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Nomal No1 /SEVEN (04/04/05(Mon) 13:37) #234
Nomal 感想 /那緒 (04/04/05(Mon) 21:18) #235
Nomal No2 /SEVEN (04/04/06(Tue) 13:59) #240
│└Nomal 感想 /那緒 (04/04/06(Tue) 14:00) #241
Nomal NO3 /SEVEN (04/04/06(Tue) 14:02) #242
│└Nomal 感想 /那緒 (04/04/06(Tue) 14:08) #243
Nomal NO4 /SEVEN (04/04/12(Mon) 10:58) #278
Nomal NO5 /SEVEN (04/04/12(Mon) 11:00) #279
Nomal NO6 /SEVEN (04/04/12(Mon) 11:02) #280
Nomal NO7 /SEVEN (04/04/12(Mon) 11:04) #281 完結!
│├Nomal 感想 /那緒 (04/04/12(Mon) 11:07) #282
│├Nomal 読んだヨ〜 /御嗚 (04/04/14(Wed) 00:04) #298
│└Nomal 全ての読者のかたへ /SEVEN (04/04/14(Wed) 16:33) #301
Nomal 良かったです /AN (04/04/15(Thu) 02:44) #302
Nomal Re[1]: No1 /鏡華 (04/04/18(Sun) 12:24) #308


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■234 / 親階層)  No1
□投稿者/ SEVEN 一般人(1回)-(2004/04/05(Mon) 13:37:16)
    2004/04/06(Tue) 14:07:14 編集(管理者)

    私の名は、ゆき。今日からご主人様の千佳様との生活が始まる。心臓が口から出そうな程の緊張感と、千佳様の為だけの奴隷になれる喜びとがシンクロし何とも言われぬ、気持ちを胸に、千佳様の基へ向かう。TAXIの中でこれからの事を想像し振るえるてで、携帯から連絡を入れる。(千佳様だだいまゆきは、千佳様専属奴隷にして頂く為に、TAXIに乗り、そちらに向かっております。もう暫くお待ち下さいませ。玄関につきましたら御連絡差し上げます。宜しくお願い致します。)そう言うと千佳様は、無言で電話をお切りになられました。私の方から切る事の出来ない電話を握りしめ、リダイヤルしようか、悩むが、思い直し携帯を切りポケットに入れた。TAXIは千佳様のマンションの近くまできた。信号を後、三つ過ぎれば辿り着ける距離だ。目の前の信号が赤に変わりTAXIが止まった。その時物凄い音と衝撃で気を失った。(目が開かない、ここはどこ?)その時千佳様の声が聞こえた。(ゆき、病院だからね。もう大丈夫だからね。私が迎えにいけば。。。。)千佳様はわたしの為に泣いて下さっている、私がもっと早く部屋を出れば千佳様にこんな思いをさせずにすんだのに。と自責の念に囚われている間にも目が開かないのだ。声は出せた、千佳様お許し下さい。)それが精一杯だった。その時私の右手を力強く握りながら。千佳様はこう言って下さった。(死が二人を離そうとしても一緒だから、例えそれが地獄だろうと。もうこんな目には遭わせないからね。安心してお休みなさい。)そして熱いキスを交して下さった。閉じたままの目尻から涙が伝う、その涙を千佳様がなにも言わず舐め取ってくだっさた。(もう泣かないで、私は何時もゆきの側にいるからお休みなさい)私はそのとき、最高のご主人様に巡り会えたことを確信した。人が人を愛すると言う事の重たさと清らかさを改めて実感させて頂いたのだと。月日はながれた。あれからも私の目は閉じたままだ。ご主人様の、お顔も見る事は出来ないが充分、幸せです。四六時中、一緒にいて下さっているのだから。私は残った感覚を全て千佳様の為だけに捧げています。千佳様もまた私ごときに精一杯の愛情を与えて下さっているのが分かるからだ。こんな形になってしまったけど私と千佳様は更につよい絆で結ばれたのだから。T,b、c。



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▲[ 234 ] / 返信無し
■235 / 1階層)  感想
□投稿者/ 那緒 一般人(1回)-(2004/04/05(Mon) 21:18:47)
    2004/04/06(Tue) 14:04:48 編集(管理者)

