SMビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■104 / 1階層)  強要される関係 2
□投稿者/ 綾香 一般人(2回)-(2004/03/03(Wed) 11:52:54)
    【第二章】そして明かされる二つの秘密

    「今日からお世話になります。」
    「えぇ、こちらこそよろしくね。私、生活能力が少し欠如気味だから。」
    「そんな、きれいに片付いていると思います。」
    「ありがとぅ……。」

    あの日から数日後、遥は由香里の家に引っ越してきた。荷物はいくら少ないといっても女の子が一人引っ越すのだ、ある程度の量はある。そこで、由香里も一緒に片付けることにした。

    「これからは、何でも言ってね。教師としてもそうだけど、これからは同居人でもあるんだから。」
    「はい、ありがとうございます。」
    “本当に素直な子・・・この子とならうまくやっていけるかもしれないわ。”

    そんなことを考えながら、片づけをしているとすぐに昼食の時間になり、きりの良いところで休憩を取ることにした。
    「本当に料理が上手なのねぇ・・・。」
    「そんなことないです。」
    「これからは交代で何でもやっていきましょうね。」
    「はい。」
    それからまた、片づけをはじめ、日が暮れる頃にはほとんどのダンボールが折りたたまれていた。

    残り1箱になったところで遥が声を掛けてきた。
    「先生、それはまだ使わないものなので、そのままダンボールで置いてといても良いですか?」
    「いいけど……?」
    まぁ、別に1箱くらいはかまわない。そう思い、今日の引越し作業は終了にした。
    それから、夕飯を食べ、お風呂に入り、床に就く。二人の部屋は別々だ。今まで書庫として使っていた所を遥に与えた。なのでそれぞれの部屋へと分かれた。
    由香里の部屋には、一人で寝るには少し大きめのセミダブルのベッドがある。彼女が教師として頑張っている自分への唯一の贅沢として少し前に購入したものだ。そのお気に入りのベッドに入り、今日のことを振り返っていると、扉の向こう側から声が掛けられた。
    「今日は一緒に寝ても良いですか?・・・・・何だか寂しくて・・・・。」
    「いいわよ、入ってらっしゃい。」
    高校生といってもまだ子供、両親と離れて暮らすことに不安を覚えたのかもしれない。そう思い、少し体を詰めて彼女を受け入れた。

    「本当に、ありがとうございました。先生が居なかったら私・・・諦めていたと思います。」
    「どういたしまして、明日はお休みだから少し出かけましょう。」
    「はい。」
    「だから、今日はもう寝ましょうね。」
    そういうと、遥は素直にうなずきすぐに目を閉じた。しばらくすると規則正しい息使いが聞こえ始める。
    “寝たみたい。今日は色々あったから疲れたのかもしれないわね。明日のこともあるし、私も寝なくては・・・。”

    由香里の息使いも規則正しくなり、小一時間といったところであろうか。本来なら、由香里の横で同じく夢の中に居るはずの遥の瞳はしっかりと開き、由香里を捕らえていた。その表情には、さっきまで見られた穏やかさはなく、どちらかと言うと追い詰められてような表情をしていた。
    すると、遥は突然ベッドを抜け出し自分に与えられた部屋へと向かう。そして、今日唯一残ったダンボールへと手を掛けようとした。少し躊躇をした後、ダンボールを開け、いくつかのものを取り出すとまた由香里の部屋へと帰っていった。

    「うぅん・・・・・・・・・なんなの?」
    自分の体に違和感を感じた由香里は、重たいまぶたを開く。そこには、理解の出来ない世界が広がっていた。自分の両手両足がベッドにくくり付けられていて、身動きが取れない。しかも、身に着けていたはずのモノがないのである。
    「えっえっえっ・・・なに?」
    唯一分かることは、下半身に甘美なる感覚があることだけだ。
    少しすると思考も回復し、状況を理解し始めた。正確には、理解しなければならない状況になった。

    「高瀬さん、何をしているの!」
    ……遥が由香里の下半身に顔をうずめていたのである。
    「何って・・・・。」
    「こんなこと・・・やめなさ・・・・い・・・・すぐにコレを解いて!」
    「それは出来ません・・・・・・・・。」
    「・・・・・・・・・どうして?」
    由香里はどうしても理解が出来ないようで、驚いた表情を隠そうとせずに問う。それはそうであろう、あんなに素直でいい子がいきなりこんなことを・・・。

