SMビアンエッセイ♪

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■2124 / inTopicNo.21)  Re[2]: 初めまして♪
  
□投稿者/ 琴音 一般人(18回)-(2005/07/28(Thu) 19:24:52)
    蝶々、たのしく読ませてもらいました、よかったです(^^)わたしは時代的にバイブなどは使えないので、如月さんが羨ましいです笑、個人的に「あゆみ」という名には深く関わりがあるので見た瞬間、すごく驚きました。
    指導するほど文章力はありません(−−;)、私には私の観点があり、如月さんには如月さんの観点があるのです・・・・・・って偉いこといってすいません汗
    これからもがんばっていきましょう
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■2125 / inTopicNo.22)  童僕16
□投稿者/ 琴音 一般人(19回)-(2005/07/28(Thu) 19:55:12)
    「ぜっ、ぜっ、は、はあぁ・・・・・」




    私の目には涙が浮かんでいた、身体には縄のあとが・・・・・・・、吊り縄責めのあとも「亀甲しばり」(らしい)をされてずいぶんなことをされた。




    ほんとに疲れた・・・・・・、でも妙な快感はよかったかも・・・・・鈴ちゃんもこんなことされたんだろうか・・・・・・・。





    「ふふ・・・・・・可愛かったわよ凛ちゃん、こんどはお尻のほう開発してあげるわね」




    といって蓮さんが私のお尻の穴をツンっとつつく、私はぴくっと反応したが、もうなにもいう気力は・・・・・・・ない。




    「だれちゃって・・・・・・よいしょ、はいはい、服着て」




    涼さんが私が鈴ちゃんにやったように服を着せていく、結局、蓮さん、涼さんのえっちの時の顔は目隠しで見れなかった、あ、邦様もか・・・・・。




    「はい、完成、蓮も手伝ってよー」




    「あ、ごめん、見惚れてた、わたしが運ぶから」




    蓮さんがよいしょと私を持ち上げた、うう、わたし芯のない人形みたい・・・・力はいらない・・・・・・・、もう二対一はかんべんしてください。




    「あ、凛ちゃん・・・・・ぅわぁ、だれてるね・・・・・・でもクマなくなったてる」




    「・・・・・・・・・けほ」




    わたしはしゃべることもできず、ただちいさい咳で返した、蓮さんはズタ袋みたいに私を持つから顔は鈴ちゃんの手の届く位置にあった。




    「血色もよくなってるかな?」




    わたしの頬をつつきながらいう、それは絶対気のせい、わたしは今自分の顔がゾンビでも驚かなかったと思う。





    「それは気のせいと思うわよ、鈴ちゃん、今日は凛ちゃんとのえっちやめといた方がいいわよ、そうとう疲れたみたいだから」




    「でも、わたしも「直後」にされたんですよぉ〜?」




    う、根深い・・・・・もう忘れてもいいジャン・・・・・・。




    この時私たちはまだ幸せだった。





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■2136 / inTopicNo.23)  童僕17
□投稿者/ 琴音 一般人(20回)-(2005/07/29(Fri) 11:36:43)
    「あ、はあ、鈴ちゃん大好きぃ・・・・・・」




