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■7117 / 2階層)  鞭を求める女3
□投稿者/ hime 一般人(16回)-(2013/07/06(Sat) 11:43:40)
     この間はすみませんでした、というメールが美紀ちゃんから来た。
     もう一度会って欲しい、それも美紀ちゃんの家で、という。
     約束の日の夜に指定された番地に行くと、そこはもう、豪邸と言うにふさわしいお家だった。
     ピンポンを押すと、敷地の門の扉がギィッと開いて、そういえばドラキュラってルーマニアだったな、などと思い出すほど、洋風な屋敷だった。
     女の執事みたいな恰好をした人が迎えてくれて、こんな人がいるところで鞭打ちなんてするんだろうかとふと思った。
     玄関というか、屋敷の入り口のホールには美紀ちゃんがいて、硬い表情で「いらっしゃい」と言ってくれた。
    「じゃあ、もういいわ」と執事みたいな人に言うと、その人はサッと姿を消した。
     本当に消えるみたいにいなくなった。
    「見て欲しい部屋があるの」
     そう言って、美紀ちゃんは私を奥にへと案内してくれた。
    「ここって、地下室なんだけど、驚かないでね」
     分厚いドアを開けて階段を降りると……
     ネットではお馴染みの様々な鞭打ちの道具、木馬や、拷問台や、磔台や、様々な恐ろしいものが所狭しと並んでいて、これを見るだけで口には出来ない部分が潤んできた。
    「パパとママがこれで遊んでるの」
     ああ、そういうことか、と少しこの子のことを理解できたような感じがした。
    「お姉さんは」と美紀ちゃんは私に言った。
     こないだから美紀ちゃんは私のことを「お姉さん」と呼んでいたから。
    「理解できますか? こういうの」
     ここはもう、はっきり言う方がいいと思った。
    「出来るよ。私もこういう遊びしてみたいし。だからネットに書き込んだんだよ」
    「私、全く理解できないんです」
    「でも、処女だったら、セックスだって理解できないでしょ。なんであんなことしたいのか」
    「そうですよね」と言って、美紀ちゃんは顔を赤らめました。
    「ねえ」と私は思いきって言ってみました。
    「私を縛って、鞭打ってくれないかなぁ」
    「そんなこと、私には出来ないですよ」
    「出来るよ。そこの木馬なら簡単だし」
     私は木馬を抱くようにして「ねえ、やってよ」と美紀ちゃんを促しました。
     革張りの木馬はすこし臭ったけど、それもまた味、というものでしょう。
    「いいんですか?」
     美紀ちゃんはそう言って、木馬の鎖を手に取りました。
    「いいわよ。存分にやって」
     両手両脚を拘束すると、美紀ちゃんは鞭を三本持って来ました。
    「どれにします?」
     私はいちばん痛そうな一本鞭を選びました。
    「お尻、ですよね」
    「うん、おねがい」
     私がうなずくと、美紀ちゃんは私のスカートをめくり、パンティを下ろしました。
     生まれて初めての鞭打ちです。
     心臓はもう、バクバクに高鳴って、これだけでも逝きそうです。
    「何回、叩きましょうか?」
    「百回」と私は言いました。「私が泣き叫んで、止めてって言っても、絶対に止めないで。百回、絶対に手加減しないで叩いて」
     本当にバカです。
     競馬用の一本鞭で手加減抜きに百回も叩かれたらどうなるか、その時の私は想像も出来なかったのです。
     三回目くらいまでは痛さも甘美だった。
     これこそ望んだものだと思った。
     けれど、美紀ちゃんが慣れてきて、本当に本気で鞭を振り下ろせるようになると、これはもう耐えられる痛みではありませんでした。
     本当に、マジで、痛い。
     前の鞭の痛みが退く前に、次の鞭が重なって、次々に重層的に痛みが重なって、途切れることのない痛みに声が漏れ、叫び声になり、ただただ、もう止めてと哀願するだけになる。
     甘美さなんてどこにもない。
     激、激、激痛、あるのは、なんでこんなものを求めたんだろうという後悔だけ。
     この日は38回で失禁して気絶して終わりになりました。
     お尻はパンパンに腫れ上がって、パンティがはけたのは三日目の朝のことでした。
     もちろん歩くことも出来ず、一週間、ずっと美紀ちゃんのお家で女執事さんのお世話になることになりました。
     執事さんは何があったか気付いているくせに何も聞かず、食事を客室にまで運んでくれていたのです。
     お尻に薬を塗ったり、包帯を替えたりしてくれていたのは美紀ちゃんでした。
     お互いに気まずく、あの夜のことは口には出しませんでしたが。
     お尻に薬を塗られながら、ふと、この美少女に無慈悲に鞭打たれ、激痛に耐え続けたあのひとときを思い出すと、思わず手は胸に、指は羞恥の中心へと向かうのでした。
    「オナニー、するんですか?」と美紀ちゃんは言いました。
    「うん」
    「しても良いけど、あとでお仕置きしますよ」
    「うん、して。お仕置きして」
    「たっぷりお仕置きしてあげます。覚悟して下さいね」
    「うん。虐めて。たっぷり虐めて。ああ、逝きそう」
    「ダメですよ。まだ逝っちゃ駄目」
    「でも、もう逝きそう、あ、逝く」
     美少女の目の前でオナニーして逝くという背徳的な感じに、私はまた逝きそうになりました。
     美香ちゃんは私の目を見て、ニッコリと笑い、
    「言うこと聞けないなんて、駄目な子ねぇ。もう一回逝って。そのかわりお仕置きも倍だから」
     そう言って、私のお尻を優しくなでたのでした。
    「お願いします、ああ、あぁ」
     私は自分を犯しつつ、セックスでも感じたことのない快楽を感じたのでした。
     私が美紀の奴隷になった瞬間でした。(続くよ。感想待ってるね)


    (続くよ。感想待ってるね) 
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