| とある中学校の卓球部に一人の少女がいた。彼女の名は河合真美。彼女はさらさらの長い髪にきれいな白い肌、大きな瞳に高い鼻という容姿、さらに大きな胸に細いウエストという抜群のスタイルだった。 彼女は現在チームメイトの一人にに部室で罵られていた。 「アンタのせいで今日の試合負けちゃったじゃない。」 真美を拘束したのは部長の後藤由利だ。彼女は好きな男子が真美に告白して振られたことを知ってから真美のことを目の敵にしている。 「アンタが出なければ私達にはまだ勝ち目があった。」 今回の試合は彼女達の学校が相手校に団体戦で2−3で負けた。その試合で真美は5番手で出場し、そして、自分の試合で勝敗が決まるというプレッシャーから惨敗した。しかし、このことを責めているのは由利だけだった。ただ真美をいたぶるための大義名分がほしかったのだ。 「ごめん...確かに私は負けてみんなに迷惑をかけたけど、そこまで言われる筋合いはないと思う。それに負けたのは私だけじゃないでしょ!」 真美は反論したが、由利は何を馬鹿なというような調子で言い返した。 「あらあらこの期に及んで人の所為にするつもり言っとくけどほかの二人は確かに負けたけど、アンタとは違って接戦だったわよ。」 「けど...」 真美が納得がいかないといった感じに呟く。 「聞き分けの悪い負け犬ちゃんにはお仕置きをしなくちゃね。」 由利がニヤニヤしながら言う。そして、なにかを取り出した。 「なにそれ...」 真美が不安そうに呟く。 「あら知らないの意外とウブね。」 彼女が取り出したのは電マだった。これを見た真美は怖くなり部室から逃げようとしたが、女の二人組に取り押さえられた。チームメイトで後輩の亜紀と優衣だ。 「ごめんなさい。私達先輩に恨みはないんですけど、ずっと先輩を好きにしたいと思ってたんです。」 彼女達はどうやらレズだったようだ。真美は絶望に打ちひしがれた。 「さあここからがお楽しみよ。」 由利が言った。 これから女子卓球部の美少女の悪夢が始まる。
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