    蓮さんたちとのえっちの次の日、冷ちゃんは私の服を巻くしあげながら私の乳首を優しく舐めていた。




    「ぴちゃぴちゃ、美味しい・・・・・この前の仕返しだから私が「攻め」だよ?」




    かりっと私の乳首を甘噛みする鈴ちゃん、私は痛みは感じずただ喜びの声を出した。




    「あ、ふわ、鈴ちゃん、もっとぉ・・・・・・・」




    「ん、エッチな凛ちゃん、下も脱がせるよ・・・・」



    鈴ちゃんはそういいながら下の服を足首まで下ろす、上も手首までしか上がってないから、私は身動きできなくなった。



    鈴ちゃんは口元に微笑を浮かべながら私とキスをした、一度唇をはなして、今度はディープキス、とても激しいディープキス・・・・・・。



    私が好きなのは邦様なのか、鈴ちゃんなのか、まったくわからなくなった。




    「ん、ちゅぱ、ぴちゃ、ん」




    キスしながら鈴ちゃんの指が私の胸を這う、円を描き、じらすように円が小さくなっていく、私は乳首への愛撫を待ち望んだ。



    「ん、はい、だめー」




    乳首にくるまえに鈴ちゃんの愛撫は止まる、う、疼くかも・・・・。




    「蓮さんに習ったんだよ、凛ちゃんしてほしい?」




    「習ったって・・・・・・・してほしい」




    鈴ちゃんは、クスっと笑うと私の乳首に優しく触り、摘んだ、焦らされたぶんきもちよかったかな・・・・・。




    「ん、こりこりしてる・・・・・・凛ちゃん、うつぶせにするよ・・・」




    鈴ちゃんが私をうつぶせにさせる、その間も指はわたしの乳首を話さなかった。




    「お尻つきだして」




    「ん、は、あん、ど、どうするの・・・・・?」




    私のお尻の穴にはしった感触は鈴ちゃんの舌だった。

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■2137 / inTopicNo.24)  童僕18
□投稿者/ 琴音 一般人(21回)-(2005/07/29(Fri) 13:51:24)
    「んはあ!そこ、汚いぃ!」





    「ぴちゃぴちゃ、ちゅ、汚くないよ、それに、気持ちいいでしょ?」




    鈴ちゃんはお尻の穴を丁寧に舐めていった、それこそほんとに皺の一本づつ、それはたしかに気持ちよかったけど、ほんとうに恥ずかしくて・・・・・。




    「だめだめ!ほんとにだめえ!」




    「ぴちゃぴちゃ、ちゅう〜、あ、いまきゅってなった」




    わたしの肌には鳥肌が立っていた、ぞくぞくするんだもん、次の瞬間わたしの身体は飛び上がった。




    「ひゃ!!」




    「クリトリス、敏感になってるね、ほれほれ」




    鈴ちゃんはそのままクリトリスを細い指で弄びつづけた、お尻への舌も止まらない、わたしの頭は真っ白だった。



    「あ、は、だめ!ひ、へんになる!」




    「そう?じゃあ、もっと、ちゅぷ」




    鈴ちゃんの舌が私のお尻に侵入してきた、なかでぐにぐにと動いて、柔らかい、鈴ちゃんは舌を動かしながらクリトリスへの愛撫も続けた、器用・・・・・・。




    「ひ!!へん!へんになる!だめ、イクぅう!!」




    「ちゅぽん、いちゃったね、可愛かったよ、ちゅ」




    鈴ちゃんは私を再び仰向けにするとおでこにキスをした、立場逆になっちゃった・・・・・。




    「鈴ちゃん!凛ちゃん!」




    「きゃ!涼さん、だめだって!」




    「あ、またして・・・・・・じゃなくていま早馬が来て、細かいことは省くけど、邦様がいた陣営が夜襲されて、邦様が行方不明・・・・・・!!」




    わたしはがばっと起きた、心の中は不安で、悲しくて、恐怖で、だけど思考はからっぽだった。




    「うそ・・・・・・・・うそだあ!!」
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■2142 / inTopicNo.25)  童僕19
□投稿者/ 琴音 一般人(23回)-(2005/07/29(Fri) 19:40:19)
    「敵将の謀略にはまり、邦様がいた陣営が夜襲されて壊滅、兵士も殆ど死んで、邦様も行方不明・・・・・・・・・」




