□投稿者/ ひヵる 一般人(2回)-(2009/07/19(Sun) 14:50:26)
| 彼女ーーーーー近衛四季は、確か3歳くらいの頃に両親に施設に預けられた。 まあ、簡単に言ってしまえば見捨てられて、捨てられてしまったも同然だ。
そんな四季が16歳になり、施設でもお姉さん的存在になっていたとある夏の日。 施設に多額の寄付を毎年贈ってくれていた女性が、四季を引き取って育てたい、と申請した。 それが電話口で言っていた『ボス』・・・・・日暮梓、四季の5歳年上の美しい妖艶な人。 その人が四季を引き取り、面倒を見てくれる事になった。
梓はとある巨大な裏組織のボスの愛娘で、その組織は殺し屋をして生計を立てていた。 そんな梓には3歳年上の姉、日暮杏菜がいた。可愛らしい感じで、やはり美しい人だった。 2人とも裏社会では有能な殺し屋だと有名で、何故かいつも孤独だった四季には、そんな2人は憧れとなった。 2人に認めてもらいたくて、剣や銃の腕前を一生懸命磨いて、いつの間にか有名な殺し屋として並んでいたのである。
今現在、当時ボスであった2人の父親は引退して、山の中で静かに夫婦で暮らしている。 今のボスは梓、秘書が姉の杏菜。四季はそんな2人のお気に入りの1人で、2人の有能で信頼ある部下の1人。 しかし・・・・・・・・梓、杏菜、四季の3人は、それ以外の秘密の関係ももっていた。
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