    読ませて頂きました!
    ラスト眼が見えなくなると言うのには驚きました。
    「残った感覚」って言うのがリアルで、悲しいお話かな?とも
    思ったんですが眼が見えなくなって更に深い絆で結ばれたのが
    感動しました。
    特にゆきが病院でまだ身動きが取れない時に
    千佳が涙を流す所が感動しました。
    千佳=ご主人様なのに涙を流してゆきを心配するギャップが新鮮に感じました。
    長々とすみません(>_<)
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▲[ 234 ] / ▼[ 241 ]
■240 / 1階層)  No2
□投稿者/ SEVEN 一般人(4回)-(2004/04/06(Tue) 13:59:03)
    千佳様との生活に慣れ始めた頃のある日、いつもの様に千佳様はまるで、壊れ物を扱う様に愛して頂き私を絶頂へと誘って下さっている。(私は本当に千佳様の奴隷として合格点を頂いているのだろうか?)と自問自答を繰り返してみる。でもその言葉を胸にしまい込み、素晴らしい余韻に身を委ねている。千佳様は私の顔に蜜を滴らせた花弁を近ずけて下さっている。私は黙ってそこに舌を伸ばし蜜を頂く。千佳様の甘い吐息が激しさをまし花弁が痙攣しているのがわかり独特の香りが鼻腔を刺激する。千佳様は体勢を変え私の口に舌を差し込んで下さる。息の止まる様な長いキスの後、腕枕で髪を優しく撫でてくださる。まるで、催眠術に掛かったかの様に深い眠りにつく。(何時間ったのだろう?)何時もの場所に千佳様は寝息をたててお休みしているみたいだ。記憶の糸をたどり、千佳様の長く綺麗な指をそっと口に含ませていただき御奉仕させていただく。命より大切な方の指の感触を、口全体で味わっていると(ゆき、おはよう)と声を掛けて下さって頂く。私は
    (千佳様おはようございます)と答えるが返事が無い。(千佳様?千佳様ああ)と叫ぶが返事が無いのだ。私は自分のみみを、疑った、恐る恐る千佳様の顔の辺りに手を差し出すと温かい物が指を濡らす。その指を口に含む。涙の味がする。千佳様の体が震えている。私は千佳様から突然(耳が聞こえ無いのよ)と言われた。私は(千佳様の耳になります)と心の中で何度も叫んだ。すると、千佳様が更に強くだきしめて下さった。もう二人には言葉など必要ないと思った瞬間、(ありがとう、ゆき)と、確かにきこえたのだ。四六時中はなれることの出来ない関係になったのだ。あたかも、一枚のコインの様に離れられない関係に。四六時中。 T 、B 、C  

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▲[ 240 ] / 返信無し
■241 / 2階層)  感想
□投稿者/ 那緒 一般人(4回)-(2004/04/06(Tue) 14:00:43)
    絡みの部分とても綺麗です!
    凄い細かく表現されているんですがドロドロした感じではなくて
    うち的に読みやすいですw
    それにこの展開はやはり想像出来ませんでした!
    ゆきも千佳もハンデを負ってしまうんですね…少し可哀想です。
    でも繋がりは前よりもっと深くなってますねw
    「二人には言葉はいらない」と言う文章が印象的です。
    耳が聞こえないのにゆきの心の声が届いたのか「ありがとう、ゆき」の
    一言に胸がぎゅっとなりました!
    四六時中、24:7の意味がやっと解った感じです!
    愛してる人の耳になって眼になって…凄いです!奥が深い…
    次回も楽しみにしてます!

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▲[ 234 ] / ▼[ 243 ]
■242 / 1階層)  NO3
□投稿者/ SEVEN 一般人(5回)-(2004/04/06(Tue) 14:02:09)
    それからの、私たちの生活は、充実した暮らしをしている。健常者の方から見れば不幸に思われるはずだ。私たちは心の言葉で会話を交わせて生活できているのだと思うと病院での(地獄だろうと一緒だから)と言う言葉が胸に突き刺さる。今から二人でお風呂に入る。洋服を丁寧に脱がして頂き、バスルームへ。バスルームの中は甘い匂いが充満している。バスタブの中に入れて頂く。片脚を入れた途端に何かが脚に纏わりつく。千佳様は(
    お誕生日おめでとう)と心の言葉で言って下さった。今日で私も24歳かと思った途端、光も見る事も出き無い目から涙が溢れ止まら無い。最初は感謝の涙だったがやがて、自責の涙に変った。私は目が見えない。時間の感覚が鈍くなっているから、千佳様のお誕生日を、お祝いさせて頂く事も、千佳様の氷の様に透き通って尚且つ漆黒の様な瞳を拝見しながら、喜怒哀楽を共有させて頂くことも出来なくなったと、落胆した時、(貴方には心の目があるはずよ、しっかりと私を見なさい。さあ、これから私の方へ来なさい。これは御命令よこっちにきなさい、ゆき。)そう心の言葉え仰った。千佳様は反対の方に移動されたみたいだ。私はゆっくりと千佳様の方へ歩を進める。やがて、黒い点が二つ見えた。(千佳様だ。もうそちらにまいります。)と心の言葉で話掛けた。すると、(そう私は、ここにいるからね。もう少しよ頑張りなさい)と、すかさず私は(はい。頑張ります)とお答えしました。黒い二つの点はすこしずつ大きくなり、両手を水平に伸ばした時、千佳様の両手の平に触れる事が出来、思わず力を入れこの手は離すまいと握り締めた。千佳様は、更に強い力で握り返して下さった。思いは通じたいや、倍以上で返して頂いた。私は、千佳様の胸に飛び込んだ。後は心の目で千佳様の目に吸い込まれ長い抱擁が始まり最高の快楽を貪りあった。この時、人、と言う字が何故、番いなのかがわかりました。お互いが支え合わないと人には、なれないからだ。これもまた四六時中なのだから。 T、B、c

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▲[ 242 ] / 返信無し
■243 / 2階層)  感想
□投稿者/ 那緒 一般人(1回)-(2004/04/06(Tue) 14:08:29)
    2004/04/06(Tue) 14:08:48 編集(管理者)

    時間の感覚がなくなるんですよね。
    考えたら凄い残酷な事ですよね。
    二人の記念日も解らないし、もちろん誕生日も…。
    記念日凄いうち大切にするので何か悲しいです。
    あ、表現!wますます綺麗になりましたねw
    心の言葉と心の目に心惹かれましたw
    二人が支え合ってる感じがやっぱり良いですねーw
    ここからの展開が全然予想つかないです(汗
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■278 / 1階層)  NO4
□投稿者/ SEVEN 一般人(16回)-(2004/04/12(Mon) 10:58:00)
    明きからかに、何時もとは違う淫靡だけれども上品な麝香の香りに、包まれた部屋でご褒美を、頂くけるのだ。そのための、体の準備はすでに、出来ているにも、かかわらず、催淫作用のある、麝香の香りが程よく体を、刺激してくれている。声にならないほどの快感の波が何度も何度も私の体を襲う。そのたびごとに千佳様の背中に廻した腕に力が入ってしまう。何度、快感の渦に呑まれたかわからない、私はついに失神をしたのです。気がつくと、朝を迎えていたらしい。濃厚なキスによって完全に気がついた。最愛の人のキスで朝を迎えた喜びを全身で最愛の方に全身を使いさせて頂いている。いつもよりも強い余韻に身を委ねていると、コーヒーの香りが漂い(ゆき、おはよう、もう朝ですよ)と千佳様の声が心に響く。(申し訳ございません千佳様)(良いのよ、これをお飲みなさい)と、私の手のひらにグラスを持たせて下さった。てっきりコーヒーだと思っていた私は戸惑いを感じながらもグラスの中の液体を飲み干した。暫くして心地よい睡魔が体を支配して行った(ゆっくりおやすみなさい)その言葉が胸に響いた後、熟睡状態に入った。どの位寝たのろう?不安感が胸を襲い(千佳様、千佳様?)と心で叫ぶ。いつもなら返ってくるはずの言葉が胸には返って来なかった。(何故?)自問自答を繰り返す私。暫くして、その答えがわかりました。(ガラガラガラ)ワゴンの音と共に消毒液の匂いと、共にここが、どこであるか自覚するまで時間はかからなかった。その時、事務的に(おはようございます。気がつかれましたか?)と、女性の声、(ここは、どこですか?教えてください?)と、叫んだ、(ここは、病院です)と女性の声、(お連れの方は大丈夫ですから、心配しないで下さい)瞼の違和感を訴えると(触らないで下さい今は、絶対に)そう言い残すとワゴンの音と共に彼女は私から去って行き私は例え様の無い孤独感に苛まれ心の中で幾度となく(千佳様、千佳様)といつ帰って来るのか判らない返事を待ち心の中で叫びながらも孤独と戦いつつ”けている。人は一人では生きて行け無い事を改めて実感した。これもまた、四六時中の裏返しであるのかも知れない。四六時中。何て素敵で、重みのある言葉だろうか。四六時中。。。。。。。。。。T, B, C.

