を失った。
引用返信
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■8092
/ inTopicNo.9)
Re[8]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(9回)-(2018/01/13(Sat) 08:32:34)
どのくらい時間が経ったのだろうか。
目が覚めた時、私は奇怪な部屋にいた。
地下室なのか、窓が一切ない。
コンクリート剥き出しの無機質な壁。
大きなベッドには銀髪の美女と、花嫁衣装で凌辱されていたあの少女が手を取り合って眠っていた。
私は縛られている。
完全な全裸だった。
シンプルに私の身体に巻き付いた縄は私の自由を奪っていた。
猿轡はされていなかったので言葉は発することは出来た。
「あ、あの・・・」
私はベッドの二人におそるおそる話しかけた。
「えっと、あ、お姉ちゃん、トイレいきたいのね」
応じたのは磔にされていた花嫁、黒髪の美少女だった。
黒髪の美少女はベッドから降りると私の肩を抱いて立たせ、トイレに誘導した。
「縄はほどいてくれないんですか」
私は尋ねた。
「まだほどかないよ。おしっこはそのままでしてね」
黒髪の美少女は楽しそうに応えた。
トイレは和式だった。私は黒髪の美少女に身体を支えられながらしゃがみ、放尿した。
死ぬほど恥ずかしい。泣きそうな私に彼女は更にひどい仕打ちを加えた。
肛門からなにかが侵入し、直腸に液体が放たれる。
「お腹もキレイにしようね」彼女は相変わらず楽しそうにいう。
「やめて!!もうやめて!!」
私の叫びはむしろ彼女の楽しさを倍加させていた。
市販の浣腸薬でも立て続けに数本注入されてはたまったものではない。
肛門から排泄物が、目から涙がこぼれ落ちた。
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■8113
/ inTopicNo.10)
Re[9]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(1回)-(2018/05/13(Sun) 09:41:12)
「あら、私を差し置いて楽しんでるの?いずみ?」
銀髪の美女の声が響く。
「ごめんなさい、御前さま。このひとも可愛いから我慢できなくて」
いずみと呼ばれた黒髪の美少女は応えた、
シャワーで二人がかりで下半身を洗われる。
いずみと呼ばれた少女は私の肛門に執拗に指を這わせる。
このおとなしそうな少女はなぜそんな異常な興味を持つのだろう。
「いずみ、おしりのほうはあなたにあげるからもう少しおまちなさい」
「はい、御前さま」
私はベッドに導かれた。
いずみと呼ばれた少女は本当に少女としかいいようのない細い体つき。
御前さまと呼ばれた銀髪の美女は成熟した大人の身体。
美しいふたりが私を性的に責める。
左右の耳を同時になめられる。
左右の乳首を同時に吸われる。
背後から抱き締められ、乳房をもみしだかれながらもうひとりに股間をなめられる。
ふたりがかりの濃密な愛撫。
発狂寸前の快楽。
だが私はもうひとつの奇妙な感覚に気がついていた。
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■8114
/ inTopicNo.11)
Re[10]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(2回)-(2018/05/13(Sun) 10:50:50)
脳裏に流れ込む映像。
銀髪の美女の記憶の断片なのか?
戦国時代なのだろうか、まだ幼い少女がいかつい男とあどけない少年に丁寧に挨拶をしている。
人質として送り込まれた少女を温かく迎えたのは銀髪の美女。
いやその記憶の中の彼女は艶やかな黒い髪だった。
初めて女同士で肌を重ねた日の、悦びと罪悪感の混ざった感覚も伝わってきた。
そして惨く悲しい記憶。
父親が裏切ったのか、少女は高々と大の字に磔にされた。
性器を容赦なく民衆に晒され、そして数本の槍に刺し貫かれ、絶命した少女。
磔柱から下ろされてなお首を切られ、その首を晒された。
御前さまと呼ばれた美女は少女の生首を抱き締めて泣き叫び、そしてその嗚咽は奇怪な笑い声に変わっていった。
突然、辺りが騒々しくなった。
警察が救出に来たのだろうか。
救出に来たのは警察ではなかった。
ドアを開けて飛び込んで来たのは、弓香?
