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■6421 / 7階層)  検診8
□投稿者/ ぱんだろう 一般人(9回)-(2011/10/10(Mon) 00:30:27)
    カチャ カチャ、機材の音、
    ピッ ピッ ピッ ピッ、何かの電子音、
    コツ コツ コツ コツ・・・看護婦の足音。

    何も考えないでおこうと目を閉じた由美子であったが、ほぼ全裸に近い格好で
    診察台に横たわっているという自分のあまりにも無防備な姿に、緊張が解けるは
    ずもなく、ただ聞こえる音に集中していた。

    「田崎さん、これから測定器をつけて行きますが、正しく測定するためにジェルを
    つけさせていただきます。少しヒヤッとするかもしれませんが、リラックスしておい
    てください」
    看護婦がそう告げると、由美子は緊張で「はい・・」と小さな声で返事をするのが
    やっとだった。
    次の瞬間、由美子は思わず「ひぁっ」と小さな声を上げた。
    冷たいジェルが由美子の乳房の下に触れたからだ。
    「大丈夫ですよ、すぐ冷たくなくなりますから」
    「あ、はい・・・」
    戸惑う由美子を他所に、看護婦は手のひらでジェルを由美子の乳房全体に広げて
    いく。
    (あっ・・・!)
    由美子は、思わず漏れそうな声を飲み込んだ。
    乳首に沿うように、看護婦の柔らかな指が触れたのだ。
    それでも何もなかったかのように、看護婦は作業を続ける。
    胸元、手首、足首と、トロリとした液体が塗りつけられた。

    その時だった。
    ズクン・・・
    (なに・・?何か、変・・・)
    由美子は下腹部に、甘い疼きを感じた。
    それは、心臓の鼓動に合わせるように、じわり、じわりと下半身に熱が灯っていく。
    (おかしい・・・おかしいよ、こんなこと、なったことない・・・触られてるから?ううん、
    何か変・・・ジェルが体に合ってないのかな・・そんなことって、あるのかな・・・)
    由美子は徐々に高まる下腹部の熱を押し隠そうと、無意識に足に力を込めて、
    閉じようとした。
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