    蓮さんが早馬が伝えたことを言っていく、いまにも泣きそうな、悲痛な声だったけど、私にはそれを思いやる余裕はなかった。




    「どこ、どこですか?」




    「五軍山だけど・・・・・どうするの?」




    私には決意があった、五軍山、漢中のあたり、ずいぶん遠いけど、そんなの関係なかった。




    「探しにいきます・・・・・・・・」




    「・・・・・・ふざけないで、心配なのはあなただけじゃないのよ?まだまだ戦いもつづいてるし・・・・・。」




    「・・・・・・かんけいない」





    「は?」




    「関係ないです!」




    私は勢いよく部屋を出た、そのまま食料庫にいき食糧を荒々しく奪い取り、私たちの部屋にいく。




    「凛ちゃん!どうするの!?」





    「探しにいく・・・・・・さっきも言ったよね?」




    服をどんどん入れていく、次は旅行品だ、馬に乗れるかな、いや乗らないと。




    「危ないんだよ!?わたし、凛ちゃんしんぢゃったら嫌だよ!」




    「わたしも死ぬのは怖いよ・・・・・・でも、わたしも邦様が死んだら嫌なの・・・・・。」




    準備が終わると私は小屋に向かった、小屋で旅行品を袋に入れて行く、鈴ちゃんはまだ話しかけてきた。




    「なんでそうまでするの!?凛ちゃんは私より、邦様の方が好きなの!?」




    私はそこで初めて顔を鈴ちゃんのほうに向けた、目の前がよく見えな
    い・・・・・。



    「どっちが好きか、私はよくわかんない、でも、二人とも無事ってわかって、決めたいの」




    「凛ちゃん・・・・・・泣いて・・・・・・・」




    そのまま私は馬小屋にいくと、馬に軽々のり、五軍山目指して出発した。
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■2149 / inTopicNo.26)  あぁ…
□投稿者/ まみ 一般人(1回)-(2005/07/30(Sat) 10:19:38)
    …朝からひとりで‥してしまいました(///▽//)

    興奮のなかに切なさもあり好きです
    あぁ‥邦様〜(>_<)

    (携帯)
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■2150 / inTopicNo.27)  Re[3]: あぁ…
□投稿者/ 琴音 一般人(24回)-(2005/07/30(Sat) 13:11:12)
    そういうことを言われると、本当のところ・・・・・・・・本懐です♪
    あんまり自信がなかったので感想はないものと思っていたのですが、如月さんやまみさんのような人がいてくれてとても嬉しいです。
    いまからちょっとえっちなシーンが少なくなりますが、ラストで燃え上がるのでご了承ください(^^)
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■2152 / inTopicNo.28)  童僕20
□投稿者/ 琴音 一般人(25回)-(2005/07/30(Sat) 15:17:57)
    「凛ちゃん!」