「さちか!!」
救出に来たのは浄魔師らしい。
弓香は手にしていた短い竹刀で二人をうちすえると私の縄をほどきはじめた。
「あたしは医者なんだけどねえ。幸香、怪我はないか?・・・なさそうだね」
その声はひかる先生か。
他にも浄魔師が数名来てくれたのか、
弓香とひかる先生の顔をみたら急に力が抜けてきた。
弓香の胸に抱かれたまま私は眠ってしまったようだ。
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■8129
/ inTopicNo.12)
Re[11]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(1回)-(2018/11/03(Sat) 09:06:02)
目が覚めた。
ここは病院らしい。
傍らに付き添い用ベッドで弓香が眠っている。
夜明けらしい光が窓から差し込んでいる。
悪夢の時間は意外に短かったようだ。
私は起き上がりストレッチめいたことをする。
しばらくして弓香も目を覚ました。
弓香と視線が合う。その瞬間、弓香は私に抱きついて来た。
その勢いで再びベッドに倒れてしまう。
「さち姉のバカ、肝潰したよ今回は」
弓香は半泣きでいう。
「ごめん、心配かけたね」弓香の髪を撫でながら私は詫びる。
弓香と私、血縁では従姉妹になる。
交通事故で両親を失った弓香を私の実家で引き取り、育てたのだ。
その事故が弓香の浄魔師の資質を目覚めさせたらしい。
最初は余計な雑霊に怯えていたがトラウマのケアが上手く進むにつれて自分の感覚の制御も上手になってきた。
心理的に乱れた弓香を抱きしめ落ち着かせるのは私の役目になっていったがそれは嫌ではなく、むしろ喜びだった。
落ち着くと額をつけて笑ったり、時にはふざけて軽いキスをすることもあった。
顔立ちは似てることもあり近所の人々も弓香が養子であることを意識しなくなっていた。
ただ弓香の背が伸びないのはあの事故が影響してるのだろう。
「さち姉、あまり危ないことしないでね」
うん、慎重になるよと私はいう。
弓香が笑顔になってきた。
軽いキスを交わし、頬と頬をつけて暫く温もりに身を任せる。
引用返信
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■8130
/ inTopicNo.13)
Re[12]: 磔柱の花嫁
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□投稿者/ 水無月
一般人(2回)-(2018/12/09(Sun) 10:03:59)
あの事件からしばらくたち、季節は夏により近づいていた。
弓香から連絡が来た。
「姫神様を招いてあの女性をどうするか相談するけど幸姉が見たビジョンを話してほしい。辛い記憶を呼び起こすようで申し訳ないけど」
私は了承し、日程を調整し、そして今、弓香の住まいに程近い神社の境内にいる。
人の良さそうな神主らしい老人が声をかけて来た。
「弓香ちゃんのお姉さんかい。弓香ちゃんは装束に着替えているからちょっと待って」そういいながらペットボトル入りのお茶を差し出す。
私は礼をいい、緑茶を飲む。汗をかいた体に冷えた緑茶が心地よく沁みる。気温は高いが良く手入れされた境内は木々の緑が涼やかで心地良い。
弓香には自分が見たビジョンをメールで説明しておいた。
それでもこの神社に来たのはこの事件の結末を見届けたい気持ちがあったからだ。
私は決して能動的に他人の思考や記憶を除き込めるわけではない。
ただ強すぎる感情に触れると記憶や思考が入り込んでしまうことがある。
白の衣に緋色の袴、足には白い足袋に雪駄、正式の装束に身を包んだ弓香が社務所から出てきた。気温が高いにも関わらず弓香の佇まいは涼やかだ。
「幸姉、来たんだ。じゃあ本殿に入る?」
「うん、この事件の結末を見届けたいからね」
弓香は老神主に本殿に人を近づけないように頼む。
弓香と私は本殿に入る。
すでにあの銀髪の美女は本殿の中にいた。
ひざまずき静かに待っていた。
「さあ始めます。」
弓香は呼吸を調え、祈りの言葉を詠む。
「浄魔師たる早瀬弓香、ククリノヒメノミコトにかしこみかしこみ申し上げまする、この不死の霊を導くために我が招きに応えてくだされ」
祭壇の鏡が光る
その光の中に美しい女性が現れた。
これが女神?
「あら弓香ちゃん、お久しぶり〜」
えらく軽い女神様だ。
「姫神様、この人は世の中への恨みが激しくて不死者になったようなの。強く結び付いたひとの御霊を呼び出せれば不死の呪いを終わらせることができるんだけど」
弓香の口調もくだけたものになっている。
女神は銀髪の美女の傍らに座ると銀髪の美女の胸に手を当てる。
女神は銀髪の美女にいう。
「縁の糸を引いてあなたが求める人を呼びます。その人の姿を思い浮かべるの。」
銀髪の美女は喜びの表情を浮かべた
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■No8113に返信(水無月さんの記事) > 「あら、私を差し置いて楽しんでるの?いずみ?」 > 銀髪の美女の声が響く。 > 「ごめんなさい、御前さま。このひとも可愛いから我慢できなくて」 > いずみと呼ばれた黒髪の美少女は応えた、 > > シャワーで二人がかりで下半身を洗われる。 > いずみと呼ばれた少女は私の肛門に執拗に指を這わせる。 > このおとなしそうな少女はなぜそんな異常な興味を持つのだろう。 > 「いずみ、おしりのほうはあなたにあげるからもう少しおまちなさい」 > 「はい、御前さま」 > > 私はベッドに導かれた。 > いずみと呼ばれた少女は本当に少女としかいいようのない細い体つき。 > 御前さまと呼ばれた銀髪の美女は成熟した大人の身体。 > 美しいふたりが私を性的に責める。 > 左右の耳を同時になめられる。 > 左右の乳首を同時に吸われる。 > 背後から抱き締められ、乳房をもみしだかれながらもうひとりに股間をなめられる。 > ふたりがかりの濃密な愛撫。 > 発狂寸前の快楽。 > だが私はもうひとつの奇妙な感覚に気がついていた。 >
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