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■279 / 1階層)  NO5
□投稿者/ SEVEN 一般人(17回)-(2004/04/12(Mon) 11:00:14)
    あれから、何日過ぎたのだろう、毎日欠かす事もなく、千佳様に心の言葉をお送りしているのに全然お返事の無い日が悪戯の様に過ぎたある日、瞼の上の包帯が取れ増した。ゆっつくりと瞼を開き天井がボヤケながら見え時間が経つにつれ視力が回復した事を、確認した私は真っ先に千佳様の事を尋ねました。すると、医師から余りにも惨い言葉を聞く事になりました。(彼女は、もう何日も持ちません)と言われ理由を問うと、進行性スキルス性癌末期と説明を受けました。(それでも好ければ、お部屋に御案内致します)と、尋ねられたので、直ぐにでも会わせて貰える様にお願いし、案内して頂きました。お部屋の前でかすかに(ゆき、ゆき。)と聞こえましたので扉を開けて中に飛び込みました。そこには、体中にチューブを付けられた千佳様が病と闘っていらっしゃいました。私は千佳様の手を握り締め(千佳様、ゆきですしっかり私を見て下さい)と、千佳様お心に呼びかけました。すると、千佳様は私の方を向かれ、私の手を両手え握り返されたのと同時に瞼を開けられました。その眼には、嘗ての輝きはすでにありません。が、私は、千佳様の両目をしっかりと、みつめ、(千佳様しっかりして下さい)と心に叫びました。すると、(ありがとうゆき、私に何かあっても、24:7だからね。ゆきと出会って本当に良かったよ幸せな時間をありがとう)と言い残し眠る様に息を引取られました。私はその場から動く事も出来ずただ、千佳様の両手を握り締め号泣し千佳様の御名前を思い切り叫ぶしかありませんでした。心の言葉はもう返ってきませんでした。私は感謝を込め千佳様にキスを致しました。この時はまだ、24:7の意味を知りませんでした。本当の24:7の意味を。四六時中の本当の意味を。その意味をこんなにも早く知る事になるとは、思いもしませんでした。
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▲[ 234 ] / 返信無し
■280 / 1階層)  NO6
□投稿者/ SEVEN 一般人(1回)-(2004/04/12(Mon) 11:02:21)
    2004/04/12(Mon) 11:02:57 編集(投稿者)

    私は千佳様のお部屋の外で千佳様の荷物を改めていました。封筒の表に私の名前と、24:7.BY、CHIKA。と書いてありました。(ゆき、貴方がこの手紙をよむという事は手術が、成功したと言う事ですね。本当におめでとう。私の命はもう長くは無いでしょう。貴方は今、私の隣で可愛い顔をして、眠っています。これから、貴方を連れて病院に行きます。実は入院お、今日まで待って貰いました。昨日は貴方のお誕生日だっつたから。ゆき、貴方へお誕生日プレゼントは、この手紙を読めると言う事なのよ。もう、判ったでしょう?そう。私にはもう視力は必要ないの。私の角膜をゆきにプレゼントするわ。ゆき、貴方はこれから私の目を通してしか見る事が出来ない体になったのよ。素敵でしょう。私が灰になっても、私は、ゆき、貴方の目になって貴方を、支配する事になれたの。人は必ず死ぬ時が来るの。私はそれが早かっただけ。でも、私は貴方が最後の時を迎え灰になっても一緒なの。ゆきの眼は私の目だったからね。最後の命令よ。私の分まで長生きするのよ。色んな物をその眼に焼き付けてからこちらに来なさい。その時は私が迎えに行くからね。心配しなくてもいいからね。私は先に行くけど悲しいことはないの。解ったら、涙を、拭きなさい。ゆきの笑顔が本当は一番好きだったから。二人で一つになった記念日なの。24:7.四六時中一緒だよ。新しい旅立ちの日。本当におめでとう。再見。)と書いてありました。私は流れ落ちる涙を拭いました。千佳様の死に化粧をされたお顔を拝見し冷たくなった唇を私の唇で暖めて差し上げました。千佳様のお体に白い布が掛けられました。窓の方に視線がほんの少し移った時、窓の外の桜の花びらが散りました。
                                   T, B, C
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▲[ 234 ] / ▼[ 282 ] ▼[ 298 ] ▼[ 301 ]
■281 / 1階層)  NO7
□投稿者/ SEVEN 一般人(2回)-(2004/04/12(Mon) 11:04:43)
    2004/04/12(Mon) 11:05:27 編集(投稿者)

    千佳様の1周忌も終わり再び遅咲きの桜の花が散りました。あれからも私は、千佳様の眼を通し色々な物を千佳様の眼に焼き付けています。私と千佳様も丁度、桜の花の様に短いけれども心に焼き付いて離れ無い間でした。千佳様のPCの私の調教記録を拝見しても私の事にどれだけの愛情を注いで下さったかがわかります。それに、千佳様は、私と、千佳様の運命まで、私と出会う前にお知りになっていた事まで知りました。そう千佳様は、自らの過酷な運命に逆らう事無く立ち向かい、私にあれだけの愛情を与えて下さったのに私はどれだけお返しできたのかと思うと言葉に詰まり胸が痛いです。せめて向こうで千佳様に再会するまで一人でいよう。と思い今も一人で暮らしています。しかし千佳様もお知りにならなかったもう一つの運命の歯車は回り初めていました。交通事故のとき失明だけで無く脳細胞に損傷があったらしいのです。私の余命もあとわずかです。せめてもう一度桜の花をこの眼に焼き付けてからそちらに伺います。私は病院のベッドの上でそう祈りました。やがて季節は、春を向かえ桜の花を見る事ができました。薄れ行く意識の中で(千佳様もう限界でございます。そちらに向かいます)と、すると(わかったよ、辛かったでしょう?もうこっちにおいで、待ってるからね)と何年振りかの心の言葉を聞く事ができ何の心配もなく千佳様の元へ旅立つ事ができました。(寂しかったです千佳様)(もうこの手は離さないからねいつまでも。)FIN。

完結!
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▲[ 281 ] / 返信無し
■282 / 2階層)  感想
□投稿者/ 那緒 一般人(22回)-(2004/04/12(Mon) 11:07:16)
    ラストはやっぱり感動ですね。
    ゆきが千佳にまた会えるまで一人で居ようと思ったのは凄い決断ですね。
    うちももし同じ状況になったら同じセリフを吐くんでしょうが
    きっと無理だと思われます(汗

    最後の「もうこの手は離さないからねいつまでも」のセリフがとても良いです。
    二人はこれでやっと一つになれたのかな…と言う感じです。

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■298 / 2階層)  読んだヨ〜
□投稿者/ 御嗚 一般人(1回)-(2004/04/14(Wed) 00:04:14)
    茶でエッセイ書いた〜て聞いたので拝見させて頂きましたン
    何より文才がスゲーと思った。話の筋もキュンてなりました
    いつも感想文とか苦手分野やったからうまく言えんけども
    すごいおもろかったよ〜。
    また新作も出るて事なんで楽しみ。がんばてー!
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■301 / 2階層)  全ての読者のかたへ
□投稿者/ SEVEN 一般人(26回)-(2004/04/14(Wed) 16:33:18)
    24:7、NO1−NO7、Tactics、NO1−No7を書き終わり読み返してみました。私自身がMネコですので、最初は、ゆきの視点から書き進めました。24:7NO6まで書き終わった時にTacticsを書き始めTacticsを完結させ24:7NO7を書き完結させました。この作品が、私の処女作品ですので大変苦労し、誤字も多く皆様にとって読みにくいところも多かったのではと反省いたしています。この作品で描きかった事は人間は生まれながらにして死と隣合わせの存在でありいつ死ぬかわからないから人の命は尊くいと思うのです。生きると言う事は寿命を削る作業なのです。そんな中で恋を経験しやがてその人無しでは生きていけないそんな過剰だけれども純粋で一途な、千佳と、ゆきを描いてみました。濡れ場をわざと少なくして皆様に想像して頂きたかったです。それぞれ感じるポイントが違うから絡みを少なくし、千佳と、ゆきの心理状態を中心に描きました。24:7は終わりますが皆様も四六時中、一緒にいたいと思える人と巡り合い、最後まで成就なされます事をお祈りいたします。♪さらばー友よ又、この場所で会おうー桜舞い散る道の上でー♪。

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▲[ 234 ] / 返信無し
■302 / 1階層)  良かったです
□投稿者/ AN 一般人(1回)-(2004/04/15(Thu) 02:44:18)
    感動して泣いてしまいました(┬┬_┬┬)

    (携帯)
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■308 / 1階層)  Re[1]: No1
□投稿者/ 鏡華 一般人(1回)-(2004/04/18(Sun) 12:24:34)
    切ないお話ですねぇ。。
    何ていうか、とっても素敵だと思います!
    好きな人のためになにかをするっていうのが素敵だと思いました。
    感想とかかくの慣れてないもので、こんな事しかかけなくてごめんなさいf^−^;
    でも、私はこのお話好きです♪
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