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■7275 / inTopicNo.21)  怖い
  
□投稿者/ 美咲 一般人(13回)-(2013/09/30(Mon) 22:29:32)
    それに、排泄を促すなんて、私に出来るんでしょうか……

    私は、もっと逝かせてほしいです!

    (携帯)
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■7276 / inTopicNo.22)  地球・老年期の終わり11
□投稿者/ hime 付き人(88回)-(2013/10/01(Tue) 08:35:16)
    「なにより大事なのは」と講師の女性はにこやかに言った。「奉仕の心です」
    「相手に悦んで貰うには、それがどのような悦びであるか、皆さん自身がよく知っておく必要があります。これから一月の間、卒業間近のウォシュレットの方々に、皆さん自身がサービスを受けていただきます」
     研修生の間にどよめきが起きた。
    「下着を脱いで、各自、トイレを跨いで下さい」
     研修室には一人一つずつ洋式のトイレがあるのだった。
     ただ、水洗ではなく、しかも便器の前には人間の頭が入る大きさの穴が開いていた。
     ウォシュレットたちがやってきて、それぞれの前に立った。
     美咲の前に立ったのは、前に役得のサービスを受けた女の子だった。
     一足早く研修所に叩き込まれていたのだ。
    「よろしくお願いします」と女の子は言った。
     美咲のことは忘れているようだった。
     女の子は仰向けになって頭を便器に潜り込ませた。
     女の子の舌が美咲の敏感な芽に触れた。
     あまりに意外な出来事に、美咲は声を上げた。
     他の研修生達も同じような声を上げた。
    「これもウォシュレットの大事な仕事なのです。皆さんには、まずはその場所で逝っていただきます」
     花弁ごと吸われ、まるで小さな芽を育てるように舌先で愛撫され、押すかと思えば退き、退くかと思えば強引に吸われ、もうなすすべもないまま、崩れ落ちそうになる身体を必死に支え、美咲は、
    「逝きそう、逝きそう」
     と叫び続けた。
     研修室に同様の声が響き渡っていた。
     まるで真空に吸われるかのように、性器全体が柔らかな粘膜に包まれ、芽や池のありとあらゆる快楽が掘り起こされた。
     けれど、逝くことは出来ないのだった。
     微妙な一線がそこにあり、逝きたくて逝けないもどかしさを残していた。
    「まだまだですよ。ウォシュレットのワザはこんなモノではありません。まだまだ焦れていただきます」
     その通りだった。
     芽と池を往復する舌はまるで一匹の生き物のように、そして何か敏感な部分を探り当てるセンサーでも付いているかのように、丁寧に、ひとつひとつ、眠っている快楽を探り当てるのだった。
     もう恥も外聞もなかった。
     ひたすら味わい、耐えるしかない快楽の拷問だった。
     研修生すべてが髪を振り乱して、
    「逝きたい! 逝かせて! 逝かせて!」
     と叫んでいた。
    「まだですよ。全身の力がすべて抜けるほど耐えて下さい。まだですよ」
     永遠にも思える時が過ぎ、
    「さあ、逝きなさい」
     の声のもと、ウォシュレットは総攻撃をかけてきた。
     花咲くほどに育った芽は恐ろしく敏感になっており、ウォシュレットの攻撃に耐えられるはずもなかった。
     研修生達は声もなく、深く深く逝った。
     次の瞬間、アナルへの攻撃が始まった。
     ヒッと、美咲も声を上げた。
     予想だにしなかった攻撃に、便意を感じるまもなく、中身を吸い出された。
     その後、何度も何度も吸い出され、最後にアナルを丁寧に舐める舌を感じた。
     病みつきになりそうな快楽に、美咲は恐怖を感じた。(これからもっと恐くなるよ。感想待ってるね)
     
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■7277 / inTopicNo.23)  はい
□投稿者/ 美咲 一般人(14回)-(2013/10/01(Tue) 23:19:06)
    読んでいるだけですごく濡れてドロドロになりました!

    もっと逝かせてほしいです!

    (携帯)
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■7278 / inTopicNo.24)  飴と鞭
□投稿者/ hime 付き人(89回)-(2013/10/02(Wed) 05:21:44)
    快楽と苦痛はあざなえる縄のごとし。
    次は死ぬ目に遭うかもよ。
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■7279 / inTopicNo.25)  地球・老年期の終わり12
□投稿者/ hime 付き人(90回)-(2013/10/02(Wed) 17:43:02)
     美咲の感じた恐怖には根拠があった。
     排泄と結びついた性的な快楽は、それ無しには排泄を出来なくする危険性を伴う。
     何世紀もの間、ウォシュレットに排泄を任せきりにしていた貴族達は、もはや自力で排泄する能力を喪失していたのだった。
     体制が崩れるとき、その予兆は誰にも見えない。
     女達の貴族体制が壊れるそのきっかけは、ほんの些細なことだった。
     本当の男が生まれたのである。
     いや、実は数世紀前から少しずつ生まれていたのだが、誰も男というものを見たことがないため、単なる奇形として処理されていたのだ。
     それが、出生児の半数が奇形などありえないと誰かが気付き、それが男であること、Y染色体を持った個体だと確認されたのだった。
     その噂は地球上を駆け巡り、格差を正当化していた「女の女による女のための支配」というイデオロギーは崩壊した。
     そして反乱は最底辺の女達から起きた。
     ウォシュレットたちが排泄の補助を拒否したのである。
     貴族達はウォシュレットを拷問し、見せしめに「薔薇の枝」にかけて何人も何人もなぶり殺したが、無駄だった。
     ウォシュレットが飢えて死に絶えると、貴族達は次々と悶死していった。
     浣腸しても無理なほど固まったものは、逆流して口から溢れ、貴族は悶え苦しみながら、なすすべもなくジワジワと死んでいくのだった。
     貴族の「吐糞病」はついに貴族階層そのものを消滅させた。
     そして男の存在は公的に確認され、すべての体制そのものが見直されることになった。

     
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■7280 / inTopicNo.26)  地球・老年期の終わり13
□投稿者/ hime 付き人(91回)-(2013/10/02(Wed) 18:01:55)
     その日は美咲が初めて排泄補助をする予定になっていた。
     半年にわたる研修で、排泄物に対する嫌悪感も消え、自分の役割をきちんと果たす自信もあった。
     けれど、講師は現れなかった。
     グラウンドに集められた講師たちが一人ずつ裸にされ、大の字に拘束されてハリツケのように高く立てられるのを、美咲達は何か遠いことのように眺めていた。
     皆はグラウンドに下り、講師達を見上げた。
     この半年、舐め続けた部分が頭上にあった。
     革命委員会のリーダーが講師達に言った。
    「最期に選ばせてやる、アナルか? ヴァギナか?」
     講師達は泣く泣くどちらかを選ばされ、望み通りの箇所から串刺しにされていった。
     まっすぐに喉まで至るのはまれで、身体の様々な箇所から尖った槍を突き出したまま、講師達は革命を呪い続けた。
     呪いの声は翌朝まで続いた。
    「さあ、あなたたちはもう自由よ。何をやっても自由なの」
     それを聞いて、美咲達は再び研修所に戻り、講師達に叩き込まれた技法を互いの身体でためし続けた。
     そして美咲は初めて、排泄の……
     美咲はもはや立派なウォシュレットと化していた。
     後にこの革命は「ウォシュレット革命」と呼ばれた。(終わりだよ。なんか、日常生活でのストレスが作品に出てしまうなぁ。基本的に欲求不満です。便秘じゃないけどね。感想待ってるね)
完結!
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■7281 / inTopicNo.27)  すごい
□投稿者/ 美咲 一般人(15回)-(2013/10/03(Thu) 02:58:46)
    2013/10/03(Thu) 02:59:52 編集(投稿者)

    登場している私が排泄を促すことを抵抗無くしてるなんて!

    面白い話でした!
    また新しい作品楽しみにしています!
    もっとゾクゾクと疼いて、疼いて我慢できずに逝きたいです!

    (携帯)
完結!
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