    私の問いのも答えず、顧みることもせず、私と同い年の愛する人は行ってしまった。




    「凛ちゃん・・・・・・・・待ってる」




    私が家に入ろうとした時、馬の蹄の音が聞こえてきた、凛ちゃんが思い直したのかもしれない、振り向いた先にいたのは。



    「ぁあ、鈴、心配させちゃった?ホント、大変だったわよ」




    そこには一人の兵士と、馬に乗ったぼろぼろの邦様・・・・・・怒鳴りたかった。




    「夜襲があってね、本当に死ぬかと思ったんだけど、趙月さんが助けてくれて」




    「はじめまして、趙月です、字は如烈、女の身で仕官していたのがバレまして、退役と同時に邦殿の護衛を命じられました」




    「燕人殿はもっと護衛をつけようっていったんだけど、断ったわ、さあ、みんな心配してるでしょ、宴でも開きましょう」




    綺麗な如烈さんと談笑して幸せそうに笑う邦様が心底憎かった。




    「・・・・・・ぁんた」




    「え?」




    「あんたを探しに凛ちゃんは戦場に行ったのよ!?もう、ずいぶん遠くにいったはず!すごく早かったもん!もう、もう取り返しつかないよ!」




    邦様の顔がひるむ、と思ってた、だけど邦様の顔はすごく固くなって、怒ったように私に問い返した。




    「それは、本当?」




    私は怖くなった、だけど、がんばって頷いた・・・・・・・・。




    「追いかけるわ」




    如烈さんが邦様を制す。




    「ダメです、食糧もなにもほとんど尽きました、準備をしていかないと私たちが屍になってしまいます」




    「だけど!」




    「ダメです」




    私より、邦様の方が偉かった、私は付いて行こうとしなかったもん、自分が嫌になって、死にたくなった。
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■2153 / inTopicNo.29)  如月さん(−−;
□投稿者/ 琴音 一般人(26回)-(2005/07/30(Sat) 15:21:43)
    じつは如烈は如月さんをイメージしてみました、感想を書いていただいたので出させていただこうかなと思ったんですが、ご迷惑でしたか?
    迷惑だったらすいません(−−;
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■2162 / inTopicNo.30)  NO TITLE
□投稿者/ 如月 一般人(18回)-(2005/08/01(Mon) 03:46:43)
    え〜〜〜っっっ!?本当ですか!?迷惑なんて、とんでもない!めちゃくちゃうれしいですぅ(*^_^*)
    如月が大好きな童僕に出演出来るなんて…叫びたい気分です(;」゚ロ゚)」ヤッタドォー
    これからも、ファンとして見ていきたいんで、がんばって下さい!如烈も、ガンバります!W(*^∀^*)W笑

    (携帯)
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■2167 / inTopicNo.31)  ありがとうございます
□投稿者/ 琴音 一般人(27回)-(2005/08/01(Mon) 13:29:48)
    ありがとうございます(^^)じつはちょっと心配でした(−−;

    私も蝶々のファンとして如月さんを応援させていただくので、がんばってください(^^)
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■2168 / inTopicNo.32)  童僕21
□投稿者/ 琴音 一般人(28回)-(2005/08/01(Mon) 14:06:25)
    彼は肉を食べていた、今は戦をしているので大好物の酒は止めて置いた、酒のせいでいままで義兄たちにどれだけ迷惑をかけたことか。




    「ちっ、うめえ肉だ、こういうのは酒の肴にするもんだぜ」




    「張飛様!!今先ほど丞相から連絡がありまして!丞相の姪殿の童僕がこちらに姪殿を探しにこらたそうです、行き違いからのミスなので即急に保護してほしいと」



    「あん?なんでだ、こっからなら馬超のほうが近いだろうがよ」



    「はあ、そうなんですが意味不明な付け加えが「葉月の満月の子、凛」とだけ」




    張飛とよばれる豪傑は勢いよく立ち上がった、顔面は蒼白だったが、顔は笑っていた。




    「へっ、孔明のやろうも趣味がわりいぜ、全員出撃だあ!」




    「はあはあ・・・・・・・ここは漢中?」




    邦様を追いかけて馬を走らせて幾日、もう山をいくつ越えただろう、野宿をし民家を借り、やっとの思いでここに来たけれど、どうしていいか、まったく分からなかった。



    「とりあえず、近くの蜀軍のところにいくしかないよね・・・・・・・・・」




    取り合えず森からでるため、馬を歩かせると、いきなり馬が足を挫いた、今までの旅で限界だったらしい、私はごろごろと坂を転がった、この時馬に押しつぶされなかったのは幸いだった・・・・・・・。




    「・・・・痛い・・・・・・馬・・・・・首が折れてる・・・・・・・・・」




    だけど、不幸はまだ訪れた、人間の運は決まってるていうけど、あれうそじゃないかなあ・・・・・・・・・・・。




    金属のぶつかり合う音、剣戟、人が死に直面する音、怨嗟、わたしが始めて見た戦場だった。




    「ひ!ひぃい!」




    私は頭を抱えて走った、ただ戦場を目をつぶって走った、周りでなる蹄の音、走る音、矢が近くに落ちた音がしたとき、私の心臓は止まるかと思った。




    「ちっ、ダメか、魏の策略に嵌った、このままでは、全滅するな・・・・・・」




    武将らしき人がその言葉を発したとき、私はひどく悲しくなった。




    もう、邦様にも鈴ちゃんにも、蓮さん涼さんにも・・・・・・会えない。
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■2169 / inTopicNo.33)  童僕22
□投稿者/ 琴音 一般人(29回)-(2005/08/01(Mon) 14:43:04)
    「ぃやだぁ・・・・・・・・・・いやだよぉ!!」