    「それは、私が先生を・・・・・・・・・いつも先生を・・・・・私だけのものにしたいと。だから・・・・・。んっ」
    ぺろぺろ・・・くちゅ・・・ずずッ。
    「はぁ・・・はぁ・・・だったらそう言ってくれれば・・・。ぁぁぁ・・。」
    「言えばなんですか?私だけを受け入れた?・・・多分そうはならなかったでしょう。だから、私はこうするしかないんです。無理やりにでも私のモノにしてみせます。」
    「そんなの間違っ・・・・はぁぁぁ・・あぁ。」
    「少し黙っていてください。」

    そういうと遥は、由香里がさっきまで履いていたパンツを口の中に押し込む。
    「んんん!・・・んぅぅ・・・んん・・。」
    何を言っても声にならない。
    “なんで・・・・なんで、私がこんな目にあうの・・・・。”
    そう心の中で言葉にしてみると、自分のことが惨めにも思えてきたのか、由香里は急に涙を流し始める。
    「うううぅ・・・うぅぅ・・。」

    その泣き声を聞いて、遥の動きが止まる。
    “あぁ、私が先生を泣かせている。『私』が泣かせているんだ……。”
    罪悪感ではなく、優越感。
    普通の人とは違う感情に浸る遥の表情は、その感情と同様に何か普通の人とは違う不思議な雰囲気があった。その表情は、由香里に恐怖を与え更なる絶望へと落とす。

    「ううっ・・・・んんんっ、んんんんっ!」
    何か言いたげに頭を振る由香里、その行動に起こされたかのように遥はまた舌を突き出す。
    くちゅくちゅ・・・・ぐちゅうぅぅ・・。
    「んっ・・・んんっ・・ふんん、ふぅうぅ・・・・んんんんぅ。」
    由香里の思考とは裏腹に、体は快感を訴え、それが喉から表現される。
    「んちゅッ、感じやすいんですね、先生。」
    『先生』といわれ、大きく目を開く由香里。懇願するように瞳を潤わす由香里には、衝撃的な一言であった。
    「まだまだ、始まったばかりではないですか。」
    クスリと笑いを漏らしながら、手と舌で由香里の敏感な所を突いてゆく。
    「んんんん・・・・・んんっ・・・・・・・ふううぅ・・。」

    「そういえば、先生ってバイブとか持ってないんですか?」
    そう言いながら、さっきまで舐めていた胸から離れ、由香里のクローゼットに近づく。
    「んんんんんんんんんッッ!!!」
    すると、いきなり由香里がしゃべれない口で何かを言おうとする。その異様なまでの反応に遥は首を傾げるとともに、そのクローゼットの中身に更なる興味を抱く。

    カチャ・・。
    期待に胸を膨らませ、クロゼットの中を見る。
    しかし、特に変わったものはない。
    「ううううっ・・・・・ずずッ・・・ううううっ。」
    それなのに、由香里の泣き崩れる様はさっきの比ではない。
    何かあるに違いないと、慎重に一つ一つ確認してゆくと、洋服を入れて置くための箱であろうものを振った時にガタガタッと硬いものがぶつかり合う音が聞こえた。
    その音と共に、由香里の泣き声はピークに達する。
    中を検めてみると、遥は驚きで目が離せなくなってしまった。
記事引用 削除キー/

前の記事(元になった記事) 次の記事(この記事の返信)
←強要される関係 1 /綾香 →強要される関係3 /綾香
 
上記関連ツリー

Nomal 強要される関係 1 / 綾香 (04/03/03(Wed) 11:52) #103
Nomal 強要される関係 2 / 綾香 (04/03/03(Wed) 11:52) #104 ←Now
│└Nomal 強要される関係3 / 綾香 (04/03/21(Sun) 01:58) #210
│  └Nomal 「強要〜」いかがでしたでしょうか? / 綾香 (04/03/22(Mon) 02:00) #211
│    └Nomal 感想です♪ / 幸 (04/03/22(Mon) 06:39) #212
Nomal 感想 / R (04/03/23(Tue) 04:58) #213
Nomal ご感想ありがとうございます。 / 綾香 (04/04/01(Thu) 18:35) #231

All 上記ツリーを一括表示 / 上記ツリーをトピック表示
 
上記の記事へ返信

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -