| 2004/11/02(Tue) 19:49:06 編集(投稿者)
「あらっ?優?・・もう消灯の時間はとっくに過ぎているけど?」
由希子が聞く。怒っている感じはすぐにわかった。
由希子は先生の中でも派手で、茶髪にゆるいパーマ、ばっちりメイクであまり教師という感じではない。
「あっごめんなさい!何かみんなと入るの恥ずかしくて。今出ますから!」 怒られないうちに優は逃げようとする。しかし、 「どうして?まだ入っていないんでしょ?内緒にしてあげるから、入ればいいじゃない。」
急にやさしくなる由希子。 「いやっでも・・いいです、やっぱり部屋戻ります。」
自分の裸を見られたくない優は部屋に戻ろうとする。
去ろうとする優の腕を掴み由希子が言った。 「じゃあ主任に言っちゃおうかなぁ〜。反省文書かされるかもね。明日の夜の自由行動もなしになっちゃうね〜。いいのかなぁ?」
由希子に言われ優は考える。
・・それは嫌だ。
それに由希子が自分を逃がしてくれないと感じた優は、しぶしぶと観念した。
(携帯)
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