    私は奔った、命の限り、走ればこの戦場から逃れることは出来たかもしれないから。




    私の身体を誰かの手が掠める感触、だけど、捕まえられるまえに、手の持ち主は死んだ・・・・・。



    血が降り注ぐ。




    「ひっ!!」




    死の匂い、私はただ生きることだけを望んだ。




    いきなりの衝撃、だれかが飛びついてきたみたいだった、そのままギュっと抱きしめられ、その人は走った。



    (このままじゃ捕虜になっちゃう!!)




    私は暴れた、力の限り、その人の身体には鎧もなく、男の人のように固い筋肉でなくしなやかな筋肉があった、なんとか抜け出せないことも・・・・・。



    男の人のように?




    事実を確認するために目を開けようとしたけれど、私を抱いている人は扱けてしまい、さらに私みたいに坂道を転がった。




    私が転がったところみたいに草が生えていたわけじゃなくて、石がごつごつした坂だったので凄く痛かった、その人は片手で私を庇い、傷を最小限に抑えてくれた。





    やっと坂が終わった、私の背中には地面があった、目を開けると、私に馬乗りするような形でその人はいた、その人が守っていてくれた・・・・・・・。




    「邦様・・・・・・・邦様ぁ!!!!そんな、そんな、そんなああぁあ!」




    私は心底悲しかった、邦様が見つけられたのはいいけど、だって、残酷すぎる、だけど、でも・・・・・・・。




    邦様の左腕はなかった・・・・・・・・・・。
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■2170 / inTopicNo.34)  (ノд・。)
□投稿者/ 如月 一般人(22回)-(2005/08/01(Mon) 15:05:46)
    オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
    これからどーなるんだぁぁ…邦様ぁぁぁ…

    (携帯)
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■2187 / inTopicNo.35)  童僕23
□投稿者/ 琴音 一般人(30回)-(2005/08/06(Sat) 10:10:47)
    「邦様・・・・・・・なんで・・・・・・?」




    「あなたが出て行ったあとに私が帰ってきたの・・・・・ほんと、ついてないわね私たち」




    邦様が微笑む、まるで痛みなど感じていないような表情だったけど、脂汗が滝のように流れていた。




    「それでね、戦場で知り合った如烈さんにここまで導いて貰ったのよ、あの人の援護がないと死んでたわよ、あなた」




    私は涙ながらに頷き、体を起こした、そして無言で服を裂いた、それを邦様の左腕の付け根に巻く。




    「あらあら、せっかくの服を破いちゃって、もったいないわよ」




    「いいんです、私の責任だし、それに、邦様・・・・・・・しんじゃいます」




    私の心は罪悪感に満たされていた、私が勝手な行動を取ったばっかりに邦様は腕を失う結果になった、私は愛する人の腕を奪ったのだ。




    「ごめんなさい・・・・・ごめんなさい・・・・・・・」




    「いいのよ、あなたは私のためを思って行動してくれたんでしょ?それだけで嬉しいわ・・・・・一本あれば十分にいろいろできるわよ」




    邦様が笑いながらいった冗談に、わたしは無理やり笑おうとしたが、口が痙攣しただけだった。




    悲しくて、自己嫌悪だったけど、でも、心は暗黒じゃなかった、せめてもの救いで邦様と一緒に最後をすごせること・・・・・・。




    「さあ、凛、逃げるわよ、さっきまで蜀は押されたけど、張飛将軍が援軍に来てね一気に盛り返したの」




    「え?」




    邦様が私をぎゅっと抱きしめると、いきなり体が上にあがった、邦様の体を掴んでる手の主は、綺麗な女の人だった。




    「さあ、張飛将軍から手紙も頂きましたし、帰りますよ、貴方がたの家へ!」
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■2288 / inTopicNo.36)  感想です(*^_^*)
□投稿者/ ハル 一般人(1回)-(2005/08/27(Sat) 10:06:42)
    私的に凄く好きなお話です(^-^)

    続きが凄く気になります

    忙しいと思いますが頑張って下さい(・∇・)ノ

    (携帯)
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■2321 / inTopicNo.37)  Re[2]: 童僕23
□投稿者/ 匿 一般人(3回)-(2005/08/31(Wed) 20:11:03)
    はじめまして お忙しいと思いますが、続き待っています
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■2358 / inTopicNo.38)  童僕24
□投稿者/ 琴音 一般人(1回)-(2005/09/11(Sun) 10:38:11)
    「あんたアホかね!ただの童僕のために戦場まで出て!」



    「私にとっては大事なのよ」



    お医者様が邦様をベットの上で治療しながら怒鳴る。邦様は煩わしそうに、だけどとても痛そうに答えた。




    「っ!」



    「そりゃ痛いだろう。腕が無くなったんだ。もう元には戻らないよ」




    お医者様の治療が終わったあと、私は邦様の部屋に呼ばれた。そこには鈴ちゃんもいた。ベットの上で光を浴びてる邦様は綺麗だったけど、左腕がないのはツラかった。




    「凛、張飛将軍からね、手紙を貰ったの。内容は要約するとこうよ」




    邦様が手紙を広げ微笑む。私にとっては内容なんてどうでもよかった。今はただ、邦様に申し訳なくて、心配で。





    「凛は俺の娘だ」




    私と鈴ちゃんが飛び上がる。邦様だけが微笑んでいた。




    「まあ詳しいことはいわねえが、ある場所に預けてたんだが、そこで火事があってな。探したんだが見つからなかった。お前のところにいったのも、何かの縁だろう。お前の趣味は分かっていて頼む。凛をお前のところで預かってくれ。字もお前がつけろ。それが凛が望むことだろう」




    私は口をパクパクと開閉させることしかできなかった。




    「ここで父親らしいことを書きたいが、そういうのは苦手だ。凛にあっても何もできないだろうからそっちにはいかねえ。・・・・・まあ、そっちから来てくれるなら別に構わないが。迷惑かけるかもしれないが、娘を頼む。張飛より」




    「・・・・・・・・私のお父さんが張飛さん?」




    「そうらしいわ。でもよかった。もし張飛将軍が凛を返せなんて言ったら、私、どうしようかと思った」



    「・・・・・・・・・でも、私、手紙通り邦様に迷惑かけちゃって」



    「何言ってるの。元はと言えば私が原因じゃない。凛が気にすることじゃないわ」



    「だけど」



    「凛。私が、気にしないでって言ってるの・・・・・・・こっちにいらっしゃい」




    「はい・・・・・・・」




    そして私の頬に邦様の手が優しく触れたとき、私はぞくっとして、全身が震えた。これからどんな歓びを与えてもらえるかと思って。
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■2359 / inTopicNo.39)  Re[2]: 童僕24
□投稿者/ 琴音 一般人(2回)-(2005/09/11(Sun) 10:39:48)
    いろいろと忙しかったので、遅れました。待っていてくれた方すいません。
    帰ってもすぐに布団に倒れこむ生活が続いたので、書けませんでした(−−;)
    これからどんどんやっていくので、応援していただければ嬉しいです。
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■2365 / inTopicNo.40)  あぁ…
□投稿者/ ゆき 一般人(1回)-(2005/09/12(Mon) 11:38:48)
    いつもは読んでいるだけなのですが…
    復活されていたので、嬉しくて思わず投稿です。
    続き、楽しみにしています(*^_^*)
    頑張って下さい!

    (携帯)
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